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旅行に何を求めるかは、人それぞれ

 退職後の私は、割と頻繁に旅行に出かけるようになりました。まあ、旅行は、妻を日常的な家事から開放する…という目的もあり、手軽なレジャーの一つなわけです。

 私の場合は、

 1)一箇所に拠点を決めて、自分で計画を立てて観光する旅行
 2)旅行会社におんぶにだっこで、全て任せて観光する旅行
 3)ひたすら骨休みをする滞在型の旅行

 …の3パターンになるかなあと思ってます。

 楽しいのは、やはり1)かな? すべて自分で決めるし、時間にしばられないので、思う存分楽しむことができます。特に私の場合、水族館、博物館、美術館等に時間を掛けたいので、自分で立案する旅行は楽しいのです。充実感があるのが、このパターンの旅行です。

 2)は楽ですね。何も考えなくていいのですし、知らないところに連れて行ってもらえるのは楽しいです。新しい知見を得られるのも、この2)のパターンの旅行です。ただ「不要だな」と思われるところにも行かなければならないし、時間にしばられるのも面倒と言えば面倒です。楽だけれど無駄も多い旅行です。

 3)は、ただただ休むための旅行です。食べて飲んでゴロゴロするだけです。欲はかかない旅行です。最近はもっばら、中伊豆のワイナリーホテルに行くのが、この3)のパターンの旅行です。ある意味、別荘に行く感覚の旅行なのです。

 こんな感じで、私の場合、旅行では「何をするのか」が一番のポイントになるかな?って思ってます。

 何をするのか…の中には、当然、食事も入ります。やはり、旅行先の郷土料理って食べたいじゃないですか? 2)の場合は、そこは考えなくても食べられますし、3)の時は、いつもの食事を食べればいいので気を使いませんが、問題は1)のパターンです。

 その土地の郷土料理には、どんなものがあって、それらはどこに行けば食べられるのか…事前に調べておかなければいけません。予約の必要があるなら、しないといけません。調査も予約も面倒だし、その時、そんな気分にならないかもしれませんが、それでも食べるのが、旅行なのです。

 私は、旅と食事は切り離せないものと考えています。

 だからがっかりするのが、ホテルで出される、いわゆる“旅館の夕食”的な食事です。刺し身と天ぷらと小鉢の料理です。それがその土地の郷土料理なら、私も許しますが、山の中に行っても、刺し身が出たり、エビの天ぷらが出たり…ああ、イヤだイヤだ。こちとら、湘南の人間だぜ。日頃から美味い魚介を食べ慣れているんだぜ。誰が旅行に行って、うまくもない刺し身や天ぷらを食べたいって思うわけ?

 刺し身や天ぷらがご馳走と思うのは、昭和の感覚だよね。そんなモノよりも、その土地の郷土料理が食べたいですよ、たとえそれがクセが強かったり、ゲテモノ料理だったり、あるいは美味しくなくても、その土地でなければ食べられないものを、食べたいわけです。

 でも、その一方で、旅行先でも、普段遣いの店にしか行かない人の存在も認めます。旅先でも、マックのセットメニューやコンビニのおにぎりで食事を済ませてしまう人ですね。そういう人は、食事にお金とエネルギーを使いたくない人なのでしょう。その分のお金とエネルギーを別のために使いたいのだろうと思います。

 私は、決してそういう人間ではないし、自分はそうはしないのだけれど、世の中にはそういう人もいるし、そういう人と一緒に旅行には行きたくないなあと思うだけです。

 だって、旅行に何を求めるかは、人それぞれだもん。だけど、あまりに自分とは価値観の違う人と一緒には旅行にはいけないよね。

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