どうやら、今年は地元で第九演奏会を開催するらしい…のです。
地元の第九合唱団は、特定の団体が継続して行うのではなく、毎年合唱団員を募集して、新たに合唱団を立ち上げて行う形式なのです。例年は、7月とか8月の市の広報に募集要項が掲載され、希望者は申込みをし、9月から練習を開始する…という流れです。無論、演奏会を行わない年は、合唱団員の募集は行われません。なので、コロナ禍で第九演奏会が中止された、昨年と一昨年は募集が行われませんでした。
で、今年の話です。今年も市の広報には合唱団員の募集要項は掲載されなかった(これについては何度も確認済み)ので、てっきり今年も第九演奏会は中止になったものと思っていました。「参加者は高齢者ばかりだし、やっぱりまだまだ第九演奏会は厳しいんだろうなあ…」と思っていたら、なんと、今年の演奏会は実施なんだそうです。
つまり、合唱団員の募集は…どういう手口を使ったのかは分かりませんが、結果として公募しなかった…って話なんだと思います。ううむ、それはそれでアリなんだけれど、なんか釈然としないです。こんな私ですが、長く続くコロナ禍の中、もしも第九演奏会が開催されるなら、地元の音楽行事を支えるという意味でも参加しようかな?って思っていたからです。
まあ、参加しようかな?…と思っていただけですし、実際に公募があったとしても、色々な事情で、参加申し込みできなかった可能性もある(第九の練習期間って、仕事の繁忙期と重なるんです)ので、公募が無いなら無いで仕方ないと思ってますし、参加できなくても仕方ないとも思ってます。でも実際に今年は第九演奏会を実施する…と聞いちゃうと、なんか無性に第九を歌いたくなりました。へそ曲がりでごめんなさい。
でも、実際の話、ここ数年中止が続いていたので、このまま第九の灯が消えたら嫌だし、再開されたら是非歌ってみたい…と、結構真剣に考えていたんですよ。
だから、なんか残念です。
ちなみに今年の演奏会は非公開なんだそうです。どういう事かと言うと、観客は入れず、オーケストラを舞台に上げて、合唱団は客席にいて、歌う時になったら、客席から歌う…という形式の演奏会(?)なんだそうです。
それって、演奏会じゃなくて、ただのシングインじゃん?
…と思っていたら、ただのシングインではなく、ちゃんと例年通りの練習はするんだそうです。で、ばっちり練習してシングイン?をするそうで…まあ、そういう形もアリなんだろうね。でも、はっきり言っちゃえば、参加メンバーはほぼ毎年同じ人たちなんだから、観客を入れずにシングインをするだけなら、練習しなくてもいいんじゃないの?…なんて考えてしまった私です。
で、シングインだし、当日飛び入り参加OKなら、参加しちゃうよ…って、まだまだコロナ禍だから、そりゃああり得ないか(笑)。
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コメント
シングイン?
検索しても、それらしいのは出まへんで、
Sing in で検索しても、それらしいのは出まへんで、
察するに、どっかの会場の「中」に入って歌うことを
Sing inというのかな?
さて、アマチュアの超合唱好き!という3人のお話は
以前に、書いたと思いますが、
もう1回書かせていただくと、
合唱団で知り合って、
意気投合した男性3人が、
同じマンションの
同じ棟に引っ越してきて、
お部屋は別々で、
週に2回の合唱の「練習」が
好きで好きでたまらなくって、
練習後の飲み会も、
週に2回、皆勤賞。
3人とも独身。
合唱と結婚している、とも、
3人で結構している、とも言われていて。
そこまで極端ではなくても、
(上記は極端な例ですが)
毎年、秋~冬、第9の練習に出ることが
(程度はアレコレとは言え)一種の生きがい、
という方がおられるかもしれないことを
私は微笑ましいと思います。
(すとん様地元の第九合唱団のも、おられるのかもしれない)
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
オペラ座の怪人の怪人さん
うーむ、業界用語だったのかな?
シングインと言うのは、一般の観客を入れずに、合唱団だけを客席に入れて行う演奏会形式(?)です。あるいは、積極的に歌うつもり満々の人だけしか入れないコンサート…とも言えます。
キリスト教関係のイベントで讃美歌を歌いまくる演奏会とか、一般の合唱イベントでもヘンデルのメサイアを歌う演奏会とかで、割りと普通に行われるやり方です。通常、舞台にはオーケストラと独唱者だけがいて、合唱団はいません。その合唱パートを客席にいる人々に担うのです。
有名なシングインとしては、コロナ禍以前の「1万人の第九」がそれにあたります。
ただし、一般的なシングインは、一般的な讃美歌はもちろん、(メサイアなどの大曲であっても)事前練習とは無く、当日だけ歌えば良いというのがほとんどですが、「1万人の第九」は事前練習があるので、地元の第九演奏会は「1万人の第九」のやり方にならった…とも言えます。
ただし、舞台上にオーケストラだけでなく独唱者や合唱団もいて、それだけでもすでに音楽として成り立っているにも関わらず、客席も大声で歌う演奏会は、シングインではなく、シンガロングと言います。これも業界用語かもしれません(汗)。
>毎年、秋~冬、第9の練習に出ることが(程度はアレコレとは言え)一種の生きがい、という方がおられるかもしれない
います、います。ウチの地元にもたくさんいます。第九の練習で、お互いの生存確認をしている方々は、本当にたくさんいます。そういうのを見聞きするたびに、合唱っていいなあって、マジで思うんですよ。特に第九合唱は、既存の合唱団に入っていない人(ってか、既存の合唱団でははみ出してしまう人たち)も大勢いるので、ここでしか会えない合唱仲間なんですね。