スポンサーリンク

なぜ目は二つあるの?[2009年10月第3週・通算41週]

体重:104.6kg[+0.5kg:-1.2kg]
体脂肪率:31.4%[+0.2%:-0.9%]
BMI:33.1[+-0.0:-0.7]
体脂肪質量:32.9kg[+0.1kg:+-0.0kg]
腹囲:104.0cm[+2.0cm:-2.2cm]
     [先週との差:2009年当初との差]

 そふくしダイエット第33週目。さらに増量中です(笑)。仕事が忙しいと太るタイプでーす(いいわけ)。やれやれ、全然、ダイエットできてませんなー(冷や汗)。

 さて、今週はエッセイではありません。カナリアの歌のつもりです。たまには、こういうモノも書きます。内容は、言い古された陳腐なものですが、書いてみたかったので書いてみました(ワガママ:笑)。どうにでも、お好きなように、味わってください。

なぜ目は二つあるの。

 なぜ目は二つあるの。
 それは、物事を表と裏から見るために。
 前と後ろから見るために。右と左から見るために。上と下から見るために。
 現れているモノと隠れているモノを見るために。

 なぜ耳は二つあるの。
 それは、嘘つきや偽善者にだまされないように。多くの人の意見を聞けるように。
 大きな声と小さな声を聞けるように。叫んでいる声とつぶやいている声を聞けるように。
 殴っている人の怒声と殴られている人の泣き声を聞けるように。

 なぜ口は一つしかないの。なぜ舌は一枚しかないの。
 それは、嘘や偽りや誤魔化を言わないために。いつも思慮深くいるために。
 二枚舌を使わないために。陰口をたたかずに正々堂々と意見を言うために。
 老若男女、誰にでも公平であり、真っ直ぐに顔を上げて前を向いて生きていくために。

 暴力って何。腕力だけが暴力なの。

 私たちの生活を脅かすモノたちの武器は、銃とペン。
 軍事独裁と言論封鎖がその両輪。

 二つある目でしっかり世界と自分を見つめ
 二つある耳でたくさんの人々の話を聞き
 一つしかない口で、正義と公平と慈愛の言葉をいつも言おう。

 それが人間と言うもの。そのために、私という人間はここにいるのだ。

 神様を畏れる事。謙虚はそこからしか生まれない。
 なぜ神様は、人に、目を二つ、耳を二つ、口を一つ、お与えになったのか。

 神様を畏れない者。傲慢はそこからしか生まれない。
 なぜなら彼こそが神であり、彼以外のモノはただの虫けらにすぎないからだ。

コメント

  1. YOSHIE より:

    >なぜ口は一つ…嘘や、誤魔化し……言わないため

    先日の事故(怪我はありません)で、
    リアル二枚舌を見ててしまったので、なんかちょっとショックと言うか・・・

    嘘ついてる人って、ついてる自覚、ないんだなぁ・・・と。

    いい詩ですね。
    こういうのを子供の頃にたくさん唱えるのが大切ですね。
    『菊と刀』ではないですが、日本人は本来は宗教によらずとも嘘はつかない、不正を戒める民族のはずなんですが。

  2. Cecilia より:

    すとんさんの詩なのですよね。
    確かに似たような内容の詩をどこかで読んだような気もしないではないのですが、良い詩だと思います。
    聖書の言葉なども思い起こしたりして・・・。

    ブログというのは上手に使えば、自分の思うことを書けて自分とは感覚の違う他者の考えを知ることができる素晴らしい道具だと思っていますが、平和だからこそいろいろなことが書けるのですよね。
    ひとつの記事にコメントするというのもその人の真意を考えながら書くというのはなかなかしんどいものがあります。
    どんなに自分と似たような考えの人であってもそれぞれ感覚が違うもの。
    でも少しでもその違った感覚を受け止めたいと思うので”二つの目と耳”を使いたいと思います。

  3. 夜希 より:

    リア王のことを思い出しました。

    また、「ジーザス・クライスト・スーパー・スター」の中の「父よお許しください。彼らは何も知らないのです」という台詞とか…。(はり付けにされたジーザスに石を投げる人々がいるので、ジーザスが父である神に許しをこうんですよ)

    このようなことは、昔からいろいろな人が言い続けていることだったんですね。

    少なくとも私自身はそうならないように、気をつけていきたいと思います。

  4. すとん より:

    >YOSHIEさん

    >嘘ついてる人って、ついてる自覚、ないんだなぁ…と

     自分を守るのに一生懸命なんだと思います。守るって何から?って気もしますが…。

     私はか弱い自分を守るために、必死になって嘘をついたり、誤魔化したり、逃げ出したりする人を見ると、同情するともに悲しくなってきます。きっとその人は、今までの人生の中で、散々な思いばかりをしてきたのだと思います。

     例えば、子どもの頃、何か失敗をしたとして「今回は失敗しちゃったね。なぜ失敗をしたと思う。うんうん、そこに気がつけば大丈夫だよ。次は失敗しないように頑張ろうね」と言われて育った人と、「このヤロー、ヘマしやがって! こっちへ来い! [ボコボコ] 二度とヘマをするなよ。次にヘマしたら、これで済むと思うなよ!」と言われて育った人では、当然、大人になってからでも、失敗した後の態度が違うと思います。無論、平気で嘘をついたり、誤魔化したりする人は、後者なんだと思います。

     だから、私は、嘘をついたり、誤魔化したり、逃げ出したりする人を見ると、本当に悲しくなります。その人の歩んできた人生の、悲しみが透けて見えるような気がするからです。

  5. すとん より:

    >Ceciliaさん

    >すとんさんの詩なのですよね。

     はい、もちろんです。他人の詩を黙ってアップしちゃあ、マズいでしょう。

     内容的には、ありふれたものです。人に読んでもらうと思って詠んだものではなく、自分自身の中に、こういう思いを結晶化して留めておきたいなあと思った時に、こういう形で出てきたんです。もう少し推敲すると、もっと形が整うかなと思う反面、こういう粗削りなモノが私っぽくていいかなとも思いました。

     善くも悪しくも、私という人間が表現されていると思います。

     二つの目と耳、一つの口と舌。いつも忘れないようにしたいと思ってます。

  6. すとん より:

    >夜希さん

     そうですね、はりつけのジーザスの心境にも、オーバーラップするかもしれません。私自身は、それほど立派な人物ではありませんが。

     この詩は自戒の詩なんです。二つの目と耳、一つの口と舌を常に意識していきたいと思ってます。

     そのためには、まずは、自分自身がタフでないとね(笑)。

タイトルとURLをコピーしました