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東京の感染者数が急増って事で、みんな慌てていますが…

 もう少し落ち着いて冷静になった方が良いと思うし、マスコミ等の、いたずらに不安をあおる報道にのせられないように気をつけた方が良いと思います。
 マスコミが新型コロナで我々を不安にさせる理由の一つに、政治問題があります。新型コロナでやいのやいのと騒いで、我々を不安にし、世間を不安にし、日本の政治をふさぶり、我々の経済を痛めつけ、国力をそぐ狙いがある…かもしれません。ま、日本が弱体化する事で喜ぶ人たちがいますし、マスコミはそういう人たちの味方だったりしますので、その手に乗ってはいけません。
 数字がどうこう言う人のために、東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトへのリンクを貼っておきます。数字が気になる人は、こちらのページをご覧ください。
 最近、新規感染者数が毎日200人を超えたという事でマスコミは大騒ぎしていますが、東京都の人口って何人だか知っていますか? 約14000000人です。200/14000000と言うのは、1/70000であって、0.000014285…であって、統計的にはほぼ“0”です。油断していはいけませんが、大騒ぎする数字ではありません。
 それに感染者というのは病人とは限りません。無症状者(つまり健康な人、普通の日本語で言えば“保菌者”と呼ばれます)も含まれた数です。我々が気にしないといけないのは、入院患者数とか重症患者数ってヤツですが、これもリンク先に数字が出ているので見てくれれば良いのですが、入院患者数が約600人、重症患者数が約5人です。前日比の数は、その時々で見てくれれば良いですが、東京都の人口14000000人から考えれば、気をつけないといけないのは当然だとしても、大騒ぎをして不安をあおる数ではないと思います。
 新型コロナの死亡者数は、累計で300人(東京都)を超えましたが、インフルエンザでの年間死亡者数が、約200~1800人(全国)だそうですから、新型コロナによる死亡者数は、インフルエンザと同等か、それ以下と言えます。
 新型コロナはインフルエンザ並みに怖い病気かもしれませんが、逆に言えば、インフルエンザ程度の病気であるので、注意はしなければいけませんが、過剰に恐れる心配はないとも言えます。
 そうそう、新型コロナの治療薬の開発は、たぶんうまくいかないので期待しない方が良いです。新型コロナが引き起こす病気は風邪です。別に新型コロナ病という病気があるわけではありません。コロナウィルスが引き起こす病気は風邪と呼びます(このページに主な風邪ウィルスの一覧があります)。
 そして風邪には治療薬がありません。一説によれば、風邪の治療薬が開発されたら、それはノーベル賞モノの快挙なのだそうです。それくらい風邪の治療薬の開発は難しいのです。一般的に我々が風邪薬と呼んでいるものは、治療薬ではなく対処療法のための緩和薬であり、風邪を治しているのは、薬ではなく我々の免疫と体力なのです。同様に、ワクチンも期待しない方が良いです。開発に時間がかかる上、開発されても、せいぜいインフルエンザワクチン並の効力しかないと思っていれば良いでしょう。現在のインフルエンザワクチンって、接種しても、それなりの確率でインフルエンザに罹患します。そんな程度のワクチンなんですよ。
 では、新型コロナは風邪だから、気にしなくていいのか…と言えば、それは違います。風邪は万病の元です。風邪は肺炎を引き起こします。実際、新型コロナによる死亡者と呼ばれている人の多くは肺炎になって死んでいます。インフルエンザの死亡者だって、その多くは肺炎になって死ぬんです。
 風邪の症状の一つに上気道炎があって、炎症が上気道に収まっているうちは良いのですが、それがだんだん下に下がっていって、気管支を経由して肺に炎症が移動すると肺炎になります。ヤバいのです。
 肺炎という病気は老人の病気のようで、若者はなかなかかかりませんが、年寄は簡単にかかります。また肺炎で死ぬ老人は毎年たくさんいます。老人の死亡原因で言えば、肺炎って、毎年3~5位ぐらいにいる怖い怖い病気なのです。
 新型コロナウィルスが流行り始めた時、多くの老人が死にましたが、それは新型コロナウィルスによる風邪になって、それが肺炎に移行して死んでしまったわけで、肺炎が怖いのは、別に新型コロナだから怖いのではなく、老人の風邪はすべからく肺炎に移行する可能性があるので、常に怖いのです。
 逆に言えば、若者はめったな事では肺炎になりません。なっても大抵治ります。肺炎で死ぬ人の98%以上は65歳以上の老人という説もあります。そもそも肺炎は怖いのてす。
 肺炎の怖さと、新型コロナの怖さをゴッチャにしちゃいけません。老人は、新型コロナはもちろん、旧型コロナもインフルエンザもあれもこれも、とにかく風邪には気をつけないといけないのです。老人が風邪になると肺炎になる可能性があり、肺炎になると、死んでしまう可能性があるからです。
 今現在の200人を超す新規感染者の大半は若者だそうです。彼らは普通にしていれば、発症しなかったり、発症しても、やがて治ってしまいます。だから大きな問題ではないのです。
 ただ、彼ら自身は風邪の症状が問題でなくても、彼らがキャリアとなって、ウィルスを老人に伝染してしまう事があって、それが怖いのです。心配はそこだけです。これに関しては、そういう若者たちにあれこれ言っても無駄なので、老人たちが自衛しないといけないでしょうね。彼らから病気をもらわないように気をつけて生活してください。
 休業要請は…やるんでしょうかね? やっても意味ないと思われます。いわゆる夜の商売の方は、休業要請が出れば、他府県に移動して仕事をします。彼らは無店舗経営の個人事業主ってヤツですからね。それくらいやって当然です。これは前回の緊急事態宣言の時がそうでした。下手に休業要請を出すと、今は東京に収まっているウィルスが、彼らによって全国にばらまかれるだけじゃないかなって思います。ウィルスを東京に封じ込めておくためにも、休業要請は出さない方が良いのではないかと私は考えます。
 それに休業要請を出して、ふたたび一般の店も休業させたら、今度はどれだけの人が自殺してしまうのでしょうか? 私はそれが怖いです。今ですら色々とギリギリなのに、これで休業したら、張り詰めていた心の糸がプツンプツンと切れまくるでしょう。店の経営者も首をくくるでしょうし、解雇された非正規労働者の皆さんも首をくくるでしょう。今はのほほんとしている正社員の皆さんだって、会社やお店が無くなれば、そんなにのんびりしてはいられないんですよ。
 簡単に「感染者が増えたんだから休業要請を出せ」という人は、他人の痛みが分からない人なんだろうなあって思うわけです。
 結論 マスコミの報道にいたずらに不安にならずに、それぞれがきちんと感染症対策をして、自分がウィルスに罹患しないように気をつけて生活をしていく事が大切です。まずは、うがい手洗いです。運が悪く、発症してしまったとしても、肺炎にならないように治療をしていけば、大きな問題にはならないはずです。年寄りで肺炎になってしまったら…まずは標準的な治療を受け、それでも良くならなければ、それが天寿だと思って、あきらめましょう。私も、もしそうなったらあきらめます。

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