私はアルトリコーダーがキライです。大嫌いです。トラウマあります。
何がキライかと言うと…その音色…はどうでもいいですってか、どっちかと言うと好みなんです。でも、アルトリコーダーは嫌いです。
私がキライなのは、アルトリコーダーの“運指”です。すっごくキライです。大嫌いです。
私は子どもの頃、ソプラノリコーダーが大好きでした。何しろ、中学校の修学旅行にも持っていき、京都奈良の町中を、リコーダー吹きながら行進していたほどの、笛馬鹿ですから。そりゃあもう、大好きでした。
でも、アルトリコーダーは大嫌い!
何がキライと言っても、穴を全部塞ぐと、ソプラノならC管だからドが出ますよね。アルトはF管だからファが出るのは、まあ当然。それはまあ、良いでしょう。
でもね、そのファの音を、楽譜上では実音(と言っても、オクターブ下ですが)で記載されちゃうのよ。つまり、全部の穴を塞ぐと、五線の下線を三本も引いた、その線上の音にされてしまいます。つまりファだね
つまりソプラノとアルト、同じ運指なのに、楽譜の記載上の音が違うのサ。そこが気に入りません。出てくる音が違うんだから、楽譜の記載上の音が違っても仕方ないだろ?って、そーゆーところが、許せないって!
アルトリコーダーに始めて触って曲吹いた時に「それ、違う。ドはそこじゃない。それはファ! ドは…ほら、運指表で確認して!」 ついさっきまでドだった運指はファになり、今度はソをドと呼べだと…? 私は音楽エリートじゃない。私にとって、音楽とはソプラノリコーダーとほぼ同義だったのに、それを軽く、ちゃぶ台返し…。いったい、なんなのサ!
たしかに管長が違うのだから、同じ運指でも出てくる音は違うよ。そうさ、違うさ。いや、違ってもいいサ。でもネ、ソプラノリコーダーとアルトリコーダー。同族楽器なんだし、同じ運指の時は、同じ音程で表記して欲しいのよ、具体的に言えば、全部の穴を塞いだら、とりあえず「低いド」と記載して欲しいのよ。
わがままですか? 無茶苦茶ですか? はい、そんな事はよく分かってます。
でも、私は頭が悪いんです。頑固なんです。融通きかないのです。だから、アルトリコーダーの全部の穴を塞いだ音をファと記載されると、頭の中に、無数の?が浮かんでくるので、演奏できなくなります。それはまるで、生まれてからずっと母親だと信じていた人が、実は父親の男友だちのオカマさんだった事を知らされたようなモノよ(え、かなり違う…って?)。えー、とにかく、天地逆転、この世の終わり、世界の滅亡だよ。だってだって、それじゃあソプラノリコーダーとアルトリコーダーの持ち替えができません。ソプラノリコーダーとアルトリコーダーの両方が楽しめないじゃない。いったい、私にどーせいと、言うんじゃい!
だから、たとえ、出てくる音がファであってもドと記載して欲しいのです。
どうせ、ソプラノリコーダーだって、実音よりも1オクターブ低く記載しているのだから、アルトリコーダーだって、実音よりも4度低く記載してくれたっていいじゃん。そのくらいの親切心が欲しいなあ…と思います。
ほんのちょっとした親切じゃない。それくらいの事してくれたっていいじゃない。なのになのに…そんな不親切なアルトリコーダーは大嫌いです。二度と吹いてやるもんか!
もういいんです、リコーダーの事なんて…。アルトリコーダーなんて、この世から無くなってしまえー!(暴言御免)
ぜいぜい…。
…さて、仕切り直し。ここからはフルートの話。ところで、疑問なんですが、フルートに対するアルトリコーダーの扱いってどうなんでしょうかね? どうなんでしょうかねと言うのは、楽譜の記載の仕方。もしかすると、リコーダーと同じ扱い?
私は管楽器の世界にやって来て、ようやく一年のペーペーです。だから、間違っているかもしれないけれど、あえて自分の知識不足を自覚した上で書きます。
私、実はアルトフルートの譜面は見たことありません。だから知りません。アルトフルートはG管ですから、すべてのトーンホールを塞ぐとソの音が出ます。当たり前です。で、このソの音は、アルトリコーダーのように、ソとして楽譜上は記載されるのでしょうか? それとも、フルートに合わせてドとして記載されているのでしょうか? でも、ドと記載されないと、フルートからの持ち替えの時に、奏者の頭が混乱しませんか?
さらに疑問、サックスって、Es管とかB管じゃないですか。トーンホールを全部塞ぐと、ミ♭とかシ♭とかが出ますが、これらの音は、楽譜上では、やっぱりミ♭とかシ♭として記載されているのでしょうか? それともドになっているの?
さらに疑問、クラシックや吹奏楽はきちんと移調された譜面が用意されるだろうけれど、ポップスなどの現場では、リード譜(メロディーとコードのみの簡便な楽譜)が多いだろうけれど、そんな時はどうしているのか? アレンジャーから移調された譜面が渡されるのか、それとも、みんなと共通のリード譜を見ながら、自分で頭の中でリアルタイムで移調しながら、吹きこなすのか? これはアルトフルートのみならず、サックスなどでも同様な疑問ですが…?
なんて、アホな事を尋ねているんだと思われるでしょうが、実は私、アホでバカです。指に染み込んだ、ソプラノリコーダーの運指って、なかなか抜けないのよ、ホントにね。
アルトフルートが全部のトーンホールを塞いだ音をドとして記載してくれるなら、ちょっとだけ、アルトフルートにも興味がわきますね。うふふ。
コメント
クラリネットの「ド」。
所謂 普通の ソプラノクラリネットは 全部塞ぐと 実音 D が出ます。 これは 実音の記譜で 下加線三本の Dです。
ご存じのように ソプラノクラリネットは B♭管です。 この実音 Dは inB♭だと記譜では「ミ」です。
この全部塞いだ「ミ(実音D)」の運指に「レジスターキー」を追加すると 「ド(実音B♭)」になります。
ソプラニーノクラリネット(E♭管)は 全部塞ぐと実音Gですが記譜は「ミ」です。この音に「レジスターキー」を追加すると記譜「ド(実音E♭)」です。
ソプラノクラリネットとバスクラリネットは同じB♭管
ソプラニーノクラリネットとアルトクラリネットは同じE♭管です。
記譜の「ド」は どの楽器でも運指の「ド」です。
つまり E♭管とB♭管を持ち変えしても運指は同じですが 鳴っている音は違います。
オーケストラでは A管 というものも使います。記譜「ド」を吹くと 実音「ラ」が出ます。
そして B♭管の楽器で E♭管の楽譜を吹く とか A管の楽器でB♭管の楽譜を吹くこともあります。
その場合は 読み替えしながらとなります。
解りにくくて ごめんなさい。 クラリネットは全部塞いだ運指は「ド」ではないのですね。
ちなみに サックスも どの調性の楽器でも 「ド」の運指は「ド」の記譜です。
どなたか フォロー お願いします。
スコア譜読まれますか?
全部、その楽器の基調で書いてあると思います…実音ではなく。
だからC-durの曲なのに、調がバラバラに見えます。各楽器の楽譜は、それがそのままです。(多分)
…という事は、その楽器の基調の「移動ド」で書いてあります。
身近な例で…アルトフルートの楽譜(G管ですね)に、楽譜中央からの「ドレミファソ」と書いてあれば、あるとフルートで言う「ドレミファソ」の運指で、実音はその下の「ソラシドレ」が出ます。
ピッコロもある意味実音が書いてないですね。
記譜通りに吹けば、その上の「ドレミファソ」が出ちゃいます。
ヘ音~ト音記号の五線内に収まる音域の楽器は別として、大概の楽器が其処に納まるように移調等して書かれていることになります。
だから、加線の嵐(電信柱の様な高圧線の様な)を読まなければならないのは、
ピアニストと、極端に高音、低音を担当する楽器奏者です。
きっと、すとんさんもアルトリコーダー楽譜が移動ド譜で書かれていれば好きになったんですねー[E:heart02]
>杏さん
レジスターキーとかよく分かんないけれど、分かったことは、どの長さの管であっても、クラリネットの場合、記譜上の音と運指は一対一の関係があると言うこと。ただし、管の長さが違えば、記譜上ドであっても、それぞれの管長に応じた音が出るということ。
で、それはクラリネットだけでなくサクソフォーンも同様なのですね。
うん、どうやら、私は、クラリネットやサクソフォーンとはお友達になれそうだな。ありがと。
たぶん、アルトリコーダーを最初に吹いたときに指導した先生のあたりが悪かったんだと思いますよ〜。そういうのを不幸・不運って言うんですよね。勉強でも「なんでこんなのわかんないの?また間違えて」みたいな先生に当たった生徒は不幸ですもん。すとんさんみたいに「めんどくさいから何とかしよう」と思った人が移調ソフトを開発したんだと思いますよ。クラは始めるに当たって、絶対音感がないほうがいいかもしれない、とどこかで読みました。あと、私も得意ではないですが、移調とかは“慣れ”な部分もあると思います。譜面も(移調ではないですが)、テノール記号が出てきたときは“オエッ!”と思い、でもなんとか慣れましたが、気が付くとト音記号をへ音で読んでいたり(汗)。1個アイテムが入ると1個出て行っちゃうな〜、まぁ、大人の習いごとだからいいんです。大人だから、ここでトラウマも吐いたし、わかりやすいフォローもあったし、前進しましょう♪♪
私もアルトリコーダーが嫌いでした。
指が届きにくくて。
中学の頃3年間きっちりやったわけではなく、授業できちんと取り組んだのは1年生の時くらいだったという記憶があります。
それで苦手意識を持ったまま卒業し、高校では音楽を選択しなかったせいもあって吹くことはありませんでした。
主旋律を担当する楽器やパートが好きだったし、アルトリコーダーは眼中にありませんでした。
でもリコーダーサークルをやってみて、ソプラニーノ・ソプラノ・アルト・テナー・バスを経験しましたが、アルトが一番使い勝手が良いので今は一番好きです。
ソプラノのことはすっぱり忘れてアルトだけ吹いてみませんか?
きっと好きになれますよ。(笑)
運指は得意になった楽器のものが中々抜けないことが多いですね。
私ははじめにフルートを吹いたのですが
吹奏楽の楽器はB♭が多く、合奏で吹く音階が実音B♭(シ♭ドレミ♭ファソラシ♭)の音階で、先輩からフルートの音階とは別にB♭音階を必ず覚えるように言われました。
これは、合奏でロングトーンをする際に各楽器がそれぞれドレミ・・と鳴らすとめちゃくちゃなハーモニーになるので・・・
あとクラリネットをフルートと平行して1年程度吹いた経験があるのですが、杏さんが書かれているようにドの運指が左手側を押さえて出しながら、その運指にレジスターキー(オクターブキーとは言いません)を押さえると12度上のソが出ることに違和感を覚えました。
(フルートって中低音域の運指はオクターブ上下でほぼ一緒だから・・・最低音Cは違いますよ)
ちなみにサックスはトーンホールを全部ふさいだ状態ではシ♭(実音ではEs管では実音C#、B管では実音F#)がでます。
その状態でオクターブキー(レジスターキーではありません)を押すと音程は若干おかしいですがB♭がでます。
それと管楽器は移調楽器が多いため、楽譜を実音にあわせると通常の五線譜を超えるものが出ますので、楽器の音階にあわせた移調をします。
このため、大体の管楽器では運指と楽譜の整合性が取れていると思います。
なお、サックス等の移調楽器でC調のピアノ譜を吹く場合は、音を変換しながら吹くのは余程訓練しないとできませんので、配られたそばから、楽譜に移調した音符を記載して、演奏します。
ちなみにアルトサックスはピアノ譜のヘ音記号の部分はそのままで演奏可能です。
実は、最近管楽器の調(○管 と呼ばれる理由)について
色々、調べたり 少し研究したのですが、私にとっては非常にタイムリーな話題です。
> 記譜上の音と運指は一対一の関係があると言うこと。
クラリネットに限らず 他の管楽器でも基本的に そういうことです。
では、リコーダーはなぜ違うのか? ということを思われていると思います。
日本の小学校や中学校の教育現場で使用している(推奨しているが正しいか?)
ソプラノリコーダーは、ジャーマン式、アルトリコーダーは、バロック式
というのはご存じですよね?
これらは、運指が異なりますので、単なる移調されただけの同族楽器ではないので、
アルトは実音記譜であっても問題ない ということになったのではないでしょうか。
さらに言うと、実音記譜を読む楽器ということで、アルトリコーダーはC管である。
という言い方をしても間違いではないのです。
そもそも、日本の小学校の音楽教育現場において、ソプラノリコーダーをCdur の
運指のみやさしいという理由でジャーマン式を採用してしまったのが
一番の問題点だと思っています。
>めいぷるさん
スコア譜、ちょっとだけ持ってます。おっしゃるとおり、各楽器で調性が違ってました。アレ?とか思いましたが、何となくスルーしました。なるほど、各楽器の基調の「移動ド」つまり(楽器によって多少運指の差はあるけれど)一番低い音をドに見立てた移調譜で書かれているわけですね。
ですよねー。そうですよー。アルトリコーダーが特殊例なんですよねー。安心しました。
>ピアニストと、極端に高音、低音を担当する楽器奏者です。
クラシックにおけるフルート(ピッコロも?)は極端に高音を担当する楽器ってわけですね。なにしろ、上にたくさんはみ出てるもの…ネ。
>きっと、すとんさんもアルトリコーダー楽譜が移動ド譜で書かれていれば好きになったんですねー
たぶん。音自体は決して嫌いではないのですから。運指が嫌いなだけですから。
>YOSHIEさん
アルトリコーダーを指導してくださった先生との相性は決して悪くなかったんですよ。その先生のおかげでクラシック音楽が好きになったという部分もあるし、その先生からは(なぜか)お琴を教えていただき、今でもお琴は結構好きです。ただ、アルトリコーダーだけはダメでした。学校が変わって、先生も変わったけれど、やっぱりダメでした。今でも嫌いですよ(笑)。
そう言えば、チェロって、ト音記号とヘ音記号とハ音記号(いわゆるテノール記号)の三つが入り交じった楽譜で演奏するって聞きましたが…どうやら本当のようですね。こりゃあ、大変だ。
ちなみに、私はテノールですが、テノール記号で書かれた歌の楽譜なんぞ、見たことありません、ワッハハハハ。
>Ceciliaさん
>ソプラノのことはすっぱり忘れてアルトだけ吹いてみませんか?
いやん! やっぱりアルトはイヤ。さすがに、もう子どもではないので、ソプラノも(手のサイズが合わないので)吹けません。
今、どーしてもリコーダーをやるんなら、テナーだなって思ってます。テナーのサイズが一番、手的にしっくり来るし、たぶん一番レパートリーの多いのも、テナーリコーダーじゃないの? この春のラ・フォル・ジュルネでは、テナーリコーダーは大活躍でしたよ。通常ならフルートで吹く曲は大抵、フラウト・トラヴェルソかテナーリコーダーで演奏してました。フラウト・トラヴェルソは高価なので、古楽系の笛を演奏するならテナーリコーダーかなって思ってます。
>たくさん
吹奏楽は管楽器が多いから、移調楽器だらけでしたね。B♭音階ですか…、今まではヘ長調のことだとばかり思ってましたが、そういうわけではなさそうですね。勉強になりました。
あと、クラリネットはレジスターキーを押さえると12度上の音が出る? うわ、お友達になれるかもと思ったクラリネットでしたが、思わぬ癖発見。ううむ、これはちょっと私の手には負えないかも…。
>音を変換しながら吹くのは余程訓練しないとできませんので、配られたそばから、楽譜に移調した音符を記載して、演奏します。
やっぱりリアルタイムで移調しながらの演奏は、難しいですか。その場で楽譜に移調した音符を書いていくとは…ちょっとだけ面倒かな? でも、慣れれば、どってことないのかな?
>かんたさん
私を含めた一般の人にとって、楽器=リコーダーですから、そこで、ソプラノとアルテで操作面での整合性がない(と私は思ってます)のは、困ったものだと思います。
ジャーマン式とバロック式のことは耳にした事があります。私の中では「教材としてのリコーダーはジャーマン式、楽器としてのリコーダーはバロック式」という認識ですが、違ってましたか?
>さらに言うと、実音記譜を読む楽器ということで、アルトリコーダーはC管である。
理屈で言えばそうかもしれませんが、一市民としては承服しかねます(笑)。あれはF管です(大笑)。
色々と事情はあるのだろうけれど、管楽器としては、特殊な性質(?)を持っているリコーダーを学校教育に導入した時点で、色々とあるみたいですね。なぜ、リコーダーが学校教育に導入されたのか…ちょっと、興味が湧いてきました(でも、自分では調べない:笑)。
皆さんのお話がタメになって面白いです!!こういうのは駆け出しの私よりceciliaさんの方が詳しいかと思いますが、弦楽器にもバロックピッチ(412Hz)ってあって半音低いです。ゆったりしてるので私は好きです。ガット弦とかで弾いたり、スチール弦なら少し緩めたりするみたいですよ。マ様とかもそんなアルバム出してたかな?(いちいち不鮮明)あと日本人でもバロックピッチで有名な人がいたと…。あ、要は、すとんさんはアルトの“運指”が嫌いということでしたね。
少し補足しますが、私はアルトの楽譜は、inC で書かれているのが正しいのだ。
ということを主張したいのではありませんので、そこは誤解しないで下さいね(^^;
> 教材としてのリコーダーはジャーマン式楽器としてのリコーダーはバロック式」
それは違いますね。両者は、スケール設計が異なるので、そもそも運指が違います。
簡単なスケールでは似ていますが、#♭などの運指を比較するとかなり異なります。
以下に運指表がありましたので、参考までに。
http://www.f3.dion.ne.jp/~sato1211/aurora/about5.htm
私の先ほどのコメントで言いたかったことは、同じリコーダーなのにソプラノとアルトで、
上記のように仕様の異なるものを教育現場で採用したのが非常に問題ではないか ということです。
「あれはF管です」 というコメントがあったので、あえて聞きますが、
例えばF管(C管でも良いのですが)の楽器をF管(C管)である とする根拠が説明できますか?
リコーダーに限らず どの管楽器についても言える根拠としては、説明が出来ないはずです。
何をもって、○管なのか という定義が明確でないと仕方がないのですけどね。
例えば、フルートでC足部管付きはC管、H足部管付きはH管とするのなら、説明可能です(^^;
私が、最近ちょっと研究したというのは上記のようなことです。
結論としては、その楽器の演奏者が読む楽譜として 何(どの調)が採用されたかで決まるということでした。
>YOSHIEさん
>すとんさんはアルトの“運指”が嫌いということでしたね。
そうそう、嫌いなのは運指で、音色とかピッチではありません。基準のピッチが412Hzでも、440Hzでも、445Hzでも、私には一緒。区別できませーん(笑)。ま、同時に鳴れば、気持ち悪い…とは思いますが、それぞれ独立して使う分には、何の違いも分かりません。
まあ、音色的に「渋いなあ…」とか「派手だねえ…」くらいの違いは分かりますが、そんな程度です。音感がないというのも、案外、気楽なものです。
>かんたさん
>アルトの楽譜は、inC で書かれているのが正しいのだ。ということを主張したいのではありません
はい、了解してます。大丈夫です。
ジャーマン式とバロック式の違いは(何となく)分かりました。半音などの運指がかなり違う、スケール設計の違いであって、使用目的による違いではないという事ですね。
…でも、某楽器店では、そう、教えてもらったンだよ(ボソッ)。「学校の授業でお使いなら、ジャーマン式ですが、普通にアンサンブルとかなさるなら、バロック式ですよ。楽器としてお使いになる方は、ソプラノリコーダーでもバロック式をお選びになるものですよ」ってレクチャー受けたんだもん。
ええと、私の○管の定義ですが「穴を全部塞いだ時に出る音を基準にして言う」というザックバランな定義です。なので、H足部管付きフルートは私の中ではH管です…って言ってたら、某楽器店(さっきの店とは違うよ)の店員さんに訂正されて(フルートはH足部管付きでもC管だって)以来、ちょっと頭の中に色々な虫が湧きだしてます。難しい事を言われると、素人のオジサンは困ってしまいます。
>結論としては、その楽器の演奏者が読む楽譜として 何(どの調)が採用されたかで決まるということでした。
なるほど、納得。で、その調を原調として、操作しやすいようにハ長調に移調して記譜する習慣が管楽器の世界では生まれたわけですね。分かりました。
…だからH足部管付きフルートは低音が拡張されたC管なのね。
ギターのカポタストは使ったことありますか?カポを使ったギターとピアノととか、カポしてないギターと一緒に演奏するとかしたことありますか?
>「学校の授業でお使いなら、ジャーマン式ですが、普通にアンサンブルとかなさるなら、バロック式ですよ。楽器としてお使いになる方は、ソプラノリコーダーでもバロック式をお選びになるものですよ」ってレクチャー受けたんだもん。
これは楽器屋さんが噛み砕いて簡単に説明されたのでしょうね。
一般に『ジャーマン式は第1オクターブの運指が規則的で簡単なので入門には向くが、第2オクターブより上の音が出しにくく、またバロック式に比べて音色が汚くなりやすい』という特徴があるようです。なので、全音域に渡って音色を重視する人はバロック式を選ぶ傾向にあるという事をおっしゃっているのだと思います。
アルトフルートは時々アンサンブルで使いますが、記譜がドの音なのにその運指で吹くとGが鳴るので違和感がします。別に絶対音感があるわけではないのですが、どうも違和感が拭えない…。なので頭の中で楽譜を書き換えて演奏する事もしばしばです。
>ticoさん
カポタストはフォークギターで歌の伴奏をする時に、結構使いましたね。難しい調性の曲を簡単に演奏するための道具として活用していました。たとえば、E♭の曲は3カポでCで演奏する…みたいな使い方です。ただ、この場合は、コードはリアルタイムで移調できても、コードの合間にはいるフレーズまでは移調できなかったので、ちょっと不便は感じてました。
バンドではエレキギターでした。エレキギターはカポタストを使うと、かっこ悪いというこだわりがあったので、どんな調性でもそのままのコードで演奏してました。でも、エレキギターは弦のテンションが低いので、ハイポジションでも楽だった記憶があります。
>カポを使ったギターとピアノととか、カポしてないギターと一緒に演奏するとかしたことありますか?
上記のような使い方しかしていませんので、ないです。
カポタストは、ギターを簡便に移調させる道具だという認識はありますが、そういう方面で使った事がないです。まあ、歌本の伴奏程度にしかギターは弾きませんでしたし、弾けませんでしたから(独学ですから)。
>詩音さん
ジャーマン式とバロック式の違いの説明、ありがとうございます。よく分かりました。
>記譜がドの音なのにその運指で吹くとGが鳴るので違和感がします。
…ですよね、違和感ありますよね。もっとも、私の場合は“違和感”ではなく“裏切られ感”です(おおげさな奴です:笑)。
なぜ、アルト・リコーダーの運指と記譜の関係がああなのは、おそらく事情があるのでしょうが、あれのせいで、実に多く人を逃がしていると思います>アルトリコーダー&リコーダー界。学校であれだけソプラノリコーダーを勉強していて、一億総リコーダー・プレイヤーである日本なのに、なぜ、リコーダーアンサンブルが普及しない!(ちょっと言い過ぎ)。
>>記譜がドの音なのにその運指で吹くとGが鳴るので違和感がします。
> …ですよね、違和感ありますよね。
これは、アルトフルート(inG)の話かと・・・(^^;
詩音さんは、移調楽器の楽譜の方に違和感を感じておられるみたいです。
>かんたさん & 詩音さん
私、読み間違えてましたね。申し訳ないです>詩音さん
ご指摘ありがとう>かんたさん
移調楽器の問題は、記譜と実際の音がズレる事ですね。実際に鳴っている音が記譜と違う事に違和感を感じる人と、鳴っている音はともかく、記譜と運指の整合性を求める人の(ひとまず)二種類の人がいる、と。
私は、相対にせよ絶対にせよ、音感というものが、ほとんどないので、実際に鳴っている音と記譜が違っても全然平気、どころか気がつきません。「これはド」と言われれば、それがCでもDでもEでもFでも…なんでも気がつきません。それよりも、記譜と運指の整合性を激しく求めます。
だから、記譜と運指の整合性がない(と私は思っている)アルトリコーダーは大嫌いです。
実際に鳴っている音と記譜が違うことに違和感のある方の気持ちは分かりませんが、そういう立場は理解します。大変だなあとか、苦しそうだなあとか、同情はします。でも、私自身は、そういう事を感じないので、やっぱり記譜と運指の整合性を求めたいですね。
ってことは、絶対音感の持ち主は吹奏楽(移調楽器ばかりだね)はできないってこと?
すとんさんともあろう方が、アルトフルートの楽譜がどうなっているかご存知ないとは、とびっくりしました。
中学校と高校の部活では、実音を言う場合は、ドイツ音名で言ってました。
部活では、「ソです!(体育会系の部でしたので声がで大きい)」と言ったら階名のことで、実音だったら、フルートの人は「G(ゲー)です!」と言ってました。なので「ソです!」と言ったら、「実音で言ってくれ」と言われました。
C管はこういう時楽でした。
私は、フルートを吹いているんですが、昔所属していた吹奏楽団の練習にちらっと参加したとき、フルートの楽譜がないからと、クラリネットとグロッケン(だったかな?)とバリトンサックスの楽譜を貸してもらったことがあります。(その時余ってた楽譜がこれだった)
バリトンサックスは無視して、クラリネットとグロッケンの楽譜を見ながら、合奏に飛び入りさせてもらいました(笑)
いい訓練になりました。
例えば、歌の伴奏をするときは、歌手の人のキーに合わせるので、その場でいきなり楽譜を読み替える必要があるそうなんです。
そういうのに慣れた人は、簡単にやってのけます。
>夜希さん
>すとんさんともあろう方が、アルトフルートの楽譜がどうなっているかご存知ないとは、とびっくりしました
私はアルトフルートの楽譜がどうなっているかどころか、ほんの数カ月前まで、アルトフルートという楽器の存在そのものを知りませんでした。それどころか、1年半前に衝動買いする以前は、フルートそのものも単なる記号の一つで、その実態すらよく知りませんでした、と言うよりも、興味も関心もなかった…ってところでしょうか。だから、アルトフルートの楽譜がどうなっているかなんて、知るよしもないのです(エッヘン)。
ちなみに、ピッコロと言えば、楽器ではなく、ナメック星人のことを指してました。
学校のブラバン時代は、階名がイタリア語で、音名がドイツ語ってパターンだったんですね。でも、そのパターンって、あっちこっちでありそうな奴ですね。
>例えば、歌の伴奏をするときは、歌手の人のキーに合わせるので、その場でいきなり楽譜を読み替える必要があるそうなんです。
あー、やるやる。「あー、上が厳しいなあ…、ちょっと下げてくれない」なんて、よくある話ね。私も相手がピアノの時は、サラって言っちゃいます。でも、バンド相手の時は、言ったことないですが…
>そういうのに慣れた人は、簡単にやってのけます。
そうか、バンドが相手でも「あのさー、ちょっと下げてくれる~」って言っていいんだ。今まで遠慮してました(笑)。
横レス続き。
きいた話です。
その昔、演歌歌手は楽譜を持ち歩いて地方のドサ回りをしたそうです。
バンドを引き連れるほどの大物ではないと、バンドは地方で調達されました。
今はカラオケですよね。(NHKのど自慢も、素人は伴奏はバンドですが、歌手はカラオケを使ってます。)
そういうわけで、バンドに嫌われた歌手というのは、大変な目にあったそうですよ。本番でキーをあげたり…。
>夜希さん
横レスにレスするのも何ですが…そういう話は私も聞いた事ありますし、実際、そういう事もあったでしょうね。
キーを高くされるのもそうですが、テンポを遅くされるのも、つらいものがありますし、わざと途中を飛ばしたり、間奏を勝手に入れられるのも、相当厳しいです。。
でも、現実問題として、地方ではバンドの現地調達もなかなか難しかったようで、大抵のドサまわりでは、アコーディオン奏者を一人連れて行って、それ一本で歌うというパターンが多かったそうですよ。今ならさしずめ、ギタリストを一人連れて行って、ギター一本でライブをするノリでしょうね。
私は、何しろソプラノリコーダーですら、指穴が塞ぎきれなかったくらいの人間ですから、アルトリコーダーは推して知るべしです。
で、私は小学校の音楽の授業そのものに、かなりトラウマがありました。最初に、ハーモニカで恐怖体験をしてしまって、それが中学までずっと尾を引いたように思います。楽譜も結局読めるようにならなかったし、その頃は、今のように「耳レコで何でも吹く」なんて力はありませんでしたから、とにかくリコーダーはド下手でした。
かけ算九九ができないまま算数の授業を受けている、ひらがなが読めないまま国語の授業を受けているようなもので、分からない、吹けない、面白くないの三重苦で、完全に落ちこぼれてしまいました。
それはともかくとして、私は管楽器に関しては固定ドの感覚で吹いています。しかしカポタストを付けたギターはどうしても移動ドの感覚になってしまいますね。2カポのAmをBmとは認識できません。
朝にコメントを書いてから
今、この欄をみてビックリ!
色々な意見が飛び交っているなと思いました。
すとんさんすみません
横レスですが
>かんたさん
移調楽器のことで調べられたとのこと
B管、F管、Es管などの根拠について書かれていましたが
そもそも移調楽器とは幹音(B管ならシ♭)からの運指が簡便なことと同属楽器が存在し持ち替えが発生することなどによるため幹音をドとして扱うというのが定義だと思いますよ
サックスであれば幹音としてアルト、バリトンはEsをソプラノ、テナーはBを採用しており、これを移調せずに持ち替えることは運指上かなり難しいものとおもいます。
ただ、リコーダは上記の概念に当てはめるとすとんさんがおっしゃるようにアルトはF管となると思いますが、クラリネット、サックス、オーボエなど一つの指でいろんなキーを操作する楽器ではないので、移調楽器とはなっていないと思っています。
横レスはここまで
>すとんさん
リアルタイムでinCをinBに変更するのは、頭の中を音符変換に特化することになるので演奏に集中できないかなと思っちゃいます(><)
ひとつの解決策として、B管のC調への移調音階(レミファ#ソラシド#レ)を(ドレミファソラシド)と考えて吹くということをすることで対応は可能ですが、運指は通常より臨時記号が入っているので、ミやドに♭や#が付くととたんに混乱する可能性はあります。
この辺はアルトリコーダの運指に通ずるものがあるかもしれません。
おもしろいですね。ホントの笛談義。
昔のフルート(D管??)の楽譜を渡されて普通のフルートを吹かされたことがあります。半音、上げてだか下げてだかして吹いた気がする。でも、渡された楽譜に♯が3つだか4つくらいついてて難儀しました(大汗)その時の様子はあまり覚えてないし、思い出したくもないですが。。
さて、リコーダー。大好きでした。アルトもソプラノも。木製のリコーダーアンサンブルってのもいいですね。探してみようかな、サークルを。
>inti-solさん
私も音楽の授業にはあまりいい想い出はないです。特に小学校の時の音楽の時間は、今思えば、先生方が無能だったこともあって、それこそトラウマになっている部分もありましたが、私の場合、中学に入ってからの音楽の先生とは相性がよく、それで音楽好きになりましたが…この話は、またいづれの時にでもという事で(笑)。
>しかしカポタストを付けたギターはどうしても移動ドの感覚になってしまいますね。2カポのAmをBmとは認識できません。
うん、実際のところ、私もそうですが、そこに演奏上の問題があります。カポタストを使って移調して演奏を容易にしても譜面が読めない(ロック系ギタリストさんには多いと思いますし、私も読めませんでした)事がネックになって、移調前後で頭の中が錯乱してしまうんですよね。特にエレキのように、フレーズを弾きつつ、コードも弾くってパターンだと、もう私のかわいい頭脳では対応できませんでした。便利なようで、カポタストって使い勝手悪いというか、私には上手な使い方ができない道具でした。
>たくさん
横レスは、コメントの流れに沿った話題を続けられる限りは歓迎ですよ。ご安心ください。
リアルタイムの移調と言うか、楽譜の読み替えは、やっぱり難しいですよね。ギターとかピアノでの、コードの読み替えは、私、できましたが、メロディー(フレーズ)の読み替えはできませんでした。
でも、私が組んだキーボーディストたちは、これをいとも簡単にやるんですよね。年齢的には、中学生や高校生なんていう子供時代でしたが、彼らは簡単に移調できるんですよね。あれは不思議な能力でした。
彼らは幼少の時からピアノのレッスンを受けていたような連中ばかりでした。今思えば、独学のギタリストと比べて、レッスンをきちんと受けていたキーボーディストたちの音楽的な実力のすごさって奴だったんだと思います。
きちんと基礎から訓練されている人間の方が、音楽の演奏の現場では、より自由に振る舞えるって事なんだと、今なら分かります。
>みーむさん
ん? 昔のフルート(フラウト・トラヴェルソの事でしょ)って、移調楽器だったの? 私は今まで、低音C(つまり基音ね)の出せない、階名で言うとレから始まるC管だと思ってました。へー、知らなかった。
トラベェルソは自分では吹く気に慣れない楽器ですが、フルートの原形楽器として、興味感心はあります。今度、色々と調べてみようかな?
リコーダーは、好きというよりも、慣れ親しんだ楽器って感じかな。子供のころは、リコーダーが音楽であり、世界だったから。
大人になった今、リコーダーは好きかと聞かれると、微妙な感じがします。演奏する方は、大好きだったソプラノリコーダーは指や手の都合で、すでに演奏不能になっているし、アルトはこの世から撲滅したいと思っています(私)。テナーリコーダなら話は別でしょうが、現物が手元にないので、なんとも言えません。
リコーダーアンサンブルなどを聞く方はどうかと言われると…地獄ですね(笑)。私、音楽的に合格点を上げられるようリコーダーアンサンブルを聞いたことがありません。もちろん、プロの団体のレコード録音とPapalinさんの演奏などは別として、アマチュア団体の演奏では、常に不快感を伴った演奏しか聞いたことがないので、それこそリコーダーアンサンブルは“トラウマ”でしかありません。使っている楽器は古楽系なのに、出てくる音楽は現代音楽風のなんとも言えない、微細な音程の複雑すぎるハーモニーというか、ずばり言っちゃえば音痴な演奏なんですよ。貴重な人生の一部を音痴な演奏を聞くために使うのは、いやなんです。
私も調子に乗って横レスさせておくんなまし〜…>>今度、調べてみようかな……『バロック木管図書館』 面白いですよん(ご存じでしたら失礼しました)。2008.03.20にピッチの話も(しつこいな!でも面白いんだもん)出てます。A=392Hz辺りはヴェルサイユ(フレンチ)ピッチと言うんだそうです(ちょっと乱暴な説明ですがB♭)…んで、また、おふらんすでぷ。フルートダモーレ=愛のフルート!!ですと。《愛》ですよ!♪Love love love lalala …(あ、“友愛”はちょっとコワおす…爆)
>YOSHIEさん
まずリンクされていたURLが明らかに違っていたので削除しておきました。たぶん、YOSHIEさんがご紹介したかった『バロック木管図書館』って、ここ( http://woodwind.at.webry.info/ )でしょ。
ここのブログは知りませんでした。おもしろそうなところを教えていただき、感謝です。
う〜わァァ〜!!…思いっきり間違っちゃいましたね、申し訳ないです。お手数おかけしました。えっと、私の場合、どこかを紹介しても“絶対に見て下さい”というわけではないので。“もし、よかったら、気が向いたら…”って感じですので、ホントすみません(汗、汗、汗)
>YOSHIEさん
いえいえいえ、誰にでも間違いはあるものです。気にしないでください。それよりも、間違ってリンクされていたところは………ですね。ビックリしました。どこにリンクされていたかは、武士の情けで黙っておきましょう(笑)。あ、このコメントにはレスはいりませんよ。
>>レスはいりませんよ・・・わぉ! そう書き逃げされると(爆笑)私がまるで変態みたいではないですか〜、ぎゃ〜(;^_^A。間違えて書いた“ソラノウタさん”って木管図書さんにコメントしてた方だと思いますよぉぉ。はい、これでこの件はオシマイですぅぅ〜ひゃらら〜♪
す、すとんさん!!…なんか気になったので
(すとんさんが冗談を言っているのだと思ってました)
私が書いたURL(木管図書館長さん本人と勘違いしてメモしてそのまま、すとんさんに書いてしまいました)行ってみて、
「このブログのどこか変なのかなぁぁ〜??フツーじゃん」
と思って読んでいたのですが、やっぱ驚かせちゃいましたね。私より先に、すとんさんの方が驚いたんですね!(WOW!!)… いやいや、再度、申し訳ないです。気をつけます〜!(ん〜、でも多分悪い人ではないと思いますよ。てかむしろいい人かも…)
何度もごめんなさいです。(…と書きながら、驚いたすとんさんの顔…知らないけど…を思うとなんか笑う…不謹慎ですみません)
> うん、実際のところ、私もそうですが、そこに演奏上の問題があります。カポタストを使って移調して演奏を容易にしても譜面が読めない事がネックになって、移調前後で頭の中が錯乱してしまうんですよね。
私の場合、もともと譜面なんか読めないので移調するもしないも関係ないのです。というより、基本的にストロークと簡単なベースラインしか弾けないので、譜面が読めようが読めまいがが、コード以外は関係ないわけです。
だから、コードだけ訂正してしまえばOK・・・・・・・。
>inti-solさん
まあ、私もたいして上手くもないのですが、一応、リードギターも弾くわけなんですが、カポをしちゃうと、分かんなくなっちゃうですよ。
ギターって、高い音の方向への移動は簡単ですが、低い方って難しいじゃないです。カポをしてしまうと、全体の調律が高い方へ移動してしまうわけで、ですから、リードギターはそれに伴い、低い音の方向へ移動させないと、原調の音が出ないわけで…。
ま、つまり、私のテクニック不足が原因なんですが、難しいものは難しいのです(涙)。
>ん? 昔のフルート(フラウト・トラヴェルソの事でしょ)って、移調楽器だったの? 私は今まで、低音C(つまり基音ね)の出せない、階名で言うとレから始まるC管だと思ってました。へー、知らなかった。
ありますよ~。時々。吹奏楽をやっているとinDで書かれたフルートの譜面が。
1900年代中頃に発行されたと思われる吹奏楽用マーチの譜面などでも時々見かけますから、フラウト・トラヴェルソ用とは考えにくいのですが…。
フラウト・トラヴェルソの譜面がinDで書かれていたのかどうかは私は知らないのですが、そうだったのかもしれませんね。一つずつ音孔を開けていけばDdurになるわけですから、そのほうが運指的には簡単そうです。
そうだと仮定すると、フラウト・トラヴェルソの基本構造である6穴に右手の小指にキーを足してCが出るようにしたフルートは、今のC足部管フルートに対するH足部管付きのフルートと同じような感覚だったのかもしれないと考える事もできます。それでinDでフルートの譜面が書いてあっても、違和感無く読める人が多かったという事ですかね?
…いやしかし、そうだとしてもinDで書かれたドレミファソラシドを普通に吹くには、モダンフルートの設計では今度は運指が複雑になりますよね…。
謎です。単なる私の勉強不足なのですが(笑)
フルートのinD表記はまだ読み替えしやすいのですが、ピッコロは古い譜面だとinD♭で書かれた譜面も時々出てきます。これは私はまだリアルタイムで読み替えができません(汗)。D♭管のピッコロというのが、実物は見た事はありませんが昔は存在したらしいのですよ。時々オークションで見かけます。
>詩音さん
私はおそらく詩音さん以上に不勉強なので、全然分かりませんが、今のフルートを設計したのがベームさんで、今、普通に楽器に行って買えるのがベーム式のフルートだけなのですが、ベームさんは19世紀の人で、おそらくベーム式のフルートがこの世に誕生してから、まだ100年ちょっとしかたっていないと思われます。
私が使っている、日本フルートクラブのアルテの7ページには「現在でも、アルバート式やメイヤー式の旧式木管フルートを楽器店のウィンドウで見かけることはあるが…」とありますね。ちょっと前までは、ベーム式以外のフルートもそれなりにあったようですね。
そこでちょっと色々とググってみたところ、このアルバート式のピッコロと言う奴が、D♭管だったようですね。20世紀になっても、かなり使われていたようです。
こういうフルートの歴史みたいなものも、調べ始めるとおもしろそうですが…そんな時間があったら、私のような初心者は、まず練習した方が良いでしょうね。
私もソプラノリコーダーが大好きです。アルトは大嫌いです。
アルトもソプラノリコーダー同様の運指でドレミというべきと思います。
アルトリコーダーは移調譜を作ればいいと思います。
オーケストラのトランペットなんかC管でもBb管でもドレミの運指は同じです。他の楽器と合わせるためには、楽譜を移調してあるか、楽譜の前にinCとかinBbとか書いてある場合もあります。inCの楽譜をBb管で吹く場合頭の中で一音高く計算して吹かなければなりません。
しかしC管もBb管もドレミの運指は同じです。
ソプラノリコーダーのソの運指をアルトリコーダーではドと覚えるのは、私は覚えにくく抵抗があります。
まさに同じ感覚の方がおられたのですね。嬉しくなります。
ソプラノリコーダーは十本以上持っていますが、ジャーマン式に限ります。
ジャーマン式よりバロック式の方が優れているというのが定説のようですけど、私はそうは思わないのです。練習さえすればジャーマン式でも音程もバッチリ決まりますし、運指もジャーマン式の方がはるかに自然でとても吹きやすいです。音色もバロック式より自然な感じがします。
またバロック式でファとファの♯を交互に早く吹くなど至難の技です。ジャーマン式ならなんとかなります。
世間の定説に反しソプラノリコーダーは絶対ジャーマン式に限る…これ私の結論なのです。
ソプラノリコーダーは大好きで虜になっていますが、アルトやテナー、リコーダーの音には魅力を感じません。
毎日、数時間ソプラノリコーダーを吹き比べしたり練習しています。
楽しくて数時間があっという間にがたってしまいます。
リコキチさん
ほんと、リコーダーの世界って、色々と不思議ですよね。やっぱり、アルトリコーダーには、移調譜による演奏をデフォルトにしてもらいたいものですが…日本では、リコーダーって学校教育で使われるケースが多いので、まずは学校でのリコーダーの取り扱いの見直しから始めないといけないので、そう簡単にはいかないのだろうと思います。
つまり、このような事がまかり通っているという事実を踏まえるならば、リコーダー奏者には、他の管楽器奏者とは違って、絶対音階を持っている事を前提とされているような気がします。言い過ぎですかね?
>世間の定説に反しソプラノリコーダーは絶対ジャーマン式に限る…これ私の結論なのです。
賛成です。他のリコーダーもそうであって欲しいと、個人的に思ってますが、そうもいかないんでしょうね。
日本では、笛といえば、まずはリコーダーですから、リコーダーの演奏環境をもっと親しみやすいものに見なおしてくれると、リコーダー人口が増えてくると思います。何しろリコーダーって、学校で習う楽器ですからね。日本人なら誰でも演奏できる楽器なんですよ。それなのに学校を卒業してしまうと、大半の人はリコーダーを捨てて、別の楽器に手を出しているという事実を、リコーダー業界の人たちは、考えてみる必要があると、私は思うわけです。
すとん様
右を向いても左を向いても、バロック式だとか木製がいいとかプラスチックは初心者が使用するものとか、なぜそののような考え方が蔓延しているのでしょうか?
私にはわかりません。低音域は上から順番にふたしていくジャーマン式の方がはるかに運指も響きも自然と思うのです。
ジャーマン式は音程が不安定などと言われますが、練習すれば全然支障ないです。
ジャーマン式は上のファシャープが出にくいとか理由のひとつにあげられていますが、上のミファミファミファミファなんか速くてもジャーマン式はとても簡単。バロック式はほど簡単に速くは回りません。
速いミファミファを使う頻度の方が多いです。
アルトはソプラノ以上になぜバロック式にこだわるのかわかりません。
アルトでジャーマン式は無理なのでしょうか?
またリコーダーは単音が一本調子で単調になりやすく、それでメロディーを吹かれても聴くに耐えません。それが寄り集まったアンサンブルはさらに聴くに耐えられません。
大半のリコーダーはそんな音ばかりなのでリコーダーとはそんなものというイメージが定着しています。
最低音まで本当に良く鳴るソプラノリコーダーに出会うと、フルート、ソプラノサックスかオーボエのような音表現ができます。当然ソプラノリコーダーでも朗々としたゆったりした低音域の曲もこなせます。
ただほとんどのソプラノリコーダーは木製、プラスチックに関わらず楽器自体の鳴り(能力)が悪く問題あります。
そんな鳴らない非音楽的表現しかできないリコーダーを教育楽器として持たされている小学生は気の毒な限りです。
でも多くの子があまり不満に感じていないのはリコーダーとはそういうものと思ってしまっているからです。
なぜそのようなことに気づいたかと言いますと、偶然、珍しい古いソプラノリコーダーを手に入れまして、吹いてみたところ、最低音まで驚く程よく息がは入り鳴るではありませんか。
その楽器を手にしてから、ジャーマン式ソプラノリコーダーへのイメージが一新しました。周りの人達に聴かせると低音域が太くよく響いていると驚いてくれます。
今はその楽器を使ってゴールウェイのような音を目指して練習に励んでいるところです。
リコキチさん
>バロック式だとか木製がいいとかプラスチックは初心者が使用するものとか、なぜそののような考え方が蔓延しているのでしょうか?
私にもよくは分かりませんが、プラスチックは安っぽいし、実際安いので、初心者が使用するもの…と思われているんでしょうね。リコーダーは管内の空気が振動して音が鳴る楽器ですから、楽器の素材と音色は無関係のはずですが…やはりプラチック製と較べて、木製は丁寧につくられた手工業品ですから、楽器としては上等なのは理解します。
現在市場に出回っているプラスチックのリコーダーの設計って、いつの時代のものでしょうね? 案外、昔のままだったりして? コンピューターによる設計が可能になった現在なら、ジャーマン式でもきちんとした音程で素晴らしい鳴りのリコーダーが設計できると思うんですよ。
リコーダーはプラスチックの楽器なんだから、一度きちんとした設計で金型を作っちゃえば、それでOKなはずだし、昔のままで何の進歩もないのなら、金型が昔のままって可能性はありますね。実際、最近のプラスチック製のフルートは、設計が新しいせいもあって、なかなか立派な楽器が多いですよ。リコーダーも最新設計のものは、きっと良い楽器になると思います。
>アルトはソプラノ以上になぜバロック式にこだわるのかわかりません。
うーん、それはリコーダーを古楽器として捉えているからじゃないですか? 実際、リアルにリコーダーが花形楽器だった時代は、いわゆるバロックの時代ですからね。バロック以降、リコーダーは縦笛から横笛になり、キーメカが搭載され、金属製となって、現代のフルートになってしまうわけですから、リコーダーをリコーダーとして愛するとなると、やっぱりバロックの時代の音楽になるだろうし、それなら古楽器としての扱いにならざるをえないのだろうと思います。
リコーダーを現代の楽器として扱うなら、そりゃあ合理的なジャーマン式になるんだろうと思いますが…それはあくまでも教育現場に限った話になってしまうのかもしれません。
私もリコーダーが大好きで、最近はテナーの音色に心惹かれるのですが、運指がバロック式なので、躊躇して、結局購入に至ってません。だって、フルートとの両立を考えるなら、やはりジャーマン式じゃないと、色々と困るわけだし(笑)。
>またリコーダーは単音が一本調子で単調になりやすく、それでメロディーを吹かれても聴くに耐えません。それが寄り集まったアンサンブルはさらに聴くに耐えられません。
それは同意しますし、だから多くの人はリコーダーから離れてしまうのだろうと思います。
>偶然、珍しい古いソプラノリコーダーを手に入れまして、吹いてみたところ、最低音まで驚く程よく息がは入り鳴るではありませんか。
結局は、楽器の問題…となるんでしょうね。もっと良い楽器を小学生の時代から手にしていたなら、リコーダーから離れないで音楽を続ける人が増えてくるのだろうと思います。でも、良い楽器を入手しようとしたら、どうしても手工業品である木製リコーダーにならざるをえないのだろうし、木製は高価ですから、小学生の教材用には向きません。
痛し痒しですね。
すとん様
いろいろお教えいただきありがとうございました。
フルートは持っていましたが難しそうなので断念しました。今年リサイクルの買い受け屋さんが回ってきたのでこの機会にとヤナギサワのフルート売りました。結構綺麗でしたが1万円程でしか買ってくれませんでした。
フルートは運指もちゃんと覚えていない程度でやめちゃいました。
ソプラノリコーダーで頑張ります。
リコキチさん
ヤナギサワのフルートが1万円? それは売り先を間違えてしまいましたね。ちゃんとした楽器店に委託販売をお願いすればよかったのに…とは後悔先に立たずですね。ま、仕方がないです。
>フルートは運指もちゃんと覚えていない程度でやめちゃいました。
ソプラノリコーダー(ジャーマン式)と、ほぼ一緒ですよ。でも、運指は一緒でも、歌口まわりは全然違いますからね。楽器と奏者には、相性とか適性とかがありますから、それぞれの楽器で頑張れば良いと私は思います。
私も、もそっとフルート上達したいですよ
すとん様
こんばんは。前回のコメントで何を間違えたか、ミヤザワと書いたつもりがヤナギサワと打ち間違えていました。
正確には、ミヤザワのレガシィⅢでかなり高かったです。せっかく取りに来てくれたからと思い、安易に手放したのは軽率だったかと、今になって少し後悔しています。
しかし持っていても宝の持ち腐れなので…。
今はソプラノリコーダー一筋です。
アルトリコーダーも前日久々に取り出して吹いてみましたが、ドレミと鳴っているのに、ソプラノの運指通りソラシと思ってしまい違和感あります。
やはり私にはソプラノリコーダーが相性一番です。
テナーは結構大きいので構えるのがしんどいです。
フルートも構えてみると見た目より結構重かったです。構えもぐらぐらしてなかなか定まらず唇の角度もめちゃめちゃだったと思います。音もイメージしていたピャ~という音とは全然違いゼイゼイいったハスキーな音しか出せませんでした。
多分楽器が泣いていたと思います。
リコキチさん
ミヤザワのレガシー3って、総銀フルートではないですか? やっぱり1万円は安すぎですよ。
ま、過去を振り返っても仕方ないですね。
テナーは確かにデカくてしんどいですね。私は手がデカイので、テナーでも問題ありませんが、テナーは奏者を選ぶかもしれません。ちなみに、フルートはリコーダよりも、全然重いですね。おまけにヨコ型ですから、ずっしりきます。まあ、それを苦にしない人しか吹けないと思いますよ(笑)。
人と楽器には相性があります。自分と相性の良い楽器を大切に嗜めば、私はそれで十分だと思ってます。リコーダーも良し、フルートも良し。でもやっぱり、アルトリコーダーの運指には納得が行きませんがね。