フルートのレッスンに行って参りました。今回は、もーーー、イヤになるくらい、アルテ11課に集中して練習してきました。もう頭から煙が上がるくらい…。ドンと来い、アルテ11課(ただし、最後の11番は除く:笑)!
意気揚々とレッスンに臨んだところ……アルテはスルーでした。いやあ、そういうこともあるよね。
実は発表会の申し込みの都合もあり、先生にダメ出しをしていただこうと思って、移調&アレンジ済みのデスペラードの譜面を持っていきました。譜面を持っていけば、当然、どんな感じなの?と合わせますよわな。で、まだ、歌も笛も全然完成してませんが「ザックリ、こんな感じ?」ってところで、先生と合わせてみました。2回ほど合わせたら、レッスン時間の大半が終了…。ま、きちんと音出しをして、曲を二回も合わせれば、たった30分のレッスン時間だもん、そりゃあ、タイムリミットは差し迫るってわけよ。
残ったチョビっとの時間は「ええい、この際だー!」とばかりに、アルテではなく、シシリエンヌを1回やってみました。ま、今回はこんな感じのレッスンでした。
デスペラードの譜面そのものは、OKでした。アレンジもオーソドックスな感じだし、フルートの間奏も長めでいい感じとおっしゃっていただけました。やっぱり、フルートの発表会だもの、フルートの聞かせ所はそれなりに作っておかないとね。
問題は、まだ演奏そのものが固まっていない事。これからみっちり練習するのだから、仕方ないのだけれど、譜面はあっても無きが如しの世界ですが、それでも最低限のお約束ごとはあるわけで、そのためにも、私自身の演奏がその度毎に意味もなくコロコロと変わってしまってはダメなわけで、まずはきちんと歌詞を読み込むところから始めないと。
歌詞を読み込めば、おのずと節回しも決まってくるだろうし、そうすれば、バンドの皆さんも合わせやすくなるわけだし、結局は私次第なんだな。
特にヴォーカルでは、「歌う」ところと「語る」ところと「落とす」ところをきちんと決めないとね。「落とす」と言うのは、フレーズの一部を音にしないことね。ポップス系ではよく主語を含んだフレーズを落としますね。一種のかっこよさの表現ですし、今回もいくつかのフレーズでわざと主語を落として歌ったのですが、落とすところはきちんと決めておかないと、バンドのみなさんが、そこは落としたのか、それとも遅れているのかの判断ができないそうなので、ちゃんと決めておかないとダメですね、と注意されました。こういうコトは、合わせてみて、始めて分かることです。
それにしても、発表会の曲の2曲のうち、1曲をポップスにしてよかった…。それも歌入りにして正解だったかも。
と言うのは、純粋フルート曲である「シシリエンヌ」。もしかすると間に合わないかも(汗)って感じなんです。いやあ、指が転ぶ転ぶ。さすがにオジサンだ。物覚えが悪い悪い…。
そこで今後のレッスン予定を変更して、もう次回から、私だけ発表会モードに突入することにしました。ガッデム、シシリエンヌっす。とにかく、この曲に集中だね。
こんな状態なので、クラシック系フルート曲を2曲抱えて発表会なんて事だったら、どーなっていた事やら。冷や汗タラタラです。
私はつくづく思いました。そりゃあ、まだまだどちらもダメなんだけれど、強いていれば、笛より歌の方がマシだし楽。まだまだ私には、笛は難しいわ…。歌も難しいけれど、それでも笛の比ではないね。だからデスペラードは、現在はダメでも、きっと発表会の頃にはどうにかなっていると思うけれど、シシリエンヌはまだ先が見えません。やべえなー、これ。まじで、やべーよ。
さあ、今度は、頭から煙をあげて、シシリエンヌを練習だ。アルテの11課は、しばらくの間、凍結だな。
コメント
シシリエンヌ、聞いてるイメージよりすっごく難しいですよね!
特に後半は臨時記号も増えて、音の跳躍もあって、入りのタイミングが難しい所もてんこもりで・・・。
でも、フルート吹きなら是非レパートリーにしておきたい曲だと思いますので、この際ガッチリものにできるといいですね。私の先生は、この曲で勉強できるとこが沢山あるんですよ~と言ってました。
>ムラマツEXⅢさん
シシリエンヌは確かに聞いているイメージ以上に難しいかもしれません。さらに言うと、譜面で眺める以上にも難しいかもしれません。
難しい難しいと言っても、やはり譜面は白っぽいので、指を早く動かす難しさがないのが救いです。リズムの取り方、音程の取り方、歌わせ方などの難しさは、程度の差こそあれ、どんな曲にも付きまとうものですし…。
>フルート吹きなら是非レパートリーにしておきたい曲だと思いますので、この際ガッチリものにできるといいですね。
そうそう、そうなんですよ。この曲を発表会の曲に選んだのも、ガッチリ四つに組んで、なんとかレパートリーにしたいと思ったからです。やっぱり、フルートの名曲と聞いて、クラオタがイメージする曲とか、一般の人が知ってる知ってるって思う曲って、実は少ないのですよ。
フォーレの「シシリエンヌ」の他だと、ビゼーの「アルルの女のメヌエット」とか「カルメンの間奏曲」ぐらいかな? この辺はぜひレパートリーにしたい曲です。
笛吹きの間で愛されていても、一般人のイメージの中には「それってフルートの曲なの?」ってものも多いですからね。「タイスの瞑想曲」とか「G線上のアリア」はヴァイオリン曲ってイメージだし、「牧神の午後への前奏曲」とか「精霊の踊り」とか「フルート協奏曲第二番(モーツァルト)」だと、クラオタは知っているだろうけれど、一般人は知らないだろうし、「シリンクス」とか「ハンガリー田園幻想曲」とか「ヴェニスの謝肉祭」なんて、一般人はもちろん、クラオタだって知らない無名曲だし(笑)。その他は…ね。
すとんさんがレパートリーにしたい曲とおっしゃった3曲ずばり今まさに練習しております。シシリエンヌは一応合格もらえましたけど。。。カルメンの間奏曲は高い音ばっかりで途中で疲れてきちゃいます。高音の練習のために出された曲ですが、私って本当に高音が苦手だわ~とへこんでます。
>ディアさん
ま、あの三曲は、フルートをやっている人なら、みな、かなり早い段階で練習する曲なんだと思います。私の場合は、ボピュラーと平行してクラシックをやっているので、普通にクラシック系一途にフルートを勉強している人がマスターしている定番曲をやっていないと言うだけの話です。手を広げている分、進み具合や深さが足りないのです。
今回の発表会でシシリエンヌを、あとの二曲はいずれやってくる次回の発表会の時に、少しずつやっつけていきたいと思ってます。
コメントが本題と噛み合ない気がするのですが、ごめんなさい。「ハンガリー田園幻想曲」ってあったので。この曲は人が吹いてるのに譜面を追うのが精一杯で、自分で吹けるんかいな、と。一生かかっても無理かも…と諦め半分、でもチャレンジもしたいと思ったり。諦めちゃうとそれで終わりだけど、何度も繰り返して練習すれば、いつかは吹けるようになるかなぁ、と自分に期待したりして。
ということで、壮年よ大志を抱け!(自分も含め)
まずは、目の前の「シシリエンヌ」ですね。
>みーむさん
エラい! 「ハンガリー田園幻想曲」にチャレンジですか! 私は草葉の陰から応援してます(ちょっと違う?)。
ちなみに、この曲は低音Hが出てくるので、C管野郎の私にとっては縁の無い曲なので、最初から「吹きたい曲リスト」には入ってません……なんて、嘘です。難しすぎて吹ける気がしないだけです。だってだって、すっげー難しいじゃん。これくらい難しいと、私のような「永遠の初心者」はかえってサバサバしたものです。
がんばれ、みーむ、まけるなー、みーむ。おー、おー。
すとんさん、この曲すっごく難しい、というか、覚えられないでしょ(大汗)基本、曲ってどこまで覚えられるかという。。確かに下のBがあるから私の普通のC footだと音楽としては成り立たないですね。でも、目の前に楽譜があるんですよー。挑戦するにはいいじゃないですか、すとんさんも!(笑)誰に聞かせるわけでもなく、自分が楽しければそれで。しかし、この曲にどこか日本を感じてしまうのは私だけでしょうか。
応援感謝です(笑)すとんさんも目の前の楽譜を眺めるだけでなく、ちょっと音、出してみてください。吹きたくなってきますから(絶対に!!)
私もすとんさんを応援してますよ。電柱の向こうからじっと見守ってます(笑)
>みーむさん
私のポリシーとしては、十六分音符君はまあ勘弁してやるとしても、三十二分音符君とは付き合わない、というのがあります。簡単に言うと「黒い楽譜はイヤー」って事です。
「ハンガリー田園幻想曲」って、これでもかーってくらい黒いじゃない。だから、他人が演奏するのを聞くのは結構だけれど、自分で演奏したいとは絶対に思わない。だって、趣味のオジサンだもん。それくらいのワガママ言ってもいいじゃん。楽団に入っていたら、そんなワガママは通用しないって分かっているけれど、幸いな事に、私を入れてくれるような楽団はないので、安心してワガママ言い放題でいきたいと思ってます。
黒い楽譜なんて、キライさ。…ってか、楽譜そのものがキライかも(笑)。