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レッスンに遅刻しました

 …って、なんか先日も同じようなタイトルで記事を書いた様な記憶が…。でも、仕方ないよね、だって、遅くまで仕事してたんだから。

 ってなわけで、フルートのレッスンに行ってきました。それも、先生を30分ほど待たせてしまったよ。申し訳ない。

 先生には、仕事が忙しくなってしまった事を話したら「そりゃ、仕方ないね。遅れてでもいいから(レッスンに)来なさいよ」と言ってくださいました。忙しい時は、練習しないままでもいいから、とにかくレッスンに来て、ここ(教室)で練習をしなさいと言ってくれました。ありがたいのです。本当に忙しくなると、そう成らざるを得なくなるわな…。

 そう言えば、三週間ぶりのレッスンだった(てへっ)。そして、レンタちゃんと一緒に受ける初めてのレッスンでもありました。

 ロングトーン練習は…なんか、音程が先生のフルートと、割と楽にバッチリと合いました。きっと私が上達したからに違いない…と思いたいです。それとも、先生のムラマツと、レンタちゃん(ミヤザワ)は同じ伝統的なスケールを採用しているので、音程が合わせやすいとか? アゲハはアルタスだけど、アルタスはベネット・スケールとかいう、クーパー・スケールを改良したアルタス独自のスケールを採用しているんだっけかな? だから、ムラマツとアルタスとでは、音程の癖が違うのです。

 日本標準はムラマツが採用している伝統的スケールだけど、世界標準はクーパー・スケールだから、クーパー改であるベネット・スケールの方が世界標準に近いんだぜ! なんて言っても、詮ない事か。ちなみに、ヤマハもヤマハ独自のスケールを採用しているんだよね。そして、ヤマハは、日本の教育界のスタンダードなんだぜい!

 それはさておき、でも、ほんと、レンタちゃんだと、先生のムラマツゴールドフルートと、面白いくらいに、ばっちり音程が合うんだなあ…。いや、ほんと、マジでね。
 
 
 さて、アルテ15課7章H-durの5番『H-durのクロマティック』は不合格。「もっと速く吹きなさい」って言われちゃいました。なんか、トロトロ吹いているように思われたみたいです。いやあ、指は間違えてなかったんだけれど、音が微妙に出しづらくて、それでトロトロしているように思われちゃったみたいです。

 「ゆっくりしたテンポから始めて、もっと速いテンポで吹ける様にしておきなさいね」 ラジャーです。

 そう言えば、アゲハをオーバーホールに出しちゃって、今、レンタちゃんで吹いている事を先生に伝えてなかったよ。

 gis-mollの6番、7番、8番も、不合格でした。もっとテンポ良く吹ける様にしておきなさい、だって。ううむ、8番の『gis-mollのスケールとアルペジオ』は自分でも、まだまだと思っていたけれど、他の課題は、OKのつもりだったので、ちょっとガッカリです。

 やっぱり、フルートを変えちゃうと、自覚してなくても、なんか色々とうまくいかないのかな? 楽器のせいにはしたくないけれど、慣れない道具では、いつもの力が発揮できない…ってわけで、改めて「フルートって、自分のカラダの一部なんだな」って思いました。

 結局、アルテは全滅でございました。
 
 
 ミニヨン・エチュードは19番で、こっちは一発合格のつもりだったのですが、こっちも不合格でした。

 「吹きすぎ」って言われました。だってレンタちゃんって、楽なんだもん。簡単に息が入って、プホーって鳴るわけだから、ついつい吹きすぎになっちゃいます。で、吹きすぎにならないように、息をコントロールしていると、息が吐けなくなって、すごく苦しくてつらいです。酸欠になって、目の前がクラクラッと来ました。 管体銀は、私には合っていないのか?

 「楽器の安定が悪い」とも言われました。ついつい吹きすぎたり、楽器が手の中で暴れたりとか、まあ色々あるわけです。やはり、楽器が違うと、アレコレ影響が出るんですよ。

 「中音レの運指がダメ」「スラーの処理がいいかげん」 これは楽器に関係なく、私自身がペッボコ・フルーティストだから、いつもの注意ですね。

 とにかく「練習不足ですよ。忙しかったんだねえ…」と叱られているのか、同情されているのか、よく分かりませんでした。たしかに三週間ぶりのレッスンで、練習時間はそれなりにあったはずだけれど、仕事は忙しかったし、フルートは持ち替えちゃっているし…、やっぱり練習不足だったのかな? ファイトファイト、泣いても笑っても、アゲハが返ってくるまではレンタちゃんで乗り切るしかないんだから、ガンバガンバ。
 
 
 今回の雑談は……まずは先生にお見舞いを申し上げました。だって、先々週のお休みは先生がご入院されたからなわけで、話はそこからでしたが…先生、シャレにならない病気で入院してました。あんまりシャレになってないので、このブログには病名は書かないでおきます。でも、マジ、もし自分だったら、相当落ち込む類の病気でした。先生ご自身は、ニコヤカな顔してらっしゃいますが、それは覚悟を決めた後だからだろうなあ…。

 とにかく、手術して、一週間ほど入院されていたそうです。「若い時に、強いアルコールや濃い味の料理ばっかり食べていたからなあ…報いだよ、報い」とおっしゃってました。まあ、すぐに死んじゃうわけじゃないので、病気とうまく折り合いをつけながら、いつまでもお元気でいて欲しいと思いました。

 なにしろ、H先生には、まだまだ教わらないといけない事がたくさんあるし、万が一、先生が先生業をお辞めになって、また別の先生を探さないといけない事になったら、ほんと、私、困っちゃいます。フルートの先生そのものは、探せばいくらでもいらっしゃると思いますが、趣味レベルの私なんかが、H先生のようなレベルの先生に習えるなんて、普通は無いもの。いくらレッスン代を払っても、このクラスの先生には、断られちゃうのがホントだもの。なんか気に入ってもらえて、教えてもらえるようになったんだから、きちんと教わるべき事はしっかり学んでおかないと…本当の本当にモッタイないんだよ。いつまでもお元気でいてください、H先生。

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コメント

  1. su_zan より:

    ごぶさたです。
    フルートの先生、探しておりますが、なかなか時間が合いません。
    まえの先生のとこいくのも考え中ですが、代わり映えしないなあ。

    フルートさんは慣れたものがいいですよ。

  2. すとん より:

    su_zanさん

     レッスン時間って、結構大きな問題ですよね。勤め人だと、どうしても平日の昼間なんて無理ですし、夜の時間帯にレッスンしていただけると感謝ですが、だからと行って深夜の時間帯までレッスンしてくださる先生は皆無ですからね。土日や休日にレッスンをしていただく道もありますが、先生が演奏家の場合は、土日レッスンは無理ですし、こちらも平日たっぷり働いていると、土日のレッスンは何かとしんどいです。

     だからと言っても、仕事三昧で趣味が出来ないのも、精神衛生上良くないし、第一ストレスが溜まってしまいます。

     先生の件は、フルートの神様を信じて、焦らずに探してみましょう。私も趣味人生も色々ありますが、今までの出来事はすべて、後から振り返れば、それでよかったと思う事ばかりです。その当座は途方にくれる事もありますが、あきらめずに求め続けていけば、きっと道は開けます。

    >フルートさんは慣れたものがいいですよ

     ほんと、そう思います(しみじみと…)。

  3. su_zan より:

    そうですね。
    今月、行きたかったんですが無理になりました。他あたろ。
    最近、ピッコロを勉強中で、ピッコロでレッスン受けたいなあ、なんて思います。
    関東までいく時間はないしなあ。

    >だからと言っても、仕事三昧で趣味が出来ないのも、精神衛生上良くないし、第一ストレスが溜まってしまいます。

    今月、日曜一日しか休みはなく、実感しました。楽器があって良かったって。

    >フルートの神様を信じて

    そうねえ。お願いしよっと。
    ピッコロさんがうまくなりますよう。今のところ。

  4. やはり・・・フルートはもちろんの事ですが使い慣れてない楽器だと
    いつもの実力ってなかなか出せないですよね(^_^;)

    ・・・本当はそう言うのを言い訳にしたくはなくても・・・やはりそこはアマチュアだから
    許してね・・・と心の中で言いながら吹く感じでしょうか(笑)

    ピアノは基本的にそこにあるピアノを弾くことになるので、そう言うのは無いのですが、
    それでもタッチの違いや響きの違いがあるので戸惑いはありますよね。
    ・・・音は必ず出るだけに極端に神経を使う訳でもないんですが。

    先生も大事に至らなくて良かったですね。
    私なんてアルコールを一切摂らないしタバコも吸わないですが、
    体は極端に弱いです(^_^;)

    体質と言うのは基本にあると思いますが、それでも運動や食事に
    気を使って体質が改善出来れば・・・と思ってます。

  5. すとん より:

    su_zanさん

     ピッコロですか、ピッコロもいいですよね。吹奏楽なんかだと花形楽器だしね。小さくて、持ち運びにも便利だし、音程の不安定ささえ何とかなれば、かなりイケる楽器だと思いますよ。

     結局、先生探しも“縁”なんだと思います。縁だからこそ、焦っても仕方ないんですよ。出会う時が来れば、必ず出会います。だから、焦らず、だからと言って諦めずに、探し続けないといけないわけです。

     それにしても、音楽はいいですね。心がなごみます。もしも音楽ががなかったら、どれだけ精神が追い込まれていただろうかと、ぞっとしますよ。

  6. すとん より:

    神楽坂さん

     そうそう、楽器のせいにしたくはないけれど、そこは許してね…って、まさにそんな気分です。それにしても、ピアニストさんはエラいですね、楽器に対して、心の中では色々と言いたい事もあるでしょうが、そういう文句を一切クチに出さずに演奏するわけですからね。そこに行くと、レンタルフルートが吹きづらいなんてぼやいている私は、贅沢モノですね。

     H先生は、とりあえず、最悪を回避しただけで、治ったわけでは無いので、要注意なんですよ。でも、元気に活動できるので、このまま、騙し騙し、ご活躍して欲しいなあって思ってます。

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