あー、昨日デビューしました、ジャズ・フルーティストのすとんです。
くぅーーー! 文字にするとカッコいいねえ! 内容は、文字面ほどの事はなかったりするんだけど…。
ええと、時間を追って、レポートします。
連日の仕事の疲れもあり、たっぷり惰眠をむさぼっていた私は、宅急便の乱暴なチャイム&ドアドンドンで起こされてしまい、やむなく起床。妻も息子も、子供会の行事に参加しているので、ひとりで朝食兼昼食を食べながら、ブログなどを…。まきりんさんのコメントを見て「お、出かける前に少しは音出しをおこう」と急遽、軽めの練習をして、忘れものチェックなどをしているうちに、妻&息子が帰宅してきました。
私の晴れ姿(?)をぜひ見たいと言ってた妻を同伴して、会場入り。
本日の笛先生バンドは「年忘れ大セッション大会」でした。レギュラーメンバー(笛先生・ドラムス・ピアノ・ベースの4名。ギター氏は本日欠席でした)の他に、ゲストミュージシャンが4名(もちろん、私も含みます)。うおーっ!って感じです。
ライブはいつものように三部構成でして、第一部が新曲披露、第二部が本日のメインイベントの“大セッション大会”で第三部がスタンダード曲のステージです。
ま、第一部は私も観客側で、カシスソーダなどと言う、オシャレなカクテルをなめながら、ライブを拝見。「ボサノヴァって、やっぱりオシャレだよなあ…」と思いながら、うっとり聞いてました。妻はぐっすり聞いていたようでしたが…。
第一部は一時間ほどで終了。いよいよ第二部です。笛先生から「スタンバイしてください」と言われて、さっそくフルートを組み立て、一生懸命楽器を温めてました。はい、温めてました、…温めてました。チューニングもしないで…。
後で思えば、一緒にいた方々は、その時チューニングしていたんだよねえ。私はチューニングなんて、全然頭になくって(だって、歌とかコーラスって、チューニングしないじゃん)、のんびりフルートを温めてました、ダメじゃん。
本日のゲストミュージシャンは、以前も演奏を拝見した凄腕フリューガーボーン氏(フリュガーボーンとはバルブ式のトロンボーンです)と、本当はベーシストだけど何となくメロディーを演奏したくなって趣味でフルートを始めちゃった女性フルートさんと、技巧派ジャズギター氏と、初めて半年の素人フルーティスト(もちろん私)の4名。
やっぱ、場違いだよなあ~!
ちなみに、フリュガーボーン氏とジャズギター氏は、ライブハウスのオーナーさんが、今日のために呼んだミュージシャン。女性フルートさんは、笛先生のお知り合いで、普段はベーシストとして笛先生とお付き合いをしているようです。先生から「フルートを始めたなら、遊びに来なさいよお~」のひと言で、本日参戦。で、残りの一名こと私は、笛先生のフルート教室の生徒さん(初めて半年)。…やっぱり変だよなあ。
ステージは、ゲストミュージシャンが一曲ごとに交替して演奏する形式になりました。順番は、フリューガーボーン氏、私、女性フルートさん、ジャズギター氏という順番。私以外の方々の演奏は、もちろん素晴らしかったです。と言うか、人前で演奏するんだから、当然と言えば当然。
とにかく、フリューガーボーン氏の一曲目が終わったので、私の出番となりました。曲は「踊ろよ、ベイビー(Do You Wanna Dance)」です。私がステージに上がってから、バンドの皆さんに楽譜配布。口々に「これ知らない」「どんな曲?」「Do You, Do You, Do You…、何これ?」といきなり不評。ま、ロックの名曲ですが、ジャズの方々のウケはイマイチでした。
ステージに上がって先生が「まずはトークをしてください」と言うので、楽譜配布&マイクセッティングの間、グダグダとフリートークをする。「フルート初めて半年です。ミスがあっても勘弁してください」とか「ボサノヴァのライブなのに、空気も読まずに、ロックを持ってきてしまって申し訳ない」とか「アルコール入ってま~す」とかネ。後は何を話したかな? とりあえず、グダグダ話しているウチに準備完了。
次に打ち合わせ(ステージ上なのに)。とりあえず、ピアノが適当にイントロ弾くから、入れるところで私が入る。私がワンコーラス吹いたところで、バンドの皆さんがアドリブをする。そして私のところに返ってくるので、そこで、もうワンコーラスやっておしまい。ラジャー…って、そんだけ?
あたふたしているうちに、ピアノが弾き始める。さあ、どこで入ろうかなあ…と空気を読みながら、とりあえず飛び込んで演奏を始める。ひとまずワンコーラス終了。バンドの皆さんがアドリブを始める。笛先生すげー、とか、ピアノさんもすげー、とか、ベースが渋ーいとか、ドラムスがいいじゃーんとか、聞き惚れているうちに、空気一変、一瞬で事態を悟る。
…あ、私のところに返ってきた…
やっべー、リラックスしてたよ。舞台で演奏を聞き惚れてたよ、楽器を構えてもいないじゃん。
いきなり飛び込む。当然、素っ頓狂な音で入る。自分を取り戻すのに、2小節かかりました(恥)。その後も、時折自分を見失い、たまに音をひっくり返す。二度目のテーマはちょいとバタバタでした。曲の終りまで行って、本当は終りなんだけれど、何となくバンドが物足りなさそうな雰囲気だったので、ちょっと様子を見ていたら(コーラスの最後のフレーズの終了後、サビ頭の音を出して待ってました。結果としてシンコペーションになりました)、やっぱりバンドがサビに戻ったので、もう一回サビを吹く。今度こそ、終り。最後の最後で、笛先生がアドリブフレーズを吹いたので、何となく私も応答してアドリブかます(と書くと、カッコいいけれど、実は“シードーー”って吹いただけ)。
終り。時間にして約3分。気持ちよかったーーーーーー! 「すとんさんのデビューでしたー」と笛先生のトークと会場の皆さんの拍手をいただいて、次の方にステージを渡す。
うへー、気分が高揚しているよ~。演奏は聞けたものじゃなかったと思うけど(失礼)。
そうこうしているうち、舞台は、女性フルーティストさん、ジャズギター氏の演奏も終り、二巡目に突入。さあ、二曲目だ。
二曲目は、予定では「ホワイト・ルーム」だったけれど、この流れだと三巡目は無いと踏んだ私は、急遽、「夜のストレンジャー(Stranger in the Night)」に曲目変更。これはシナトラも歌っているジャズナンバーだもん。バンドの方々のウケも良いはず。「ホワイト・ルーム」のようなバリバリのロックは、さすがにこの場の空気には合いません。
二曲目のステージに上がって、楽譜を配布しながら「今度の曲はみなさんもご存じだから、大丈夫でしょ」と笛先生。バンドの皆さんも「あ、これね」みたいな感じ。今度は円滑にいけそうです。
さあ、演奏だと身構えたところ、笛先生から「ラの音出して~」。いきなり公開チューニングです。「さっきは少し音が高かったから」だそうです。だってさっきは、チューニングもしないでステージに上がったんですから、音も違うって。グズグズしていたら、先生が私からフルートをとりあげて、サクッと頭部管を目分量で抜いて「はい、これで行きましょう」。私は思わず会場のお客さんに「まだ、自分でチューニングもできないレベルで申し訳ない」とコメント。会場の笑いを取る(ガッツ!)。
打ち合わせ。ピアノで適当なイントロを弾くから、入れるところで入って私がワンコーラス。次のコーラスは笛先生がアドリブ。もう一度テーマを私が吹いて終りだそうです。ラジャー、今度のアドリブはワンコーラスだけね(実はさっきも、たぶん、そうだったはず(汗))。
ピアノがイントロを始める。は、速い(汗)。私のいつもの速度(つまりシナトラの歌っている速さ)よりだいぶ速い。やっべー、対応できるかな。なんて思いつつ、演奏に入ろうとしたけれど、入れない。あれ? もう一回チャレンジ。やっぱり、入れない。隣で笛先生が心配しているオーラ全開。やべえよ、やべえよ…。エイヤーと三度目で曲に入りました。
邪念(「速度、はえー」)があると、たかがイントロですが、曲に入れないものです。
曲に入ってしまえば、こっちのもの。とにかくワンコーラス終了、先生のアドリブの間も気を抜かず、しっかり楽譜を追いながら、リラックスせずに待ってました。いよいよ私のところで返ってくる!という時の、笛先生の合図もちゃんと確認して、笛先生からフレーズをいただいて、テーマに戻りました。やったね、今度はバッチリよ。
テーマの最後まで行ったところで、最後の最後で何かを感じたので、メインフレーズをもう一度吹きました。これは正解で、同時に笛先生はそのオクターブ上を吹き、思わずユニゾンをして曲、終了です。
終了。やったねーーー、(世間的にいざ知らず、自分的には)バッチリだねーーー、気持ちいいーーー!
「指もよくまわってました、ゴクロウサマー」という笛先生のコメントをいただいて、舞台から降りました。女性フルートさんとジャズギターさんの演奏も終わって、私の読みどおり、交替でセッションしていくのは、二巡で終了。そして、最後に(私以外の)出演ミュージシャン全員で「イパネマの娘」をセッション。みなさん、レパートリーに入っているらしく暗譜で交互にアドリブを交えて演奏。そんなところに、私が加われるわけないじゃん。大人しく、観客席で観戦してました、ははは。いかに私が場違いなところにいるか実感実感。妻は合唱団の練習があるというので、ここで退出。
休憩をはさんで第三部。でも第二部でだいぶ時間が押してしまったので、第三部は二曲しかやれる時間がないというので「こうなればみんなでセッションだあー」となり、ふたたび私以外のミュージシャンはステージへ。「ジャズ・サンバ」と「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」をやることになりました。当然私は観客席で…と思っていたら、笛先生からマラカスを渡されました。急遽、パーカス奏者としてデビューです。
ええ、一生懸命、マラカスやりましたとも。シャカシャカシャカシャカ…。
ライブ終了。ミュージシャンの方々とよもやま話などをしました。この、よもやま話もなかなか楽しかったですよ。私は笛先生の生徒さんというので、バンドのみなさんから「どんなレッスン受けてる?」という質問殺到。説明すると、口々に「それは厳しいね」とか「スパルタだねえ」と返事。そうなの? 先生は先生で「私はこれでも優しい先生なのよ~」と応戦。「人間のタイプが似ているから、サクサク、レッスンが進むだけです」とな。
笛先生は、生徒さんがある程度吹けるようになると、積極的にステージに誘うのだそうですが、なかなか来てくれないとこぼしてました。今までステージを見に来ていたのに、誘った途端来てくれなくなったとか、来ても楽器を持ってこないとか、誘った翌月にお教室をやめちゃうとか、そんなのばかりだそうです。私のように、ひょいひょい来ちゃう生徒さんは珍しいとか。
ドラムス氏には「ステージ度胸がなかなかいいねえ」と誉められました。「普通は人前に出るまでが一苦労だし、出てからも慣れるまでに時間がかかるのに、実にいい感じで演奏していたね」とはベース氏。社交辞令であっても、誉められるとうれしいものです。
ジャズギター氏にはギターを借りて、ちょっと弾いてみました(私も少しだけギターやります)。ううむ、今まで弾いたギターの中でも、とびきりに弾きやすいギターだったよ。やっぱり、プロは使っている楽器から違うね。
女性フルートさんから、笛先生に師事している事をうらやましがられたよ。なかなか、このクラスの先生に師事できるチャンスはないそうです。へー、そうなんだ。何気に恵まれているのかな?
ピアニストさんとは「来月は一緒にイパネマをしましょう」(おいおい)とか、フリュガーボーン氏には「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンは、レパートリーに入れておかないと」(へ?)とか。
笛先生からは「ステージで演奏すると、今の自分の課題がよく分かるでしょう」と言われました。確かに、痛いほど分かりました。課題山積、次のレッスンが待ち遠しいです。
とにかく、デビューしました。技量に不足は多々あるけれど、これで私も立派な、アマチュア・“ジャズ・フルーティスト”になっちゃいました。いいのか、これで。
とにかく、練習して、研鑽重ねて、経験積んで、もう少しマシなフルーティストにならないとね。でないと、いつまでも下手なままじゃあ、ステージに誘ってもらえなくなっちゃうから。
とにかく、イパネマとフライ・ミーの譜面をコピーして練習はじめるか…。
ああ、楽しかった。今日はいっぱい、遊んでもらいました。もう、癖になりそうなくらい、楽しかったよ、ボサノヴァ・セッション。クラシックもいいけれど、ポピュラーもまた良いね。
本日のまとめ。『バンドとのセッションとは、阿吽の呼吸のようなものである』 以上。
コメント
ライブデビューおめでとうございます。
すとんさん、すごい舞台度胸ですね(^^)
私だったら絶対「突然舞台トーク」なんてできませーん!
きっと石のように固まっちゃって終わりだな。。。
雰囲気読んで、もう1フレーズとかつけられるのもさすが!
楽しいステージになって良かったですね。
次回も頑張って下さい☆
>くろねこさん
ありがとうございます。実は人前でしゃべるのは、どうという事ありません。だいたい、人前でしゃべれなければ、到底“人前で歌うのは無理”でしょ(笑)。私“歌う人”だもん。上手い下手は別として(笑)。バンドでヴォーカルがMCをやるのも、たぶん事情は同じだと思う。
「雰囲気読んで…」って、文字で読むと「すごいなあ…」と思われるだろうけれど、実は、あの場にいると、よく分かります。なんて言うのか? 演奏中は、バンドのみなさんと、見えない何かでつながっているんですよ。その“何か”で色々なことが伝わってくるんですよ。と言うか、私なんかは、かなり“鈍い”方だと思いますよ。セッション中のミージシャンの方々は、本当にテレパシーで会話をしているかのごとく、息をぴったり合わせてくるものです。でなければ、メロディーとコードしか書いていない楽譜を前にして、あんな簡単な打ち合わせだけで、かっこいい1曲を仕上げちゃうのは、無理と言うものです。
>次回も頑張って下さい☆
あ、はい。でもその前に「イパネマ」と「フライ・ミー~」はレパートリーに入れておかないと…。
ステージデビューおめでとうございます!
本格的なステージで羨ましいです。舞台度胸があるので楽しめたのですね。
次のステージも楽しんでください。
私も発表会は楽しく吹きます。
>野鳥さん
ありがとうございます。舞台度胸と言うか、人前で何かをやるというのが好きという性格が幸いしていると思います。いや、実際、ステージそのものは、きちんとした本格的なもので、そこで演奏できた幸運を感謝しています。これもそれも、人との出会いがもたらしたもの。偶然とは言え、笛先生に師事できたことが、昨日のお楽しみにつながっていったのだと思います。
ステージデビュー(文字にすると、ホント、おおげさ)は、それはそれで良かったと思いますが、所詮、反射神経がためされているような演奏なので、しっかり準備して自分の音楽を作り上げていく発表会はまた、別の意味で得難いチャンスだと思います。
野鳥さんは、来週でしたね。がんばってください、楽しんできてください。
ライブデビューおめでとうございます!
上がらない…と言われるすとんさんだけあって、余裕ですねぇ~♪ 周りの雰囲気を感じて同じ方向へ向かっていくのはアンサンブルの基本ですから、もう何でも大丈夫じゃないですか!
次は本格クラシックデビューもしてくださいなぁ♪
ライブ出演おつかれさまでした。他の方々もコメントされているように、すとんさんは度胸がありますね。私はかなり緊張するタイプなので、ただただすごいな~と思ってしまいました(^_^;)
イパネマの娘は私も好きな曲のひとつです。フルートで演奏したら格好いいでしょうね。
デビューおめでとうございます!!!!
緊張の連続だったでしょうか?
何度もステージ踏めばなんとかなりますよ。めげずにドンドンチャレンジして下さい。
ちなみに、緊張のない私のような奴ですとやらかすことが多いです。なので適度な緊張は忘れないで下さい!
デビューおめでとうございます!
読んでてドキドキしました。
自分の事じゃないのに…(←小心者)
表現をする場を与えられた…というのは素晴らしいことです。
今後も是非経験を積み重ねて下さいね。
デビューおめでとうございます。そして、お疲れ様でした。
楽しかったみたいで、上手に遊んでもらったみたいで、文章を読んでいても音が聞こえるようでした。
つぎはぜひ、「イパネマ」と「フライ ミー トゥー ザ ムーン」を練習して、また楽しめるといいですね。
ライブ、お疲れ様でした
《舞台とこじきは三日やったらやめられない》
こんな格言?があったような・・・??
病み付きになること間違いなし。
頑張ってジャズフルーティスト目指してください。
お久しぶりです。
ついにやりましたね! デビュー、おめでとうございます。楽しく演奏が出来たという感じがヒシヒシと伝わってきました。
やっぱり、コツコツと練習するだけじゃダメなんですよ。人前で楽しく演奏してこそ、音楽の本筋だと思います。すとんさんのおっしゃる「高揚感」はよ~く解かりますです。
演奏が終わると達成感もあるけれど、同時に「次はもっと上手く演奏したい」という欲が出てきて、自分の課題も素直に立ち向かって行けますよね。
次回は、来月ですか。「イパネマの娘」と「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」のレポ、楽しみです。
また、お邪魔します。
ライブデビューおめでとうございます!!
もう読んでいて、めちゃくちゃ面白かったです。
すとんさんの興奮が伝わってきました。最高の夜でしたね。
イントロからなかなか入れないすとんさんから、
大波小波を連想してしまいました。ごめんなさい(^^;)
近くだったら観に行ってみたいです~。
爆笑トーク(?)聴きたいっ!
>めいぷるさん
ありがとうございます。
ええと、心の余裕はありましたが、技術の余裕はありませんでした。つまり実力不足ってやつです。こんな時、音楽が時間芸術であること心から感謝します。
今回は、私が合わせたというよりも、バンドの方々が私を盛り立てて、合わせてくれて、遊ばせてくれたのだと思ってます。今回、破綻なくできたのは、私の力ではありませんので、決して「何でも大丈夫」状態ではありません。さすがに、そこまで自惚れてません。
思えば、クラヲタの私が思わぬとこに行ってしまいました。クラシックデビューか…。憧れだなあ…。
>こしひかりさん
ありがとうございます。
私は舞台度胸はあるみたいですし、緊張はあまりしないタイプなのですが、それと同時に立派な小心者だったりもするので、あまり買いかぶらない様にしてください。
イパネマの娘は、フルートでやると、グッと来ますよ。笛先生のレパートリーなので、私は何度も聞いてますが、本当にかっこいいです。もちろん、本来は歌なので、歌手が歌うのが一番なのですが、楽器でやるとしたら、フルートが一番似合うと思ってます。
ボサノヴァを聞くと、「フルートって、アンニュイな楽器なんだなあ…」と思います。それに、フルートとギターの相性って、なかなかのものだと思います。
笛先生はボサノヴァ以外にもジプシージャズのライブも時々行いますが、ジプシージャズでは、バイオリンが主役になるんですね(フルートはヒロイン的立場になります)。こちらもなかなかおもしろいですよ。
>橘さん
ありがとうございます。
残念なことに緊張感は限りなくゼロでした。その代わり、めくるめく高揚感に包まれっぱなしの一日でした。ああ、楽しかった。
やっている最中は、何もめげることはなかったのですが、ライブが終わって、家で反省などをして、かなりめげました。いやいや、今後の課題がたくさん見つかりました。
>なので適度な緊張は忘れないで下さい!
そうですね、ごもっともです。少なくとも、舞台の上でリラックスする癖は治さないといけませんね。
デビューおめでとうございます!!
これからもどんどん参加してグレードアップしてくださいね。
私も昨日ピアニスターHIROSHIさんの即興を生で聴かせていただきましたが、こういうことができると本当にスリル満点で楽しいだろうなあ・・・と思います。
・・・というか私もある程度即興を学ぶ必要性があるのですが・・・。
>まきりんさん
ありがとうございます。
>表現をする場を与えられた…というのは素晴らしいことです。
ええ、本当にそう思います。願っても、なかなかそういう場のない人もいる中での、ライブ出演ですから、過ぎたる果報というものです。感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。
こういう経験を少しずつ積み重ねてゆけたらいいなあと思ってます。
>chikoさん
ありがとうございます。いやあ、実際、とても楽しかったんですよ。バンドの皆さん、遊ばせ上手で…。
「イパネマ」と「フライ・ミー~」は、すでに笛先生が手ぐすねひいている状態なので、さっそくレッスンの課題に入ってくると思ってます。とりあえず、この二曲はやっつけておかないと、次のチャンスはないものと思ってます。
>とろさん
ありがとうございます。
>《舞台とこじきは三日やったらやめられない》
「○○とこじきは~」のパターンで各種のことわざがありますね。舞台は三日どころか、一回やれば、もうやめられなくなるような気がしますが…。
>頑張ってジャズフルーティスト目指してください。
あ、はい。やっぱりそうなるのかな? 最初にフルートを買った時は、クラシック系のフルート吹きをめざしていたはずなんですが、どこでどーしてこうなったのやら。でも、楽しいから、まあいいかって気分です。
>ship-papaさん
ありがとうございます。
>演奏が終わると達成感もあるけれど、同時に「次はもっと上手く演奏したい」という欲が出てきて、自分の課題も素直に立ち向かって行けますよね。
はい、まさに今がその状態でして「さあ、がんばっていこう!」という気持ちでいっぱいです。
あの、高揚感は、クセになりますね(笑)。
あ、次回はまだ未定です。さすがに来月はないだろう…とふんでますが
>smilekumiさん
ありがとうございます。
大波小波! 言い得て妙ですね。まさに、そんな気分でした。入りたいのに入れないし、周りで見ている人たちもハラハラして…、うわっ! なんか変なものが胸に込み上げてくるぞ! うへー…。
でもね、あの入れなかった瞬間、私は絶望というものをちょっとだけ感じました。いや、おおげさでなく、まさにそんな感じ。お安い絶望で申し訳ないのですが、なんかもう、一生、曲に入れないような感じになりました。
後から考えると、かなりおおげさな感情ですけれど、その時はそれが真実だったのだから、仕方がないです。
>近くだったら観に行ってみたいです~。 爆笑トーク(?)聴きたいっ!
気持ち分かります。逆に言うと、本来ならば、遠方で知り合えるはずない人同士が知り合って、意見の交換をしているインターネットって、素晴らしいと思いませんか?
>Ceciliaさん
ありがとうございます。
即興って、間近で聞くと、すごいなあ…と思います。クラシックでも、協奏曲のカデンツァなんて、本来は即興だったようなんですけれどね。
即興も、やはり基本的なルールはあるみたいです。私はまだまだですが、笛先生のお教室では、先生に即興を習っている人もいます。むやみやたらにやっても、即興できるようにはならないみたいです。
ただ、即興を教えられる先生って、本当に限られているような気がします。そこが難しいところでしょうね。
ジャズフルーティストとしてデビューですね!すごいすごい!
ジャズって即興があってとても面白そうですね。アーティストの皆さんで作り上げる感があります。
それにしてもフルートの難しさがだんだんわかってきた今日このごろです。最初は簡単だと思ったのですが・・・・(涙)。
>あゆみさん
ジャズは即興があって、その即興が楽しくて、でもその即興ができなくて…と言う“はがゆさ”を感じました。まだジャズ界に入って半年なのに、生意気な私ですね。いづれは、あまり格好良くなくても、自分で即興もできるようになりたいと思います。
…まだテーマすら、きちんと演奏できない私なのですが…。
>それにしてもフルートの難しさがだんだんわかってきた今日このごろです。最初は簡単だと思ったのですが…(涙)。
Me too! しかしこれは、自分の中のフルートに対する完成度や要求度が高くなってきたからだろうと思ってます。つまり「あの角を曲がればゴールだと思っていたのに、いざ曲がってみたら、ゴールはずっとずっと先にあることが分かりました」状態です。
課題山積、前途多難ですね。お互い頑張ってゆきましょう。
遅ればせながら、ライブデビュー、おめでとうございました。
何度読んでも素敵素敵!ドキドキしてしまいました。
どのジャンルにしろ、生で身体で感じる音楽は最高ですよね!
きっとすとんさんはステージ向き体質なんですねえ。
毎日の練習ももちろん大切ですけれど、1回のステージに勝るものはないんじゃないかと思います。
あ、ボサノバじゃなくて「ボサノヴァ」なんですね(^_^;)失礼しました。
>通りすがりさん
私がステージ向き体質かどうかは分かりませんが、少なくとも不向きではなさそうです。
>毎日の練習ももちろん大切ですけれど、1回のステージに勝るものはないんじゃないかと思います。
いやいや、練習はもちろん大切ですよ。練習でなければ学べないことはたくさんあります。しかし、いくら練習を重ねて、ステージに上がらない限り学べないこともあると思います。そういう点では、練習と本番をバランスよく行なっていくのが良いことなのだろうと思います。
それと、ボサノヴァは「Bossa Nova」ですから、「ボッサ・ノーヴァ」が一番正しいみたいです。だから、「ボサノヴァ」でも「ボサノバ」でも、どちらでも良いのではないでしょうか?