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ブランネンとかアキヤマとかナガハラとか、やっぱりアルタスとか…

 銀座山野のフルートフェアに行った話は、すでにたかさんがブログで書いているので、御承知でしょう。今回は、私目線のフルートフェアの話を(今更ですが)します。いやあ、お盆進行だったもので、今頃のアップで申し訳ありませんねえ…。

 さてさて、今回のフルートフェアはイベント参加をメインとしたので、あまりフルートの試奏はしませんでした。それでも、一応、数本の試奏をしてきましたので、その感想を書きます。

 まず会場入りをして、真っ先に目についたのが、変な頭部管のフルート。尋ねたところ、アイハラフルート[※1]だそうで、リッププレートが貝やサンゴやグラナディラでできているそうです。ちなみに、タイやヒラメのリッププレートはありませんでした(笑)。

 とにかく、こういうゲテモノ(失礼)は大好きなので、さっそく吹いてみましたが…音色に関しては、うまく形容できる言葉が思いつきませんでした。とにかく、それぞれがかなり違います。「ああ、一般的なフルートの音じゃあないな…、では、この音はなんだろ?」 これが正直な感想です。色で例えると、中間色のような、何とも形容し難い音でした。

 とにかく、音がいわゆるフルートの音ではありませんでした。見かけ同様、かなり変わった音です。フルートを何本も持っている人が、コレクションにして、他人に自慢するのに良い笛だと思いました。

 おまけに、ちょいと吹くのが難しいな、とも感じました。これは、それなりに吹き手を選ぶフルートだなあと思いました。まあ、どのみち、 アイハラフルート[※1]って、初心者など相手にしていなフルートですから、これらのフルートも当然、初心者向けのモノではありません。初心者でなければ、フルートを何本も所有する人もいるでしょうし、曲によってフルートを使い分けたりするでしょう。そういうレベルの人が所有すべきフルートだと思いました。

 だから、私レベルの人間がどうこう言えるような、そんな楽器ではないと言うことです。ま、話のネタとしては、十分おもしろかったです。そして、これだけ趣味性の強い、笛オタク向けの楽器は、フルートワールドのような、展示即売会でこそ映える楽器ですね。私だって、そこに並べてあったらから試せたわけで、普段のようにショーウィンドウの中に並べただけなら「変なフルート?」でお終いだものね。これ、確かに“変”だけれど、十分、実用品です。人と違ったフルートを吹きたいという人向けです。

 「これはいかがですか?」といつもの店員さんに声をかけられて、薦められたのは、ブランネンの総銀ハンドメイドって奴です。総銀なのに230万円もするフルートでした。

 これねー、いいのよ。とっても。海外フルートは、今までパウエルしか吹いたことがなかった私ですが、ブランネンもいいね。この私が吹いても、CDでよく聞く上手なフルート奏者の音がします。ううむ、このフルートを持つだけで、数段、私の腕前が向上したような気分になれます。それに、あんなにうるさい会場でも、ピーンとした音が出て、壁に跳ね返ってくる反射音がちゃんと聞こえます。これ、すばらしく遠鳴りのするフルートなんだと思います。

 こいつに感心していると「こちらもいかがですか?」と、同じブランネンの総金のフルートを渡されました。ALL18Kのブランネン。値段はもう見ませんでした(どうせ、1000万円近くするんだろうなあ…)。

 …絶品でした。総銀のブランネンもよかったけれど、総金のブランネンはさらにいいです。何より、音がとても優しくなって、私好みです。あれ~、私はゴールドの音がキライだったはずなのに、なぜかブランネンのゴールドの音には惹かれているよお~。

 なんか、全身を耳にして、ゴールドブランネンを堪能しました。至福至福。あれだけうるさい会場なのに、もう、私の耳には、ゴールドブランネンの音しか聞こえません。ああ、贅沢。それにしても、吹き心地が良いです。壁に反射した音がきちんと聞こえます。これ、すごく良いです。

 ゴールドフルートなら…ブランネンとパウエル(とムラマツ)かな。静かな環境で、じっくり、この二つの会社のフルートを吹き比べてみたいものです。

 ナガハラの総銀も吹いてみました。フルコンサートって奴です。値段ですか? 180万円でした。ああ、金銭感覚がマヒしそう。ナガハラもいい感じでした。甘い音がします。吹いた感じもいいです。さすがは、ゴールウェイが選んだメーカーです。もっとも、彼のフルートはゴールドフルートですが…。

 この総銀のフルコンサートは、私との相性はさほど良くないのか、壁からの反射音はあまりよく聞こえませんでした。そこで、たかさんを呼んで、私の代わりに吹いてもらいました。もちろん私は、その音を離れて聞きました。

 たかさんが吹いているのを、そばで聞いた感じは、自分で吹いたのと同じ甘い音色ですが、ちょっと離れて聞くと、あれあれって思いました。そばでは甘く聞こえるナガハラですが、離れて聞くと、ちょっと辛口というかドライな音になりました。へー、聞く距離で音が変わるのもおもしろいなあと思いました。こういう経験は、以前、フルートマスターズの試奏の時に感じました。こういうフルートは、奏者の聞く音と、観客の聞く音が明らかに違うので、その辺の計算ができる奏者じゃないと、難しいですね。これでは、壁からの反射音を探そうと思っても、それと知れていないと難しいです。道理で、自分では分からなかったはずです。

 ちなみに、ナガハラは、音色は変わるものの、音そのものは、あの雑踏の中、スーっと響き渡りました。ただし、奏者はたかさんなので、当たり前と言っちゃう当たり前ですが。彼はフルートを相当鳴らしますよぉ~。

 たかさんにナガハラを渡したら、かなり気に入ったらしく、その後しばらく、ずっと(笑)吹いていました。やっぱり、ナガハラフルートって良いフルートのようですね。

 そう言えば、ナガハラのゴールドのフルコンサートは見当たりませんでした。きっと、私が来たので隠したのかな? あいつに下手に吹かせて、悪口かかれたら、たまらないぜ!ってところでしょうか(自意識過剰な私です:笑)。

 たかさんが、ナガハラにご熱心になってしまったので、私はノコノコとアルタスのブースに行きました。もちろんお目当ては、先日吹けなかったゴールドフルートです。

 すでに先客がいらっしゃたので、しばらくは、その方の試奏をそばで黙って聞かせていただきました。その方は、1307 -> 1207 -> 1007 -> 907 って感じで、ワンステップずつ、グレードを落としながら吹き比べていました。アマチュアの方のようで、この方が吹かれるのを聞いていると、私自身で吹き比べるよりも、それぞれのフルートの素性がよく分かっておもしろかったです。

 それぞれに良い音でした。アルタスフルートはなかなか良いフルートですね。まあ、楽器店やメーカー的には、お高いフルートをバシっと購入してもらいたいのだろうけれど、音の違いはあれ、それぞれのフルートは皆良い品で、あとは好みの問題だなあと思いました。値段が高いから、良い音が鳴るのではなく、その奏者の色々な特徴とフルートの特徴が合致した時に、一番良い音が出るのだと思います。で、どんな音が良い音なのかと言うと…簡単に言うと、吹いていて気持ちいい音のことでしょうね。だから、一番好きな音のするフルートを、お値段に関係なく選べばよいのだと思います。

 ま、であっても、1307はいいフルートだと思いますよ(笑)。

 その方の試奏(最終的に何を選ばれたは知りませんが、私が聞いた範囲では1307が一番お似合いでしたね)が一通り終わったので、一本だけあった、ゴールドフルートを試奏させていただきました。18Kの管体(メカは銀)に22Kのメッキをした、全身ギラギラのゴールドフルートでした。

 音は…あの環境だったので、全然分かりません。一体、どんな音がするんだろ? 吹き心地は、1307とほぼ同じでした。だから、いつもと同じように吹いてみると、同じような吹き心地なのだけれど、音が全く聞こえないと言うのは、なんか気持ち悪いです。

 それにしても、メッキはやっぱり私の好みではないなあ…。メッキフルートを否定するつもりは毛頭ないし、信用しないわけではないけれど、メッキしちゃえば、細部の仕上げを手を抜いても分からないもんなあ…。作っている最中の作り手の心の中に「こいつはメッキ仕上げだから…」という気持ちが全く無いとは言えないと思う。

 仕上げうんぬんを除いても、メッキって、本来の管体の響きをかなりマスクしてしまうでしょ。これは、プラチナメッキのフルートからは銀の響きがあんまりしない事からも分かります。メッキって、音に与える影響大きいし。

 あと、私はこれでも関東の人間なので、あのピカピカは…ネ。あのピカピカは西の人間のノリだと思う。太閤秀吉なら、大喜びでしょう。

 ただ「管体は金色なのに、メカが銀色でかっこ悪いよぉ。だけど、メカもゴールドにするほど予算はありませ~ん」って人には、バッチグーだと思う。でも、管体が金色で、メカが銀色ってのも、キカイダーや仮面ライダー・ダブリューみたいで、かっこいいと思うけれど。

 そう言えば、アルタスは、1107の管体銀のフルートにも、18K金メッキを施したものをラインナップしているよね。もしかすると、アルタスでは、今、金メッキが流行中? ま、それでアルタスの売り上げが伸びて、良いフルートをバンバン作ってくれるようになったら、それはそれで良しなので、ぜひ頑張ってほしいと思います。

 とにかく、どこかで、アルタスの無垢の総金フルートを吹いてみたいものですが、なかなかチャンスがありません。ま、次のフルートを急いで買う必要もないので、ゆっくり探していきたいと思ってます。

 さて、今回の銀座山野のフルートワールドは、イベント参加が目当てでした。実際、イベントはなかなかおもしろかったよ。

 感想は…

 ジャズは生ピアノが入ると引き立つよね。…と言うか、カラオケをバック演奏に使っちゃうと、それはジャズではなく、ジャズ風に感じちゃうんだな、私。

 アルタスは、プレゼンもおもしろかったけれど、プロ奏者による、ALとPSの吹き比べなんて、聞きたかったな。

 一流のプロが吹くと、頭部管銀も強化銀も同じ響きがするものだな。素材の違いは腕前だけじゃ乗り越えられないって言うけれど、だったら、洋銀と強化銀って、素材の特性が似ているのかしら?

 それと、山野楽器のそばには、オジサンたちが、しけこむのに恰好なお店がウヨウヨありました。ああ、オムライス喰いたい、天ぷら喰いたい、あんぱんも喰いたい。

 来年もまた、フルートワールドに行きたいなあ。人手が寂しかったけれど、来年…開催するかな?

 蛇足。宝くじ(サマージャンボ)当たりました。300円でしたが…。これではフルートは買えません。次の宝くじは…オータムジャンボですか。来月発売かな? あああ、仕方がありません、ゴールドフルートの購入は今年の秋に延期です(マジですよ)。

 追記[2009年9月26日]  [※1]について。当初はこの部分を「アキヤマフルート」と書きましたが、どうも私の勘違いだったようで「アイハラフルート」が正しいようですので、訂正を致しました。ご指摘くださったセンニンさん、ありがとうございます。間違えてしまったアキヤマフルートさんとアイハラフルートさんには、深くお詫び申し上げます。

コメント

  1. めいぷる より:

    どんどん技術が上達すると、自分のやりたい事も阻まれないで表現出来るようになりますよね。
    そーすると、徐々に、好きな楽器の傾向が変わって来ますよ。おそらく基本的な音色はアゲハちゃん路線がお好みだと思いますが(^^)v
    ヒトツ階段を上った時点で同じ楽器を吹き比べてみてください、きっと違う感想が得られますよ。(それを読むのも楽しみにしています)

    明日からフルート・コンヴェンション、今年は規模縮小との事で、どれだけメーカーブースが入っているか判りませんが、時間があったら試奏して来ます。[E:lovely]

  2. すとん より:

    >めいぷるさん

     腕前の上達とともに、好きな楽器の傾向が変わると言うのは、何となく、分かるような気がします。以前はあれほど、嫌われていると思っていたムラマツさんとこの娘さんの中にも、仲よくできそうな子がいたのも、私自身が変わってきたからだと思ってます。同じように、親しくしてもらえないサンキョウさんのところの娘さんとも、そのうち、口を聞いてもらえるようになれるかなあ…と思ってます。

     だから皆さん、キャリアが長くなってくると、フルートを変えていくんですね。

     ところで…、

     おお、フルート・コンヴェンションですね。私もチラシ持ってマース。私の憧れのガロワが出演するので「行きたい、行きたい、行きたい!」と思ったのですが、演目を色々と検討してみた結果「どうやらこれは、遊び半分の趣味の人は相手にしてなさそうだぞ…」と思い、KYな事はやめました。今の私では「遊び半分」どころか「遊びほとんど」だから、この手の、マジぱねえ雰囲気には耐えられそうもありません。

     と言うか、本当の話をすると、プログラム見て、ビビっただけです(笑)。だって、どれもこれも、真面目でお堅そうなんだもん。おまけに難しそう。お呼びじゃなさそうなんだもの。

     この調子でフルートを勉強していけば、あと何年で、あのコンヴェンションに参加できるようになれるかしら? とりあえず今年は…小夜子さんの発表会を応援に行きます。

  3. 橘深雪 より:

    とてもフルートフェアを楽しまれたご様子ですね。
    私もフルートフェア行きたい!と思いつつ、なかなか実行に移せないのが実情です。
    今年は楽器フェアの年だし、行って色んなフルートを試奏するのもいいかな~って、ほぼ同窓会になりそうだしな~(笑)

  4. はむはむ より:

    夏休みの帰省で読めなかった記事を読むのに追われていて、
    なかなかコメント出来ませんが…無理やり割り込み(笑)

    私はこの先、どんなにフルート歴が長くなろうとも
    もう買い換えは出来ませんけれど…
    それでも、こういった試奏レポートは読むたびにワクワクします[:heart04]
    いつかはすとんさんも、また新しいフルートを選ぶ時が来そうですね。
    次にすとんさんのはぁとを射抜くのは、いったいどんなフルートなのか
    とてもとても楽しみです[E:notes]

  5. たかさん より:

    ナガハラの総銀は吹いていて、音の引き出しがいくつもある感じでした。どれだけの音色を持っているのかと、ついつい吹き続けてしまいました。

    総銀のフルートもこのクラスになると、ずいぶん違いますね~。

    実は、私がナガハラを吹いていたら、高野さんが私の吹いているのを見て(聞いて)ニコニコしていました。

    宝くじにさえ当たれば、よりどりみどりなんですけどねー。三百円だとちょっと無理かな。

  6. すとん より:

    >橘さん

     おお、そうですね。今年は楽器フェアがありましたね。その時期に私も身体が空いていたら、ぜひ行きたいと思ってます。試奏できるのは、フルートとは限らないのでしょう。だったら、私はサックスとか吹いてこようかな? ジャズフルートを勉強していけば、いずれはサックスもやらないといけないようですから、その日を夢見て、サックスに興味シンシンな私です。

  7. すとん より:

    >はむはむさん

     ごゆっくりどうぞ。別にブログの記事は逃げませんから(笑)。

     私の経験から言うと、必要なものは、必要な時期にきちんと手に入れることができるように神様が何とかしてくれます。だから、私にフルートの買い換えが必要になったら、たとえどんなに高価なフルートであれ、無理なく入手できるようになるはずなので、今は、その時のために、色々と検討を重ねている段階です。

     神様がOKなら、きっと秋になると、私はゴールドフルートのオーナーになっているはずです(笑)。

  8. すとん より:

    >たかさん

     あのナガハラの総銀フルートは、なんか凄かったですね。日本では、あのクラスの総銀フルートってないので、銀でもここまでできるんだあ…と思いました。世界は広いし、国内産のフルートもなかなか良いのですが、目を海外にまで向けると、さらにすごいフルートがある事が分かりました。今後は、海外のメーカーにも注目していきたいなあと思いました。「ザ・フルート」を読んでいると、フルートメーカーって国内にしかないんじゃないかって、錯覚しちゃいますね。

    >宝くじにさえ当たれば、よりどりみどりなんですけどねー。

     一千万円程度では、よりどりみどりにはなりませんよぉ。やっぱり“億”の単位の賞金をゲットしないと、よりどりみどりにはなりませぬ。フルートって、上を見ちゃうと、ほんと、キリがありません。(だから、金銭感覚がボロボロになります、フルート吹いていると…)

  9. ひょっとこ より:

    とりあえず、John Lunn(ジョン・ラン)の
    アールヌーボなフルートでもいかがですか。
    http://www.lunnflutes.com/

    動画
    http://www.lunnflutes.com/process.html

    Sterling silver ~ $16,500
    (Sterlingなので925の銀)
    日本にはほとんどないのではと思います。

    個人的に狙ってます。

  10. ふっきー より:

    フルートワールド、本当にキラキラしたフルートに囲まれて、それだけで幸せな時間でした。
    結局色々とお世話になりありがとうございました。
    当日はゴリゴリ初心者(今7月からフルート始めました)ながら、色々吹かせてもらいました。ムラマツの人に運指押しててもらったりしながら(笑)。

    フルートコンベンション、ガロワは私の師匠もお勧めまくりで、聴いておいた方が良いですよって言われました。私で聴けといわれたんだから、すとんさんならもうおよびでないなんて事は全然ないと思います。
    といったって、高いんですよ参加費が!!!
    なので私は断念しました。行きたいんだけどなあ。

  11. すとん より:

    >ひょっとこさん

     見ました。すごいですね。もはや楽器と言うよりも、彫刻ですね。手工芸品の極みのようなフルートですね。こういうのを見ちゃうと、日本のフルートメーカー(と言うか、職人さん)も、まだまだ勉強の余地ありって気がします。

     確か、日本でこのフルートを愛用しているプロ奏者がいたと思うけれど…誰だったかな?

     スターリングシルバーで、1万6500ドルですか…、税金がかかるだろうから、国内で買うと、200万円くらいになるのかな? すごいなあ…。でも、これだけのハンドメイドになると、製品ごとのバラツキも相当ありそうだから、オーダーではなく、レディーメイドで欲しい気がします。そういう意味では、アメリカに行って、あっちの楽器店で散々試奏しまくって買った方がいいんだろうな。

     それにしても、ひょっとこさんは、色々な事をご存じで…、感謝です。私にとって、とても良い刺激ですよ。

     ああ、金銭感覚が狂いまくりだー!

  12. すとん より:

    >ふっきーさん

     フルートワールドは本当に楽しかったですね。

     フルートコンヴェンションは楽しそうですが、やっぱり行けませんわ。初日(お、もう今日じゃん)はバッチリ仕事ですし、二日目は息子と江ノ電各駅停車の旅をする約束をしちゃいました。三日目は小夜子さんのフルート発表会の応援だしね。コンヴェンションには行きませんが、それなりに充実した週末を過ごせそうです。

  13. センニン より:

    はじめまして。
    時期外れのコメントですみません。
    ちなみにmuramatsu とは相性が悪いです。

    Flute World 2009 私も行きました。
    Nagahara のゴールドの FC、ありました。
    試奏して大変気に入りました。
    以前通常のスケールのシルバーを試奏したときは特別な印象はありませんでしたが、これは良かったです。
    オケ奏者向きだと感じました。

    Altus の A18K(D)II 22GP も試奏しました。
    A18K(S)II を(も)使っていますが、全然違う音色で、反応が良くて良く鳴りました。これから 18k を買おうという人には新しい 22GP の方が馴染みやすいかもしれません。
    メカは軽いですね。

    Brannen の 14k も使ってます。
    良い楽器ですの一言です。
    Powell 特に 19.5k とは全然鳴り方や音色が違いますが、信頼できる楽器です。

    ところで文中の変わったリップのフルート、Akiyama でなくて Aihara ではありませんでしたか?
    鹿の角を使ったのもあるのですが、その場には出してなかったようです。

    私もしょっちゅう試奏に歩いているのでまたお邪魔させていただきます。
    明日も山野楽器に行きます。

  14. すとん より:

    >センニンさん、いらっしゃい。

     まず、アキヤマかアイハラかの件ですが、私としてはしっかりメモをとっていたつもりですが、間違えてしまったかもしれません。間違えたままではメーカーさんに失礼なので、さっそく記事には追記をして、訂正を加えておきます。ご指摘、ありがとうございます。

    >A18K(S)II を(も)使っていますが、
    >Brannen の 14k も使ってます。

     うわー、その二本とも、私の憧れのフルートです。特にブランネンの方は、実際に試奏させてもらい、その素晴らしさに驚きました。日本のフルートメーカーも頑張っていますが、高級フルートという分野においては、アメリカのメーカーの方が、一日の長がありそうですね。

     A18K(S)II は、メカ銀ですが、管体はメッキではないのですよね。どんな感じなんだろう。本当にあこがれています。

     また、気になる記事を見つけたら、過去記事でも気にせず、気軽にコメントお願いします。

  15. センニン より:

    おはようございます。
    レスありがとうございます。

    前回のコンヴェンションの頃発売された新しい A18K のシリーズ(II が付く方)は代理店である Global の担当者によれば「Altus 渾身の作」だそうです。

    実は A18K(S)II は手放すつもりで、山野楽器に預けようと思っています。
    よろしかったら触れてみてください。
    使用時間は短いので状態は良好です。

  16. すとん より:

    >センニンさん

     山野に行くことは年に数回ありますので、その際にはぜひ試奏させていただきたいと思ってます。

     現実問題として、私にとって、ゴールドフルートは憧れですが、その価格を鑑みると、自分は本当にゴールドフルートが欲しいのかって、時々考えちゃいます。(日本製の)ゴールドフルートを買うお金があったら、アメリカ製の高級シルバーフルートの方がいいんじゃないかとか、結局どんなフルートを買っても自分の音しか出ないなら、スタンダードなフルートを自分色に染めていく方がいいんじゃないかとか。いっそわがままに、フルート職人さんにたくさんの注文をつけて、自分だけのフルートを特注で作ってもらった方がいいんじゃないかとか…。

     ほぼ、妄想に近いのですが、アレコレと悩んでいます。また、この悩んでいる事自体が、とても楽しかったりします。

     アルタスはゴールドフルートも製作しているのに、メーカー的には(広告的には)全くゴールドフルートを推してませんよね。「渾身の作」が広告的にスルーされているのは、アルタスユーザーとしては、解せません。今度、アルタスの営業さんに会ったら、尋ねてみようっと。

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