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最近の私の声について(2009年8月現在)

 今日は、定点観測的な記事です。

 今、少しずつ、“頭声(ポピュラー界で言うところの“ヘッド・ヴォイス”まんまだね:笑)”を身に付けつつあります。ある意味、今が正念場かもしれない。ここでの努力とか学習態度とか、その他モロモロで、きちんと頭声が身に付くか付かないか、あるいは完全に身に付くか、いい加減な形で身に付くか、決まるのではないかと思って、結構、気合を入れて、日々を過ごしています。

 頭声を手中に入れていく過程で、声質がどんどん若くなっていくような気がします。声が若返るのに伴って、音域が高い方に広がっていくように感じます。しかし、低音域が狭まるとかそういう事は全くないので、単純に音域が広がっていくような気がします。

 発声練習のように、その音さえ、出ればいいのなら、すでにBまで割とスッと出ている事が多いです。休養が十分な日はHigh-Cまで出ちゃってビックリします。逆に体調が悪いとAsで終わり。もちろん、無理強いはしないようにしてますが、ギリギリまで頑張ると、こんな感じ。

 当然の話ですが、発声練習で出せる音と、歌で使える音は、全くの別物です。

 歌では、Gを習得中っ感じです。少しずつ、楽にGが出せるようなになってきました。これがFis同様、楽々出る様になったら、うれしいな。とにかくポイントは、若い声で歌うことのようです。オッサン声で歌うとFとかFisとかで天井が塞がっちゃいますので、要注意です。リアルな肉体は、老眼で目がショボショボだし、髪も白いものが混ざってきてますが、声だけは若作りで頑張りましょう。

 お腹の使い方も、妻にお腹を押さえつけられながら歌っていた感覚がまだ残っていますが、これが声には、かなりいい感じです。先生に「いつもお腹を引いて!」と言われていますが、なるべく(笑)、これを実践していきたいと思ってます。

 現在の発声の方が以前のそれと比べ、胴体はシンドイですが、それ以外は楽なのが、いいですね。あと、音程も良くなってきた様な気がします。以前は、何をどうやってもぶら下がり傾向でしたが、頭声を混ぜる様になってから、ぶら下がりの傾向も改善されつつある…と自分では思ってますが、どうでしょうね。

コメント

  1. ダリア より:

    おはようございます。
    すとんさんの歌のお声がドンドン若くなっていってるなんてすごいです。やっぱり本格的に個人レッスンを受けると結果の出方が違うんですね。お話のお声もきっとハリのあるわかわかしいお声を想像しています。ブログのお話を読んでいて画面から聞こえてくるすとんさんの幻の声???はとっても元気があって、パワフルなバリトン、なのですが歌ではテノールなんですね。
    実は、ナイショなのですが私も声は若めに聞こえるらしくて電話で私が「はーいマルマルです」と出ると知らない人は「お母さんいらっしゃいますか」とよく言われます。「今いませーん」となるべくかわいくお答えしてますよ。期待を裏切ってはいけないですもんね。

  2. すとん より:

    >ダリアさん

    >やっぱり本格的に個人レッスンを受けると結果の出方が違うんですね。

     本格的かどうかまでは私には分かりません(少なくとも音大受験レベルとは遠くかけ離れていると思います)が、個人レッスンに移った事の影響だろうと思います。グループレッスンをあのまま受け続けていたら、今頃ここまで来たかと言うと、それは甚だ疑問です。

     とは言え、あの時期に、グループレッスンを受けていた事は、私にとっては、必要な事だったのだと思ってます。少なくとも、基礎の基本を学べたし、身体も作れたし、ね。

    >電話で私が「はーいマルマルです」と出ると知らない人は「お母さんいらっしゃいますか」とよく言われます。

     それは貴重ですね。私も今度、キャッチセールの電話でもかかってきたら「今、両親は留守なので、よく分かりません」とか答えてみようかな? 頑張れば、高校生程度には聞こえないかな? やっぱり無理?(笑)。

  3. Cecilia より:

    声だけでも若々しくいたいです。
    すとんさんの記事で希望が持てました。(笑)
    私も白髪があるのですが、白髪がたくさんあっても若々しい雰囲気で素敵な人もいるし、大体秋篠宮は同世代なのに真っ白なのでまあいいかと思っています。
    白髪=老化・・・でもないのでしょうね。

    電話だと私も娘たちもまったく同じに聞こえるらしいです。
    夫でさえ間違えます。
    あと3年ほど前にピアノ発表会で親子3人でドレスを着ていたら、ある方が本気で「姉妹?」とおっしゃったのでうれしくなってしまいました。(なぜそう見えたのか不思議・・・)

  4. Cecilia より:

    それとちょっと宣伝なのですが、ブログのお友達のみどさんという方が近いうちに江ノ島で本番があるそうですが、ソプラノだけでなくテノールの方も出られるはずですので、ご都合がつくならどうぞ。
    私は近ければ是非行きたいのですが、残念です。
    このことが出ているサイトがなさそうなので、みどさんの記事を貼り付けておきます。
    http://midopon3106.blog.so-net.ne.jp/2009-08-10
    私は聴いたことがないのですが、イタリアでお勉強中で、聴きに行ったほかのブログ友の話だと”突き抜けるような高音”だそうです。
    以上、宣伝でした。

  5. すとん より:

    >Ceciliaさん

    >ある方が本気で「姉妹?」とおっしゃったのでうれしくなってしまいました

     ああ、女性ってそうなんでしょうね。実は子どもの頃、私も母と一緒にいると、姉弟によく間違われました。その時の母の喜びようと言ったら…。そういうもんなんでしょうね。間違われる子どもの方は、何とも言えない不思議な気持ちになりますが…。

     …今なら、夫婦に間違えられるのかな?

     江ノ島のライブはおもしろそうだけれど、私、まだお仕事中で~す(笑)。それに、お仕事でないとしても、その日は笛先生のライブが茅ヶ崎であるので、そっちに行かないとね。それにしても、ミラノにお住まいの歌手の方のコンサートが生で聞けるなら…それはほんと、行ってみたいものです。残念。

  6. ピーマン より:

    こんばんは♪

    自分はヘッドボイスは得意なのですが、逆になぜかミックスが苦手です;

    ミックスのところを自然に歌うとヘッドボイスになっちゃったりして、カラオケ行くと原曲のキーに合わせようとして少し力んぢゃいます。。。

    地声要素が強い曲をカラオケで歌うと感覚的にファルセットより地声側にひっぱっちゃて苦戦中です(●´ε`●;)笑

  7. すとん より:

    >ピーマンさん

     ミックスは難しいですね。私はテノールですから、ポピュラー用語で言うと、チェストからミックスのあたりを上手に使っていかないといけないのですが、なかなかどうして。

     習うより慣れろ、という部分も正直ありますね。頭で分かっていても体がついてこれないという事もあります。ヒントをつかんだら、後はひたすら、歌って歌って歌って、体で覚えていくというしかないのかなあ…と思ってます。

     そう言えば、最近カラオケに、行ってないなあ…。

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