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お隣のお隣さんは…(驚)

 灯台もと暗しと言うか、何と言うか。

 以前、散々、息子君のピアノの先生探しの話をしておりました。どこか近所で良いピアノの先生いないかしら? そのためにピアノ発表会のハシゴなんかもしておりました。その感想については、以前連載をしました(現在は「ピアノ」のカテゴリーにあります。また連載第1回の記事はこちら)。

 新しい先生も見つかり、日々レッスンに勤しんでいるかと思いきや、肝心の息子君は、めっきりピアノに向かわなくなりました(その代わり、ゲームばかりしています)。どうも練習もしないでレッスンに行くというか、テキストをお教室に置きっぱなしにして、家に持って帰ってこなくなりました。いやはや、何とも…。

 ピアノの先生は良い先生で満足してますが、肝心の息子君がこれではねえ…。あれだけ先生探しに手間隙かけたのは、一体なんだったのだという思いがフツフツとわき上がってきます。

 それはともかく。

 最近、よく息子君のクラスメートたち、それも女の子たちを、我が家の近所で妻が見かけるそうです。ん? ウチの息子君、目当て? まさか…と思っていたら、やっぱり違いまして、実は彼女たちが、なぜウチの近所に出没しているのかと言うと…、

 ウチのお隣のお隣さんが…ピアノの先生だったんです、驚き~! だって~、そのピアノの先生、昼間は近くのお店でパートしているんだよ。まさか、昼間はパート、夕方はピアノの先生、朝夜は主婦とは思わないじゃん。

 それでそれで、彼女たちがピアノのレッスンを終えると、わざわざウチの前まで来て「ここ、すとん息子の家だぜ~」「えー、ほんとー」「ギャー」なんて会話をしているんだそうです。

 ご近所が迷惑なので、玄関前で叫ばないでください>お嬢さん方。

 いやあ、そんな近所にピアノの先生がいるなんて、知りませんでした。ウチのすぐそばじゃん。看板の一つも出ていないから、全く気がつきませんでした。絶えずピアノの音がするので、あそこはピアノ熱心なお宅なんだなあ…と思ってましたが、そりゃピアノ教室なら、ピアノの音が絶えなくても当たり前だよねえ。

 灯台もと暗しとは、まさにこのこと。ピアノの先生探しの時に、このことを知っていたら、先生第一候補だったろうにねえ…。残念。

 ピアノ教室、やっているなら、看板ぐらい出してください(涙)。

コメント

  1. Cecilia より:

    それではすとんさんの発声練習もお隣に聴こえている・・・ということですよね。(笑)
    共働き家庭ならなおさらご近所の教室がありがたいだろうなあ・・・とお察しします。
    でもあまり近すぎるのもお互いやりにくいだろうなあ・・・と思う私です。
    一番良いのは子供さんがバスなどで(徒歩で行けたらなおよいですね。)20分程度で通えることでしょうか?
    私は中学生まででしたが学校の近くだったので帰りに寄れてよかったです。
    出かけていく・・・という緊張感も多少はあったし、同世代の友人と時間帯が重なっていたのでそれなりに対抗意識もあったし。
    いまや普通にパートをして・・・というピアノの先生も珍しくないでしょうね。

  2. 橘深雪 より:

    お隣がピアノ教室とは驚きですよね。すとんさんの伴奏をお願いすることも可能だったりするかも?とても羨ましいです。

  3. すとん より:

    >Ceciliaさん

     私の発声練習の声は、隣近所に全く聞こえていないというわけにはいかないと思いますが、さほど気になっていないはず(?)です。一応、地元には耐火防音基準というのがあって、家を建てる時は、その辺の基準をクリアしないといけないことになってます。

     かなり厚めのタイル製の壁面にたっぷりモルタルで覆った外壁と内壁(これは普通の木製の壁)の間に、これでもかーっというくらい、グラスウールをぶち込んであります。練習は書斎で行ってますが、書斎は基本的に「窓締切、雨戸締切」なので(そうしないと、本が傷むでしょう)、防音室並とは言いませんが、かなり音を防いでくれています。おまけに書斎の外側は道路と駐車場なので、お隣との距離もバッチリ(何が?)。

     私が練習中に、女房がフラフラと帰宅してくるなどの時に、外に漏れる騒音に関して尋ねたことがあります。それによると、家のかなり近くまで来て、やっと声が漏れ聞こえる程度なんだそうです。ま、道には聞こえるけれど、隣の家の中までは絶対に聞こえないレベルだそうです。

     もしろ問題は、家の外には音は漏れづらいけれど、家の中には、ダダモレといったことかな? 具合が悪いなどで、寝ている人間がいると、練習は控えることにしてます。

     ちなみにフルートは、外には、まったく聞こえないそうです。いかに私の歌声が大きいかということですな(汗)。

     ピアノの先生の家も、ピアノがガンガン聞こえるというのではなく、家のそばまで行くと、なんとなくピアノの音が聞こえるといった程度です。きちんと聞こえていたら、いくら私でも、ピアノ教室だろうとは気がつきますって。

     ちなみに息子君のピアノ教室は、学校と自宅の間にあって、徒歩10分くらいで到着します。たぶん、ちょうどよい距離なんだと思います。

  4. すとん より:

    >橘さん

     隣ではなく、隣の隣です(って、小さいことですが)。

     伴奏ですか…頼めるといいのですが、実はそんなに親しくない。ウチは近所の、昔からいるジジババさんたちとは仲良くやってますが、最近家を建てて引っ越してきたような家とは、それほど親しくないのですよ。ま、ドライな近所づきあい? 都会ではありませんが、そんなところは都会っぽいというか、都会の人がこっちに越してきた?みたいな、感じです。

     ま、ピアニストに関しては、プロアマ問わず、知り合いがそこそこいますので、スケジュールとギャラとその後の人間関係の諸問題(だって知り合いにピアノをお願いするなんて、こっ恥ずかしいじゃないですか!)を解決すれば、実はなんとでもなります。そういう意味じゃ、恵まれているかな?

     でもね、やっぱり近所の知り合いにピアノを頼むのは、恥ずかしいですよ。頼むなら、ちょっと離れたところにいる、プロの方々かな? プロの方が頼む時に、サバサバお願いできるじゃないですか。腕も確かだし…。

  5. smilekumi より:

    いや~、そのお隣のお隣さん、カッコイイ-ですね!
    あるときはパート店員、またあるときは主婦、そしてその正体はピアノ講師だった~!みたいな(サスペンスの見過ぎ)。
    なかなかピアノ1本で生計を立てるというわけにはいかないのでしょうね。
    ピアノカテゴリー、拝読しました。うちも親子共々歩いて10分ほどの某大手楽器会社系の教室に通っています。やっぱり近いのが一番です。もうちょっと安かったら文句なしなんですけどねぇ・・。

  6. すとん より:

    >smilekumiさん

     ま、生計は旦那様もいらっしゃることですし、それほど必死なわけではないと思うのですが、我が家と一緒で、家のローンを抱えていらっしゃるでしょうし、それなりには大変なんだろうと思います。ええ、ウチも大変なんですよ、実に。余所様からみると、極楽トンビのように見られているフシもありますが…。

     でもやはり、手に技術(ピアノ演奏)を持っている人は強いです。ピアノの先生なら、どこでも(それなりに大変でしょうが)開業できるもんな。

     ウチも最初は、某大手楽器メーカー系の教室でした。色々あって、個人の先生に変わったわけですが、今となっては、いい先生と巡り合えて、個人の先生に移ってよかったなあと思ってます。あとは、息子君が真剣に練習さえしてくれればOKなんですがね…。

     「練習しねえんなら、ピアノふてちまうぞ(我が家の家庭内言語は江戸弁です)」と言うと「それは困る」と言いながら、ピアノに向かってゲームします。そんな調子で、最近の息子君はピアノの練習はやっても10分くらいです。ただ感心なことに、歌は毎日1時間程度歌ってます。来週、メサイアをやるので、今が追い込みってわけです。

     でも、歌を真面目にやるなら、ピアノは必須なんだけどねえ…。

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