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GWに水戸に行ってきた その7 財布、落としました(涙)

 茨城県立歴史館を見終えた私は、心身ともに満足でしたが、実に疲れました。で、ロビーで一休みをしながら、その後の行動予定を考え直してしまいました。
 と言うのも、ここまでどこに行っても、義公烈公義公烈公義公烈公たまに慶喜、でまた義公烈公義公烈公義公烈公…なんですよ。ほんと、水戸の人は、義公こと黄門様と、烈公こと斉昭様が、大好きなんです。でも、私はもうお腹いっぱい。当初予定では、この後は徳川ミュージアムに行くつもりでしたが、たぶんそこに行っても、またも義公烈公のオンパレードかと思うと…分かるでしょ? で、ちょっと目先を変えることにしました。
 実は前日、弘道館へ行く途中の坂道の掲示板に茨城近代美術館の案内ポスターが貼ってありました。それによると、只今、近代美術館では伊藤若冲の企画展をやっているみたいなのです。「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」ですって。「ううむ、黄門様よりも若冲かな?(水戸、全然関係ないけれど)」って気分になってしまいました。
 ゴールデウィーク中に近代美術館に行くためには、WEB予約が必要との事で、さっそく当日予約を入れました。よしよし、これで次は美術館だ!
 歴史館から近代美術館は…さすがに距離があって、疲れきった我々が徒歩で向かうには距離が有りすぎた(偕楽園を通り抜けて、さらに千波湖の端から端まで歩き通さないといけないのです)ので、タクシーを呼ぶことにしました。
 で、タクシーに乗ったところで、ふと天啓を感じて、カバンを確認したところ…カバンの中に、私の財布が無いじゃないですか?
 財布が無い? 紛失? 落とした? まさか盗まれた? どちらにせよ財布がない? これはヤバい…。
 さっそく、タクシーを歴史館に戻しました。最後にカバンを開けたのは、美術館のWEBチケットの予約の時で、それは歴史館のロビーで行いました。その時は、確かに財布はあったわけだから、財布が消えたのは、ロビーからタクシーに乗るために移動した、その間だけです。でも、どこでどうやって紛失したのかは分からない。だって、疲れていて頭働いていないもん。
 妻には、広い歴史館の敷地で歩いた道を探してもらうことにしました。私は歴史館に突入して、受付で事情を説明して落とし物の確認をする事にしました。
 受付であれこれ説明をしたところ…私の財布が出てきました。どうやら、ロビーに落としていたようです。それを親切な人が拾って受付に届けてくれたそうです。ありがとう。感謝です。ありがとう。
 お金を始め、中身は全く無事でした。そもそも財布そのものが妻からのプレゼントだったので、お金はもちろん、財布が戻ってきた事がうれしかったのです。コインロッカーがいっぱいで、茨城への印象が悪くなっていた私でしたが、この一件でイメージは逆転し、茨城の印象が一挙に良くなりました。少なくとも、水戸の観光関係者はコインロッカーの設置数を見直すべきだと、今でも強く思うけれど、茨城県民はとてもいい人で、そんな人たちが暮らす茨城は良いところだと思うようになりました。
 ありがとう、茨城。拾ってくれた人は誰だか分からないのだけれど、本当にありがとうございます。
 財布が戻ったので、改めてタクシーを呼んで、茨城近代美術館に向かった我々です。
 お目当ての若冲は…正直、ちょっと期待外れでした。展示されていた若冲作品は、水墨画の掛け軸ばかりで、たぶんこれらは若冲の本気の作品じゃない…って感じました。いわゆる本気の作品…着色細密画…は、ほんの数点しかありませんでした。そもそも、若冲の展覧会というよりも、京都の細見美術館の所蔵品の展覧会なわけで、その中に若冲の作品が数点あります…って感じでした。まあ、若冲を日本で見るなら、やっぱり皇居にある三の丸尚蔵館だよね。現在、お休みだけれど…。
 で、若冲作品には(勝手に)がっかりしたので、その他、貴重で重要な作品展示があったのかもしれないけれど、心がザワザワして、鑑賞どころではありませんでした。
 むしろ一旦休憩を入れてから見た常設展示の方に感銘を受けたくらいです。常設展示は茨城ゆかりの作者さんの絵画や彫刻が展示されていたのだけれど、なかなか心動かす作品がありました。特に、西山翠嶂氏の「飛魚」は良かったよ。私が金持ちなら、買い取って自宅に飾りたいくらいに気に入りました。
 さてさて、なんだかんだ言って、閉館間際までグズグズしてました。若冲成分に不足を感じてしまったので、ミュージアムショップでは以下の書籍を購入した私です。
 ああ、紙の本は買わないって誓ったのに、ついつい買ってしまいました。この本の良いところは(本に載せるために)若冲の作品の全体を縮小して掲載しているのはもちろんだけれど、部分を原寸大で掲載しているところです。若冲の作品は、遠くから見ても良いのだけれど、じっと近寄って間近で見るのも良いんだよね。だから、この原寸大掲載がいいんだよ。
 ちょっぴり心がホクホクして、美術館を後にした私でした。

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コメント

  1. オペラ座の怪人の怪人 より:

    大昔、メキシコ駐在を経験した先輩曰く、
    メキシコでは「Everybody is 泥棒(誰もが泥棒)」
    盗むのが当たり前、
    盗む奴が悪いんじゃない、
    盗まれる方が悪いんだ!
    (本気で言っていた)
    日本で良かったですね。
    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
    おしまい

  2. すとん より:

    オペラ座の怪人の怪人さん
     そうそう、実は私、探す時は、ほとんど諦めていたのです。もう出てこないだろうなあ…ってね。一応、旅行中なので、たくさんではないけれど、それなりにお札入れていたし、だいたい財布そのものがブランド品(別に自慢しているわけじゃないです)だし、こりゃあダメだろうなあって思っちゃったんですよ。
     それが、あっさり出てきたんです。本当に、茨城の人の、水戸の人の、民度の高さに感謝します。この民があって、あの主君があったわけです。本当に素晴らしいです。
     後は駅前のコインロッカーをどうにかすれば、問題ないわけです(笑)。
     ありがとう、茨城。感謝してます、水戸。

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