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GWに水戸に行ってきた その4 水戸藩ラーメンを食べたよ

 タクシーで向かった先は、ネットじゃ有名な石田屋さんです。京成百貨店とは駅を挟んで反対側。いやあ、遠い遠い。でも、タクシーだとスイスイですよ。
 で、石田屋さんに到着しました。石田屋さんがある場所は…普通に住宅街でした。で、石田屋さんは住宅街にある普通の町中華って感じの地味めな店でした。店内はごく狭く、カウンター席しかなくて、お店は出前で成り立っているような感じでした。ネットの情報が無かったら、絶対に観光客が訪れることは無い店です。
 妻は水戸藩ラーメンを。私はゴールデンウィーク中だけある、特別メニュー、石田屋セットを頼みました。石田屋セットは、水戸藩ラーメンと納豆と半ライスのセットです。つまり、ラーメンと納豆ライスのセットだね。納豆には切り節大根が入ってました。
 水戸藩ラーメンとは、いわゆるご当地ラーメンのひとつで、ここ水戸以外では食べられません。日本で最初にラーメンを食べたのは、水戸黄門こと水戸光圀で、彼が食べたラーメンのレシピを再現したのが、この水戸藩ラーメンとの事です。もちろん、よく分かんない部分は現代人好みに寄せているそうですが…。ま、いわゆる“薬膳系ラーメン”です。
 詳しくはネットで説明している他ページを見てもらう事として、私が食べた印象は「子どもの頃に食べた、昔の支那そばっぽい味だな」ってところかな。麺がボソってした感じとか、スープの薬っぽい感じとか、具の青菜(たぶんチンゲンサイ)のドカってした感じとか…ね。添えられている五種の薬味も変わっているし、お店オリジナルのラー油も独特だし…。今、この手のラーメンって、なかなか食べられないよなあって思いました。本当に水戸黄門が食べたラーメンなのかは、私には分からないけれど「間違いなく黄門様が食べたラーメンなんたよ」と言われたら「ああ、そうなんだ」と思える感じでした。美味しいラーメンなのかと尋ねられれば「懐かしいラーメンだよ」と答えるかも(笑)。少なくとも、今風のラーメンではありません。
 あ、納豆に切り干し大根を入れるのはアリだと思いましたよ。満腹にはならなかったけれど、興味深いモノを食べました。
 食べ終わって「さあ、どうしようか」と考えました。とにかく、石田屋さんは町外れにあるので、ここからはどこへも簡単には行けません。なので、一度水戸駅に戻ろうと思いました。水戸駅までは…荷物を引きずって歩ける距離では無いので、バスを利用しようと思って最寄りのバス停に行きましたが、少し前にいい時間のバスが行ってしまったところで…次のバスまでは…約1時間待ちです。はあ? ローカル路線バスの本領発揮だね…。さすがに1時間あったら、徒歩でも余裕で水戸駅にたどり着けるので、ここは覚悟決めて歩こうと思ったら、スルスルと水戸駅行のバスがやってきました。これはラッキーと思って乗り込んだら、バスのアナウンスで「バスが50分遅れて、ご迷惑かけます」との事でした。つまり、本来なら約1時間前にやってきたはずのバスに乗ったわけです。って事は、良い時間に行ってしまったと思っていたバスは、あと1時間ぐらい待たないと来ないわけ? ううむ、水戸では、どんだけバスの時刻表があてにならないのかって話ですな。
 で、バスに乗ったわけだけれど、水戸の路線バスではSuicaは使えません。まあ、フルートの合宿で長野に行った時もそうだったけれど、地方には地方の交通系電子マネーってのがあって、そのため、必ずしもSuicaが使えるわけじゃないのです。そう、Suicaは日本全国共通の交通系電子マネーってわけじゃないのです。
 私はそれを知っていたから、水戸でSuicaが使えなくても「まあ、そんなもんだよね」と思いましたが、妻は相当憤慨してました。たぶん、Suicaが使えないなんて初体験だったのかもしれません。せっかくチャージしたのに使えないなんて…とも思っていたのかもしれません。
 まあ、その地方地方での事情があるだろうから、路線バスでSuicaが使えなくても仕方がないとは思うものの、観光地としての利便性を考えるなら、路線バスでもSuicaが使えると便利だな…と言うか、観光地巡りでSuicaが使えないのは、とても不便だなって感じました。
 で、バスで駅に戻ったところで、やはりこの荷物を持ったままの観光は無理と判断しました。ホテルのチェックインまで、まだ1時間ちょっとあるので、ひとまずホテルに行って、ロビーでゴロゴロするしかないかな?と思いましたが、それでも万が一のチャンスがあるかもしれないと思い、ホテルに行く前にもう一度だけ、駅のコインロッカーをチェックしたら…眼の前で大型ロッカーが1つ空きました。ラッキー! さっそく自分たちのスーツケースを入れました。偶然だけれど、グッドなタイミングでした。
 荷物を預けることができたので、この後は、時間的に押しているけれど、観光に行くことにした私達でした。

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