最近、ちょっとホットな話題なので、気になる方は適宜ググってください。あっちこっちのサイトで解説されています。
米アップルが、旧型のiPhoneをアップデートする際に、スロットリングという仕組みを組み込んでいた事を認めました。このスロットリングってのは何かと言うと、iPhoneの動作速度を遅くするための仕組みで、このスロットリングが施されたiPhoneは、テキメンにすべての動作がもたつくようになるそうです。
なぜ、アップルがそんな事をしたのかと言うと、アップルの言い分としては「バッテリーが劣化し、予期せぬシャットダウンを避けるため」に、わざとiPhoneの動作を遅くして、バッテリーに負荷をかけないようにした…との事ですが、それに対して、集団訴訟を起こした原告側は「新機種へ買い替えさせるため」に、旧機種の動作を遅くして使い勝手を悪くしたのだろう…と言っていたわけです。
で、裁判になって、アップル側が負けちゃったわけです(そりゃあ、まあそうだよね)。そしてアメリカでは、和解金として1億1300万ドル(約117億円)が支払われ、バッテリー交換代金が大幅に値下げされる事になり、スロットリングの機能は搭載されたままだけれど、オフにできるようになったのだそうです。
なお、最新型のiPhone 11シリーズには新電源管理システムが導入され、バッテリー劣化によるパフォーマンスへの影響を低減するしくみが内蔵されたそうです。つまり、バッテリーが劣化しても、動作が遅くなったり、簡単にシャットダウンをしないようになりましたって話です。やればできるじゃん、アップルも。やれるなら、最初っからやっておければ良かったのにね。
ま、裁判の話はアメリカの話だし、日本の旧機種iPhoneの状況はどうなのかは、私は知りません。
ちなみに旧機種とは、iPhone 6、6 Plus、6s、6s Plus、7、7 Plus、SE、だそうです。OS的には、iOS 10.2.1以降が対象となるそうです。私のiPhoneは 8 Plus なので、どっちにしても対象外です。
まあ、アップルに限らず、昔っからあるIT関係のモンって、新型がリリースされると同時に(なぜか)旧型の動作が遅くなるって、まあ常識だよね。かつてはよく、WindowsとかOfficeとかで感じたものです。ほんと、新型が出た途端に、動作が遅くなったり、動作不良を起こすようになるんだよね。それまで問題無く快適に使えていたのに…。
で、こっちはこっちで、何の躊躇もなく…ってか、むしろ良いチャンスだと思って、新型にホイホイ買い替えていた私です(笑)。だって、速くて機能充実の新型の方が良いもんね…ってか、単なる新しもの好きなのかもしれないけれど(爆)。
旧機種が新機種と比べて、CPUの性能とか、積んでいるメモリ量の違いで、新型よりもあれこれもたつくのは、ある意味当たり前なので気にしませんが、意図的にもたつくように調整されていたとなると、そりゃあ旧機種ユーザーとしては、黙ってられませんわな。
私はiPhoneユーザーです。今回の件があったからと言って、iPhoneからAndroidに乗り換えようとは思わないし、よっぽどの事が無い限り、私は今後も定期的にiPhoneを買い替え続けて、使い続けていくんだろうなあって思います。
iPhoneを使い続ける理由? ううむ、それは私が日本人だから? 日本人って、世界で一番iPhoneが好きな国民だっていう都市伝説があります。実際、世界的にはiPhoneよりもAndroidの方が全然シェアが上なんだそうだけれど、日本に関しては、iPhoneとAndroidのシェアって、ほぼ半々なんだそうです。Androidの方は色々な機種があるから、日本で一番人気のスマホはiPhoneって事になるわけです。みんなが好きなiPhoneを、特に大きな理由もなく使い続けちゃう私って、やっぱり同調思考の強い日本人なんだよなあ…。
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