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さて、そろそろ夏がやってくるけれど…その前に梅雨だな[2017年5月の落ち穂拾い]

 いよいよ5月も終わり、6月になります。テレビの天気予報では、連日、夏日がどうのこうのという報道がされています。暑くなってきましたね。もうすぐ夏ですね。でも、その前に、うっとおしい梅雨がやってくるんだな(溜息)。

なぜ私は音源をアップするのか?

 私は、たまにですが、自分の演奏の音源をアップする事があります。なぜそんな事をするのでしょうか?

 私はブログで、歌や発声やフルートについて色々と書き散らしています。時には(自分ではそんなつもりはなくても)エラそうな態度になってしまう事もあります。でも、たまに自分の演奏をアップする事で「こいつ、エラそうな事を言ってるけれど、こんな程度なんだ」と知ってもらう事で、私の発言の裏取りと言うか、リアリティってヤツを感じてもらえたらと思って音源をアップしています。

 私は原則的に他人をディスる事はしないように心がけていますが、それでも無意識であったり、結果的にであったりして、他人をディスってしまう事が無いわけではありません。だからこそ、自分の演奏をアップしておきたいと思ってます。

 インターネットって(表面上は)匿名で発言ができるために、簡単に他人に悪意を向けることが可能ですし、実際、自分のことは棚に上げて、他人をクソミソにけなす人も大勢います。中には、名誉毀損で訴えられるんじゃないかと思うほどに、ひどい事を書いている人もいます。

 よほど私生活がつらいのでしょうね。やるせない不満をネットにぶつけているのだろうと思います。私も、そういう可哀想な人に絡まれ続けられた事があるので、被害者の方々の心中を察するに余りあります。でも「被害者は往々にして加害者になりやすい」という言葉もあります。かつては、そういう可哀想な人に絡まれた私ですが、いつ何時、今度は私が可哀想な人になって、普通に暮らしている他人に絡みだすか分かりません。それが人間ってモノだからです。

 だからと言って「物言わぬも腹膨るる事」であるのも事実です。たまには、他人に対して文句を言ったり、多少はディスらざるをえない事だってあるでしょう。

 しかしだからと言って、自分の演奏をアップもしないで、他人をディスってしまうなんて、それはかなり卑怯な行為だと思ってます。他人をディスるなら、自分も同じ土俵に上がるべきだと私は考えます。自分は安全地帯にいて、他人を一方的にディスるのは、卑怯な行為だし、恥ずかしい行為だと思います。

 まあ単純に、私はなるべくフェアでありたい…と思っているのです。卑怯者には決してなりたくないと思っているのです。ただ、それだけなんです。

 なので、自分の演奏をたまにアップして、自戒しているわけなんですよ。

どこまでが“我々”なのか?

 私が思うに、人類が国家や民族の違いを乗り越えて、手と手とを取り合って、平和な社会を築き上げるなんて…単なる妄想なんですよ。共産主義が、寝ぼけたジジイの戯言だったように、世界平和なんて、この世にありえない“絵に描いた餅”だと思ってます。

 すでにご存知の通り、現代社会は“我々と彼ら”の時代に突入してしまいました。

 問題は、どこまでを“我々”として認識していくかです。“我々”を国家で括るか、はたまた民族で括るか、あるいは宗教で括ってみたり、地域や業界で括ってみたり…括りようのない人たちは、家族や親戚一同で“我々”という存在を括ってしまうのかもしれません。

 トランプ氏のアメリカファーストは、アメリカ国民を“我々”にしているわけだし、隣の中国は、中国共産党が“我々”なわけですし、韓国は民族という枠組みで“我々”を形作っているわけだから、準同盟国である日本よりも、休戦中の北の人たちにシンパシーを感じているわけです。なにしろ、北も南も同じ民族であり、彼らにとっては“我々”なんですわな。

 まあ、それらは別段変な事でもなく、ある意味、アメリカも中国も韓国も、しごく当然な事をやっているだけです。

 翻って、我が国日本に住んでいる日本人は、どこまでを“我々”と考えているのでしょうか? かつての日本国首相の中には「日本は日本人だけの国じゃありません」とルーピーな事を言った人がいますが、我々はどこまでを“我々”扱いしているのか、改めて確認する必要があるんじゃないかと思ってます。「日本は日本人だけの国じゃありません」のなら、この日本は誰の国であって、我々日本人の居場所は、世界のどこにあるのかって話なんですよ。

 私たちは、国と民族がほぼ一致する珍しい存在です。だから、本当は“我々”の認識なんて簡単なはずなのですが、War Guilt Information Program って毒が満身に巡って、今の体たらくなんだろうと思います。

二重唱の難しさ

 合唱は緻密に精密に正確に歌えないとダメです。音程にせよ、リズムにせよ。それが合わせモノの基本だからです。

 一方、独唱は緻密で精密で正確な歌唱である事が望ましいけれど、それ以上に魅力的な歌唱である事が優先されます。逆に言えば、魅力的な歌唱であれば、緻密でなくても精密でなくても正確でなくても、それどころか楽譜の改変やら、楽譜からの逸脱やらをやってもOKです。魅力的な歌唱とは、観客の心を引きつける歌であって、抜群に歌が上手いってので観客の心を引きつける事もあるだろうけれど、声が美しい、キャラが立っている、演劇的である、なんてのでも観客を感動させればOKなんです。

 二重唱は…と言えば、基本は独唱と同じで魅力的な歌唱でなければいけませんが、だからと言って、歌が魅力的でありさえすればいいのかと言えば、そこは違います。二重唱の場合は、独唱と違って相手役がいるわけで、そういう点では、合唱のように合わせモノであります。

 二重唱では(当然の事だけれど)二重唱の相手役と息を合わせられるかどうかが大切です。いや、正しく言えば、相手役と息を合わせた上で、それぞれが魅力的に歌うのが、本来の二重唱なのです。

 合唱は団体戦であって、自分の事よりもチームの歌を優先するべきです。独唱は自分さえよければ大成功なのであって、いくらわがままに傍若無人であろうとも、良い歌さえ歌えば、すべてがチャラになります。しかし二重唱は、自分の事ばかりではなく、相手の事も考えながら、でも自分の事はおそろかにせずに歌う…ここが二重唱の難しさだと思います。

 相手役と息を合わせる…気心が知れていれば、なんとかなりますが、そんなに親しくない人とだって二重唱を歌うチャンスってのはあるわけで、そんな時は、結構お互い気を使いながら歌うことになります。それはプロもアマも同じなんだそうですが…アマの場合は、技量の壁もありますから、なおさら大変だと思います。(プロアマの組み合わせなら、プロが一方的にアマに合わせてくれるから、楽と言えば楽です)

 そんな難しい二重唱だけれど、いい勉強になりますから、私はなるべく人前で歌う時は、二重唱を歌うようにして、勉強のチャンスを増やしています。まあ、私の場合は、妻がいるので、二重唱の相手がいるからできるわけですが…。普通の人は、相手役を探すところから始めるわけだから、なかなか二重唱を歌うのも難しいですね。

今月のお気に入り 鯵の唐揚げ

 熱海の駅ビルが先日建て変わり、新しいお店がたくさん入りました。その中に(熱海なのになぜか)小田原吉匠さんが入りました。ここの店、主に高速道路のドライブインを中心にチェーン展開をしているそうで、ドライバーの方には馴染みの店なのかもしれませんが、普段車で遠出をしない私には、実に新鮮な出会いでした。

 詳しくはHPを見てもらえば分かるのだけれど、この店、鯵(アジ)の唐揚げを売っているのです。で、この鯵の唐揚げがめちゃめちゃ美味しかったんですよ。頭から尻尾まで余す所なく全部美味しくいただけちゃうんです。いやあ、実に美味しかったです。

 私が食べたのは塩味としょうゆ味なんだけれど、私の好みは塩味です。最初は、塩1枚(鯵の開きを揚げてます)、しょうゆ1枚を食べたのだけれど、あんまり美味しかったので、さらに塩を5枚買って、すぐに食べてしまいました。いやあ、本当はもっと買って食べたかったのだけれど、さすがに食べ過ぎは良くないと思った次第です。

 また熱海に行ったら、鯵の唐揚げを買おうっと。

今月の金魚

 今月も金魚はみんな元気でした。

今月のひとこと

 ああ、ゴールデンウィークに突入いたしました。今年のGWは、レッスンと温泉とラ・フォルジュルネとオペラで過ごそうかと思ってます。あ、溜まったDVDも見ないとなあ。ああ、とりあえず忙しいGWになりそうだなっとね。それはそれと、今年のラフォルジュルネは、パソナが不参加なんすよ。ああ、残念残念残念。私はパソナのコンサートが大好きだったのに…、もう生きる希望が無くなったよ(ちょっと大げさ)。とにかく、パソナが不参加で悲しい私でした。(2017年4月29日~5月4日)

 さあ、ゴールデンウィークも後半に突入しました。私は、例のごとく、ラ・フォル・ジュルネに行ってきます。皆さんは求めていないだろうけれど、なるべく早くに、ラ・フォル・ジュルネの連載も始めたいと思います。てへへ。(2017年5月4~6日)

 顔を開いて歌う…の“顔を開く”とは、十四松君のような顔をして歌うことではないかしら?…と思う今日この頃の私でした。(2017年5月6~16日)

 ついにヤマハがJASRACを訴えたようですね。ヤマハの心情は理解するけれど、果たして裁判は勝てるのか? まあ、ゆるゆると観察していきたいと思います。(2017年5月16~23日)

 理解できない事。昨今の中国では「脚臭塩」と呼ばれる、足の臭いのする食塩が蔓延しているそうだ。分析してみると、亜硝酸塩という毒物さえ混入しているそうだ。また逆に健康に良いとされている短鎖脂肪酸が入っているケースもあったそうだ。どちらにせよ、食塩というものは、ほぼ純粋な“NaCl”じゃないの? 国際食品規格委員会で定められた食塩の品質に照らし合わせても、亜硝酸塩とか短鎖脂肪酸などが入り込む余地は無いんだけれどなあ。食塩というのは、人間が生きていく上で必要不可欠なものなのに、その食塩の品質すら危ういなんて、ああ理解できない。ちなみに、足の臭いのする食塩とか言うけれど、足の臭いって…どんなんだろ? 足って、そんなに臭いか?(2017年5月23~28日)

 テレビ番組『題名のない音楽会』の司会が、五嶋龍から石丸幹二に代わって、はや二ヶ月になりますが…やっぱり石丸幹二に代わってから、良いね。安心して見ていられます。彼は言葉に力があるし、若くないのも嬉しいです。五嶋龍は頑張っていたけれど、やっぱり彼は若すぎたと思います。テレビタレントとしても経験不足だし、見ているこっちがハラハラドキドキしていたもの。おまけにニューヨーク在住で収録の度にアメリカから来日していたそうだから、彼の司会は、あれこれ無理があったんだと思います。石丸幹二の司会はまだ始まったばかりだけれど、黛敏郎の33年は無理としても、羽田健太郎や佐渡裕のように7年ぐらいはやってほしいなあって思います。(2017年5月28~29日)

 日本の領土…ってか、領海内にミサイルを打ち込まれました。自分の国の領土領海内にミサイルを打ち込まれたら、普通は即時開戦でしょ。それくらいナメられた事をヤラれているのに、憲法9条のおかげで何も手出しができないのだとしたら、東京にミサイルを打ち込まれても、憲法9条のおかげで何もできないって事でしょ? たとえ何百万人の日本人が殺されても何もできないって事でしょ? だって専守防衛だから、ミサイル基地を叩く事は出来ないのだから、ミサイルは打たれっぱなしでしょ? それって、おかしくない? 日本人が殺されるような事があっても、ヤラレっぱなしを容認するような憲法なんて、クソ食らえだ!(2017年5月29~30日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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