昭和の時代の就労って、終身雇用が原則でした。私もその端っこにいて、終身雇用してもらいました。いや、それどころか、再雇用(?)ってヤツで、雀の涙ほどの賃金だけれど、元の職場でバイトしてます。つまり、最初の職場に、オンブに抱っこで生きてきた/生きているわけです。
でも、そんな職場でも、見ていると最近は終身雇用ってわけでもないです。
新人は採用してもすぐに辞めちゃうし、中途採用の人も増えました。キャリアの最初から最後まで働く“終身雇用”なんて、もう前時代の習慣なんでしょうね。
新人にすぐに辞められてしまうのは、会社的にはかなりの痛手です。新人を使えるように教育していくのって、金と時間がたっぷりかかっているからね。新人を雇っても、最初の数年は赤字です。赤字なのに雇うのは、やがて成長して、そのうち稼いでくれるようになるって期待しているから、赤字覚悟でも育てられるわけだけれど、それが数年で辞められてしまったら、会社的には美人局に会ったような感じなわけです。だって教育費ばかりがかかって、実利無しだもの。新人を雇うだけ無駄というモノです。
だから最近の会社は、新人に逃げられてしまう分、中途採用を受け入れるわけです。
中途採用の人ってのは、即戦力だし、教育のための費用は不要だから経費節減になるわけです。でもその代わり、いわゆる“生え抜き”ってわけじゃないし、会社への忠誠心とかを考えると「???」って思うわけです。前の会社を辞めてきたヤツだから、今の会社だっていつ辞めるか信用ならないわけです。そんな連中に、大事な仕事を任せても大丈夫なのかな…って思ったり思わなかったりします。
育成費用はいらないし、即戦力だけれど、全幅の信頼は預けられない…のが中途採用の人材ってわけです。ま、これは会社側の視点だけれどね。
労働者側の視点に立てば、転職を繰り返すことで、給料はアップしていくし、経験も得られるし、ウハウハって事になるのでしょう。会社を単なる、労働の場、賃金をもらう場と考えれば、それで十分なのでしょう。
でも、私は古いタイプの日本人だから、会社に、かつての主君とか藩とか国とかを感じてしまうのですよ、根っこはサムライだからサ。サムライってのは、コロコロ主君を変えるもんじゃないんだよなあ…って思ったりするわけです。
うん、やっぱり私は古い人間だ(笑)。
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
![]()
にほんブログ村

コメント