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いっそ腹筋の筋トレに集中してみるか?

 声楽のレッスンに行ってきました。
 まず、先生から発表会の会場の予約ができたという知らせをもらいました。うむ、発表会だね。もちろん、出演者が揃わないと出来ない(コロナが明けていなので、出演者が揃わない可能性があるんです)ので、まだ“発表会が決まりました”というレベルではないのだけれど、そろそろ次の発表会を見据えてアレコレ考えないといけない時期になってきた…って事です。
 さて、何を歌おうかしら? 特に二重唱に関しては、早めに選曲し、早めに練習に入っておかないとマズイからなあ…。
 それはさておき、オペラアリアの課題曲が、前回からヘンデル作曲のオラトリオ「セメレ」のジュピターのアリア「Where’er you walk/あなたがどこを歩くとも」になったので、それが終わったら、次に何を歌いましょうか?という相談をしました。あれこれ話をして、最終的にドニゼッティになりました。ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」の「Quanto e bella/なんと彼女は美しい」です。まだ歌っていなかったっけ?と先生に言われましたが、そうなんです、まだなんです。
 どんな曲なのかな?と思った人のために動画を貼っておきますね。
 歌っているのは、グリゴーロですが…なんとも面白い演出ですね。ネモリーノがレストランのボーイでしょうか? この演出でオペラ全編を見てみたいかもしれません(笑)。
 ではレッスンです。ハミング練習です。腹筋を入れ続ける事と、クチを徐々に開いていく事。これらをカラダで覚えていくのです。私は腹筋がまだまだ弱い上に、クチの開きも“開”と“閉”の2パターン(って、デジタルだね)しか無いので、そこが課題なのです。腹筋強くしないと…。口の開きももっと細かく段階的に開けないと…。
 それでも今の全力で課題に立ち向かうのです。特に腹筋の弱さはどうにもならないので、フレーズの最後の方は、もはや十分に腹筋を入れられないので、下から上の力が足りなければ、上から下への力を足しましょうってわけで、下手くそなロック歌手よろしく、肺を上下から圧縮するために、ややカラダを丸めて歌ってしまいました。これは一種の逃げなんだと思います。同じロック歌手でも、フレディ・マーキュリーのように、体幹はまっすぐにしたまま高音が出せるのが良いのだろうけれど…。
 声は高くなればなるほど、立体的な響きを伴わないといけません。立体的な響きの伴う声ってのは、まあいわゆる“オペラ声”なんだけれどね。難しいね。どうやら私は、音が低いうちはオペラ声で歌っていても、高くなってくると余裕がなくなる事もあって、声が平べったくなってしまうのです。ダメじゃん。
 高音をオペラ声で歌うには、口腔内の容量を増やしていかないいけません。口腔内が広いと、息の圧が強くないと声にならないわけで、それをノドの力でどうにかしようとしているのが私なのでけれど、そこをノドではなく腹圧で声を作っていかないといけないわけで、ああ…ここでも腹圧の弱さがネックになっているんだな。
 という訳で、先生から自宅練習の時間が十分でなければ、いっそ歌の練習はせずに、腹筋の筋トレに集中してみるのも手だねえと言われました。確かに、それもアリだよね。問題は、私が歌いたい人だという事くらいだよね。たとえ練習であっても歌いたいんだよ。そこなんだよ、問題は。

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