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歌いだす前に、息は思いっきり吸い込む?

 たぶん、それをやると失敗するんだよねえ…。でも、やりがち…。

 歌いだす前って「よーし、いっちょう、やったるかい!」みたいなノリだし、たっぷり大きな声で歌ってやろうじゃないかと、変なテンションの時もあるわけで、ついつい、深呼吸のように、おもいっきり息を溜め込んでから、歌いだすんだけれど…。

 なぜか、息をたくさん吸い込むと、すぐに息苦しくなるんだ。あれだけ、たくさん息を吸っておいたはずなのに、何故か息がもたない。私だけ? 皆さん、経験ありませんか?

 思うに、息を吸い込みすぎるんだろうね。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしなんだと思う。もちろん、歌う前に息を吸うのは当たり前。たっぷり吸うのも当たり前。でも、どこかに余裕を残して吸わないと、かえってつらくなるんだろうなと思う。

 息って、吸ったら後は吐くしかないわけで、一杯吸うと、一杯吐きたくなるんじゃないかな。でも、歌っていると、そんなにたくさん吐けないわけで、それで出口が詰まった状態になって、苦しくなる。

 息が吐けなくて苦しいから、少しでもたくさん息を吐こうとして、ついついたくさんの息を声帯に送ってしまって、怒鳴り声になったり、叫び声になったりするし、声帯が受け止められる以上の量の息を送ると、声帯が鳴らなくなってしまって、結果として声が出づらくなったりする。

 いい声で歌おうと思って、たっぷり息を吸ったにも関わらず、逆効果だったりして、なんか悲しいです。

 かと言って、息を少なめに歌うと、息が足りなくなるしね…。一番いいのは、少なめに吸って、しっかりお腹で息を支えて、息を少なめに出しながら、体全体を使って、十分に声を共鳴させて、必要な音量を確保する。ってことだろうな。

 理屈で分かっても、なかなかできないのが、発声というもの。一歩ずつ進んで参りましょう。

2008年11月9日追記 松尾さんがこの記事に関する、実に興味深い話をご自分のブログで書かれています。もしよかったら、そちらもご覧下さい。目からウロコの話です。

コメント

  1. くろねこ より:

    フルートも一緒ですね(^^)
    出だし、良い音でた~っぷり響かせてぇ・・・なんて思って
    目一杯息を吸って。。。コケます(^^;
    吸い過ぎて苦しいのだー。口の中まで息ででパンパン状態で、
    響かせるだのビブラートだのなんて余裕が1つも無いのよ。
    最初のブレス位置まで節約して大切に息を送ろうと思っても、
    苦しいからジャンジャン息を吐き出して、結局途中でブレスするハメになったり。
    普通よりちょっと多めに吸えば良いハズなんだけど、
    その加減が未だにつかめなかったりします。
    いい加減、学習しなくちゃ☆

  2. すとん より:

    >くろねこさん

     あ、そうだね。フルートも同じだ(気がつかなかった…)。歌もそうだし、フルートもそうなんだけれど、私は息が長持ちしない人でねえ。頭で分かっても、ついつい息をたっぷり吸ってしまうわけで、これは理屈じゃなくて、身体にしみこませないといけません(涙)。

     フルートは高い音の方が息がもつというか、低い音だと息がダダモレになってしまいます。この辺もいずれ考察しないとなあ…と思ってます。何が必要なんだろ? やっぱりお腹の支えかな

  3. ひと休み より:

    こんにちは。
    たぶんですが、・・空気(息)をたくさんとり込むのは、いいことなのだろうけど、それを、たくさんの量の空気(息)を、うまく支えきれるかどうか、コントロールできるかどうか・・ということなのではないでしょうか。
    あと、自分の場合、曲に乗れて歌える(音楽の流れや、リズム、フレーズにぴったりフィットして歌える)と、わりと、息のコントロールがしやすいように思います。だから、歌い込んでいない曲で、レッスンを受けたりして、途中のココから歌ってなんていわれると、レッスンの意味がなくなってしまったりします。譜読みに時間がかかる素人の、損なところです。楽譜を見ただけで、曲の流れやイメージがつかめたら、どんなに能率的にレッスンをうけたりできることでしょう・・と思ってしまいます。

  4. すとん より:

    >ひと休みさん

     コントロール。まさにそれですね。たくさん空気を吸っても、コントロールできないから苦しくなる。納得です。

     だから、歌がうまい人が必ずも豊富な肺活量を誇っているわけではない、という事実と合致します。歌の上手な人ほど、歌う前にちょっとしか息を吸わないと言いますものね。ほんのちょっとした息で歌えるほど、呼吸のコントロールが上手い人が、歌のヘタなわけはないものね。

  5. smilekumi より:

    はじめまして、こんにちは。
    くろねこさんのところから参りましたsmilekumiと申します。
    フルートを始めて8ヶ月の初心者で、ほぼ毎日楽しく練習しています。
    こちらには時々おじゃましておりました。
    今日の記事も拝読しまして、ああフルートと一緒だなと思ったら
    くろねこさんがコメントしていらっしゃったので、くすっと笑ってしまいました。
    声楽も吹奏楽器も共通することがあるのですね。勉強になります。
    また遊びに参ります。

  6. すとん より:

    >smilekumiさん、いらっしゃい。

     フルート始めて8カ月ですか。私がだいたい半年になったので、同じくらいですね。私も毎日楽しく練習しています。私は始めて1カ月くらいの時に、ちょっとつらいなあ…って思いましたが、そこを乗り越えてからは、毎日が楽しいです。

     そう、声楽とフルートって、思わぬところでつながっていて、時折、ハッとします。たぶん、女性、それもソプラノだと、もっとフルートとの共通点を強く感じると思いますよ。と言うのも、男性とフルートは音域が異なるので、若干、テクニック的に遠いなあと思うところがありますが、ソプラノだと音域が全く同じなので、すごく身近に感じられると思います。

     また、気になる記事がありましたら、ご遠慮なさらずにコメントいただけると、幸いです。

  7. より:

    こんばんは。
    先日の1207番の中古、売切れてしまいました~~~(涙)、(涙)
    ドルチェには1107と1607GPTなるものの中古もあったのですが、
    それもなくなっていたとか・・・
    今、ドルチェの中古で残っている国産メーカーはヤマハ3台とサンキョウシルバーソニック・・・。ウ~ン、びみょう。
     人気のものって、けっこう集中してるんでしょうかねーー??涙、涙。
     一昔前、王者ムラマツは別として、サンキョウが大人気でしたが、今はサンキョウにかわって、アルタスがアマチュアフルートマニアのあいだで人気のような手ごたえを感じます。
     ああ、ムラマツ先生をこえるフルートに出会いたい!!

  8. すとん より:

    >かさん

     あれあれ、売り切れだったんですか。そりゃあ、まことに残念無念。アルタスって人気あるんだ(知らなかったよ)。確かにアルタスって、中古情報をあまり見かけませんね。人気もあるんだろうけれど、まず絶対数が少ないのも原因の一つだと思う。

     だいたい新品だって、取り扱ってない楽器店がたくさんあるものなあ…。

     案外、ここでのやり取りを見た人が購入していたりして…[だとしたら、まことに申し訳ありません]。

     しかし、1107はともかく、1607GPTが無くなっているなんて、ちょっと信じられない。1607GPTって中古でもかなりの額するはずだけどなあ…。やっぱり人気なんだな。

     ヤマハの3台とシルバーソニックだと、ヤマハの881以外は、今のムラマツ先生と比べて、中途半端だし、かなり見劣りがすると思うので、私は薦めません。881は…私の記憶では、かなり癖の強い音色だったと思うので、試奏せずに買うのは博打だと思います。

     別に急いでいるわけではないのでしょう。だったら、次の出物がやってくるまで待つという選択肢もありだと思います。『待てば海路の日和あり』とも言いますしね。

    >ああ、ムラマツ先生をこえるフルートに出会いたい!!

     それはかなり難しい相談で…。ムラマツDSって、実際とても良いフルートだと思いますよ。これをこえるフルートってねえ…。ただ、かさんにとって、DSよりも相性の良い楽器という意味なら、もしかすると、どこかにあるかもしれませんね。それを確かめるには、長い長い試奏の旅に出かけなければいけませんがねえ…(悪魔の誘惑かな?)

  9. 松尾篤興 より:

    To Ston
    歌う時にブレスがすぐに無くなって歌が続かなくなるのはブレスの吸い方や吐き方が良くないからと思いがちでしょうが、それは間違った考え方と云わざるをえません。
    皆さんは大きな声で喋っているときに、息苦しくなりますか?もしそうだとしたら、医者の診断を仰がねばならないでしょう。
    歌う時に息が足りなくなるのはブレスの問題ではなく、声帯の問題の方が重要な鍵を握っているのです。つまり声帯がキッチリ閉じられていないために無駄な息が漏れている事に気付かなければなりません。
    現在、弟子達のリサイタルの準備に追われていて、私には原稿を書く時間が取れません。近いうちにこの問題に関する記事をアップしたいと考えています。もう少し時間を下さい。
    松尾篤興

  10. すとん より:

    >松尾さん

     え?って感じです。確かに「大きな声で喋っているときに、息苦しくなりま」せんね。あまりに大きな声だと、ノドが痛くなることはありますが…。

     ブレスが短いのは声帯の問題なんですか? それは想像だにしませんでした。まさか、まさかの展開です。

     お忙しい中、ご無理なさらないようにしてください。そして、時間ができましたら、この“まさかまさか”の話を教えてください。

     書いてみるものだな、ブログって…。そんな気分です

  11. Cecilia より:

    私も息が続かないのですが・・・
    松尾さんのコメントにびっくり!
    そうなんですか!?

    私も「書いてみるものだな。」と思うことがとても多いです。
    以前は疑問があればとにかくGoogle検索していました。
    でもなかなかほしい情報が見つからなかったりしていました。
    自分のつたない言葉で疑問を書くと、その道に詳しい方がコメントで教えてくださったりすることが多く、とても感謝です。
    ブログの醍醐味ってここにあるんでしょうね。
    まあもちろん最初から人を頼りにせず、自分である程度調べたり悩んだり・・・が前提ですね。

  12. tico より:

    私も体験から書きたいことがありましたが、松尾さんのご意見が聞きたくて待っていました。

    習っている側からすると、ブレスはかなり高等な内容になると思います。お腹の支えや頭の中を開くこと、私が現在レッスン中のビーバーちゃん(昨日ウサギちゃんも加わりました)、息の流れなど声を出す為の身体の使い方がきちんと出来て、きちんとした声が出るようになるとブレスは足りてきます。私の先生はそれを見越しての話で、ブレスについては言葉の途中で切らないように、そしていつも同じ場所でブレスするように、ブレスの位置を決めてくださいます。先生も肺活量を鍛えろとは一度も言われたことはありませんよっておっしゃってました。(私もすとんさんと同じような質問をしていたのです。)

    松尾さんが書いておられる、

    >つまり声帯がキッチリ閉じられていないために無駄な息が漏れている事に気付かなければなりません。

    という内容を先生からも聞きました。

    つまり、ブレスのことは、今は気にせず、きちんとした発声を獲得しましょうってことです。

    一つだけわからなくて、失礼なことをお尋ねしますが、肺呼吸にはなってないでしょうね?お腹の支えというか、お腹に空気が溜まって(いや、肺にしか空気は入らないのは承知ですが)いくと、いっぱい吸っても苦しくはないのです。ウェストが太くなる程度でね。横隔膜を下げることで肺に空気を送り込む=つまり吸うという状態ではないです。吸う時の空気の音もしませんし、肩も胸も動きません。背中が広がっていけば、お腹も出ませんし。

    歌うことの最初は息を吸うことですが、その為には吐ききることです。私が声楽を習う前に専門の人に「大事なことはなんですか?」と聞いた時は一言「吐くことです。」とお返事がありました。その時は「???」でしたが、今は意味がわかるようになってきました。今も毎週レッスンでも一番初めの練習が息を吐くことです。

    すとんさんの現在を知らずに書いていますが、失礼がありましたらお許しください。私もあれこれ試行錯誤の連続です。

  13. tico より:

    すみません、あと一つ追加します。

    松尾さんの書かれている、

    >皆さんは大きな声で喋っているときに、息苦しくなりますか?

    についてです。

    私の先生は歌の歌詞を歌う声で歌のリズムで音程はつけずに何度も読んでくださいとおっしゃいます。歌はそれと同じなんですよと。

    そういうわけで、私は家ではあまり歌わず、歌詞を読んだり、息を吐いたり、頭の中を開いたりというような練習をしています。

    芸術的な意味で「歌は語り」と言われる言葉がありますが、初歩的な意味でもやはり「歌は語り」だと思います。歌おうとするからうまくできないんですと、何度も言われています。

    声楽を習ってほんとうに楽しいです。今まで知らなかったことを知るのは苦しくても楽しいです。手品のたねあかしを見ているようでね!声楽家の身体の中で起こっていることは見ていてもわかりませんが、習うと「ほーほー!」と、感心することばかりです!

  14. より:

    ええ、たしかムラマツフルートはとても安心です。
    でも一つだけ、ムラマツフルートで好きでないところがあるんです。
    それで、何となくほかを物色してしまうのです。
    どこが好きでないかというと、特に高音がたくましくて、きついところです。
     高音が力強いんです。低音が力強いのはいいけど、高音は嫌なんです。音がばっちりでるのはいいんですが、狭い部屋だとキンキンなるんです。そこが大嫌いです。 それ以外は大好きです。
     私はプロではないので、コンサート会場では吹かないです。家の中で吹いていることがほとんどです。私のファンは(笑)、家族とかおばあちゃんの介護ヘルパーさん、それに隣の家のおばちゃんなので(笑)、室内楽的なフルートを求めているんです。 音量はまあまあだけど、上品で甘く・・・という。
     ムラマツはボリュームがあり、迫力がありますが・・・方向性を考えると、ヘインズみたいなのがいいのかな、と個人的に思ったりします。だから、たぶんアルタスも相性があえば、自分のライフスタイルにはムラマツよりいいんじゃないかなあと思っているんです。

  15. ひと休み より:

    松尾先生の>歌う時に息が足りなくなるのはブレスの問題ではなく、声帯の問題の方が重要な鍵を握っているのです。つまり声帯がキッチリ閉じられていないために無駄な息が漏れている事に気付かなければなりません・・・に、確かにそうだ!と思い当たるふしがあり、納得しました。
    まだ、高校生の合唱部入部まもない頃は、スカスカの息漏れの声で歌っていました。夏合宿で、プライベートレッスン(個人レッスン)があり、その時は主に支え(今にして思えば旧いお腹を凹まして、横隔膜を上げる)をさせられたのでしたが、その後、声にハリがでてきたのでした。それから5~6年前月1回の個人レッスンを受けていた時、ひたすら、支えと、1点をねらって鋭く声をとばす、をさせられました。この、一点をねらって鋭く声をとばす、が、まさしく、声帯の絞りの訓練だったのかも・・・と思っています。
    ほんと、コメントは、書いてみるものですね。

  16. すとん より:

    >Ceciliaさん

     縁は異なもの…とはよく言ったもので、ネットでの“縁”もなかなか不思議なものです。松尾さんのコメントには驚きましたが、詳細については、しばらく待ちたいと思います。

     いやいや、これはまさに、Ceciliaさんのおっしゃる“ブログの醍醐味”って奴です。これはブログを読むだけでなく、書いているからこそ味わえる“醍醐味”って奴ですね。ほんと、ブログを書いててよかったなあ…と思います。

     ところで、醍醐味の醍醐って、チーズのことだって知ってました?

  17. すとん より:

    >ticoさん

    >習っている側からすると、ブレスはかなり高等な内容になると思います。
    >つまり、ブレスのことは、今は気にせず、きちんとした発声を獲得しましょうってことです。

     …ですね。ブレスの短さは、私が自分で悩んでいたり、お教室のお姉様方から注意されたり(「すとんさん、ブレスがいいかげん!」って言われます(汗))しますが、先生自ら直接注意されたことは…ないかも。先生はもちろん、私のブレスの短さに気がついているはずですが、今すぐそれをどうこうしようとはお考えでないのかな? 他の欠点をつぶしていけば、自然と治ると思っていらっしゃるのかもしれない。そういう意味では、ticoさんのおっしゃるとおりで、今は“ブレス”に着目するよりも、発声そのものにちゅうい向けるべきなのでしょう。

     あやうく、また、発声の迷いの森で迷子になるところでした。危ない危ない。気づかせていただき、感謝です。

     肺呼吸の件ですが、これはたぶん大丈夫です。というより、私、いわゆる肩を上下させる胸式呼吸って、できないんですよ。一応男性なので、デフォルトで腹式呼吸です。ただ、なまじできるため、女性のようにトコトン突き詰めて腹式呼吸と対面したわけでないので、いいかげんな部分があることは否めません。

     腹式呼吸そのものはともかく、お腹の支えという点では、時折、迷います。今の支えで良いのだろうか?と、たまに頭の上にいくつもの??を出して悩む事があります。これも、きちんとした発声を獲得することで自然と解決されるものなのでしょうね。

     息を吐くことは、少しだけ上手になりました。キング先生とのレッスンでは、毎回、息を吐き出す練習をするのですが、最近ようやく意識が遠くならずに、うまく吐けるようになりました。息を吐くことは、吸うことよりも難しいと、以前から思ってます。

    >すとんさんの現在を知らずに書いていますが、失礼がありましたらお許しください。

     全然平気ですよ。いやむしろ、ticoさんのアドヴァイスは、いつも核心をついているので、声楽2年生としては、直近の先輩の5年生(になられたんですよね)のアドヴァイスはやはり的を射ているなあ…といつも感謝しています。ありがとうございます。

  18. すとん より:

    >かさん

     よく分かりました。確かにムラマツは、コンサートでの使用を念頭に考えられて製作されているでしょう(プロフェッショナルな方々に愛される理由ですね)し、それゆえの“大音量志向”なんだろうとは思います。だいたい『大は小を兼ねる』と言いますから、ムラマツの方向性は多くのフルーティストの歓迎するところなんだと思います。

     高音の力強さも“大音量志向”の一つの現れなんだろうと思います。

     でも、年がら年中“大音量志向”では困ることありますよね。実は私がアゲハを購入するとも、このことが一瞬頭をよぎったことは確かです。いやむしろ「大きな音の楽器は近所迷惑だよ」と思いました。私も室内楽的なフルートが欲しかった人なんです。

     えっと、アルタスフルートの名誉のために書き添えておきますと、別にアルタスフルートは小音量ではないし、小音量をウリにもしてません。オーケストラプレイヤーの方々も使用されている事例からも、十分大音量フルートだと思います。

     話を戻します。で「大きな音の楽器は近所迷惑だよ」と思った私は、アゲハ購入の時に、コンサート志向(というか、プロ志向)の強いムラマツとサンキョウの二大メーカーに難色を示したのは事実です。ま、試奏を重ねていくうちに、別の理由(私との相性が主ですが)で、これらのフルートを購入リストからハズしたのですがネ。

     ですから、今回のかさんのお悩みも、よく分かります。そうそう、アマチュアだからこそ、室内楽的なフルートが欲しい。分かります。

     でもこればっかりは、奏者であるかさんと、フルートとの相性で決まるものですよ。具体的購入は、お財布にやさしい中古になるにしても、一通りのメーカーさんの代表楽器を楽器屋さんで吹いておいた方がいいと思いますよ。自分と相性の良いメーカーはどこかな?と知っておいても、絶対無駄にならないです。

  19. Cecilia より:

    知っていましたよ~!!
    蘇(そ)というのも・・・。

  20. すとん より:

    >ひと休みさん

     スカスカの息もれの声…自分の声って自分ではよく分からないものですよね。私の声は、どうなんだろ? スカスカなのかな? どちらにしても、何かと問題があるから、ブレスが短いのでしょう。その点では納得です。

     ま、この辺りで悩まないことにしないと(笑)。悩むとまた“発声の森で迷子”になってしまいますからね。いずれ、折りを見てキング先生からご指導が入ることでしょうから。

    >この、一点をねらって鋭く声をとばす、が、まさしく、声帯の絞りの訓練だったのかも…と思っています。

     これは、昔いた合唱団のヴィイストレーナーの先生からよくご指導いただきました。ああ、懐かしいなあ。「一点をねらって鋭く声を飛ばしなさい」 よく言われたものです。できてませんでしたが(大汗)

  21. すとん より:

    >Ceciliaさん

     さすがです。やはり食品関係のトリビアは、女性には通じないな。いやむしろ、食品や料理関係のトリビアは女性の方が詳しいかも。

     話は変わりますが、メラミン騒動以来、なんとなく乳加工製品に手を出しにくい感じがします。そうでなくても、牛乳が高くて、乳製品が高騰していたのにネ。牛乳の生産者の方々が泣いている様子が目に浮かびます。

     知り合いの農家さん(酪農中心のおじいちゃん)が、この前、廃業しちゃおうかな、とこぼしてました。牛乳農家にはつらい時代のようです。牛はかわいいのだけれど、それだけでは生活できないみたいです。

  22. tico より:

    >直近の先輩の5年生(になられたんですよね)

    12月から5年生です~~!

    「習って4年」っていうとなんだか長い時間のように思いますが、音大生のようなめざましい前進はできませんね。実質の練習量もさることながら、音大に入ろうという人達は中学や高校くらいから声楽習ってたりされるんでしょうねえ。でも、ほふく前進のようにでも、いや、かたつむりさんくらいにでも、いや、もっと遅いかなあ、でも進んでますよ。(笑)

    いつか、歌詞の内容に添って声の表情を変えたり表現が出来るようになりたいです!

  23. すとん より:

    >ticoさん

     あ、ちょっとフライングでしたか、すみません。

     もう、子どもではありませんから、習った年月と比べて、進歩する度合いの少ないことは仕方のないことです。比較対象は他人ではなく、昨日の自分だと言い聞かせて、努力をしています。

     でも、この前、キング先生が「すとんさんも、ここに来て1年半か…」とつぶやかれていました。私は先生の期待ほどには成長していないのかなあ? だとしたら、申し訳ないです。自分の成長が遅いのは自分では諦めていますが、それで先生を悲しませているとすると、ちょっとツライです。

     優等生じゃないからな、私は

  24. すとん より:

     この記事に関する、松尾さんのレスポンス記事のリンクを、本文に追記しました。ぜひ、そちらの記事もあわせてご覧下さい。

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