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子音子音子音

 実際には発表会が終了しましたが、まだそれ以前のレッスン記事の掲載は終了していませんので、時間を少し戻して、発表会直前のレッスンの様子をアップします。
 と言うわけで、声楽のレッスンに行ってきました。
 ハミング練習は、クチを閉じたまま、響きをできるだけ高く保ちながらやりました。
 発声練習は楽な音域を歌っている時から、意識的に腹筋を動かすようにしました。
 バーンスタイン作曲の「One hand, one heart/ひとつの手、ひとつの心」は、前回のピアノ合わせの時の感じで歌えれば良し、という事で今回のレッスンではスルーとなりました。
 と言うわけで、まずはメンデルスゾーンの「Auf Flügeln des Gesanges/歌の翼に」からです。今回は言葉の最終チェックという事で、適当に丸めて歌っている歌詞を重点的に直されました。ほんと、ドイツ語の子音は難しいです。しっかり発音しちゃうとレガートでなくなるし、レガートを保とうと思うと、どうしても子音が丸まってしまいます。子音を立てながらレガートに歌うのは、私にはなかなか難しいです…が、頑張ります。
 本番に向けて、楽譜ではなく(本番で使用する)歌詞カードを見ながら歌いました。歌詞カードには、当然ですが歌詞しか書いていません。リズムは書いていないので、リズムが不正確になりがちなので、それらを一つ一つ修正しました。
 子音“Tr”の発音等、巻き舌の発音、私決して苦手ではないのですが、それは楽な低めの音程で行った時の話であると気付かされました。五線の高い方のEで発音する“Tr”の難しい事…いやあ、こんなに自分ができないのだと改めて思い知りました。ここより低ければ楽にできるのに、この音のあたりから高くなると巻き舌ができません。不思議です。 なので、“Traum”の“Tr”の子音がどうしても低くなってしまいます。ううむ、ダメじゃん。もうすぐ本番なのに、修正しないといけません。
 次はメンデルスゾーン「エリア」の39番「Dann werden die Gerechten leuchten/その時正しい者は」です。
 なるべく疲れないように。できるだけ声の消耗を抑えながら歌えるように、感情を抑えて歌うように心がけます。ブレス後の子音にもっと息を加えてしっかり発音して歌う事。高音の子音を大切に歌う事。特に“L”と“S”は、音程のある子音なので、長めにフライング気味に歌って、母音を発声する前にその音程に入れてから母音を歌うようにする事。また子音は口先ではなく、後頭部で発声する感覚でやれると、声の割れが防げます。

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コメント

  1. おぷー より:

    TRのTとRの音の間に間を持たせるとちゃんと発音出来ると思います。
    慌ててRを発音しようとしないのがコツです。
    成功をお祈りしてますよ。

  2. すとん より:

    おぷーさん
    アドヴァイスありがとうございます。結局、本番までの練習時間ではうまくできるようにならず、今まで通り、響きの低い音で子音を発音してしまいました。
    >TRのTとRの音の間に間を持たせるとちゃんと発音出来ると思います。
    ああ、目ウロコです。確かにできますね。あとは、高い音程での巻舌の練習をしなければ。あと、高い音でリップロールもできるようになる必要があると思ってます。

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