もちろん、その難しさのレベルは私のような初級者限定での、お話ということで。
今、私は、声楽とフルートの両方を勉強しております。ま、ワタシ的には、声楽本科・フルート副科って感じなんですけれどね。
フルート…、ええ、難しいですよ。きれいな音出ませんし、きれいな音どころか、時折スカーとかフニーって音だって出しちゃいます。指だってちゃんとは廻らないし、強弱の幅をつけるのも苦労しているし、ヴィブラートのコントロールだってまだまだ。時折、アゲハがストライキを起こすので、それをなだめたり、ごまかしたりするのも大変。
決して、フルートが簡単だ、なんて、口が裂けても言いません。
でもね、フルートは練習すれば、吹けるようになると思う。少なくとも、私の前にある、越えなければならない諸課題は、練習さえすれば、やがて越えられるし、上達だってする。問題は、それだけの練習量をどうやって確保するか、という問題だけ。ま、練習時間の確保ってのが、すごく難問でして、これが私のフルート上達の最大の敵だったりするのですけれどね。
そこへ行くと声楽はそんなわけにはいかない。声楽は難しい。もちろん、色々とできないことだらけで、練習しなければいけないのだけれど、こっちの問題は「練習したからと言って上達するわけではない」という点。場合によっては「練習して下手になる」事の危険性も考えないといけない。
いやあ、実際、声楽って、練習の仕方では簡単に下手になるんですよ。
もちろん上達するためには練習しないといけないのだけれど、練習次第では、上達どころか、下手になったり、場合によっては楽器を壊す(つまり、喉をつぶす)ことだってある。だから、むやみやたらに練習できないし、私は時折、先生から「〇〇禁止令」が出されて、練習に制限がかかることすらある。
フルートには教則本というのがある。私はアルテを使っているけれど、ひとまずこの教則本を最初から最後まで丁寧にさらえば、ひとまずの技量には達するし、簡単な曲なら演奏できるようになるだろう。
声楽には教則本というのは…基本的に無い。少なくとも初級者が最初から最後まで丁寧にさらうことで、ひとまずの技量に達することができるようなものは存在しない。コールユーブンゲンにしても、コンコーネ50番にしても、先生がレッスンのテキストとして使う分には有用な教材だろうけれど、いわゆる独学の友となるべき教則本ではない。
最近は、教則本のみならず、教則本ビデオというのがある。私はフルート初級用のものを一つ持っている(けど、一回見ただけで利用していない。だって笛先生の指導を受けているから)。このビデオ、なかなかあなどりがたいと思う。このビデオを先生代わりにして練習を重ねていけば、ある程度はいけると思う。
声楽用の教則本ビデオってあるのかな? たぶん、ないと思うし、あっても使えないと思う。というのも、声楽のテクニック的なことって、すべて体内で行なわれているから、それをビデオで視覚化するのは、かなり難しいと思う。
そう、視覚化。フルートの演奏のツボは視覚化できるけれど、声楽のツボは視覚化できない。
極端な話、フルートは先生のマネをすれば上達できると思う。でも、声楽は先生のマネをすると、下手になるし、場合によっては楽器として壊れてしまうと思う。なぜなら、自分は先生ではないから。それにだいたい、性別が違えば、マネすらできない。
声楽テクニックで大切なのは、外目で見えることにはなく、その体内で何がどう行なわれているかってこと。だから、まずは自分の体をうまくコントロールすること。これ大切。他の人の演奏を聴いて、その良いところを吸収し、自分なりに自分の体を使って再現してゆくこと。あくまで、根本的な再現であって、表層的なマネではない。
まずは体内で何が行なわれているかを類推すること。しかし、その類推が完璧であり、何が行なわれているか理解できたとしても、全く同じことを、今度は自分の体内で再現するなんて、そりゃ難しい。
分かることと、できることって、違うもんなあ…。そこが声楽の難しさ。
試行錯誤、暗中模索、五里霧中…、ああ、本当に声楽は難しい。
コメント
>視覚化。フルートの演奏のツボは視覚化できるけれど
おしいっ、すとんさん。弦楽器と違って見えない所にもツボがあるんですねぇ~^^;
フルートを吹いていて、上達してくると「急に難しく感じる」のがこのツボというか壁というか、、、体内の使い方。
残念ながら教則本にも書いていないし、この段階でつまづいている人のブログも殆ど無い、、、言葉に置き換えるのが困難だからなんですよねぇ…越えて&表現力のある人が書いてくれると良いんだけどな。
レッスンではひっついて教われますが、先生によって表現やアプローチが一番違うのがこの部分で、、、同じ事を言わんとしている筈なのに「???」になり、「貸して差上げる訳にも、開いてお見せする訳にもいかないからなぁ」と呟かれた事もあります。^^;;
>試行錯誤、暗中模索、五里霧中…、
まさしくこの状態です、今のワタシ。
\お(^0^)は(^◯^)つ(^o^)/です!
すごいなぁ~そんなに分析されてるんですねぇ~
私もコーラスを始めてまだ7年目なんですが、本格的ボイストレーニングを受けたことはありません。
ただただ、好きで歌ってる。あの仲間が好きってだけです。
近々、市民音楽祭があります。
そして、その2週後には、おじ様グループとその方々より少しお若いグループとのジョイントコンサートが控えてます。
どちらも初披露の曲があるんですが……
それもね、『モーツァルトの百面相』ってのがあるんですがね、も~ねぇ、いつもほわわ~んとしてる私にはあるまじき速さなんです!!
口がもつれるぅ~って感じで(〃゚д゚;A アセアセ…
でも、楽しんでます。
また、遊びに来させていただきますね(o⌒.⌒o)
To Ston
こんな記事を書いてみました。
参考になれば幸いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/matsuoatsuoki/18696963.html
松尾篤興
声楽かぁ。身体が楽器ですもんね~。
いろいろ難しいんだろうなー。
私、歌に関しては音域も狭いし、何より音痴だもんで、楽譜の音を正しく出せるだけで尊敬の眼差し☆です(^^;
でも、フルートも負けず劣らず難しそうです。
キィで音を替える点は声楽と全く違うけど、
歌口に息を吹き込むコントロールはやっぱり人の身体でしているので、見えない「?」が満載だと思いますよ。
>めいぷるさん
ま、記事の内容は「私のような初級者限定でのお話」ってことで。つまり、アルテ1巻の前半でウロウロしている程度の人間のレベルの話ってことで、ご笑納ください(汗)。
フルートに限らず、上達してくると、やはり色々と難しい問題が出てくるのでしょうね。この記事を書いている時は、全くそんな問題があるって事に思いつきませんでした。笑ってやってください。
めいぷるさんのおっしゃりたい「見えないツボ」って、呼吸関係じゃないですか? 腹式呼吸とか、息の支えとか、口腔の拡大とか、頭部共鳴&鼻腔共鳴とか、ヴィブラートとか、息を吐き出すスピードとか、そのあたりの話じゃないかと類推します。これ以外のツボなら、全く私は思いもつきませんので、やっぱり初級者向けの話ではないと思います。
呼吸は…難しいですねえ。とは言え、私は歌う人なので、あんまりこのあたりの大変さを感じてませんが、やはりアルテ前半あたりの人でも、この辺の問題に直面して苦労するんでしょうか? それとも、もう少し上達した中級者あたりが戦う問題なのでしょうか? 自分自身が初歩の階段を登っている最中なので、フルート学習前半の中で、それらの諸問題の学習が、どの辺に位置するのか、よく分からなくて(汗)。
ちなみに声楽では、とりわけ初歩の段階では、呼吸の訓練がレッスンの大半を占めます。いきなり“呼吸”の訓練から始まるので、難しいのですよ
私もギターを長年やってきて、声楽を最近習い始めたので、すとんさんの言われることがよ~くわかります。そして、声楽の先生も同じことを言われます。確かにギターであれフルートであれ、ある段階へ来ると「私の頭の中を見せてあげたい」と思うくらい、感じてもらうしかない内容になってきます。でもそこへ行くまでの話では、入門してすぐに突き当たるのが声楽ですね。歌より表現よりまず声を出す身体。そして音程は人それぞれの感覚ですしね。
声楽を習い始めた頃は歌ったら歌えると思っていましたが、そんな生やさしいことではないと最近思います。いかにして息を吐き出す身体を会得するかです。たぶんそれに3~4年かかるかもしれませんが、それが「普通」の状態になれば、あとは、各々の歌の内容と表現ですよね。ここまでくるとフルートとレッスン内容が同じになってくると思いますよ。
すとんさんの言いたいことは、人がよく言う言葉に「ピアノはいいなあ~。猫が歩いても音が出るもん」っていう意味に近いのではないかと思います。確かに訓練されたピアノの音と習いたての子供の音では雲泥の差はあれ、とにかく音が出ますもんね。声楽はきちんとした声が出ないとレッスンになりませんから。
声楽は人を見てもわかりません。(勿論先生なしではとてもできませんが)身体の感覚の記憶がものを言います。先生が「それ!」と言われた時の感覚を再現するようにがんばりましょう。無意識に出る声の再現とでもいいましょうか、人としゃべってる時に「あー!そうかぁ~」と言う時の「あー」とか、笑い声とか、そういう時が全く力が抜けています。先週のレッスンで先生が「『あ』がちょっと力が入っています。」と説明をしてくださってた横で、私が「あー!」って納得した時に私は「あ、これですね!」とか言って笑いました。それ以来、その「あー」を繰り返し言っています。ちゃんとできるかどうかは、次のレッスンのお楽しみです~。
>みーくんさん、いらっしゃませ
分析と言うか、サガですね(笑)。単に理屈っぽいだけなんです。基本的にオタクですから(笑)。
趣味の音楽は、自分が楽しくて、自分たちが楽しくて、周りも喜んでくれて、みんながみんなハッピーなら、別にそれでいいんじゃないかと思ってます。
市民音楽祭…そう言えば、そんな季節ですね。芸術の秋ですものね。あちらこちらで色々な団体のコンサートとか発表会とかやってますもの。私も以前は、そういうイベントによく刈り出されていました。準備が大変ですね。秋を楽しんでください。
「モーツァルトの百面相」という曲は知りません。モーツァルトの楽曲のメドレーと推察しますが、おもしろそうですね。
よろしければ、また遊びに来てください。
>松尾さん
記事を拝見しました。やっぱり声楽というか、発声は難しいです。
>さて、具体的には喉仏の辺りにある声門を首の後下へ両外側に廻すように引き下げる、次に口蓋垂を上げるために後頭部の頭皮を引き上げ、眉が上がるようにすれば声帯は全て閉じられ、張力を増し、高音の響く声の場所の容積も増えたことになる。これが出来れば高音域は倍音が付き、声の響きは豊になり、低音域は声帯を閉じているからかすれることなく声は出る一石二鳥の効果があらわれる。(上記ブログより引用)
おっしゃることはよく分かりますし、イメージもかなり具体的に持てますが、身体がついてこないです(涙)。実は今まさに、この辺りで格闘しているので、とても参考になります。
声門部を下に下げ続けて、胸の筋肉が縦に痛みます。口蓋垂を上げるために後頭部の頭皮付近を上げ続けて、首からこめかみの筋肉がやはり縦に痛みます。まだ、そんな状態な私です。
まだまだ練習が足りません。訓練あるのみって感じです。やっぱり、声楽は難しいなあ。
>くろねこさん
ええと、初級者限定ということで(大汗)。
歌口に息を吹き込むコントロールと言うと、呼吸そのものもそうですが、いわゆるアンブシュア? あの周辺のテクニックが私的には???です。それこそ他人のマネではどうにもならない部分ですし、先生に教わると言っても、先生はチェックはしてくれますが、結局は自分で考えて見つけていかないといけない部分でして…。よく分かりません。
ま、ある程度フルートが吹ける人からすれば、(特に今日の)私の記事は噴飯ものでしょうが、リアルな初心者は、こんな事を感じて考えているんだと思ってくれれば、ありがたいと思ってます。
>ticoさん
解説と補足、ありがとうございます。はい、おっしゃるとおり、初級者レベルというか、習いたての子どものピアノレベルの話です。なんであれ、極めてゆくと難しくなるということは当然として。
入門期にいきなり大きな壁がそそり立っているのが声楽。器楽にも大きな壁はあるけれど、それはもう少し学習していってから、ぶちあたる。こんな話になるかな?
>声楽を習い始めた頃は歌ったら歌えると思っていましたが、そんな生やさしいことではないと最近思います。
そうなんですよねえ…。そこがなかなか、声楽をやっていな人には、想像がつかないらしくて…。まあ、フルートだって、楽器買ってきたら、すぐに吹けるかと言われればノーですが「頭部管レッスンをして音が出せるようになること」と「普通に音楽的な声が出るようになること」の差は、両方やってみて、その難易度に月とスッポンほどの違いがあると感じてます。
声楽は難しいです、特に入門期はかなりハードです。何しろ自分の身体で自分の楽器を作っていかないといけないのですから。その点に関しては、楽器はお店に行って購入すれば、ひとまず済みますからね。そこの差は確実にあると思います。
声楽も難しいけれど、フルートも難しいんですよ、本当は。ただ、初歩の段階では、声楽の方が、より困難を覚えるって話です。
楽器も音楽としての音色を出すのは容易ではないと私は考えます。先生の真似をしても上達は 有り得ません。これは 人間としての個体差があるからです。個体差について 楽器の教則本や独習ビデオでは説明されていないのです。管楽器では やはり 骨格や歯並び 筋肉 そして性別 同じ人は 一人としていないからです。それらを考慮しないで 先生の真似をしたら 下手を固める(これはウチの師匠がよく言います)し ともすると 身体を壊しかねません。
声楽で初歩の段階が大切で 難しいのと同様 楽器もそうだと 私は考えます。呼吸も 初歩の頃から意識しないと 出来るようにはならないと思います。
音楽としての音色 様々なテクニック 音楽の表現 どれも これでいいというのは ないと思います。だから上手になりたい とか 楽しい とか 思うのではないでしょうか。
>かをりさん
かをりさんのおっしゃることは、全くそのとおりだと思います。
でもね、この記事の内容は、冒頭に書いてある通り、ごくごく入門期に限っての話です。楽器を始めて三カ月かそこらのレベルの話。そのレベルの声楽って難しいねって話。別にフルートが簡単だとは書いてません。
フルートに限らず、どんな物事だって、極めようとすれば、とても大変だというのは、これは常識であって、そのレベルの話ではありませんよ、念のため。
それに、これは私の体験に基づいた感想であって、決して万人に普遍化できる話でもないです。それに、声楽は難しいとは書いたけれど、楽器は簡単だとは書いてませんって。これも記事の中で書いたけれど、決してフルートが簡単だなんて、口が裂けても言いませんよ。
ただね、フルートは熱心に練習をすれば、ひとまずはOK。たどたどしくても、美しくなくても、耳障りであって、簡単な曲を演奏できるようになる。
でもね、声楽は初級者では一人では練習すらできない。最初の壁を乗り越えなければ、一声も上げられない。その壁を乗り越えるのにも、普通は数年はかかる。
フルートは楽器屋に行って買ってくれば、どんな初心者でも楽器を入手できる。お金を出せば、私のような素人でも立派な楽器か買える。
しかし声楽は、どんな金持ちでも、数年かけて自分の体を楽器に作り替えなければ、何もできない。そして体を楽器にしてゆくことが、どれだけ大変で、手間と時間と痛みと労力が必要か。そしてそれを乗り越えなければ、スタートに立てない。
独学である程度いけるフルートと、独学がまず不可能な声楽との違い。
そんな点を踏まえて、声楽って難しいねえと結論づけているわけです。つまり、そのレベルの話なんですよ。この記事は。そんなに高尚な話をしているわけではないのです。
重ねて書くけど(くどい?)、だからフルートが簡単だと言ってないよ。熱心に練習することって、とっても大変なことだから。
あと、もし言葉がキツく感じられた、ごめんなさい。仕事から帰って来たばかりで、ちょっとヘロヘロで体力にも精神にも余裕がないもので、お気を悪くされたらごめんなさい。
歌って、小学生の音楽の時間から歌ってきたし、学校帰りにも歌っていたし、大人になってカラオケも行くし、声楽のレッスンを受けて初めて、歌の、いや、声を出すことの難しさに気づかされるのです。歌うって歩くことと同じくらいすぐに出来そうに思ってますから、その落差にがくぜんとしますよね。レッスンでは発声練習の最初で「アチャー」って思うし、歌い始めても必ず止められる。しかも先生の説明を聞いてもなかなか、何をどーすりゃいいのよって感じですもんね。先生の声を聞くと明らかに違うことは自分でもわかるんだけど、「鼻の奥に」「背中に空気を入れて」「頭のてっぺんから」「アゴを閉めない」などなど、初めは意味不明なことばかりですね。
そうそう、楽器との違いは多少音が悪くても経験でそのうちいい音が出るようになるということがほとんどなので、先生もまあちょっとは目をつぶって、まずはそれより先に練習すべき事柄を言うこともありますよね。音が出ない時は目をつぶれないけどね。
でも声楽ではノド声であっても一応声は出てるのですが、それは声楽ではないので、きちんとした発声を教えることに年数を費やされます。その過程で身体作りを覚えて共鳴を覚えていきます。私の又聞きですが、歌は歌わせてもらえなくて3年間発声だけだったという人もおられたとか。声が出るようになってやっと歌わせてもらえたとか。
個人差というと、声楽でも生まれながらにしてすぐにきちんとした発声が身に付く人もおられるようですね。私なんかはそういう才能のない人間ですから、声が出るまで何年もかかってます。まだ出てませんけど~。
やはり声楽の難しさは伝わりにくいのかなあ。教える先生もかなりあの手この手で大変だろうなあと見ています。うーーん、もしかしたら、声楽って書くよりボイストレーニングって書いた方がわかりやすいのかしら?
>ticoさん
やっぱり声楽というか、ボイストレーニングというか、発声というか、とにかく声を出すことの難しさが、たとえ音楽をやっていたとしても、歌っていない人達には伝わりづらいのだろうと思います。もちろんこの場合の「歌う」ってのは、クラシック発声で歌曲なりなんなりを歌うことですが…。
ticoさんのお書きになったことがすべてで、そこに私としては、付け加えるものはないのですが、それを一発で分かりやすく記事に書き表す技量が私に乏しいことが悔やまれます。
音楽も難しいですが、文章表現も難しいですね。両方とも要修行です。
器楽の人には、自分の楽器を材料を仕入れるところから、自分で製作すると想像してもらえば、声楽の難しさが少しは想像できるんじゃないかと思います。声って楽器店で販売してないんですよ。
声なんか、誰だって持っているサとお考えの方へ。声楽では、マイクなしでホールいっぱいに響く声が必要です。そしてそこがスタートだと、ご想像いただければ、声楽の難しさも、少し分かってもらえるんじゃないかと思います。
やっぱり、まだまだ、文章も修行しないといけないな>私
声楽のツボは視覚化できないし、レッスンで聞いた話を文章化することも難しいと思う私。
すとんさんの記事ではそれを一生懸命文章化しておられて、いつもすごいなあ・・・と思っています。
私も最近は真剣に楽器演奏に力を入れようかと思います。
自分という楽器には長所もありますが、短所が多すぎて!
本当に楽器は高くても買えるからいいですよね!
>Ceciliaさん
声楽のツボを文章化するのは、確かに難しいです。ま、このブログは、後日、私自身の振り返りのために書き残しているので、「私が読んで内容を思い出せる程度」で勘弁することにしています。だから、これも自分のため? 自分のためだから、結構一生懸命やっております。
楽器演奏に集中ですか? どの楽器をおやりになるのかは知りませんが(決まったら教えてください、応援します)、いいことだと思います。
Ceciliaさんほどの音楽的な経験があると、楽器なら、ある程度は独学でいけると思うので、壁にぶつかったら先生を探すで、とにかく始めてみればいいと思います。
>自分という楽器には長所もありますが、短所が多すぎて!
私はCeciliaさんの歌を聴いたことはないので、断言できませんが、それはたぶん違いますよ。単純に、声楽の先生(またはヴォイストレーナー)のレッスンを受けていないために、声がつまらぬ袋小路に入っているだけだと思いますよ。どんな素晴らしい歌手でも、トレーナーの手を離れてしまうと、途端にダメになるのが声楽。プロですらそうですから、ましてや素人は…。
でもね、歌声は神様が人間に与えてくれた楽器ですから、きちんとお手入れすれば、みんな素晴らしい楽器になるはずです。
>本当に楽器は高くても買えるからいいですよね!
全く、そのとおり。だから私は分不相応なフルートを購入したのです。「お金で解決できることはお金で解決」 なにやら嫌らしい大人の繰り言ですが、声楽の楽器はお金で買えませんので、自分の経済力でどうにかなる範囲の事については、お金で解決しました。