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自分の声は好きですか?…再び

 以前の私は、自分の声が嫌いでした。なんか変だし…。だから録音された自分の歌を聞くのは、ちょっと嫌でした。

 今は…と言うと、まあまあ良しと思ってます。少なくとも嫌いじゃないし、こういう声もアリだよなあと思ってます。

 別に自己愛が深くなったからではありません。自己愛は、もともと深い人ですからね(笑)。では、何が変わったのかと言うと、私の声そのものが良い方向に変わっただけです。良い方向に変わり、自分の声に好感を持てるようになった…それだけの話です。

 好きにはなったものの、未だに「なんか変だな」という感覚は残っています。まだ、録音された自分の声には慣れません。でも、嫌じゃなくなった…んです。

 なぜ自分の声が、良い方向に変わったのかと言えば、もちろんY先生のご指導のおかげなのですが、自分でも、自分の声を美しい方向に変える努力をしてきたからでもあります。時間は掛かったけれど、少しずつ少しずつ変えていって、今の声があるし、今もまだ改善改良の途中ですから、将来的には、もっと自分の声が好きになっていくと思います。

 蛇足 Y先生の元で声楽を学ぶようになって7年になりました。声が良い方向にグングン変わり始めたのが、ここ1~2年なんです。キング先生時代がグループレッスンも含めて5年ですから、Y先生に習い始めて、最初の5年は足踏みだったわけです。5年掛けて作ったものを壊してスタートラインに立てるようになるまでに5年掛かったわけです。ああ、時間がもったいない! そういう意味で、先生選びって大切なんだなって切実に思うし、ちょっぴり後悔しています。

 蛇足2 実はフルートも同様かもしれません。フルートの音色は、楽器による違いももちろんあるけれど、奏者の違いって大きいです。自分のフルートの音色が気に入らない時は、確かにフルートを買い換える事も方法としてはアリだけれど、それよりも自分自身の音を変えていく方が、より効果的だと思います。地道に、ロングトーン練習を繰り返して、自分が理想とする音色に近づけていく…と言ったやり方が、実は理想の音色を求める王道ではないかと思います。そこまでやった上で、さらにより理想の音色に近付こうとした時に、初めて楽器の買い替えって選択肢が生まれてくるような気がします。

 

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