前回の声楽のレッスンで言われたこと。鼻と口と両方で一度に息を吸う事はできますか?
やってみました。できないわけではないけれど、鼻1:口9くらいの割合ですね。つまり、あまり鼻は活用されていない。それじゃあ、ダメじゃんってことです。
鼻と口の両方で均等に息ができないのは、喉と鼻の連絡路がきちんと開いていないから。つまり、喉から鼻への息の通りが悪いから。そのため、喉~口の経路が普通に使用できる時は、喉~鼻の経路が十分に活用されないわけです。
喉~鼻に息が行かないということは、とりもなおさず、鼻腔が活用できていないわけで、目下の課題である鼻腔共鳴がうまく使われていないというわけです。
そこで、意識して、鼻と口の両方で息をして、喉~鼻の経路を確保する感覚をつかみ、その感覚を忘れないようにして、歌うようにしましょうってことです。
意識して、鼻の奥の方を開いてみると、確かに息は鼻の中を容易に通過しますし、いい感じです。まあ、鼻の中が息でスースーするのはお笑いですが。
自分ではよく分かりませんが、鼻腔は共鳴しているのでしょうか? 鼻腔の共鳴はよく分かりませんが、声が多少甲高くなったように感じられます。高音で頭を押さえられるような感じとか、出しづらいといった感覚が薄くなりました。
今までは高い音に行こうとすると、息が頭の中にどこかにぶつかっていた感覚がありましたが、鼻の奥を開くように心掛けていると、息がどこにもぶつからずに、ある程度の高音まで比較的楽にいけました。もっとも、息が楽に行けることと、声が楽に出せることは別なので、高音を出すための練習は、それはそれとして今後も必要なので、がんばっていかないと…。
とにかく、鼻の奥を開くこと。そのためには、鼻と口の両方から息を吸う感覚を忘れずにいること。そこが私にとって、とても肝心なようです。
一歩、また一歩と、前に進んでおります、最近の私。
コメント
鼻と口から・・・フルートも両方使って息を吸った方が効率が良いみたいですね。
アンブシュアを崩さずに息が吸えたら最高!?
でも私、息を吐く(音を出す)のは口で、ブレス位置で一気に鼻と口から吸って~!
なんて、器用なことできません(汗)
なので、無意識だとたぶん95%くらい口から吸ってます。。。
鼻と口、両方で吸えるように意識してみようっと。
>くろねこさん
フルートでの呼吸は、まだまだ記事に書くこともできないほど、未熟な私です。フルートでの呼吸は、原則“鼻呼吸”で、間に合わない時は、アンブシュアを崩さない程度に小さく開いた口からも吸うのではないかと思ってます。思っていますが、なかなか鼻呼吸は難しいです。
声楽の時のくせで、ついつい口呼吸でガバーとやってますので、フルートでの呼吸は、毎回のように笛先生に注意されている私です。このように、息を吸うにしても、吐くにしても、実に多くの課題をかかえています。
腹式呼吸だって、歌ならそれなりにできているはずなのに、フルートを持つと、からっきしダメになる私なんですよ(笑)。声楽でも、呼吸の基本がなんとかできるようになるまで、一年程度の時間がかかりましたから、フルートでも同じか、もう少し時間がかかるのではないかと思ってます。
呼吸って、基本の技術ですけれど、難しいですよね。いつでも、鼻と口の両方から十分な息が吸えたら、歌でも笛でも苦労はないのですけれど、実際はなかなか…。
口で吸うと注意されるんですか???
じゃあ、やっぱり私もダメだ~(^^;
思いっきり大きな口でガバ~っとカバのあくびのごとく吸ってますから・・・
でも、限られた時間で沢山吸わなきゃ!と思うとそうなっちゃうんですよね。
頑張って鼻で吸うように心がけてみます。
>くろねこさん
はい、口で吸うと注意されます。この前などは「見ててください」と言って、目の前で一曲吹いてくれたのですが、先生、口が全く動きませんでした。最初に作ったアンブシュアを最後まできちんとキープしてました。「ほとんど、口は開かないでしょう。口は大きく開かなくても、息はできるんですよ」と言われました。
もっとも先生がおっしゃるには「息は、鼻と口の両方から吸います。ただし、アンブシュアは絶対に変えないこと」が、肝心なんだそうです。先生も口と鼻の両方で息を吸っているそうですが、どちらかと言うと、やはり鼻がメインなんだそうです。だけど鼻だけだと、呼吸が間に合わないことが多いので、理想は鼻呼吸なんだそうですが、現実は鼻メインの口サブで息をしているそうです。
私は、完全に口メインなので、注意されるんですよ。この前などは「マペットみたいに口を開かない!」と言われました(笑)。マペットですよ、マペット。
すとんさん、くるねこさん
横レス失礼致しますm(_ _)m
私の先生も、「ブレスは鼻と口」です。
割と早い内に、1回目か2回ぐらいのレッスンでそう仰いました。
私はブレスのたびに口が開いていて
そのたびにアンブシュアが崩れて…
とにかく大きな口でパクパクでした。
なので付箋に
「口を大きくひらかない」とかいて
アルテの現在練習しているページに貼り付けています。
でも…貼り付けていてもわすれるんだよなあ…(T_T)
あと、曲などのときの長い休符のある時に
鼻から息を吸うと、深い呼吸になって
沢山息を貯めることができるような気がするのだけれど…
このことは、まだ先生には確かめていないので
チャンスがあったら聞いてみます。
>まきりんさん
実は息を鼻から吸うか、口から吸うかは、声楽ではかなり重大な問題で、流派でかなり違います。私の門下では「鼻はダメ。口のみOK」なので、それがしっかりとしみ込んでおります。
フルートでは、言うまでもなく、アンブシュアというものがあり、これをイチイチ壊していたらたまらないので、どう考えても、鼻呼吸、または鼻メインの呼吸ですよ。つまり、口メインの呼吸はありえないのが自明の理という奴です。
そこを声楽流にガバー、ガバーってやっているので、「マペットみたいに息を吸わない!」って注意されます。声楽とフルートは、きちんとスイッチを切り換えないとダメなんですけれどね…。
鼻から息を吸うと、呼吸が深くなるという言い分は分かります。でも、この呼吸法には欠点があって、鼻(だけ)から無意識に息を吸うと、頭部の共鳴腔が狭くなりがちです。鼻腔はまだ良いのですが、口腔や喉が狭くなりがちなので、そうならないように、きちんと訓練する必要があると思いますよ。
フルートでも頭部共鳴は必要ですから。
ちなみに、口メインの呼吸をする人は、逆に鼻腔共鳴が苦手な人が多いですが…フルートでは鼻腔共鳴はあまり使わないですよね?
ま、そんなわけで、鼻と口の両方で同時に、アンブシュアを壊さずに、きちんと呼吸できることが肝心なんだと思います。