「とおりゃんせ」を練習しております。この曲は、甲と乙の二人の掛け合いとなっております。一応、私の中では、甲は門番または小役人、乙は七五三の子を連れてお宮参りにいきたいと願っている農民という設定になっております。
甲はとにかく威張ってます。権力をカサに来ています。仕事の鬱憤を、そこを通る人々に対してぶつけて憂さ晴らしをするという、ちょっとイヤな奴です。たいして乙は、年配の女性です。おそらく子どものオバアチャンでしょう。お役人さんが苦手で、本当は関わりたくないのですが、その門を通らないと、かわいい孫のお祝いができないので、何とか穏便に事を済ませようと、かなり卑屈な態度をとっております。
この二人の二重唱なんですよ、「とおりゃんせ」は!
この二人の性格を歌い方にあらわしていかないといけないわけで、そこんところは、先生と話し合って、色々とアドバイスをいただきました。
甲は威張っているのだから、声や歌い方も威張っているわけです。朗々と歌った方が良いだろうし、言葉にも張りがあるし、声もデカければ、活舌もかなり良い。
対する乙は、卑屈だし弱気だし、声も遠慮がちで語尾は自然と弱くなるはず。歌だから、最後まできちんと歌わなければいけないけれど、声は自然と弱まっていくはず。
最後まで、きちんと歌わないといけない甲に対して、最後は消え入るように歌っている乙。つまり、性格は語尾の処理で表現されるわけです。
そんなことは譜面に書いてませんが、歌詞を読み、登場人物の性格を読み込こんでいけば、自然とそうなる。そうなる以上、そう歌う。そこが歌の楽しさであり、難しさなんだと思う。
芝居っ気を出しながら、練習していると、なんだかとっても楽しくなるから、不思議不思議。
コメント
私は主婦湿疹で手が痛いです。ゴム手袋をすると、ゴムでまた手がかぶれる。そんな私を見かねて、相方が食器洗浄乾燥機を買ってくれました。そのおかげで、小康状態です。でも、料理の時も思いっきり濡らすので、食洗機だけではねえ・・・・そうこういいながらも、相方に感謝!って、のろけたかっただけです。
ピアノの鍵盤に血の後が、って正直引きますもの。もちろん弾いた後は、きれいに拭きますけど。
って、塩素系の漂白剤に直に手を入れてはいけません。正に、自殺行為です。後悔しても遅いです。フルートの神様に、ごめんなさいって言って、早く治るように対処した方がいいと思います。
>chikoさん
ピアノに血…ですか。主婦湿疹、恐るべしです。
塩素系の漂白剤に手を入れてはいけないことは…頭では分かっちゃいるんですが、ついついやっちゃうんですよね。入れる前は「大丈夫かな」なんて恐る恐るやってましたが、入れた当座は全然平気なので、けっこう大胆になっちゃいます。で、結局、痛みは後からやってきます(涙)。
一晩たち、ヌルヌルは治まりました。ザラザラは残ってますので、ハンドクリームを塗りました。指先のヒリヒリは我慢です。とにかく自然治癒を目指しています。
フルートの神様、ごめんなさいです。