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そうだ京都に行こう その5 オオサンショウウオにビックリ

 京都駅に戻った我々は、そのままホテルに戻らずに、次の観光スポットに自力で向かいました。
 まずは京都駅から嵯峨野線に乗りますが…そのホームの脇に、立ち食いそば屋がある事を確認していたので、食べ損なっていた“にしんそば”を食べる事にしました。松葉のブランドにしんそばでは無いのは、ちょっぴり残念ですが、にしんそばには変わりはあるまいってわけで、立ちそばでにしんそばを食べました。
 いやあ、久しぶりのにしんそばは、やっぱり美味しいです。関東でも食べられればいいのに…と思っちゃいました。
 で、そばを食べたら、嵯峨野線です。この嵯峨野線は、正式には山陰本線なんだそうですね。山陰本線の近郊線を嵯峨野線と呼ぶようです。かつて、東海道本線の近郊線を湘南電車と呼んでいたのと同様なのでしょうね。とは言え、もはや湘南電車なんて影も形も無いんですけれど…。ああ、恨めしきは東京上野ラインって奴です。
 その嵯峨野線に乗って、降りた駅は梅小路京都西駅。なんでも、昨年の3月にできたばかりの新駅なんだそうですが、ここに行きました。で、ここから向かったのは、京都鉄道博物館…ではなく、京都水族館です。やっぱり水族館のある街に行ったら、水族館に行かないという手はありませんよね。
 以前、四国の桂浜に行った時に、時間の関係で桂浜水族館に行けなかった私は、その事をずっと悔やんでいました。たとえ時間が無くても、無理しても、やはり水族館を見学するべきだった…と。なので、今回の京都旅行でも、京都に水族館があるならば、何を犠牲にしても水族館には行こう!と心に決めていたのでした。
 京都水族館…新しい水族館で、きれいで、涼しくて、なかなか良かったですよ。特に私は感動したのは、オオサンショウウオです。
 皆さん、オオサンショウウオって知ってますか? 私は井伏鱒二の小説「山椒魚」で知っていたくらいで、写真では見ていましたが、実物なんて見たことはありませんでした。まあ、カエルよりも大きいんだろうなあって程度の知識しか持っていなかったのですが、実際に、実物を見て驚きました。オオサンショウウオって、人間よりも大きいじゃん! あんまり大きくてビックリして「うひゃっ!」と声を上げてしまったくらいです(恥ずかしい)。それくらいにオオサンショウウオって大きいんですよ。そんな奴が京都水族館の入り口近くで群れを作っているんだから、そりゃあもう、ビックリ&感激モンです。これを見るだけでも、京都に来た甲斐があったってもんです。いやあ、ほんと、すごいんだよ。
 次に感心したのはペンギンです。小型のケープペンギンたちなんですが、これがたくさんいる上に、一羽一羽の紹介が壁に貼ってあるだけでなく、その子たちの相関関係図まで掲示してあって、それを見ながらペンギンを観察していると、たぶん半日ぐらいは簡単に過ぎてしまいます。ああ、本当は一羽一羽確認しながら見物したかったのですが、さすがに、そこまでの時間は無いので、泣く泣く諦めてしまいました。ああ、残念。
 イルカのショーも売り物のようですが、別にイルカのショーは見慣れているのでパスしました。だってねー。クラゲもたくさんいましたが、クラゲも見慣れているのでスルーしました。だってねー。
 とにかく、オオサンショウウオとペンギンが見ものな京都水族館でした。帰りに3万5千円のほぼ実物大のオオサンショウウオのぬいぐるみを買おうとした私でしたが「そんなもの、スーツケースに入らないよ」との妻の一言であきらめました…が、ちょっぴり後悔している私です。
 水族館を出たら、さすがに疲れてしまったので、ホテルに直行しました。で、ひとっ風呂浴びて、休んだら、今宵の夕食はホテルのレストランで湯葉懐石です。お昼に豆腐専門店で湯葉を食べちゃったので、どうなんだろうと思いましたが、専門店は専門店、ホテルのレストランはホテルのレストランって事で、それぞれに違っていて楽しかったです。特にホテルの方は“引き上げ湯葉”と言って、目の前で豆乳を火にかけて温めて、それに湯葉が張ったら、箸ですくって食べるという趣向で、なかなか面白かったです。で、その引き上げに飽きたら、そこにニガリを入れると、おぼろ豆腐になるので、湯葉の次は豆腐も楽しめました。いやいや、なかなかに楽しい料理でした。
 と、ひとしきり食事を楽しんだら、ホテルの自室に戻り、バタンキューでスヤスヤですよ。

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