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木下大サーカスを見てきた

 いやあ、楽しかったよ。面白かったよ。すごかったよ。
 サーカスに行ったのも、やっぱり昨年末の話だね。
 数年前(当然、コロナ前です)に、横浜のみなとみらいに木下大サーカスがやってきた時、招待券を入手して、ウキウキ気分でサーカスを見に行ったのに、その日は、招待券だけでは自由席にしか入れず、しかもその自由席はすでに列を作って並んでいる客が大勢いるから、今から並んでも見ることはできないと係の人に言われて、とてもとてもガッカリした記憶があります。
 持ってても入れない招待券って、何?って思ったものです。
 ちなみに、招待券を持った上で、さらに指定席券を別に購入すれば、本来なら見ることができたそうですが、その日は指定席券もすでに売り切れだったので、何をどうやってもサーカスを見ることができなかったのです(涙)。なので、その時の正解は「招待券を持った上で、事前にチケピ等で指定席券の前売りを購入しておく事」だったようです。
 そんな事、言われてないし、招待券にも書かれてなかったので、この招待券さえ持っていればサーカスが見られると信じていたんです。でも見られなかったので、その招待券をゴミ箱に捨てて、すごすごと帰宅したのです。
 そんな悲しい思いをしてから、数年経ちました。
 また、縁があって、木下大サーカスの招待券をゲットしました。今度は事前に指定席券も購入しておきました。これで確実にサーカスが見られるぞっと。
 で、見てきました。楽しかったです。でも、サーカスは全席販売されているにも関わらず、ざっと見た感じ4割程度しかお客さんは入っていませんでした。コロナの影響なんでしょうね。自由席も結構ガラガラで、これなら別に指定席券を購入をしなくても、サーカス見られたなって思いました。ちょっぴり損した気分になりました。
 でもね…世界的なサーカスである、シルク・ド・ソレイユだって経営破綻をして身売りしちゃったんだよね。今は、サーカス業界そのものが厳しいんだろうなあ…。
 それはさておき、サーカスそのものは、本当に楽しかったですよ。このサーカスの特徴は、地味にすごいことをする…って事でしょうね。実は、他のサーカスと比べちゃうと、派手なパフォーマンスは決して多くはありません。むしろ、パフォーマンスとしては地味なモノが多いのですが、この地味なパフォーマンスって、すごく難しくて大変なんです。そういう意味で「我々のすごさは分かる人が分かればいい」っていうスタンスなのかなって思いました。でも、本当にすごいんだよ。
 全体的には、サーカスと言うよりも、新体操や器械体操のパフォーマンスを見ているような感じでした。で、そんな地味だけどすごいパフォーマンスの合間合間に、サーカス的なショーが入っているんですね。
 マジックは…ほんと不思議。近くで目を皿のようにして見ていたんだけれど、全然どうなっているのか分からず、驚きの連続でした。
 ライオンショーは、普通のライオンではなく、ホワイトライオンのショーだったり、普通なら、サラブレッドを使うだろう馬のショーを、シマウマを使ってやってみたりと、随所に工夫が見られ、このサーカスでないと見られないショーとなってます…が、シマウマって、ほんとに臭いね。とっても臭いです。いやあ~臭い臭い。
 動物のショーで言えば、ゾウのショーが可愛いです。ゾウは2匹いて、舞台中央で1匹が一生懸命に芸をしている時に、もう一匹が舞台の後ろの隅にいて、一生懸命に鼻でフラフープを回していたりして、それがすごく可愛くて、思わず目は舞台の後ろ隅に釘付けになってしまったり…。
 木下大サーカスは日本のサーカスなんだけれど、ショーをやっているソリストさんたちの多くは外国人(ってか、西洋人)でした。国際色豊かなんだけれど「もっと頑張れ、日本人」って、ついつい思ってしまいました。
 だから、バイクショーとか、空中ブランコとか、オール日本人によるチーム(顔だけ見てそう思いましたが、実は中国人とかその他のアジア系の人が混じっているかもしれません)のショーを見ると「頑張れ、頑張れ」って思っちゃいます。
 ああ、やっと木下大サーカスを見れた。これで思い残す事なく死ねる…と思いました。別に大げさでなく、本音です。それくらい、数年前の出来事では悔しい思いをしたんですよ。
 みなとみらいの敵を深沢で討ちました。

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