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なんか暑くて、すでに参ってます[2023年6月の落ち穂拾い]

 暑いね。おまけに蒸すよね。湿気と熱気のダブルパンチで、なんかフラフラします。このままだと、なんかヤバいような気がします。…私も老いて、弱くなったのかもしれません。

気恥ずかしい

 自分の歌なり演奏なりを、録音して、それををじっくり聞くって、良い勉強になりますし、上達には欠かせない学習法だと思います。

 でも、自分の器楽演奏を録音で聞き直すのと、自分の歌を録音で聞き直すのとでは、その気恥ずかしさが100倍ぐらい違います。問題は、そこなんです。

 録音だけじゃないです。人前での演奏も、楽器演奏よりも歌の方が500倍ぐらい気恥ずかしいです。いや、見知った人がお客にいるなら、1000倍ぐらい違うかも…。それくらい、歌って恥ずかしいものなんです。

 ちなみに、同じ歌でも、合唱と独唱では、その気恥ずかしさは1万倍くらい違います。いやあ、歌って、恥ずかしいものなんです。そういう意味では、多少のマゾっ気がないと、人前で歌えないかもしれませんね。

頑張れ、フランス語

 「目は口よりも物を言う」と言います。実際のコミュケーションの場において、相手に及ぼす影響力は、言葉はもちろん、非言語による表現も加味されなければなりません。

 例えば、相手を威嚇する目的で「許さないぞ」と言ったとしても、誰がどんなふうに言うかで、相手への威嚇度合いは大きく変わります。言ったのが、5歳の少年で甲高い声で舌っ足らずにボソっと言った場合と、大柄で強面のオッサンが低い声で顔を近づけて怒りを込めて言った場合では、天と地ほどの違いがあるわけです。

 いや、もはや言葉はいらないのかもしれません。強面のオッサンが「許さないぞ」ではなく「オイっ!」と言うだけで、威嚇という当初目的は十分に果たされるでしょう。それほどに、言葉以上に、態度や語調、その人の衣装や雰囲気というのは、相手に伝わるわけです。これがノン・バーバル・コミュニケーションってヤツでしょう。

 なので、私の場合、たとえフランス語が稚拙でも、その他の部分でフランス語っぽくしていれば、私のフランス語はフランス語として説得力を持ちうる…とも考えられるわけです。タモリの往年の芸である、でたらめ外国語が、いかにも流暢に聞こえてしまうのと同じように…です。

 ニセフランス語をいかに本物っぽく聞かせるかって話でした。

親ガチャ

 教師の大切な仕事の一つとして“生徒の能力を見極める”というのがあり、その能力の中には、当然“才能”も含まれます。特に、年少者に対峙する教師ほど、それが重要視される事は論を待ちません。

 なぜ“年少児ほど…”なのかと言えば、多くの才能は持っているだけでは宝の持ち腐れであり、その才能を磨き上げて有益なものにするために教育を与える時間が必要となるからです。つまり、才能を見過ごされて、無為に年を重ねてしまうのは、当人にとっても社会にとっても、盛大な人的リソースの無駄となるからです。

 でも、今の日本を見ていると、才能を見抜くのは、教師の仕事と言うよりも、今は親の義務なのかもしれませんね。教師にも当たり外れはありますが、それでも子供は多くの教師の目に触れながら成長していきますが、親…となると、たった一組ですからね。ハズレ…と言うか、毒親の元で育った子は、才能を磨いてもらえるチャンスすらありません。そういう意味では“親ガチャ”って…あるのかもしれませんね。

 親ガチャの行先は“階級社会”です。そして、その階級社会を打破する力が教育なのです。昨今、親ガチャが叫ばれるようになってきたのは、教育の力が弱まってきたからなのだろうと思いますし、このままでは階級社会が明確に発生してしまいます。そして、階級社会は独裁政治へとつながっていきます。

 そう考えると、親ガチャが叫ばれる社会って、民主主義社会が壊れ始めている社会なのかもしれません。それはちょっとイヤですね。もっと教師たちに頑張ってもらいたいです。

今月のお気に入り 映像版 ザ・ビートルズ・アンソロジー

 ビートルズが、アンソロジー発売時に出した“Real love”以来の新曲を27年ぶりにリリースするという話題で、一部の人々(ってか、ビートルズファンたち)が盛り上がっています。久しぶりにアンソロジーの事を思い出すと共に、昨年末にアンソロジーの映像版の監督をしたジェフ・ウォンフォーが亡くなった事も思い出し、急に、映像版のアンソロジーを見直したくなりました。

 映像版のアンソロジーは、1995年発売のビデオ版と、2002年発売のDVD版の両方を持っていますが、今回はDVD版で見ました…ってか、今時、ビデオ版を見るには、押し入れにしまってある昔のビデオ再生機を出して、テレビに繋がなきゃいけないが面倒なので、ついついDVD版に手を出してしまうわけです。

 それにしても、ビデオ版のアンソロジー、当時はすごく高かったんだよね(ボソッ)。

 で、DVD版のアンソロジーを見返しました。

 ビートルズの約8年に渡るストーリーが約12時間にまとめられていて、ファン的には、それでもまだ物足りないのですが、だいぶお腹いっぱいになりました。いいねえ、ビートルズは!

 それにしてもアンソロジーなんて、ほんのちょっと前にリリースされたもの…と思っていましたが、DVD版ですら、もう20年以上も昔の作品なんだよね。当時元気だった、監督のウォンフォーはもちろん、プロデューサーのニール・アスピナールも、音楽ディレクターのジョージ・マーティンも…ってか、メンバーのジョージ・ハリソンも、2023年の現在では、鬼籍に入っているのも当然の話です。当時の関係者で主な生存者と言えば、メンバーのポールとリンゴ以外は、新曲のプロデュースをしたジェフ・リンぐらいでしょ? ビートルズの解散どころか、再結成企画であったアンソロジーですら、もはや大昔の話になっていました。

 年を取ると、時間の流れに鈍くなっていけないね。

 かつてのスーパーアイドルのビートルズだけれど、若い人達は彼らの事を知っているのかしら? もはや、ビートルズなんて、歴史上の人物なんだろうなあ…。そういう意味でも、ビートルズ・ビジネスも先細りなわけで、今度出される新曲も、どれだけ世の中に受け入れられるものやら…たぶん、そんなに売れたりしないんだろうなあ。だって、かつてのファンの皆さんも、どんどん死んでいるわけだし…ねえ。私的には、彼らの新曲が全然売れなくても、私の手元にさえ届けば、全然構わないのだけれど…。

 改めて、アンソロジーを見て思った事は、ビートルズの時代って、コンピューターやネットが無いのは当然として、画像も白黒、音声もモノが主流の時代で、ほんの60年前なのに、なんか大昔に感じられるんだよね。それだけ、この間の世の中の進歩って、すごかったんだねえ。

 なんとも、懐かしさを感じました。

今月の金魚

 2023年6月15日(木) アカリが星になる
 2023年6月17日(土) 更紗オランダのアーヤがやってくる。

今月のひとこと

 今年はあんまり暑いので、まだ5月ですが、私、すでに衣替えを決行しました。もう、夏服だよ。(2023年5月29日~6月1日)

 6月になりました。梅雨入りは噂されているし、台風はやってくるし、すでにビワの季節は終わってしまったし…ほんと今年は季節が前のめりにやってきます。こんな季節の巡りが長続きする訳はなく、どこかで帳尻合わせをするわけだけれど、どの気候が長くなるのかしら? 長梅雨は嫌だし、暑い夏が続くのもつらいし、秋が早くやってくるのも寂しいし…人間ってわがままだよな。(6月1~9日)

 関東地方は梅雨入りだそうです。それでも例年よりは1日だけですが、梅雨入りが遅かったそうです。意外ですね。梅雨明けは…例年どおりなら、7月20日前後となりますから、これから40日間、雨だらけの日々になるわけで…ちょっと憂鬱な気分になります。(2023年6月9~12日)

 今年はすでにスーパーエルニーニョが発生しているとか? 今年の夏は猛暑で、台風も多めで、自然災害には要注意しないといけないとか? 梅雨に大雨が降るのも、夏が暑いのも受け入れるけれど、台風を始めとする自然災害にはご遠慮願いたいと思う私なのでした。(2023年6月12~15日)

 今年は庭のビワが野鳥に全滅させられたので、ビワを一つもクチにしていません。毎年食べているだけに、何とも寂しいです。だからと言って、店でビワを買って食べるのも何か違う気がするんだよなあ。(2023年6月15~21日)

 今年は退職したので、いわゆる“夏休み”をたっぷり休めそうです。皆さんが働いている時に遊べるというのは、何とも楽しげだよね。(2023年6月21~22日)

 道を歩いていたら、何かがぶつかりました。で、確認してみると、ぶつかってきたのは、なんと、カミキリムシでした。まだ6月だよ、それなのに、カミキリムシ? なんかもう、季節が前のめり過ぎて、違和感バリバリだよね。(2023年6月22~29日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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