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遠近両用は視界がゆがむ

 フルートのレッスンに行ってきました。二週間連続でレッスンに行けちゃうなんて、私にしてはかなり珍しいです。うれしいです。
 今回は、久しぶりに姉様が私の前の時間にレッスンをしていました。私もレッスンを休みがちですが、姉様もレッスンを休みがちな人なので、顔を合わせるなんて、いやあ珍しいです。姉様は、例によって先生と二重奏をしていましたが、ほぼほぼコンサートレベルの曲をやってました。これくらい上手くなると、フルートを吹いていても楽しいだろうなあ。
 というわけで、三人でロングトーン練習をしました。すごくバッチリでした。たぶん、私が上達…ってか、耳が良くなったんだろうなあって感じました。コロナ禍もあって、仕事がゆるくて、体力に余裕があるので、きちんと音が聞けるんだろうなあって思いました。普段は、疲れ切ってレッスンを受けているので、気持ちに余裕がなくて、音もちゃんと(聞いているつもりでも)聞き取れていないからなあ…とちょっぴり残念な気分になりました。
 エルステユーブンゲンは…25番と26番です。全然暗譜できません。それどころ、25番はまあまあですが、26番はちょっぴり吹き間違いをしてしまいました。ダメじゃん。
 旋律的練習曲は5番です。どうでもいいような細かい部分でミスを連発してしまいました。基本的な練習時間が不足し、それで吹き込みが足りないためのミスなんだよなあ…って分かっているのに、ミスります。ダメだな。逆に言えば、難しいところ、短い練習時間でも集中してさらって来ますので、案外何とかなっていたりするんです。
 40リトルピーセズは、32番のバッハのポロネーズです。これは合格しました。この曲は、全般的に難しいので、きちんと練習できた事が勝因でしょうね。吹きやすい曲は、練習段階である程度吹けちゃうので、あんまりきちんと練習してこなかったりするんです。次の33番はヘンデルのメヌエットです(って、何の曲だ?)。頑張りましょう。
 今回の世間話は老眼鏡についてです。私も先生も老眼鏡の愛用者です。二人とも、基本的に遠視+乱視の上に老眼なので、あれこれ困っております。
 乱視って(自覚ないけれど)モノが歪んで見えているんですよね。そのせいもあるのかもしれませんが、私は楽譜が苦手です。たとえば“レ”なのに“シ”に見えちゃうなんて、ザラなんだよね。ま、これは乱視が原因ではなく、うかつな性格が原因かもしれませんが(笑)。
 老眼鏡で困るのは、ピントが固定式であるという点でしょう。そのため、先生は距離に合わせて、複数の老眼鏡を持ち歩いていて、シーンごとに使い分けています。
 私はそれは面倒なので、いわゆる遠近両用の老眼鏡を使っているのですが、先生は遠近両用が大嫌いなので、やむなく複数の老眼鏡を持ち歩いているわけです。なぜ、遠近両用メガネが嫌いなのかと言えば「モノが歪んで見えるから」だそうです。
 これは私にも自覚があります。ただし、左右に歪むのではなく(左右に歪むのは遠視のせいです)、遠近両用の場合、手前と奥の関係が歪み、モノの距離感が大きく変わります。慣れないとかなり気持ち悪いです…が、私は慣れてしまったので、それはそれ、これはこれで平気になりました。
 なので、私は外出時は遠近両用老眼鏡を使い、自宅では各部屋ごとに100均で購入した読書用メガネ(いわゆる老眼鏡)を常備しています。確かに安い眼鏡はモノが安く見えますが、これも慣れれば気にならなくなります。
 先生はモノの歪みが気になるようですが、私は最初こそ違和感を感じますが、やがて慣れる…というか気にしなくなるので、歪みの多い安い眼鏡や遠近両用でも、普通に使えちゃうわけなんです。そういう意味では、おおらかな性格なんです、私。

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