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夏の発表会について

 以前、ちょっとだけ書きましたが、今年の声楽の発表会が迫ってきてます。日程は、2020年8月30日(日)。場所は、横浜市磯子区の杉田劇場でございます。
 現在、コロナ禍真っ最中ですが、8月には発表会ができるでしょうか? 
 ひとまず、会場が公共施設なので、コロナが収まっていなければ、我々にホールを貸してくれない可能性があります。会場が借りられなければ、当然、発表会は中止になります。逆に言えば、会場を貸してくれさえすれば、発表会は決行される事になります。
 なので発表会の実施は、今の所未定としか言えないのですが、準備に時間がかかるので、出演者である我々的には、ボチボチと曲目を決めていかないといけません。
 実は今年の発表会では、コロナが流行る前は「そろそろ、再びオペラをやってもいいよね」という流れになっていました。数年前に、門下のみんなとボエームをやったのですが、そんな感じで計画立案していたのですが、このコロナ禍のために、その企画はポシャりました。そりゃあそうだよね。オペラをやるとなると、みんなで集まって練習しなきゃいけないのだけれど、おそらくそれは無理だよね。
 なので、今年の発表会は、独唱メインの発表会になります。おそらく、重唱を歌うのは我々だけじゃないかな? 最近のウチの門下は、毎回助演の歌手さんを呼んで、みんな重唱を歌ってきてましたが、重唱は合わせの練習が必要ですから、このご時世では、ちょっと無理ですよね。
 というわけで、我々の重唱曲を決める事にしました。
 結論を言うと、ドニゼッティ作曲「ランメルモールのルチア」の第1幕のフィナーレの二重唱「Verranno a te sull’aure/そよ風にのって」を歌う事にしました。こんな感じの曲です。
 ネトレプコとアルバレスが歌っています。私達はこの動画でいうところの1:10あたりから歌おうと思ってます(この人たちは二重唱の本体の少し前から歌っています)。
 先生からは「かなり音が高い曲だから、テノールは大変だけれど、歌いやすい曲だから頑張りましょう」との事です。はい、頑張ります。で、頑張りきれない箇所(高いEsを含むフレーズとか)は回避します(汗)。この二重唱をドニゼッティが書いた楽譜通りに歌う人って、実はあまりいません。あれこれ難しい箇所があるので、伝統的にそれらを回避するフレーズがあったり、カットして歌ったり…というのが、プロの世界でもやってます(この動画でも、当然、回避してカットしています)。なので、そういう所を回避しまくると、テノールの場合、一番高い音がBになりますので、そこまで頑張って歌うつもりです。はい、大変ですね。今の所、私達は回避はするけれど、カットはしない方向で考えていますが、練習しているうちにカットをしたり、この動画のように、イントロ部分をつけたりするかもしれません。
 それにしても「ランメルモールのルチア」には美しい二重唱曲がたくさんありますね。チャンスがあったら、他の二重唱曲も歌ってみたいと思ってます。
 持ち時間的には、まだまだ余裕があるので、他に歌う曲、オペラアリアとか歌曲とかも選曲していきたいと思ってます。

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