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ぼちぼちと、クラシックコンサートの準備をしています

 声楽のレッスンに行ってきました。いわゆる“夏休み”中のレッスンだったので、私、ほぼほぼ疲れていない状態でのレッスンだったので、先生曰く「今日はカラダがよく動いていますね」という事でした。まあ、自覚あります。それだけ普段は、お疲れ状態でのレッスンってわけなですね。

 ハミング練習からでしたが、カラダが普段よりも動いているせいか、ノド(声帯付近)にかかる息圧が強いらしく、ノドが少々かゆくなりました。下から突き上げられる感じがして、少々つらい感じがしたので、普段よりも水分補給が多め(つまり、瞬間的な休憩を多めに入れた…って事です)にして、ようやくノドの状態がキープされるという状況でした。

 仕事が休みだと、極端に会話量が減る私ですから、ノドがなまっているんでしょうね。
 発声練習では、上アゴを開ける意識を強く持ちましょうと言われました。特に、フレーズの最後は、上アゴをしっかり開けて終える事。下降フレーズでもしっかり息を支える事。とても大切です。

 さて、ヘンデル作曲の「Where’er you walk/あなたがどこを歩くとも」です。

 響きを常に高く保ちましょう。音程が低くても、響きは高くして、声を胸に落とさないようにする事。変位記号が付いている音は、半音よりも大きく動かす事。つまり“♭”は半音よりも大きく低くし“ナチュラル”は(♭系の曲なので)半音よりも大きく高く動かす事です。

 速度がAdagio指定されている小節は(テンポが変化しているのだから)必ず何か(アドリブ的な事)をしましょう。

 「Total eclipse/皆既日食」は…レチタティーヴォ部分の出だしが難しいです。もしかすると、この曲での一番の難所かもしれません。でも、しっかりと音程を取って歌いましょう。

 フレーズの最後の音は、しっかりと音価通りの長さで歌いましょう。短く端折らないように気をつける事。休符もしっかりと休む事。それらが短めになっているために、全体的に音楽が少々前倒しになっているのです。これが良い意味での前倒しなら良いのだけれど、私の場合は、なんか焦っているような感じに聞こえるのだそうです。もっとしっかりと、延ばすところは延ばし、休むところは休み、テンポをきちんとキープしていく方が良いのです。

 ピアノ伴奏がない箇所は、もちろん自由に歌って良いのだけれど、その次からピアノが入れるように、しっかりとリズムが見えるように歌うこと。あと、バロック音楽的には邪道かもしれないけれど、長い音符は少々声を膨らませいようにして歌った方が結果が良いでしょうとの事でした。

 今回のレッスンは、こんな感じでした。

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