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ホワイト国除外って、そんなにいけない事なの?[2019年7月の落ち穂拾い]

 テレビや新聞では大騒ぎしていますが、日本が某隣国をホワイト国から除外する事について、日本国に対して非難の声が上がっています。

 ちなみに世界には約200の国と地域があり、日本のホワイト国は現在、某隣国を含めて、たったの27国です。そのほとんどがヨーロッパ諸国であり、あと、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージランドにアルゼンチンです。アジアは某隣国が1国だけホワイト国だったのですが、それが除外されれば、アジアには日本のホワイト国は無くなる事になります。

 つまり、ホワイト国から除外され非ホワイト国になるというのは「特別扱いを止めて、普通の国扱いするよ」という事なんですね。ざっくり言えば、某隣国を台湾やシンガポールやインドなどと同じ扱いをするよってだけなんです。

 ホワイト国であるなら、キャッチオール規制対象外になるけれど、非ホワイト国の場合、キャッチオール規制が働き、輸出の際に、個別に許可が必要になりますって話です。別に禁輸ってわけじゃありませんから、許可さえ出れば普通に貿易ができますし、大抵の場合、許可は出るものです。

 ただ、某隣国からすれば、今までの特権を剥奪されるのですが、不愉快でたまらない…って感じなんでしょうね。今まで親友扱いを受けて、あれこれ便宜を図ってもらっていたのが、いきなりただの知り合い程度の扱いに変わるわけですからね。それで不愉快で反発…つまり、感情論ですね。

 国民レベルではそうだとしても、実は某隣国の経済的には問題が2点あります。某隣国の方々はそれに気づいているかどうかは知りませんが。

 1点目は、個別許可の場合、最初の許可を得るのに時間が掛かるっ事です。それはおよそ三ヶ月ほどだろうという報道がありましたが、通常ならこの三ヶ月というのは、あまり大きな問題にはならないそうです。と言うのも、どの企業も三ヶ月程度の材料の備蓄はあるはずだからです。しかし、今回、某隣国の企業は、どこも一ヶ月程度の備蓄しかなく、なぜかあるはずの二ヶ月分の材料がどこかに消えているって事です。

 もう1点は、許可を得るためには、某隣国がクリーンであるばかりでなく、それを次にどの国に輸出するのかといった、その先の先までクリーンであるという証明が必要で、某隣国の輸出先が、クリーンでなければ、某隣国への輸出がストップするといった事情があります。こうやって、いわゆる西側諸国は武器の転用や開発につながるおそれがあるものを規制し、世界平和を維持してきたという経緯があるわけです。

 もし某隣国が、北の国や油の国に日本からの輸入品を横流ししていたら、当然某隣国への輸出はストップしてしまうわけだし、実際、日本が今回某隣国をホワイト国から除外する理由の一つに、ここらへんの懸念があるわけだし、だから世界の他の国々も日本の行いに文句を言わないわけです。いやむしろ、もっと早くに手を打てよって話です。

 なので、ホワイト国から外されたとしても、某隣国さえちゃんとしていれば、単純にちょっとの間だけ輸入が止まり、すぐに再開するはずなので、本来は問題ないはずなのですが、そういう安全保障上の問題があれば、そこからしばらくの間禁輸状態になってしまうわけです。もしかすると、日本のテレビや新聞が騒いでいるのは、なにか良からぬ情報を持っていて、日本から某隣国への輸出が止まってしまう事を懸念しているのかしら?

 というわけで、ちょっと早目ですが、今月の落ち穂拾いです。

もしかすると、私の声は極端に鳴らない声なのかもしれません

 私はよくレッスンで「声、鳴らし過ぎ!」と注意を受けますが、じゃあこの鳴らしすぎな声が自然な声なのかというと…実は違うような気がします…ってか、鳴らし過ぎな歌声は、私の場合、かなり作為的と言うか、意図的なんですね。

 そもそも私、話し声からして自然には話してません。もしかすると、これって今まで書いた無かったかもしれないけれど、私の自然な声…と言うか、楽に声を出して話したら、ほぼ嗄声です。たぶん、地声は、極端に鳴らない声なのかもしれません。それでは歌どころか日常生活にも支障があるので、普段から意図的に頑張って声を出して話していたり、歌っていたりするわけです。

 なので、普段から使っているこの声は、決して自然な声でもないし、楽な声でもないのです。でも、自然な声ではないけれど、大きな声で歌えるのは、気分は良いです。ただ、カラダには正直負担がかかっています。

 つまり、普段の日頃から、大声の自主トレをやって生きているようなものなのです。だから、私はノドが人並み以上に強いし、声も大きいんだと思います。

 「声が大きくて、ノドが強いのなら、声を鳴らし過ぎでもいいんじゃないの?」

 それはそうです。そのとおりです。それが自然で楽な声ならば全然問題はないでしょう。しかし私の場合は、それは自然な声でも無ければ、楽な声でも無いのが問題点なのです。

 実はこの声だと歌える時間に限りが生じます。今の声では…短ければ5分、せいぜい頑張っても10分ぐらいかな? これでもキング先生のところで学んでいた頃と比べると、驚くほど歌える時間が伸びていますが、それでもまだまだ足りません。もしもオペラアリアを歌いたいなら、5分じゃ短すぎ。せめて60分は歌い続けられる声が必要だなとは思ってます。60分でも、オペラ全幕歌うには短いわけで、60分は最低限の話です。とにかく、目標はオペラ全幕通しで歌えることです。通しで歌える声があればこそ、オペラアリアも必要十分な声で歌えると、私、信じているからです。

 とにかく、超短期で見れば、声が鳴る事自体は、決して悪くないのだけれど、それで歌える時間に制限があるのは、とてもとてもマズイんです。

 例えば、9月の発表会の場合、一人の持ち時間は約10分で、私の場合、二重唱も歌うので(二重唱の場合は、デュエット相手と時間を折半するので、その半分の時間だけを自分が負担すればいいのです。つまり、私の場合、妻とデュエットをするので、二人の歌唱時間[舞台専有時間]が合計20分以内であれば、問題無しとなります)私が歌う時間は約12分になります。長いですね。キング門下ならば、すでに発表会ではなくガラ・コンサートのレベルになります。

 本来ならば、この12分を通しで歌えるのが理想だけれど、私の鳴り過ぎる声では、そんなに声は持ちません。ですから、今回は通しではなく、途中に何度も休憩を入れ、舞台に出入りをして歌うことになります。これだって、声が鳴り過ぎでなければ、通しで歌えるんですけれど…ね。

 閑話休題。声が鳴らし過ぎで困っている弊害は、まだあります。実は私の場合、声を鳴らしてしまうと、音程が下がる傾向があります。声を抑えて、鳴らさずに歌えると、音程バッチリなんですが、鳴らしてしまうと音程が下がるんです。そういう意味でも、鳴らさない声が私本来の声なんだろうと思うし、音程を重視するなら(普通は重視します)声は鳴らさずに歌った方が絶対にいいんですよ、私の場合。

ディスクが買えない(涙)

 昔から、CD-RとかDVD-Rって、書き込む際のエラーが多いという印象があります。特に最初期の頃は、とても工業製品とは思えないくらいにエラーが多くて、不良品が多かったのです。それは日本の大手メーカーのブランド品と言えども、残念な事に例外ではありませんでした。ですから私は、昔から、その手のものは、信頼性第一だったので、太陽誘電社製品一択だったのです。なにしろ太陽誘電社製の光学ディスクは、ほぼほぼエラー無しで信頼性抜群だったからです。

 最近の私は、CD-Rをほぼほぼ使わなくなって、業界の最新情報に疎くなっていたのですが、今回調べてみたら、太陽誘電って、もうディスクを作っていないんですよね。

 実にビックリしました。

 だから今発売されている太陽誘電のThat’sブランドのディスクは、在庫限りのモノしか存在しないのです。で、いわゆる新古品なので、めっちゃ高いんですよ。かと言って、他のメーカー品なんて、怖くて買えないし…。まあ、実際、私もほとんどCD-Rを使わなくなったので、実害は無いと言えばないのですが、もはやそういう時代じゃないんだなあ…って肌で感じました。

JASRACは確かに悪だけれど

 JASRACの所業には行き過ぎな部分もあり、私も「それ、どうなの?」って思う事は多々ありますが、その存在価値を実は認めてます。

 と言うのも、著作権者に著作権料を支払うのに、各作詞家&作曲家ごとに支払っていたら、溜まったもんじゃないからです。

 音楽はJASRACがまとめているから簡単だけれど、文筆の世界はそうではないので、著作権料の支払いって、結構面倒なんですよ。管理団体に任せている作家さんは、ほんと神です。出版社にまかせている人、芸能事務所に任せている人、挙句の果てに個人事務所にまかせている人、いやいや事務所じゃなくて、個人でやりくりしている人…本当に大変なんですよ。実は文筆の世界では、著作権使用料に関する相場もなくて、作家それぞれに吹っかけてくるお値段が違うし、お支払い方法も違うし、何より困るのが「許諾いたしません」とかいう返事をくださる作家先生も相当数いらっしゃいます。つまり、先生の作品の一部を使用したいので許可をお願いしても「いくら金を積まれても使わせねーよ、ボケ」っていうお返事をくださられた日には、こちらはいかんともしがたいわけだったりするんですよ。ほんと、涙目ですって。

 そこへいくと音楽は簡単。ほんと、簡単。きちんと相場は決まっているし、案外(文筆と比べて)安価だし、使用が断られる事もまずありません。JASRACは独占だから、汚いことも平気でやりますが、独占だからこそ、利用者はその恩恵を受けているわけです。

 叶うならば、JASRACが良心を以て、良き独占をしてくれればいいのですが…それがなかなか難しいから、面倒な事になっているわけですな。

今月のお気に入り トスティ歌曲全集

 これらは“お気に入り”と言うよりも“マストアイテム”という言うべきモノかもしれません。

 トスティの歌曲全集です。作品番号順に収録されています。現在までのところ、3巻まで発売になってます。残り作品数から考えると…おそらく、あと1巻で完結、全4巻になるんじゃないかなって思います。ちなみに、1巻がCD5枚組で、後は4枚組ですから、全部でCD21枚組になる作品集になると思われます。

 この歌曲全集、ピアノも歌唱もちゃんとしています。歌っている歌手は…ソプラノとバリトンが目立ちますね。トスティの歌曲集だからテノールばかりが歌っていそうなイメージがありますが、実際はそうでもなく、全般的にソプラノとバリトンが歌っている曲が多く、テノールがチョボチョボ、たまにメゾが歌っているという感じです。ただし、バリトンとは言え、割と軽い声のバリトンさんが歌っているので、あまり違和感がありません。まあ、観賞用と言うよりも勉強用のアイテムだと思います。

 残りの4巻目の発売は…おそらく2020年の春ぐらいじゃないかしら?

今月の金魚

2019年6月27日 水槽が小破? 水が漏れ出す。金魚たちはバケツへ緊急避難。次の水槽を購入するまでの3日間、バケツの中で暮らしました。詳しい話はこちらです。

今月のひとこと

 いよいよG20大阪サミットが開催されますね。世界中の要人たちが日本にやってくるわけです。事故もテロも無い平穏なサミットが行われる事を祈っています。(6月27~29日)

 G20大阪サミット、なんとか無事に終わったようですね。それにしても、トランプ大統領と安倍首相と習近平主席が1つの長机に収まった写真は…実に暑苦しかったです(笑)。あの場の担当者は、若い人なんだろうね。もしかすると女性かもしれない。若い女性なら、長机に3人もアリだけれど、オッサンたちはカラダのサイズが違うんだから、長机にはせいぜい2人でしょ? 大勢いて会場が狭くてすし詰めにせざるを得なかったんだと言うなら、もっと広い場所を借りればすむわけだから、やっぱり担当者のミスだね。でもこんなミス、実物を見ながら考えれば起こりえないわけで、机上の空論ってだけの話なのでした。それにしても、警備上のミスでなくて良かったよ。(2019年6月29日~7月1日)

 春風亭昇太師匠。ご結婚および落語芸術協会会長就任、タブルでおめでとうございます。(2019年7月1~7日)

 せっかくの七夕祭りだと言うのに、お天気が良くない…。だいたい、なぜ七夕祭りを梅雨真っ盛りの新暦でやるのか理解できない。そもそもの七夕って旧暦でしょ? 旧暦の7月7日ならお天気カンカンじゃない? 新暦で七夕をやる理由と意味が全然分かりません。節分とかは旧暦でやるんだから、本来七夕だって旧暦でやりゃあ良かったんだよ。(2019年7月7~9日)

 “Pokemon GO Fest 2019 横浜”に当たった! うれしい! 一昨年は落選して、去年は横須賀だったので応募しなくて、ようやく今年は当選です。(2019年7月9~11日)

 本日(7/11)の記事「曜日時間固定制とワンレッスン制」のアップが3時間ほど遅れて申し訳ありませんでした。今回の記事が遅くなったのは…私の人為的なミスです。ごめんなさい。(2019年7月11~13日)

 期日前投票ってヤツに行ってきました。これで当日になって「投票行きたくないよー」と騒ぎながら投票に行くなんて事がなくなりました。しかしなんで、お休みの日が投票日なんだろ? お休みの日は、お休みするのに全力投球で投票に行ってる心の余裕なんてないのに…。(2019年7月13~16日)

 7月も中旬なのに、まだ梅雨があけない…。そろそろあけてもいいのに、全然気配すらなく、余裕で雨空が続いてます。(2019年7月16~19日)

 京アニ放火事件、ただただご冥福を祈るばかりです。優秀な日本の職人さんたちが、一人のキチガイによって殺されたのだと思うと、なんとも無念で言葉がありません。世の中は理不尽で不条理なのだなと、改めて思い知らされるばかりです。(2019年7月19~26日)

 いやあ、暑い日々が続きます。こんなに毎日暑いのに、まだ梅雨があけないって何故? それといくら暑い暑いと言っても、客観的には例年ほどは暑くないけれど、今年の農作物は大丈夫なのかしら?(2019年7月26~29日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

 

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