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LFJ2019 その6 ようやく東京国際フォーラムに入りました

 辰巳真理恵さんのコンサートが終わったところで、夕飯の時刻になりました。再び地下に降りて、サブウェイ(サンドイッチ屋さん)によって、ローストチキンチーズのフットサイズを持ち帰りにしてもらって、次の会場に向かいました。

 次の会場は…いよいよ東京国際フォーラムです。地下にある、いつものEホールです。私が会場に着いた時は、ちょうど前のコンサートが終了したばかりの頃だったので、空席を見つけて(それでも良い席は全然なくて、正面であるものの、少し舞台から遠い席になってしまいました)1時間ばかりある休憩時間中に、先程買ったサンドイッチを取り出して食べて待っていたわけです。で、さらに余った時間は…読書です。出先での読書では、ほんと、電子書籍は便利ですね。私はタブレットをリーダーとして使っているので、字が大きいので、老眼に優しいです。その時の気分で、読みたい本を決められるのがいいですし、読み終わっても、すぐに次の本にいけますし、なんなら、その場で本を購入することだってできるわけだしね。電子書籍は最高だよ。タブレットの重ささえ苦にならなければ(笑)。そうやって時間を潰しているうちに、次のコンサートが始まりました。

オーケストラコンサート
 東京国際フォーラム ホールE
 Ludwig Camerata(小編成オーケストラ)

 1)モーツァルト「交響曲第35番 ハフナー」

 この団体は、一体、どんな団体なのだろうか? まずオーケストラなのに指揮者がいません。それなのに演奏は息ピッタリで、練習量の多さが伺い知れます。一部の楽器を除き、基本的に立ったままで演奏をします。何か意味があるのだろうか? あと、演奏者の平均年齢がかなり若いのです。若干、中年っぽい人もいるけれど、大半が若い人たちで、中には学生にしか見えない人もいます。なんで、こんなに若い集団なんだろう? あと、小編成オーケストラと紹介されたけれど、よく見りゃ、普通の二管編成で、モーツァルトを演奏するなら標準サイズのオーケストラだよな。

 とまあ、あれこれ疑問は生じるのだけれど、目をつぶって音楽だけを聞いてみれば、とても良い演奏をしています。指揮者もいないのに、これだけの音楽を演奏できるなんて、実に面白い団体です。

 楽器に注目してみると…ちょっと年配だろうなあって思われる人は、なかなか良い楽器を手にしているように見えますが、多くの若い人たちは、かなりお手頃な楽器を使っているようです。ソリストでもなければ、楽器なんて、ちゃんとした音さえ出れば、どんな楽器でも関係ないと思うし、実際関係ありませんでした。まあ、ヨーロッパの有名オーケストラでも、団員さんが使っている楽器は、そんなに高級品ではないそうだし…ね。日本のオーケストラは、プロアマ問わず、楽器は自分持ちってケースも多く、そのために高級な楽器を使っているところが多いようです。ここもおそらくは楽器は個人持ちの人が多そうだけれど、ここはそんなにお高い楽器を使っている人は少なさそうですが、それでも演奏上の支障はなさそうです。

 それにしても、この団体、何者だったんだろ? プロなのかな? アマチュアなのかな? それすら分かりませんでした。なぞ、なぞ、なぞ…です。

 それにしても、ハフナー交響曲は(当たり前の話だけれど)どこで切り取ってもモーツァルトですね。生演奏ではなかなか聞けない交響曲なので、ちょっぴりうれしかったです。

 今回は短めの記事だけれど、この連載は、こんな感じで、まだまだゆるゆると続いていきます。続きはまた明日。

 

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