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久しぶりのプラ管フルートの話を書きます

 私は総銀のフルートを所持していますが、普段、自宅で吹いているのはプラ製のフルートです。

 なぜ、プラ製のフルートを吹いているのかと言うと、別にこれで不便を感じていないからです。

 リンクしたのは最新型ですが、私が吹いているのは旧型で、おそらく一番古いタイプのものです。

 プラ管フルートとは言え、音色は…総銀フルートとほぼ同じ。吹き心地も同じ。銀よりも軽いので、気楽に吹けるし、メンテナンスフリーなので、何の手入れもいりません。

 問題は…実に安っぽい外見である事と、まともな楽器として見られない事…かな? まあ、服装で言えば、ジャージの部屋着って感じかな? 人前に出る時は、外出着である総銀フルートを吹きます。

 しかし、プラ管フルート、ネットでの評判は、あまり良くないみたいです。

 おそらく、プラ管フルートをきちんと吹くのは、洋銀フルートを吹くよりも、もしかすると難しいのかもしれません…ってか、洋銀フルートって、初心者が吹くことを前提としてチューンされているけれど、どうもプラ管フルートって、そういう配慮が無いような気がします。

 しかし、ある程度吹ける人(具体的には私)なら、このプラ管でも、普通に3オクターブの音域は軽々出るし、音量的にも総銀フルートとほぼ変わりません。音色の幅…ってか、総銀フルート、音色がほぼ同じなんだよね。まあ、奏者が同じなんだから、当たり前と言えば当たり前。

 私が感じる特徴(ある意味、欠点)は、総銀よりも多くの息を呑む事かな? なので、ブレストレーナーとしては最適です。少なくとも、このプラ管フルートでなんとか吹けるようになった曲は、総銀フルートではラクラク吹ける事間違いなしです。

 見かけが安っぽいので、クラシックでは使いづらいかもしれませんが、ポピュラー音楽では、むしろ使いやすいかもしれないです。メンテナンスフリーですから、ゾンザイに扱えるのは、頼もしいですよ。

 ある意味、奏者を選ぶ楽器と言えます。お値段から受ける印象とかネーミングとは違って、普通の初心者の手には負えません。割と難しめの楽器だと思います。初心者の方は、素直にヤマハのスクールモデルを購入した方が幸せになれます。

 なのでこの楽器、万人に向かってお薦めはしませんが、ある程度吹ける人なら、お気楽な(おもちゃでなくて)楽器として十分使えると思いますよ。

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