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旅行に行って新たに学んだこと

 先日、山梨にバス旅行に行ってきました。いつもなら、楽しく旅の報告をする私ですが、今回は違います。

 今回のバス旅行は、ケーブルテレビ会社の番組表に入っていた、抽選申し込みによる激安ツアーで、もちろん申し込んだ当初は知らなかったのですが、ネットでは悪評の高いツアーでした。評判に違わず、私も、あれこれ不愉快な目に遭いました…とは言え、悪いのは旅行会社であって、地元山梨の方々ではないし、山梨をディスるつもりは毛頭ないし…。だけど旅行会社には一言も二言も言ってやりたい(し、実際、添乗員にはガンガン文句言ってやった)し、いっそ、業者名をネットでさらしてやろうかとも思ったけれど、ここのブログの知名度を考えると、そこまでの制裁を加えるのは…やりすぎかな…とも思ったので、業者名はさらさない事にしましたが、気になる方は、適当な検索ワードを入れてググってみると、あれこれ出てくるので、そういうツアーには(参加するな…とは言いませんが)覚悟を決めて参加すると良いと思います。

 と言う訳で、今回は旅行の詳細は省いて、このツアーで私が学んだ事をメモ代わりに列記していきたいと思います。

1)干しぶどうをバーモントに漬け込むと、美味しくて健康に良い

 私は山梨に行くと、干しぶどうとワインを買います。だって、山梨って言うと“ぶどう”でしょ! なら、やっぱりぶどうを買わなきゃね…。

 …って思ってました。だってね、ワインはともかく、干しぶどうって、バスツアーに行くと、結構プッシュされたりするし…やっぱ土地の名産は買わないとねえ…なんて思ってたわけです。

 で、今回も干しぶどうをたくさん買ったんだけれど、生産地って山梨じゃないんだね(涙)。よく見たら、トルコとか南アフリカのぶどうじゃん。別にだまされたわけじゃなくて、勝手に思い込んでいただけなんだけれど、なんか、がっかり…。

 それはともかく、今回、売店のおばちゃんに教わった、干しぶどうの美味しい食べ方が、干しぶどうをバーモントで戻してから食べるってやり方。

 干しぶどうはぶどうを干したモノだから、水に漬ければ、元のぶどうに戻るわけだけれど、そこで水ではなく、バーモントに浸けることで、より美味しく召し上がれるってわけです。

 バーモントってのは、リンゴ酢とはちみつを混ぜたドリンクです。アメリカのバーモント州ではポピュラーなドリンクってわけで、そういう名称が付いているんだけれど、日本だとやっばり「りんごとはちみつ、とろーり溶けてる」“バーモント”カレーの方が有名かな?”

 さっそく、作ってみました。

 ううむ、山梨で食べたヤツよりもすっぱくて、ちょっとつらいです。妻が言うには「まだ漬け込み期間が短くて、味が尖っているんだよ」との事だけれど…たぶん、はちみつをケチって、リンゴ酢をたっぷり入れたから、単純に酸っぱくなっただけなんじゃないかなって思います。で、酸っぱくなったからと言って、後からはちみつを足しても、もう時期を外しちゃっているからダメなんだと思う。ちょっと残念だね。

2)ダイアモンドのレーザーホール加工は、なかなかすごい

 ダイアモンドに限らず、宝飾品ってのは、宝石を台座にしっかり固定して、指輪なりペンダントなりを作るわけなんだけれど、あの硬いダイヤモンドに穴をあけて、台座に固定する代わりに、リングを開けて、リングなりチェーンなりで吊せるようにしたのが、レーザーホール加工なんです。

 私、宝飾品には興味ないですけれど、このレーザーホール加工はすごいなあって思いました。これ、最近の技術のようなんです。

 まず、ダイヤを台座に固定しちゃうと、台座で石の半分ぐらいは覆われてしまうわけだけれど、リングでぶら下げられちゃうと石の全面から光が入るわけで、それだけでダイヤの輝きが増すわけだし、さらにリングでぶら下げられると、固定されていないため、ダイヤが動き続けるわけで、その動きに合わせて、ダイヤの輝きもキラキラするわけで、それだけでスゴイなあって思いました。

 たぶん、一番大変なのは、ダイヤに穴を開けること…じゃないかな? そもそもダイヤって硬いから、簡単には穴が開かないし、下手に開けようとすると、ダイヤが割れちゃうでしょ? そういう技術的部分をクリアした事がすごいなあって思いました。

3)発酵前赤ワインの原液(つまり、葡萄液)は、かなり美味い

 ほんと、実に美味いのです。

 「発酵前のワインの原液…って、それってぶどうジュースでしょ?」

 まあ、確かにそうなんだけれど、でも我々が普通にスーパーから購入しているぶどうジュースとは、明らかに次元が違う旨さなのです。

 スーパー等で売っているぶどうジュースって、ぶどう液100%ってわけじゃなくて、あれこれ調整して飲みやすくなった(とメーカーが考えるモノ)が売られているわけです。でも、発酵前のワインの原液って…何にも入っていない、ただの100%のぶどう液なんです。味、濃いです。めっちゃ甘いです。確かにジュースとして飲むには濃くてクドいかもしれないですし、何より、これだけ濃いと5倍10倍に薄めても、十分、ブドウジュースとして通用しそうだし、大量生産って事を考えるならば、メーカー的には薄めちゃうでしょう。

 でも、ワインを作るなら、この濃いままがいいんでしょうね。この濃い風味がそのままワインの風味になるんだろうし、この甘味がアルコールに醸されていくんだと思います。つまり、混じりっけなしの濃い濃い100%ぶどう原液が、発酵前のワインの原液なのです。

 私が飲んだのは赤ワインの原液でしたが、本当に美味いんですよ。これって、なかなか県外では飲めないシロモノだよねえ。

4)ワインには“県民サイズ”というのがある

 普通ワインって、ボトルで売っているじゃないですか? で、ワインボトルって、だいたい、720mlか、750mlぐらいなんだよ。なんで2種類も規格があるのかと言うと…まあ、色々と理由があるみたいなんだけれど、それは横において、ひとまず、ワインって、基本、ボトル売りじゃない。まあ、最近は、紙パック入れもないわけじゃないけれど、やっぱりワインはボトル売りでしょ!

 だけど、山梨県内だけで流通している徳用サイズがあって、それを“県民サイズ”って呼ぶんだそうです。で、この県民サイズのボトルなんだけれど…一升瓶なんですよ。そう、一升瓶にワインが入っているんです。つまり、1.8リットル入りなんですね。つまり、通常ボトルが4合入りならば、県民サイズは1升入りなんです。

 この県民サイズのワイン、量が多いだけでなく、お値段もお安くなっていて、おまけに県外には流通していないんだそうです。確かに地元の人たち向けのワインだなって思うわけです。なので、山梨のお土産として、酒飲みには、ちっともオシャレじゃないけれど、この県民サイズのワインを贈ると喜ばれるかもしれませんね。

5)ブルーベリーには、食用と薬用の二種類がある

 ブルーベリーって目に良いって言われるじゃないですか? その理由は、アントシアニンという色素が豊富だから…って事らしいですが、実はブルーベリーには、このアントシアニンが豊富に含まれているモノと、さほどでもないモノがあるんです。で、我々が通常生食としてだったり、お菓子やケーキに入れて食べているブルーベリーは食用のブルーベリーで、これは甘くて美味しくて粒が大きい代わりに、さほどアントシアニンが入っていなんだそうです。サプリなどで使われているブルーベリーは粒が小さくて、あまり美味しくないんだそうですが、その代わり、アントシアニンが豊富に入っているそうです。なので、目の健康のためにブルーベリーを食べるなら、美味しい食用ブルーベリーではなく、美味しくない薬用ブルーベリー(ビルベリーとも呼ばれています)が良いわけで、そうなると、ブルーベリーはサプリなどで摂取するのが理想って事になるんだろうなあ…って思います。

 もっと言えば、アントシアニンって、別にブルーベリーにしか入っていないわけじゃなくて、果実や野菜の赤~紫~黒の色素なんだそうで、他のモノにも結構含まれています。。だから、アントシアニンの摂取が目的なら、ブルーベリーにこだわる必要はないのです。

 例えば、ぶどうは豊富にアントシアニンを含んでいます。黒豆とか黒ゴマもアントシアニンが豊富です。他にも紫芋、赤シソ、紫玉ねぎ、紫キャベツなどにも多く含まれています。意外な事に、ナスもアントシアニンが豊富なんだそうです。

 なーんだって感じですね。頑張って、ブルーベリー入りのヨーグルトを食べなくても、赤ワインを飲んでりゃあ、それで十分な気がするし、ワインを飲まなくても、ゴマ塩ご飯(黒ゴマだよね)に胡麻和えでも食べてりゃあ十分な気がします。黒豆の煮豆でもいいよね。とにかく、濃い色の野菜をや果実を食べていると、アントシアニンが取れるので、目に良いのかもしれません。

 …かもしれませんね…と書いたのは、本当にアントシアニンが目に良いのかどうかは…アントシアニンが医薬品の成分としては認可されていない事から、察してください。

6)ステビアは人工甘味料ではない

 私、不勉強だったのだけれど、ステビアって人工甘味料だと思ってました。だって、これって、日本とその周辺国以外では、発がん性の恐れがあるとかで、食品添加物としての使用が禁止されているんですよね。なので、かなりヤバイ甘味料だと思ってました。

 でも、ステビアって、普通に植物なんですよ。南アフリカ原産のキク科の植物で、砂糖の数倍も甘みの強い、植物性の天然の甘味なんです。

 で、これを実用化したのが日本なんです。

 ステビアは砂糖よりも甘みが強くて、カロリーが低いので、糖尿病患者などには良いんだそうです。で、そんな良いモノが世界で普及してしまうと、現在の砂糖業界は大打撃を受けるわけで、そんなこんなで世界中でロビー活動が行われて、ステビアを砂糖市場から追い出してしまった…というのが、事の顛末のようなのです。

 どうやら、ステビアがヤバイ物質だから禁止されているのではなく、ステビアが普及すると、砂糖の消費が減ってしまうから、世界中で禁止されている…ようです。まあ、アメリカで鉄道網が整備されていない理由は、鉄道が便利に使えるようになると、自動車が売れなくなるから…ってのと、同じ構造のようです。

 もっとも、ステビアって、良いことばかりではありません。ステビアは、カラダにあまり吸収されないからカロリーが低いのだけれど、そんな吸収されないモノを大量に摂取すると、お腹が下ってしまうのが欠点とも言えます。実際、私、ステビア入りの飲料飲むと、ちょっと体調が不安定になるもの。ステビアも砂糖同様に、大量摂取には向かないモノなのです。

 まあ、長所もあれば短所もあるステビアなんです。用量用法を守れば、とても良い甘味料なんだろうと思う次第であります。

7)ポインセチアにはぬるま湯が良い

 ポインセチア、別名クリスマスフラワーとも言いますが、ぼちぼち花屋の店先を賑わしている、あの赤と緑の鉢植えです。

 で、鉢植えだから、定期的に水をやるわけなんだけれど、だからと言って、水道水をそのままあげてしまうと、ポインセチアは枯れてしまうんだそうです。

 と言うのも、ポインセチアという植物は、寒さに強い半面、温度変化には弱い植物なんだそうです。だから、常に温度が一定の場所に置いてあげるのが吉なんだそうです。で、盲点なのが、ポインセチアにあげる水です。水道水は、今の時期、室温と比べて、冷たすぎるのです。それこそ、水を上げると、土の温度が劇的に変わっちゃうわけで、それはポインセチアには良くない事なのです。

 ポインセチアにあげる水は、ぬるま湯がいいんです。いわゆる常温、室温程度のぬるいお湯がいいんだそうです。そうすると、ポインセチアは元気になるんだそうです。

 知らなかったよね。

 なんて事々を、今回の旅行で学んだ私でした。

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