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日光旅行 その1 浅草で天麩羅食べた

 実は忙しくてブログを休んでいる間、ちょっと家族旅行に行ってました。行楽なんだけれど家族サービスってヤツです。本当はブログをお休みにするほど仕事が忙しくて旅行どころでは無かったのですが、そんな理屈は家族の皆さんに通用しないわけで、忙しい中、ある部分は部下に任せ、ある部分は日程を圧縮して、なんとか2泊3日という時間を捻出して、日光に行ってきました。

 日光、良かったですよ。

 出かけたのは、3月の下旬の春とは言え、まだまだ寒い日が続く頃でした。

 湘南から日光に出かけるには色々なルートがあるわけですが、行きは浅草経由で行く事にしました。新橋から地下鉄に乗って、一度浅草に行き、そこから東武の区間快速に乗って一気に日光に行くというルートです。

 では、なぜわざわざ浅草経由で行ったのか? それはお昼ごはんを浅草の老舗店で食べようという計画を立てたからです。で、どこに行ったのか? それは伝法院通りにある大黒屋さんです。ここが11時開店なので、開店と同時に店に飛び込んじゃおう…という計画を立てたわけです。

 で、予定通りに浅草に到着して、時間に余裕があったので、東武浅草駅を確認して、途中の靴屋さんに荷物を預けて(コインロッカーがどこもいっぱいだったので、手荷物預かりのサービスをしてくれる靴屋さんに手荷物を預けたのです。やっぱり大きな荷物を持って浅草をウロウロするのは大変だものね)、大黒屋さんの本店に行ったのですが、余裕を持って行ったはずなのに、すでに本店はいっぱいで「別館に行って下さい」と言われ、やむなく別館に行きました…が、ここもかなり客が入っていて…5分ほど待ちました。ま、老舗で5分の待ち時間ってのは、待っていないようなモノっすね。

 二階の座敷席に案内されて、食べたのは名物の天丼ではなく、天麩羅定食でした。いやあ、気分は天丼じゃなかったんだよね。家族全員、天麩羅定食だったわけで、誰か一人くらい天丼食べれば良かったのにね。お味の方は、普通に美味しかったです(ごめん)。だって、今時って、天ぷら専門店を名乗っている店って、どこも普通に美味しいものね。外食でマズいモノを食べるのって、なかなか難しいです(…ところが、実は最近、マズい店を見つけてしまいました。大手チェーン店なのに、あの激烈なマズさは…ありゃあ問題だね。おそらく本店の指示通りに調理していないのだろうと思います)。

 まあ、問題は味ではなく、老舗で昼ごはんを食べたという経験だから、まあ、普通に美味しければ、それで良しです。

 昼食後は、東武線の区間快速で日光に向かいました。区間快速ってのは、普通乗車券だけで、浅草から日光までノンストップで行ける快適な電車なのです。我々はボックス席を確保して、のんびり旅気分で日光に向かいました。ちなみに、この区間快速ですが、次のダイア改正で廃止されてしまう予定なのだそうです。そうなると、東京方面から日光へ東武線で行くには、特急列車(別料金が必要)で行くか、各駅停車を乗り継いでいくか(現実的ではありません)となるわけです。そうなると…あれこれ面倒の少ないJRで行くのが便利になるかな? 少なくとも私なら、わざわざ上野・浅草経由で東武線に乗るのではなく、宇都宮まで直通電車で行って、そこから日光線に乗り換えるかも…ね。

 と言うわけで、東武の区間快速に乗って、日光に着いた我々でした。

 続きはまた明日。

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コメント

  1. operazanokaijinnokaijin より:

    ブログを休んでいるのに、家族旅行とは、けしからん!
    と、一瞬、思ってしまった私を、すとん様、どうか、お許しください。
    自分の身勝手な考え方を自白しました。どうか、お許しください。

    で、天ぷら。いいですね。
    私、何年も通っていた天ぷら店があるのですが、
    馴染みの板前さんが引退。
    ああ、悲しい。

    で、話は全然変わりますが、
    フランス大統領選について、すとん様、一言、お願いします。

    おしまい

  2. アデーレ より:

    天麩羅、よろし(笑)
    油ものって、歌う前に食べると良いってほんとかな?豚骨ラーメン特に良いらしく(笑)
    そういえば、最近、苦手な中音域ばかりを練習してたら、喉は痛いし、すっかり高音でなくなり、声帯って、ゴムみたいね。どっかを伸ばすと他のが伸びず、、みたいな。私の喉は大丈夫か?!休めば治るかしらん。。

  3. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

     ふーむ、フランス大統領選ね。基本的には、フランスの事はフランス人が決めればいいし、EUの事はEUに属する国の人々が考えればいいので、私は何も言いません…が基本スタンスでございます。

     ルペン氏が勝つかどうかは私には分かりませんが、確実に言えることは、昔々、日本のボート屋のジジイが言った「世界は一家、人類は皆兄弟」は、単なる妄想となってしまったという事です。

     人類が国家や民族の違いを乗り越えて、手と手とを取り合って、平和な社会を築き上げるなんて、単なる妄想なんですよ。共産主義が寝ぼけたジジイの戯言だったようにね。

     すでに世の中は“我々と彼ら”の時代に突入してしまいました。問題は、どこまでを“我々”として認識していくかです。“我々”を国家で括るか、はたまた民族で括るか、あるいは宗教で括ってみたり、地域や業界で括ってみたり…括りようのない人たちは、家族や親戚一同で“我々”という存在を括ってしまうのかもしれません。

     トランプ氏のアメリカファーストは、アメリカ国民を“我々”にしているわけだし、隣の中国は共産党が我々なわけですし、韓国は民族を我々にしているから、準同盟国である日本よりも休戦中の北の人たちにシンパシーを感じているわけです。

     フランス大統領選は、要は、“我々”をEUのレベルにするのか、フランス国のレベルにするのか…という話でしょ?

     翻って、我が国日本に住んでいる日本人は、どこまでを“我々”と考えているのか? かつての日本国首相の中には「日本は日本人だけの国じゃありません」とルーピーな事を言った人がいますが、我々はどこまでを“我々”扱いしているのか、改めて確認する必要があるんじゃないかと思ってます。

    蛇足 某知事がスローガンにしている『都民ファースト』って言葉、よくよく考えると、すごく気持ち悪いです。だって「東京さえよければ地方はどうでもいい」って聞こえちゃうんだよね。他府県に住んでいる日本人としては、なんとも居心地の悪い言葉のような気がします。

  4. すとん より:

    アデーレさん

     私も中音域ばかり歌っていると、ノドが痛くなります。発声が悪いのだろうけれど、あまり愉快ではありません。

     潤いの正体って、水分じゃなくて脂質なんですよね。だから油ものを食べると、あっちこっちしっとりしてくるんだと思います。

    >休めば治るかしらん。

     休んでも治らなければ、それは故障です(笑)。大抵の場合、休めば治りますよ。

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