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2冠を手放しました(涙)[2013年12月の落ち穂拾い]

 今月は少し早めですが、落ち穂拾い、参ります!

 今月の私の中での一番の出来事と言えば「ああ、ついに王座陥落かあ~。時代は変わるもんなあ。世代交代って奴かもな~」って事です。

 何が王座陥落なのかというと、ブログ村のランキングです。

 先月までは「声楽」「フルート」「大人の音楽活動」の3ジャンルとも第1位で『三冠王だぜ~、ウキウキ』状態でしたが、今月に入って、ついに王座陥落で「声楽」こそかろうじて第1位をキープしてますが「フルート」がほぼ2位、「大人の音楽活動」に至っては第3位が定位置になりつつあります。

 まあ、未来永劫、三冠王であり続けることはできるわけもなく、いつかはこの日がやってくるとは思ってましたが、いざ実際にやってくると、結構寂しいものがあります。特にフルートで第2位は…忸怩たる思いがありますね。実際、このブログでは、声楽記事よりもフルート記事の方が人気も高くアクセスも多いのですが、それでもブログ村では第2位です。第1位のブログさんとは決定的なポイント差があるわけで…フルートのランキングの世界は、よほど厳しいってわけです。

 まあ、順位が下がったからと言って、何かが変わるわけでもないのです。あえて言えば、私のモチベーションがちょっぴり下がったくらいかな? まあ、モチベーションがちょっと下がったくらいで、どうこうする程、人間が未熟なつもりはないので、これからもこれまでと同様に、ブログ活動は続けていくつもりです。

息のトルクが必要

 さて、フルート初心者さんの場合、低音域はなんとか鳴るけれど、中音域はタンギングをしないとうまく鳴らない。ましてや高音域なんて、息がスースーいうだけで、ちっとも音にならない、なんて事、ザラにあります。

 その理由は色々と考えられますが、一番大きな理由は、フルートを始めたばかりで、カラダがまだフルートを吹くカラダになっていないって事が言えるんじゃないかなって思います。

 低音を吹くよりも中音を吹く時の方が、息のトルクが必要ですし、高音になれば中音以上に息のトルクが必要です。

 息のトルクとは、正式な用語ではなく、私が勝手に使っている用語なんですが“息の力強さ”という意味合いで使ってます。ただし、この場合の“息の力強さ”は“息のスピード”や“息の初速”とは無関係です。「息を強くして吹いてください」と言うと、大概の人は息のスピードを上げますが、そうではなく、息のスピードそのものは変えずに、ただ息の力強さだけを強くします。これを私は「息のトルクを上げてください」という感じで表現しております、念のため。

 では、この息のトルクはどこで作られるのかと言うと、腹筋です、横隔膜です、背筋です。つまり“息の支え”によって生み出されます。なので“息のトルク”を増すためには、力強く息を支える事が必要になってきます。

 これには、うまいやり方なんてない代わりに、練習を重ねて、月日を積み上げていけば、自然と解決される問題なのです。だから、焦らずに日々の練習に励んでいれば、必ず中音が出せるようになるし、やがて高音も楽々と出せるようになるわけです。だから、初心者の皆さんは、焦ることなく、気長に取り組んでください。

 フルートは最初の壁が高い楽器なので、くじけずに頑張ってください。入門期を過ぎれば、楽しくなりますよ。それまでガンバガンバ。

老人になっても進歩することあるのか??

 そうであって欲しいし、そう思わないとやってられないです。

 少なくとも、筋肉は年齢と関係なく訓練次第でどうにでもなるそうです。問題は、神経の方です。神経伝達速度は老化とともにゆっくりになってしまうのだそうです。つまり、いくら年をとっても指はきちんと動くけれど、年をとると指が速く動かなくなる…って事らしいです。

 逆に言えば、若い時は神経伝達速度が速いのですから、いくらでもアクロバチックな演奏は可能って事になります。もっとも、いくらアクロバチックな演奏が出来ても、人生経験が浅いので、人を感動させられるような中身のある演奏が困難だったりするわけです。なので、若い時はむしろスローな曲の方が苦手だったりするわけです。

 まあ、音楽は徒競走ではないので、指が速く動けば良いと言うものではないので、スピード競争は若者にまかせ、若者が苦手とするスローな曲を、じっくりと聞かせる方向で演奏できるようになれば良いのでは…と自分に言い聞かせています。

 それでもどうしてもアクロバチックな曲に挑戦したいと思うなら…そこは清水の舞台から飛び下りるつもりで、果敢に取り組むしかないかなって思う次第でございます。

今月のお気に入り サージカルテープ

 サージカルテープと言うのは、本来、医療用のテープで、包帯やガーゼを固定するために使う、紙テープの類です。昔は片面が油紙加工をした紙テープがその役割を果たしていましたが、今は素材が紙だけでなく、不織布であったり、柔らかいプラスチックであったりと、さまざまな素材が使われていますが、まあそれでも、紙テープと思っていて良いと思います。

 このサージカルテープですが、特に25mm程度の幅広タイプは、楽譜の作成に便利に使ってます。楽譜の作成と言っても、レッスンなどで書き込みをしたいために、元の本をコピーして書き込み可能な自分だけの楽譜を作る程度の作成です。なにしろ、元の本に書き込みをしてしまうと、汚くなってしまうでしょ? 以前は、本に直接書き込んでいた私ですが、それではピアニストさんに伴奏をお願いするために、楽譜のコピーを渡すと…書き込みと一緒に手渡す事になるので、恥ずかしいので、元の楽譜はきれいなまま、自分のレッスン用にはコピー譜を作成し、ピアニストさんには、元の楽譜をそのまま渡すか、かさばるようならコピー譜にして渡すようにしています。

 で、サージカルテープですが、コピーした楽譜が見開き2ページで収まっている曲なら不要ですが、3ページ以上に渡る場合に、コピーしたシートをつなぎ合わせるのに使ってます。

 その手の作業ならセロテープでもよさそうですが、セロテープって案外固いので、紙との親和性があまり良くないし、数年経つとセロテープって汚くなってはがれてしまうんですね。そこへ行くとサージカルテープは柔らかいので紙との親和性が良いし、数年経ってもはがれる事はなさそうです。なので、結構愛用しています。

 便利ですよ。

 一応、アマゾンのリンクを貼っておきましたが、サージカルテープは薬局やドラッグストアに行けば、どこでも手に入る基本的なアイテムなので、そういう店で買うと手軽です。私は近所のイオンの薬局でトップバリューのサージカルテープを使ってます。

今月のお気に入り スプレーのり

 接着と言うと、サージカルテープも便利ですが、のり系の接着剤で言うと、スプレーのり、それも住友3Mの、このスプレーのりはとても便利です。

 シュシュと吹きかければ、それでOKだし「ちょっと斜めに貼っちゃったかな?」と思ったなら、すぐに剥がして貼り直す事が可能です。それって便利でしょ? 付箋紙ののりの部分をスプレーで作れます…みたいな感覚かな。なので、たかがノリと思っちゃいけません。これは結構便利ですよ。ただ、剥がそうと思えば剥がれるので、きちんと接着したい時には、こいつは向きません(笑)。きちんと接着したい時は、それぞれの素材専用の接着剤を使うことをお薦めします。

今月の金魚

 特に大きな変化はありません。ナゴンは相変わらず転覆してますし、その他の子たちは、それぞれにマイペースで生きてますから。

今月のひとこと

 そう言えば、最近はめっきり紙の辞書を手にとらなくなったなあ。辞書と言えば、専らiPhoneにインストールした奴か、ネットの辞典を使ってます。以前、高いお金で買ったパソコンにインストールするタイプの辞書も使ってません。やっぱり、iPhoneに辞書をインストールしちゃえば、それが一番使い勝手がいいので、そればかりを使ってます。iPhone用の辞書もまだまだ種類が限定されていますが、よく探せば、使える辞書あるものです。特に漢和辞典は紙の辞書よりも圧倒的に使いやすくていいですよ。(2013年11月30日~12月1日)

 今日はビックリ。色々あってブログを見てみたら、まだ本日分のブログ記事がアップされていなかった。昨夜のうちにきちんとブログアップの予約を入れておいたのに…。どうも、IE11にしてからブログ関係の挙動に不安を持っていた私でしたが、今回はそれが現実化してしまいました。原因は、私の入力(アップする予定時刻)をブラウザの段階で拒否されていた事(よくあるので、注意していたのですが…)と、その確認をついつい私が怠ってしまった事が原因でした。どうも、IE11と、私の使っているIME[Japanist]の相性に起因する問題のようなんですが…。つまりこれは「私に親指シフト入力を捨てろ」と言うのかと思うと、陰々滅々な気分になります。確認に関しては、もう心の余裕の問題としか言えませんねえ…。(2013年12月1~2日)

 自分でも感心するんだけれど、私って、やっぱり判断が速い人間なんだなって思いました。とにかく、迷わない。判断がつくものはサッサと決断くだし、判断がつかないものはチャッチャッと先送りにするなり、関連部署にたらい回しにします。ほんと、迷いのない人です。これって長所…なんだろうなあ。あ、もちろん、仕事の話です。(2013年12月2~4日)

 インフルエンザの予防接種をした腕が異様に熱を持っている。ウィルス対My Armが局地戦を繰り広げているようだ。頑張れ、我が腕!(2013年12月4~10日)

 ボーナスが出ました。このご時世に、それなりの額のボーナスがいただけた事は、感謝な事だと思ってます。(2013年12月10~15日)

 周囲の人々が風邪でバッタバッタと倒れています。そんな中、かろうじて健康を維持している自分がちょっと不安です。この年末年始の、忙しい時期の忙しい最中に倒れるんじゃないかと思うと、ヒヤヒヤな気分です。でもきっと私の事だから、忙しい時期は元気に過ごし、休みに入った途端に寝込み、元気になったと思ったら、お休み終了!なんて事になりかねないし、そうなったらイヤだなあって思ってます。やっぱり、お休みは遊びたいじゃない?(2013年12月15~22日)

 ああ、寒い。ついに外出時にはマフラーを着用するようになりました。しかしマフラーってスゴイね。こいつを着用するだけで、他は多少薄着でもなんとかなるんだもの、マフラー最高だね。(2013年12月22~24日)

 クリスマスですね。だからと言って、今年は特に何もありません。そう言えば、今年は第九も聞きにいかなかったし、メサイアも聞きにいかなかった。まあ、そういう残念な年もありますね。(2013年12月24~26日)

 クリスマスは終わりました。さあ次は正月だ。しかし私は年始年末の準備を何もやってないぞ! それでいいのか~!(2013年12月26~27日)

 今月は以上です。よろしくお願いします。

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コメント

  1. だりあ より:

    こんばんは。

    >老人になっても進歩することあるのか??

    あると思います、っていうか、あると、思いたいです。でなきゃさびしいです。
    私はこれまで小学校のころから、おとな、つい最近まで、本気でなにか一つことに取り組んで自分の限界と闘ったことが一度もなかったような気がしてます。中途半端で次のことが見えたり、別のことがしたくなったり、人生の半ばをすぎて、もうずいぶん経ってしまったのに、いまだこんな中途半端ではなさけないなあと思ってます。
    せっかくだから、なにかひとつくらいは、ホンキで取り組んで、進歩、したいです・・・。
    その何か一つが、自分の場合はフルートなのかもしれません。
    今もけっこうな高齢?なんですけど、今以上に老人!になっても、ピーピーと笛を吹いていると思います。ところで、介護施設って、笛とかの楽器は、もちこめるんでしょうかね??心配になってきました(?_?)

  2. すとん より:

    だりあさん

     激しく同意です。

     もちろん、すべてが若者と同じようにはいかないけれど、こちらには若者にはない、経験とか知恵とかがあるわけですから、その辺りを動員すれば、若者たちとは違った感じで進歩できると思ってます。

     ただし、上達には勤勉さが必要でしょうね。

     私の場合、音楽がそうだし、ブログもそう。特にブログは私なりの文章修行として良い効果があると思ってます。

    >ところで、介護施設って、笛とかの楽器は、もちこめるんでしょうかね??

     持ち込みは可能だろうけれど、練習環境は姿勢によって違うかも。音楽室のような部屋があったり、個室でも防音がちゃんとしていれば可能だろうけれど、すべての施設がそういう感じとは限らないですからね。もしもそういう施設を利用するダンになったら、そのあたりもきちんと調べてみると良いです。実際、私も、そのあたりが心配ですよ。フルートもそうだけれど、歌はフルートよりも、もっともっと音量がありますからね。一歩間違えると、騒音ジジイになってしまうので、注意したいです。

  3. だりあ より:

    おはようございます。

    >一歩間違えると、騒音ジジイに・・

    思わず笑っています。
    そういわれると・・・・私も一歩間違えると騒音ババアですね。確実です。

    いっそのこと、若い人の訪問演奏を聴かせてもらうだけでなく、楽器好きや歌好きのじーさんばーさんがつどい自ら演奏できる高齢者介護施設というのを作ってほしいですね。流行りの音楽療法もいいんですが楽器経験者や歌い手さんにはまどろっこしくてイライラするのでかえってよくないのではないでしょうか。

    騒音じーさん、騒音ばーさんで、必死で音程を合わせようとすれば、脳も身体も元気でいられると思うんですが。

    それをスタッフが暖かい心で見守ってくれていればもう言うことなしでその気長さと我慢に感謝して、割増し利用料を払ってもいいからそういうの作ってほしいです~。

  4. すとん より:

    だりあさん

     いやいや、ほんと。老人になればなるほど、好きな事に没頭し活動していないと、色々とダメになるものです。一番いけないのは、日がなボケーとおとなしくしている事。確かに周囲に迷惑をかけずに済むけれど、その分お迎えが早く来ます。脳味噌なり身体なりを活動させていないと人間はダメになっちゃうんですよ。

     受け身じゃダメなのね、能動的に行動しないと。

    >。流行りの音楽療法もいいんですが楽器経験者や歌い手さんにはまどろっこしくてイライラするのでかえってよくないのではないでしょうか。

     まあ、アレって、音楽シロウトでなおかつ体が動かなくなってます、というのを前提にしているからね。これからの老人たちは、若い時にしっかり音楽をやってきた人も増えるし、病気を持っていて介護が必要な状態とは言え、歌ったり踊ったり演奏したりはまだまだイケル人も増えるだろうから、そういう人にはそういう人向けの施設があるといいですね。

     音楽室のような防音がちゃんとした部屋を、そういう人たちで順番に使えるようにすると良いと思います。例え1日おきに30分ずつだったとしても、それが励みになると思うんです。

     でも、音楽の練習って奴は孤独な作業だから、施設的には好ましいとは思われないかも。そこが問題かもね。

    >それをスタッフが暖かい心で見守ってくれていればもう言うことなしでその気長さと我慢に感謝して、割増し利用料を払ってもいいからそういうの作ってほしいです~。

     音楽に限らず、趣味を続けたいという老人は多いと思いますよ。アウトドア系はともかく、インドア系の趣味は老人になって施設に入っても続けられると良いし、そういう個別の趣味に対応できる施設って、日本にはどれくらいあるのかしらね?

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