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2025春 鹿児島旅行 その4 桜島は雄大です

 鹿児島旅行の連載を再開します。

 寒くて目が覚めました。いやあ、霧島温泉、3月とは言え、案外、寒かったです。それにしても霧島温泉、あっちこっちから湯けむりがモクモクしています。何とも壮観です。

 朝ご飯は、いわゆる“ホテルのバイキング”で、朝から何とも贅沢な食事をしました。

 この日最初の見学地は、秘境その1で、溝ノ口洞穴でした。細くてクネクネした農道をひたすら行った先にある洞窟です。ここは、洞窟そのものではなく、洞窟の中に入って、そこから見た外の景色が神々しいというのがウリです。確かに、なんとも厳かな雰囲気で、神様か何かが舞い降りてきそうな景色でした。でも、私が着目したのは、やはり洞窟の方で、この中の風景…なんか見たような気がするんだよね。おそらく、10年くらい前の仮面ライダーのロケで使っていた洞窟だよね?

 ここの洞窟は、縄文時代の遺跡でもあるそうです。まあ、鹿児島あたりは、昔から人が住んでいそうだよね。

 ここも、例によって苔生した場所で、私は、その苔に足を取られて、派手に転んでしまいました。怪我はしませんでした(柔道の有段者なので、転ぶのには慣れています)が、着ていた衣装が地面の粘土でドロドロになってしまいました(残念)。

 それにしても、何とも秘境感あふれる場所でした。

 そこから秘境その2として、桐原の滝に行きました。実は本来の予定では、秘境その2は三連轟の滝だったのですが、現在、一時的に見学不可になってしまったとの事で、急遽、桐原の滝に差し替えとなりました。

 ここも狭くてクネクネした農道を登った先にある滝で、確かに秘境感があります。この滝は、滝自体は幅の広い滝で、大きな滝なのですが、何と言っても、滝壺の間近まで寄れるのが面白かったです。遊泳禁止という表示が出ていましたが、子どもなら泳ぎたくなる感じの滝壺だったなあ…。まさに“ザ・滝壺”って感じの滝壺でした。

 この後は、垂水の道の駅に行って、カンパチの海鮮丼とブリの兜煮をいただきました。実は、垂水という街は、ブリやカンパチの養殖生産高、日本一の街なんだそうです。いや、知らなかったよ。ブリも鹿児島の特産品の一つなわけです。

 鹿児島の特産品と言えば、黒毛和牛ぐらいしか知らなかった私は、今回の旅で、美味しいモノをたくさんいただき、鹿児島には黒毛和牛以外にも、美味しいものがたくさんある事を知りました。いやあ、勉強になりました。

 で、昼食後、建物から出て、外にある足湯の施設で足湯に浸かりながら、ぼんやりと桜島を眺めました。桜島は、別に秘境でも何でもないし、なんなら、今回のツアーの目玉ですらないのですが、私は昼食会場から桜島を眺める事ができる事を知って、楽しみにしていたのです。

 だって、桜島を眺めてみたいじゃん。見てみたいじゃん。なんなら、じっくり観察してみたいじゃん。

 なので、足湯に浸かりながら、ぼんやりと桜島を見ていました。

 昼食会場の道の駅のある垂水は、桜島のすぐそばの港町で、桜島がすごく大きく見えました。桜島から煙(水蒸気だそうです)がモクモクしている光景は「桜島って生きているんだなあ…」って感じました。

 我々のすぐそばで「桜島、いっそ噴火しないかな…」と不謹慎な事を言っている人がいましたが、桜島は2025年3月だけでも18回も噴火しているそうです。桜島の噴火は、周辺住民には、ありふれた身近な日常のようです。

 良いなあ…桜島。薩摩の人の魂の拠り所になるのも、分かる気がするし、私にも薩摩の血が幾分か入っているからなのか、何とも、桜島に惹かれるのでした。

 桜島は、何度も訪れたくなる感じです。

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