今回は、完全100%、私の“私感”に基づいた記事です。
楽器のイメージ。男性のイメージの強い楽器と女性のイメージの強い楽器というのが、あるじゃないですか? それをドンドンあげていこうという企画です。
まずはオーケストラの楽器から。
私も嗜んでいるフルートは…やっぱり女性が演奏する楽器というイメージです。もちろん、男性奏者もいるのですが、私の中では女性が演奏する楽器です。ではなぜ女性の楽器を男性である私が演奏するのかと言われれば…単純に私自身が“笛吹小僧”だからです(理由になってないかも:笑)。
ピッコロは…男女どちらでもないって感じです。私の中では、奏者のイメージは男性なのですが、楽器のイメージが女性なんですよ。
サックスは、どれも女性のイメージです。たぶん、私の中ではサックスは吹奏楽のイメージなのかもしれません。でも、クラリネットは男性の楽器です。これはジャズのイメージかな? オーボエとファゴットのダブルリードは男性のイメージです…と言うか、頬を膨らませて演奏する姿は男性ならではって思っているフシが私にあったりします。
金管楽器は、トランペットにせよ、トロンボーンにせよ、ホルンにせよ、チューバにせよ、男性のイメージです。現実には女性奏者もたくさんいるし、活躍もしているのは知ってますが、やっぱり私のイメージは“金管楽器=男性”なんですよ。
弦楽器は…ヴァイオリンは、なぜか女性のイメージです。日本のオーケストラのヴァイオリンって、女性の進出が激しいと思うし、女性奏者は色とりどりのドレスを着ているので目立つわけで、そんなこともあって、私の中ではヴァイオリンは女性のイメージです。
ヴィオラは、男性でも女性でもどっちでもアリって感じです。でも、チェロとコントラバスは男性のイメージです。実際にコントラバスにも女性奏者がいらっしゃいますが、実際のオーケストラなどで女性がコントラバスを弾いているのをみると、もうそれだけでハラハラドキドキしちゃうほどに、コントラバスは男性の楽器というイメージです。
打楽器はどれもこれも男性のイメージです。
鍵盤楽器について言うと、ピアノはやはり女性のイメージです。(鍵盤楽器じゃないけれど)ハープも女性のイメージです。でも、チェンバロは男性のイメージです。それもカツラをかぶった男性のイメージ(笑)。パイプオルガンも男性の楽器って感じがするなあ…。
邦楽方面の話をすると、笙・篳篥・龍笛などの笛は男性のイメージです…って、雅楽一般、全部男性のイメージです。
雅楽一般 男
篠笛・神楽笛などの笛も男性のイメージで、下座音楽は男性のイメージです。
でも、お琴と三味線は女性のイメージです。しかし、同じ三味線でも太棹と言われる津軽三味線は男性のイメージです。それと琵琶も男性のイメージだなあ。
西洋楽器に話を戻すと、クラシックギター・バンジョー・ウッドベースも男性のイメージです。ヴァイオリンと言えば女性のイメージなのですが、フィドルと呼び方を変えると、途端に男性のイメージになります。
エレキギター・エレキベース・ドラムスは、男性のイメージです。それも汗臭い男性のイメージね。ピアノは女性のイメージですが、ジャズピアノとかロックピアノとなると、男性のイメージになります。シンセサイザーも男性のイメージです。どうやら私の中では、ポピュラー音楽は男性の音楽であるという認識になっているようです。
歌手のイメージは…いわゆるポピュラー歌手は男女どちらもアリってイメージです。それは演歌歌手も同じです。でもフォークシンガーという括りになると…途端に男性のイメージになります。ロック歌手も男性だあ。でもアイドル歌手というと、もうこれは女性のイメージです。ジャズシンガーも女性…かな? ちなみに、民謡歌手は男性です。
クラシック声楽と言うと女性、それもソプラノ歌手というイメージになりますが、オペラ歌手と言うとテノール歌手(当然男性)しか思い浮かばないのは、私がテノールだからかもしれません(笑)。
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コメント
久々に書かせていただきます。
ハープ。
当然、女性のイメージですね。
洞爺湖サミット(福田総理の時代、大昔。)の
会場だった、洞爺ウィンザーホテルのロビーで、
今も、毎日、白人金髪女性のハープ生演奏。
とっても素敵。
先般、アマチュアブラスバンドの発表会があって、
木管・金管に加えて、ハープ!もいらっしゃって、
とっても貫禄のある男性。
ああ、感想を書くべきか否か。
おしまい
こんばんは。
> 男性のイメージの強い楽器と女性のイメージの強い楽器
ユングのアニムス、アニマあたりはまったく理解不能です、という話題は置いといて。
こちらの楽器のイメージは、どなたが演奏しているかで決まっているようなところがあります。
琵琶はTVでしか見たことありませんが、男装した鶴田錦史のイメージがキョーレツすぎて、他を知りません。おそらく男性なのでしょう。
ピアノは、東京最後のリサイタルを聴ける機会でドタキャンされ結局聴けず海賊版が宝物になってしまったアルゲリッチです。
ヴァイオリンはジネット・ヌヴーは大好きですが、他にもCDたくさんありすぎてとても比較できません。
フルートは、直接聴いた範囲だけでもニコレ、パユは凄すぎです。
神戸国際フルートコンクールのプログラムでエミリー・ベイノン(バイノン?)の写真はアンティークな雰囲気もあって、マジ映画の女優さんみたいでした。(音楽もとてもよかったです。)
グレゴリアンは男声だけで、そこから西洋音楽は始まっている、というのはここではオバカです。
変なところばかりの話題になってしまいました。
operazanokaijinnokaijinさん
確かに、ハープに貫禄のある男性では…私も戸惑ってしまうかもしれません。でも、音楽なんだから、最悪、目をつぶって聞けば…って失礼な言い方ですみません>ハーピスト様。
フルートは一般的には、お育ちの良さそうな深窓のお嬢様が似合う楽器…と思われているようですが、私もフルートを吹くわけで、おそらく私がフルートを吹いている姿をみた人は、貫禄のある男性がハープを弾いている以上の衝撃があるかもしれません。
…実際、自分でビデオを見ると、ほんと、似つかわしくないのですよ。まるで、パンダがササを食べているみたいなんだもの(涙)。
tetsuさん
>こちらの楽器のイメージは、どなたが演奏しているかで決まっているようなところがあります。
いやいや、私も結局、そうなんだと思います。
楽器演奏なんて、元々は男性の専売特許だったモノが、時代を経るに従って女性が進出してきて、今はおそらく、どの楽器も男性よりも女性奏者の方が多いんじゃないか(プロアマ問わず)と思われるようになっています。
100年後…と言わず、20年後の人々に問うたら「楽器? ありゃあ女のやるモノよ」という答えが返ってきそうですね。
すとんさん、こんにちは。
男性の楽器:ギター、金管、打楽器ですね。金管・打楽器は軍隊で使うものですから。
あと、体格を考えると、持運びが大変な大型楽器、ファゴット、コントラバスなども考えられますね。
女性の楽器:圧倒的にハープ
クラシックは、幼少時からのレッスンが必要なものが多いので、そういう意味で女性が多いでしょう。親の方針が影響します。
ですが、大人になってから音楽を始めようという男性は、敷居が低そうとかレイトスターターでも何とかなると思われているのか、ポピュラーをやる方が多いと思います。
あと、小学生の男の子がピアノをやると、「ひ弱そう」だけど、大人の男性がやると「カッコいい」になります。
ドロシーさん
ポピュラー音楽の良いところは、個性尊重ですから、演奏者なりの演奏で良いという点です。たとえ演奏者の技量が低くても、その低い技量の中でベストを尽くして、自分を表現できればOKだって事です。
そこへ行くとクラシック音楽は、すでにある楽曲を正確に演奏する事が求められますので、演奏者にはある一定以上の演奏技術が必要です。
こう書くと、やっぱりポピュラーの方が敷居が低そうな感じがしますが…私に言わせると、楽譜通りに演奏すれば、とりあえずOKなクラシック音楽と、楽譜の演奏+自分らしいを加えないといけないポピュラー音楽の方が、実は難しいのではないか…って思ってます。クラシックの場合は、曲の難易度にも千差万別ですから、自分の力量に応じた作品を選んで演奏すれば、その人なりに楽しめるし…ね。そこへ行くと、あれこれ付け足さないといけないポピュラーは、ほんと、大変です。
それに、リズムも和音もハーモニーも、クラシックよりもポピュラーの方が複雑怪奇だったりするし…ね。ポピュラーって、簡単そうに見えて、あれで奥が深いんですよ。
まあ、それ以前に、楽譜通りに演奏することって、ほんと難しいんですよ。
結論、クラシックにせよポピュラーにせよ、両方とも難しいです。“標準”があるとやりやすい人はクラシックが、とにかく自分をアピールしたい人はポピュラーが向いていると思います。
ん? だとすると、私は本来、ポピュラー向きかな?