フルートの件ですが、どうも最近、フルートが上達している気がしないのです。
まあ、仕事が忙しくて、レッスンになかなか通えていないという現状はあります。平均すると、たぶんレッスンは2回/月ぐらいしか通えません。本当は毎週レッスンに通うはずなのに(笑)。自宅練習も、やはり減っています。それでも週2~3回、1時間/回ぐらいはやっています。これで十分かと言われると、たぶん不足しているでしょうが、全く練習していないわけではないし、ある意味、社会人の趣味としては、コンスタントにやれているんじゃないかと思われます。
でも、ほんと、フルート、上達している気がしないのです。
はっきり言って、私、フルートはそこそこ吹けますよ。あくまでも“そこそこ”ね。ヴォーカル譜ぐらいなら初見で吹けると思います。まあ、フルート譜のような黒い譜面だと、初見では太刀打ちできません。練習が必要だし、練習しても吹けないかもしれません。まあ、だから“そこそこ”ね。
趣味のオジサンとしては、ある意味、十分なのかもしれません。おそらく、前のフルートの先生、笛先生だったら、私、エチュードではなく、もっと現実的なな音楽、例えばボサノヴァとかモダンジャズとかの練習をしているかもしれません。基礎力は十分だから、ステージ向けの音楽をしましょう…って感じでね。音楽って、練習するために学んでいるわけじゃなくて、演奏するために学ぶわけだからね。きっと、そう。たぶん、そうなっていると思います。
なんだろう? 一種の倦怠期??
フルートがイヤになったり嫌いになったりしたわけじゃないし、相変わらずフルートは好きだし、練習だって(低頻度だけれど)定期的に行えているし…たぶん、ワクワクが不足し始めているのかもしれない。前に進んでいる感じがしないんだよね。停滞していると言うか、立ち止まっている感じがして、それでなんかワクワクしないんだろうと思います。
特に、今、声楽がすごくワクワクしているんですよ。高音が出るようになってきて、歌える曲、チャレンジしたい曲が爆発的に増えてきたし、そのためにも高音を安定的に、魅力的に出していくためには、どうすればいいのかと、毎日毎日試行錯誤しているわけだし、オペラの練習も楽しい。もう、ウハウハのワクワクです。
それとどうしても比較しちゃうんですよね。声楽がワクワクしている分、フルートがどよーんとしている…と感じちゃうんです。
…ダメだね。
以前、逆に声楽がどよーんとして、フルートがワクワクしていた時期もあった(ブログの記事を見てみれば分かるよね)のだから、おあいこさまと言うか「そんなときもあるさ」って感じなのかもしれないけれど、なんか今、そんな感じなんです。
『上達している』と感じられるような人参がないと、気持ちが前に進んでいかないんだよねえ…。ああ、8月にはフルート合宿も待っているというのに、これじゃあ、ダメじゃん。ダメダメじゃん。
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コメント
ん〰。逆に、私はお稽古していなくても、しっかりお稽古しても、変わりなく感じる事があります。黒い譜面はお稽古すればできるようになるけれど、それは少し違う。そこそこの譜面の曲は吹けても、何だか上手に感じられません。それは私の音楽性が低いからなのだなっと。。。「音楽って、練習するために学んでいるわけじゃなくて、演奏するために学ぶわけだからね。」そうなんです!私は、そこそこ曲で上達を感じたいのです。
すとんさん、フルート合宿の曲で、ワクワク感が取り戻せると良いですね。
すとんさん、私より練習量多いですよ…(^^;)
フルートの上達って、初心者は常に坂道を上がるけど、、
そのうち階段を上がるようになったり、薄紙を一枚一枚重ねていくようだったり、、
長い目で見ると、上達してるって感じられるようになりますよ。
合宿なんて、最高の人参じゃないですか♡
うさぎさん
>私は、そこそこ曲で上達を感じたいのです。
うむ、私もそうかもね。エチュードは難解でテクニカル的な壁を超えている実感はあるけれど、決して楽しいわけじゃないです。私はこういう問題解決的なモノには喜びを感じないタイプの人なんだと思います。
それよりも、うっとりしたいんだろうと思います。
最近、合宿のために「ハイドンのセレナーデ」を練習しているのですが、これがエチュードの何倍も楽しいんですよ。だって、うっとりしちゃうじゃないですか! エチュードでは、なかなかうっとりできませんからね。
それにしても、曲を吹くのは、いつ以来だろう? たぶん、H門下に入って始めての曲かもしれない。きっと私は、曲欠乏症だったのかもしれない。
それでも、まだ、セレナーデを吹いたくらいでは、ワクワクしないんだな。
めいぷるさん
>合宿なんて、最高の人参じゃないですか♡
そうですね、私も理屈じゃ分かっているんですが、まだ心が伴っていないんですよ。おそらく、フルート合宿の前に、ボエームがあって、今はそっちにエネルギーの大半を持って行かれているからかな?って思ってます。
だから、ボエームが終われば、フルートにもワクワクできるかもしれない。
でも、7月の発表会が終われば、すぐに10月のクラシックコンサートの準備を始めないといけないわけで、フルートを楽しんでいる余裕がないのかもしれない。まずいなあ…とアタマでは分かっています。
>フルートの上達って、初心者は常に坂道を上がるけど、、そのうち階段を上がるようになったり、薄紙を一枚一枚重ねていくようだったり、、
たぶん、これなのかもしれません。おそらく、練習を重ねているわけだから、上達はしているのだろうけれど、自分で分からない程度の薄い薄い上達なんでしょうね。だから、分からない。きっとそのうち「あれあれ、こんなところまで来ている」といえる日がやってくるのかもしれないし、来ないのかもしれないし…。
でもね、贅沢な悩みですよね。フルートを毎日のように吹いていて、ワクワクしないとか愚痴るなんてね。フルートを吹ける幸せに感謝しないといけないはずなのに。