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ブレスは息の都合ではなく、音楽の都合でしなさい

 フルートのレッスンに行ってきましたよん、るんるん。実は今回のレッスン、色々と予定が重なって、実に4週間ぶり! 4週間と言えば、まさに一ヶ月じゃあないか! 一ヶ月もレッスンに行っていないのに、しっかりお休みしていた一ヶ月分の謝礼をお支払いしている私って、エライ? エライ? エライ?

 ま、社会人としちゃあ当然か。

 と言うわけで、満を持してのレッスンでございました。自宅練習はバッチリ…かな? ふふふ、でもさすがに4週間あったので、そこそこは練習しておりました。なので、気分は俄然、前向きでございました。

 気分が前向きだと、音程もバッチリってわけで、ロングトーン練習は、ほんとのほんとに音程バッチリで、先生と二人で吹いていても、まるで一本のフルートしか鳴っていないんじゃないかと思われるくらいに、ビダって合っておりました。やりゃあ出来るじゃん>自分。

 さて、エルステ・ユーブンゲンは10番でございました。一ヶ月前の段階で「あわよくば合格!」というレベルまで仕上げておきましたので、今回は当然のように合格でございました。ヘヘ~んだ! ミスブローが無いどころか、たっぷりねっちょりと音色にも気を使って吹いたんでございますよん。人間、余裕があると、色々とやっちゃうものです。

 次は11番ですが、こいつも勢いに乗って、合格をいただきました。4週間もあったんだもん、暗記曲の2つぐらい、暗譜しちゃうさ。

 というわけで、次回は12番と13番です。まだ譜読みすらしていない(汗)。間に合うかしら…。

 プチエチュードは11番です。フィンガリングはほぼOK。少なくともソロで吹いている時は、自分でテンポ管理ができるので、ミスは無し。しかし、不合格でした。

 先生曰く「ブレスは息の都合でするもんじゃない! 音楽の都合でしなさい!」との事でした。つまり、音楽をきちんとアナライズして、フレーズの切れ目でブレスをする事。苦しくてもフレーズが切れていなければ息はいないし、息が余っていてもフレーズが切れたなら、必ずそこでブレスをする事。楽譜にブレスマークは書かれているけれど、楽譜を校訂した人は素人(音楽学者さんですが、先生曰く“(演奏の)素人”らしいです)”だから、楽譜を信用するな! 自分の頭でブレス位置ぐらい考えろ!ってわけです。

 で、自分の頭で考えてブレスしているのですが、どうやら不正解らしくて、ブレスをするたびに怒鳴られます(ちょっとおおげさ)。

 うーむ、指が動けば、それでOKとはならないわけなんだな。とにかく、先生に叱られた事をしっかり覚えて、正しいブレス位置を把握して、そこでブレスする癖をつけないとなあ…やれやれ。

 で、雑談です。

 今回の雑談は「お金は死んだら使えないのだから、生きているうちにパーッと使っちゃおう」って話です。もちろん、先生の話ね。私の財布には“パーっと使っちゃおう”と言えるほどは入ってません。

 まあ、音楽家という職業は、プロと言えども、どうやら貧富の差が激しくて、働いていないように見えて、使い切れないほどの収入を稼いじゃう人(つまり単価が高いんだな)と、働けど働けど生活がちっとも楽にならない人(微々たるギャラしかもらえない人)の二種類いるわけです。で、大半は“楽にならない人”なんだけれど、どうやらH先生は“使い切れないほど”の人らしくて、今回はお金の使い道について相談されました(汗)。

 で、ババンとお金を使っちゃうには、どうしたらよいだろうかと、ストレートに尋ねられたので、前回の雑談を踏まえて「じゃあ、先生、別荘を買っちゃいましょう」と答えました。

 “別荘を買うなら、湖のほとり”というのがH先生のお好みだと知っているので「山中湖はどうですか? 観光地の方ではなく、平野の方に別荘を買って、天気の良い早朝に赤富士を眺めるってのは、イキですよ」と答えたら、先生、食いつく食いつく(笑)。まあ、もちろん、実際の物件を見ながら話をしているわけじゃないので、そこから具体的な話にはならないのだけれど、どうせ山中湖に別荘を買うなら「平野もいいけれど、温泉のある石割がいいかな?」とか「やっぱり栄えている村役場の周辺もいいかも?」とか「戸建ての別荘も良いけれど、リゾートマンションも捨てがたいよなあ」と、金満なお話をしました。

 先生の事だから、グランドピアノを置いて、オーディオ置いて、大音響でガンガンやるんだから、人里離れた場所の方がたぶん良いんだよなあ(笑)。

 大好きな音楽を職業にして、お金に不自由なく、結構、趣味三昧に暮らしているんだから、H先生って、ほんと幸せなんだと思います。ううむ、かなり羨ましいぞ。

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