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イとウが難しい(汗)

 発声の話です。

 あくまで自分の中での比較だけれど、私は「ア」が得意。たぶん「アのノド」なんだと思う。世の中には(特に女性に多いそうだけれど)「イ」が得意な「イのノド」というのがあるそうだけれど、ちょっと信じられない。

 だって「イ」って、ちょー難しいじゃん。

 「イ」だけじゃないよ、「ウ」もムズい。「イ」はどうしても、唇を横に引っ張っちゃう。「ウ」はどうしても、前に突き出して丸めたくなる。日本人だからサ、どうしても日本語の「イ」や「ウ」を出したいんだ。

 でも、これをやっちゃうと、声の響きがなくなって薄っぺらな声になってしまう。そりゃそうだ、日本語って基本的に声に響きを付けないでしゃべる言葉だもの。日本語っぽく発音したら、響きなんて付く訳ないよね。

 まずは響く声が欲しい。響きを伴った発音をしたい。これが獲得できたら、響きのある日本語の音を発音したいけれど、それは将来の話。今はとにかく、響きのある声が欲しい。

 今、高音禁止令が出ているので、家での練習は、この発音って奴に結構集中してます。オンブラ・マイ・フを歌ってますが、「イ」や「ウ」は自分でもイヤになるくらい、薄っぺらな発音になってしまう時もあり、嫌気が差します。ああ、なんて自分は歌が下手なんだって、横須賀の女の子たちよりも下手じゃないか、情けないぞ!って、一瞬だけ思います。一瞬だけで、すぐに立ち直りますけれど(笑)。

 テノールだから、そんなに長く、悩めないんだな(大笑)。

 とにかく、どの母音の発音であっても、ノドの奥は広げ、口の形はなるべく「ア」のままで変えずに発音。口の形ではなく、舌の形で、各母音を発音仕分けること、つまり気分は「腹話術士の歌唱」ってことネ。いやいや、難しい。

 でもね、割と最近まで、「エ」とか「オ」も全滅だったのが、客観的にはどうであれ、自分の中では許容範囲になってきたので、地道に頑張れば、きっと「イ」と「ウ」もどうにかなるに違いない…と信じて、がんばる私でした。

 ああ、オレって、向上心あるじゃん。えらいな、オジサンなのに。[誰も誉めてくれないので、ひとまず自分で誉めて、いい気持ちになっておこう(大笑)]。

コメント

  1. chiko より:

    昨日、お花見お散歩をしました。歩いて20分くらいのところに、○心地公園があります。ついてくるのは、双子の末っ子二人。(去年までは、おべんとうをもっていっていたんですが、お年頃になったん
    でしょうね。)今年は、見て歩くということで。
    私は、桜が大好き。と言うより、もう、崇拝者。
    ことしは、天気がよくて、きれいな桜を見ることができて、気持ちに元気を注入してきました。
    そして静かに誓いました。「一年頑張ろう」って。

  2. すとん より:

    >chikoさん

     お花見が出来る人は、とてもうらやましく思ってます。サクラ好きであることに、自信を持っている私ですが、重度の花粉症なので、なかなか花見にいけません。職場の部屋の窓からサクラが見えますので、それが今年の私の花見です。ちょっと寂しいですけれど。

     でも、その分、ブログのサクラを咲かせてます。

  3. 通りすがり より:

    再び通りすがらせていただきます笑
    発声はやはり難しいですよね…。
    私は特に「エ」に苦手意識がありました。
    そんなエが許容範囲になっているなんてスゴイです!

    イって響かせるのが難しいですよね!!
    どうしても前にでやすくなってしまうというか、
    もう少し鼻腔共鳴が必要なのかなぁ、という感じ。

    もう卒団しましたがこれからも音楽をつきつめていこう!
    と思うのでした♪
    このブログをそのキッカケにさせていただきます。

    ところで先日は追記ありがとうございました。
    音楽系に進んでいる人は多いわけではありませんが、
    私の予想以上にいた事は確かです!笑

  4. すとん より:

    >通りすがりさん

     「エ」が許容範囲と言っても、自分なりの許容範囲です。人それぞれの許容範囲は違うので、私の「OK」は通りすがりさんの「全くダメ! お話にならない」かもしれませんよ(笑)。

     これからも音楽に励んでゆく事、私も陰ながら応援いたします。

     プロはもちろん、たとえ趣味であっても、音楽は若い時からの積み重ねがないと、全くお話にならないものだなあ…とオジサンになって思います。時間は逆さまには流れないので、仕方のないことなのですが、もっと早くから声楽を習うことができたなら…と後悔することしばしばです。

     しかし「今日はこれからの人生で一番若い日」という言葉もあります。この言葉を励みにしている私です。通りすがりさんは幸運にも幼い時から歌の世界にいるのですから、ぜひその幸運に感謝し、豊かな人生の中で楽しい音楽の時間を過ごしてほしいと思います。

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