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メダカを20匹投入したら、ハンナが星になっちゃいました

 メイン水槽がスカスカで寂しいのです。なにしろ、ほんのちょっと前まで、サクラ&ホノカという巨大魚が我が物顔で水槽の中を泳いでいたのです。ところが、サクラは星になり、ホノカは長期入院中。中型金魚であるアズニャンも星になり、今現在のメイン水槽の中は、中型魚のオタキサンと、幼魚であるハンナとヤヨイがいるだけでした。

 オタキサンはすでに大人ですから、もともとそんなに活発ではありません。ハンナとヤヨイは幼魚ですから、キャピキャピしている時はともかく、キャピキャピしているとすぐに疲れてしまうようで、暴れていたかと思うと、すぐに熟睡モードに突入して、水槽の床に死んだように転がっている事があります。

 で、結局、この3尾は、水槽の隅っこの方で、かたまって寝ている事が、とても多いんです。なので、メイン水槽をのぞくと、大抵、金魚がスミにかたまって寝ていて、その他の子たち…と言っても、貝とドジョウですからね、どれもこれも地味な子ばかりなので、水槽の中がスカスカで寂しい状態なのです。

 そこでウチの水槽にはニギヤカシが必要だと思いました。本来なら、ミニサイズの金魚を、もう2~3尾入れると良いのかもしれないけれど、金魚は成長しますので、今は良くても、後ほど困ると思うので、金魚の増加は却下。そこで、これ以上大きくならない子たちを導入しましょうって事で、メダカを20匹投入する事にしました。

 メダカ…鑑賞用ですから、ヒメダカです。20匹購入(1000円、一匹50円ですね)して、一晩検疫(薬液につけて放置してます)していたら、一匹星になってしまい、実際にメイン水槽に投入したのは19匹なんですが、まあ、それだけの数のメダカを水槽に入れました。

 私、金魚とメダカが混泳する水槽が大好きなんです。でも、それって巨大魚が水槽にいると無理なんですよ。と言うのも、巨大魚にとってメダカって、美味しい生き餌でしかありません。具体的に言えば、ホノカが元気なら、とてもメダカを水槽に入れるわけにはいきません。おそらく、20匹のメダカなんて、2~3日で食べ尽くしてしまうことでしょう。

 しかし、今は巨大魚が水槽にいません。中型魚であるオタキサンはいますが、彼女のクチではメダカを食べることはできないでしょうし、何よりも、オタキサンにはメダカを食する習慣がありません。そこで今がチャンスとばかりに、金魚とメダカの混泳に踏み切ったわけです。

 金魚とメダカの混泳に踏み切ったところで水槽を観察してみると、メダカは我関せずですが、金魚的にはメダカがうざくてうざくてたまらないようでした。実際、オタキサンなどは、水槽でおとなしくしている事が多いのですが、周りにメダカが集まってくると、うざく思うのか、ある一線を越えると、いきなり切れて、水槽の中を大暴れしていたります。どうも、メダカがストレスになるようです。で、ひとしきり暴れると、やっぱりおとなしくなるんですが…。

 まあ、いくらメダカがうざかろうが、ホノカが元気になってメイン水槽に戻れば、メダカの全滅は免れません。ある意味、メダカの命はホノカの帰還までの限定的なものですが…それまでメダカたちには、水槽を賑やかにしてもらおうと思ってました。

 ところが、メダカが水槽に投入されて、約一週間して、ハンナが星になってまいました。ハンナが星になった事と、メダカの投入に関係があるかは分かりません。

 思うに、ハンナはホームセンターの子で、売り場では、たった一匹で広い水槽を泳いでいた子でした。そんな孤独を愛する子がウチにやってきて、水槽は狭いし、貝やドジョウもいて居心地が悪いのに、そこにメダカが投入されて、それらがストレスになってしまったのかもしれません。

 一応、メダカの名誉のために書きますと、メダカがハンナをいじめたりとか、そういう事はしていません。ただ、ハンナの目の前で、金色の小魚がウヨウヨしていただけなんです。だいたい、メダカたちは、ハンナやヤヨイのような幼魚には興味がないようでしたが、目の前を小魚(と言っても、あんまり大きさ的に変わりません)たちが泳いでいるのが、ハンナにとっては、ストレスだったのかもしれません。

 メダカが投入されて、約一週間、ハンナ自身が我が家にやってきて、まだ一ヶ月というところで、星になってしまいました。なかなかかわいい子だっただけに、残念でなりません。

 命あるモノには寿命があるのは当たり前ですが、それにしても、早すぎると思いました。この子の最後の一ヶ月は、幸せだったのでしょうか? 

 どうも、ホームセンターで購入してきた子は、ウチではきちんと育ってくれないようです。次の子はどうしようかと、ちょっと考えてしまいました。

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コメント

  1. だりあ より:

    すとんさんちの水槽の中は、宇宙の中に浮かぶ地球のようですね。生き物を飼育するってことは命の終始を見届ける練習、なのかもしれないですね。
    すとんさんちの水槽の中で生き続けるもの生き残るもの、旅立つものたちの変遷がすごく興味深いです。読ませていただいていて感じることがたくさんあります。ハンナさん・・・、静けさが大好きな金魚さんだったのに、うるさいメダカ群に切れちゃったのかもしれませんね・・・。

  2. すとん より:

    だりあさん

     メダカは小魚で、本当は立場が弱いはずなんです。ところが今は数に頼んで、水槽の中で傍若無人にふるまっています。まあ、幼魚であるヤヨイには手を出しませんが、オタキサンなんかは、結構好き勝手にやられています。ゆっくりと休んでいるオタキサンを突っついたり、尾びれ背びれをかじったりとやっています。ですから、メダカがストレスになるなら、オタキサンがやばいなあと思っていたんですが、実際はいじられているオタキサンではなく、それを見ていたハンナの方にストレスが貯まってしまったようです。

     まあ、ハンナの死因がストレスと決まったわけではなりませんが、うるさいメダカに参っていたのは確かでしょうね。

    >生き物を飼育するってことは命の終始を見届ける練習、なのかもしれないですね。

     それは金魚に限らず、そういうモノだと思います。まあ、金魚は我々とは生き物の種類が違いますから、同じ哺乳類である犬猫の死とは、心に来るダメージが違います。でも、それでもツライものはつらいです。私はまだサクラの死をつらく感じています。

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