フルートの自宅練習の話です。
私にとっての新曲であるガリボルディのプチ・エチュードの8番。なんかうまくリズムが分からないです。いや、分からないというよりも、上手にテンポキープが出来ません。
前半部の8分音符が羅列しているところでは、まだ学び始めて日が浅い事もあり、音の動きに注意して、ゆっくりめに吹いてますが、中間部の休符が入る箇所は、なんとなく急いで吹きたい気分になります。おそらく、休符が待ちきれない事と、休符がある上に四分音符や二分音符もあって、音符の数が少ないことなどもあって、ついつい早めに吹いてしまいます。
それぞれ、一小節単位で見ればリズムは合っていると思いますが、つなげて吹くと、明らかにテンポが無意識にチェンジしています。
つまり、意識していないけれど、吹けない箇所はゆっくりめに、吹ける箇所は早めに演奏しているわけです。ううむ、これじゃあ、子どものピアノ発表会、とりわけ幼児の発表で、たまにみかける演奏みたいだね。
で、速くなった中間部を越えて、後半部に突入すると、前半部と同じような八分音符が羅列しているフレーズに戻ってきます。つまり、ABAの形式で作られているのですが、後ろのAのテンポが前のAのテンポと較べて、えらく速くなってて驚きます。
前半部と後半部は同じ速さで吹かなきゃいけないのに…。ゆっくり吹いても、やっとやっとなのに、速いテンポで吹けるわけないです(涙)。こりゃあ、なんとかしないといけません。
色々と悩んだ挙句、メトロノームを使って練習する事にしました。テンポは練習なので、ゆっくりめの72でやりました。もちろん、事前に先生から言われていたとおり、四分音符を一拍に取って練習しました。つまり、前半部のゆっくりしたテンポに合わせたわけです。この速度でフルートを吹くと、中間部は…まるで半分ぐらいのテンポになります。ううむ、どうやら無意識に中間部を倍速で練習していたそうです。(そりゃあ、速すぎて後半、泣きが入って当たり前だね)。あまりの遅さに、改めてビックリしました。
でも、何度かメトロノームで練習しているうちに、何となくこの曲のグルーブが分かってきたような気がします。ああ、メトロノームには、こういう使い方があったんだね…と一人で合点して、ニコニコしている私でした。
これ、そのうち、一小節を一拍に取って演奏できないといけないんだよね。つまり、単純計算で言うと三倍速で吹けるようにならないといけないんだな? はあ、それ、ホントに自分にできるかな?
↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村
コメント
こんばんは
50の手習いフルート初心者の私もリズムキープ難しいですわぁ(^^;)
メトロノーム使い慣れてないので更に四苦八苦
毎回先生のチェック入る割にはなおりませんよ(>_<)
chakoさん、いらっしゃいませ。
メトロノームって難しいですね。私も使い慣れていなかった頃は、四苦八苦したものですし、慣れてからでも、指が追いつかずに、うまく使えなかったものです。
でも、難しいからと言って逃げていたら、いつまでも上手くはならないわけで、どこかでメトロノームとは真剣に付き合わないといけないと思います。
私は前のフルートの先生がジャズの人だったせいもあって、メトロノームは散々やりましたよ。おかげさまで、メトロノームは結構得意だったりします。クラシック系の人は、メトロノームの使用頻度があまり高くないので、なかなか慣れないと思いますよ。
私も頑張ります。お互いに頑張っていきましょう。
ありがとうございますm(__)m
頑張っていきましょう
chakoさん
メトロノームは頼もしい味方ですが、手厳しいコーチでもあります。ほんと、お互い、頑張ってゆきましょう。