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オペラ合唱団に誘われました

 約一カ月ほど前のお盆の頃の話です。ちょっと古い話になりますが、記録の意味合いも兼ねて、書いておきます。

 その頃、主にメールでやりとりして、互いの発表会を見にいっている方(仮にAさんとしておきましょう)から「オペラ合唱団に入りませんか?」とお誘いを受けました。

 私は今、独唱を中心に声楽の勉強をしています。でも合唱(それも宗教曲系)も好きなので、チャンスを見つけて、市民系の合唱団に入団しては、アレコレとトラブって、今のところ、合唱できずにいます。

 まあ、私の声が、その手の市民系合唱団向けの声でない事とか、市民系合唱団の平均年齢よりもだいぶ若いとか、ガタイも私だけ二まわりも三周りも巨大で異質であるとか、デブとかブタとかカバとか焼き豚とか、まあ色々と合わない部分があるわけだけれど、何よりも、日本独自に発展した、いわゆる“合唱文化”と言うか、民俗習慣的なモノになじめないコトもあって、合唱好きだけれど、始められないという事態に陥っております。

 ただ、アマチュアの合唱ってのは、色々な形態があって、いわゆる市民系合唱団しか無い訳でなく、様々な形態で様々な音楽ジャンルで合唱を楽しんでいる方が大勢いらっしゃいます。ただ、そういうのって、多くの場合、私の趣味じゃないだけです(ぜいたく!)。

 とにかく、オケ伴奏で宗教曲を歌いたい人なんです、私は。

 需要と供給の不一致と申しますか、望んでも必要とされないと言いますが、とにかく現状、合唱を半ば諦めている私でございます。

 そこに、Aさんが、自分が歌っているオペラ合唱団に入りませんか?と誘ってくれたわけです。

 我が地元には、アマチュア歌劇団と言うのが、いくつかあります。なにしろ、かつては私自身もアマチュア歌劇団を主宰していましたしね(笑)。

 自分たちで何から何までも全部するタイプの歌劇団もあれば、プロ歌手をソリストとして招いて自主公演をする団体もあるし、いわゆる市民オペラに出演するのを目的として活動している団もあります。日本語オペラをやるところもあれば、原語上演にこだわるところもあります。小規模なところもあれば、かなり大規模なところもあります。まあ、様々です。

 Aさんの誘ってくださった団体は、地元の団体ですから、私もよく知ってますし、何度か公演も見ています。指導してくださる先生は、Y先生のご友人の、私も何度か舞台を拝見させていただいた事のある地元のオペラ歌手さんです。また、オペラ合唱団と名乗ってますが、合唱のみならず、主役以外の出演者は自分たちでまかなう団ですし、上演演目が「椿姫」とか「カルメン」とかのメジャーどころをやる団体さんなんで、結構、私好みなんです。

 それに以前、そこの団体が団員を公募していた時に、Y先生に「オペラ合唱団に入ってもかまいませんか?」相談して、薦められたほどの団体さんなんです。

 まさに「渡りに舟」的な状況です。以前の歌劇団を辞めて、そろそろ1年ですし、オペラの虫がムクムクと頭をもたげているのも確かです。

 ああ、オペラの合唱団かあ…悪くないなあ。

 …と思いつつも、断っちゃいました(てへっ!)。理由は…多忙だからです。「合唱をやる時間があったら、少しでも寝ていたい」と言うのが、その理由です。

 つまり、今年の第九に参加しない理由と同じ理由で、せっかく誘っていただいたオペラ合唱団でしたが、断っちゃいました。

 もったいないことをした…かもしれません。私の声質を考えれば、宗教曲系の市民合唱団よりも、オペラ合唱団の方が向いているでしょうし、私という人間の気質的にも、宗教曲を歌うよりも、オペラを歌っている方がさまになるでしょう。そんな事はよく分かってます。

 でも、忙しいんだから仕方ない。(残念だけれど)生業優先ですよ。

 いずれ時間に余裕を感じるようになったら、Aさんのいるオペラ合唱団に入るのも、悪くないかなって思ってます。それまでは、Y先生のところで、個人的な歌の技量を高めることに邁進いたしましょう。

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コメント

  1. うぉぉん より:

    おひさしぶりです。
    しばらくお邪魔しない間にHPのデザインがますますおしゃれになりましたね。
    とってもエレガントですー。
    私はクリスチャンじゃないのに教会の楽団でフルートを吹いてたことがあります。
    不謹慎かもしれないですが、なんだか和むんですよね。
    ちゃんと洗礼を受けんかいと信者さんたちがイラついていたかもしれませんが
    そういう神との交信の仕方があってもいいんじゃないかと思ってましたね。
    さて、近頃気になってるブログがあるのでご紹介します。
    妄想かも?という気もするのですが、なんだか捨て置けないのです。
    お時間のあるときにぜひご参照くださいませー。
    http://hitorigoto-kokoro.blogspot.jp

  2. すとん より:

    うぉぉんさん、おひさしぶりっす。

     神様は、クリスチャンじゃない人が演奏したからと言って、へそ曲げたりしませんから、ご安心ください。信者さんたちだって、イラつくよりも、感謝を感じていたと思いますよ。

     ご紹介いただいたブログ、さっそく、見てきました。ううむ、面白いは面白いですね。でも、真偽はどうなんだろ? とりあえず「ファンタジーとしては興味深い」って感じかな?

     たしかに捨ておけない感じは、するね。

  3. うぉぉん より:

    そうでしょう、捨て置けないでしょう。
    ミキティの件も思ってた通りだったし、
    http://hitorigoto-kokoro.blogspot.jp/search?q=安藤美姫
    尼崎事件も合点がいくし
    http://hitorigoto-kokoro.blogspot.jp/search?q=角田美代子
    ただ、鵜呑みは危険なんでしょうけどね。
    膨大な量なのでとてもすべては読めてないですが、
    私のブックマーク「憂国」フォルダに入れておきました。

  4. すとん より:

    うぉぉんさん

     おっしゃる通りです。まあひとまず毎日チェックするようにしてます。

     それにしても、こういう人は、どこからそういう情報を仕入れ、どのような根拠で判断を下しているんでしょうね。平々凡々な私には想像もできません。

     まあ、そういうグレーなモノがヒョウヒョウとしているも、ネットらしくていいのかもしれません。

  5. 株投資 より:

    とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

  6. すとん より:

    株投資さん

     魅力的と言われて、悪い気はしません。たとえ、テンプレ発言だとしても。

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