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タニシが…いない(涙)

 一時は水槽の中に百匹ほどもいたタニシ君たちですが、いつのまにか数が激減してしまいました。まあ、金魚たちが食べてしまったからなんですが。

 そこでタニシを補充しようと思い、いつもの農家さんのところに行って「タニシ下さい」とお願いして、いつものように「勝手に持って行ってよ」と言われて、田んぼに行ってタニシ採取をしようとしたら…タニシがどこにもいない(涙)。昨年までは、それこそ何万匹ものタニシが生息していた田んぼなのに、今年はほとんどいない。色々と探し回って、やっと五匹見つけたので、それを持って帰ったのだけれど、そんな事ってあるの? 

 「今年は農薬とか使いましたか?」

 「いや、ウチはいつでも無農薬だよ。(田んぼは自家用の米を育てている田んぼなので)農薬なんか、怖くて使えないよ」ってわけなので、農薬でタニシが死滅したわけじゃないようです。

 ただ、不思議なのは、タニシが死滅したなら、貝殻が残るはずなんです。その貝殻も無いので、なんか不思議な感じがします。一体、あれほど大量にいたタニシたちはどうしてしまったのでしょうか? 謎だ~!

 ウチの水槽のタニシは、金魚が食べてしまったので数が減ったのです。まあ、それはタニシに限らず、例えばメダカなんか入れた日には、たとえ30匹程度入れても、まあもって1日くらいかな? すぐに金魚たちに食べられてしまいます。水槽の中は、逃げ場がないので、弱肉強食なんですよ。そういう意味では、百匹のタニシが全滅するまでに1年ほどかかると言うのは、タニシが頑張っていると言えるかな。

 で、そこで不思議に思うのは、今、銀座のソニービルに、美ら海水族館が出張しているのですが、その水槽って、大小様々な魚が、さほど広くもない水槽に入って泳いでいるのですが、なぜ、そこにいる大きな魚たちは、小さな魚たちをハンティングしないのかというのが、とても不思議です。ウチの金魚たちなら、クチに入るものならなんでも食べちゃうので、絶対に、水槽がキリング・フィールドになってしまうわけなんですが、あそこの水槽は、不思議と平和だし、見物をしている人の中に、都会の子どもたちがたくさんいるわけで、そんな子たちの前で、魚がグレート・ハンティングをしていたら、トラウマになりかねないものねえ。

 どうすれば、共食いって奴を避けられるのか、私はその理由が知りたいです。

 ちなみに、魚って、まずほとんどが肉食です。草食の魚って、ほとんどいないのよね。それに水族館の魚って、ペットと違って、海で捕獲された野生の子がほとんどなので、仁義なんて知らないはずで、共食い上等なはずなんだけれどなあ…。

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コメント

  1. 椎茸 より:

    金魚の餌になりそうだと思って自主避難したんでしょうか(笑)
    不思議ですね。
    金魚って、タニシの殻まで食べるのですか?

  2. すとん より:

    椎茸さん

    >金魚って、タニシの殻まで食べるのですか?

     クチに入るサイズなら、まるごとバリバリいきますね。なので、そんな小さなサイズのタニシは見つけられ次第食べられてしまいます。なので、ウチではタニシがいくら繁殖しても、生まれた側から食べられてしまうので、全然増えないんです。

     クチに入らないサイズのタニシは、金魚だけでは食べることができません。なにしろ、タニシのガードはカタく、金魚のようなオオザッパな連中では手に負えないからです。

     そこで登場するのがドジョウです(笑)。ドジョウは仕事が細かいし、スピードもありますので、タニシが貝のフタを開いている時を逃さず、タニシにかじりつきます。かじりついたら、後はドジョウがタニシを振り回して、なんと、貝から中味をひきづりだします。ドジョウがタニシをひきづりだしたら、横から金魚がやってきて、ドジョウの上前をハネて、一口でパクっていきます。

     ドジョウは自分の獲物を金魚に取られても、割と平気です。ってか、どっちかと言うと、ドジョウの食べ残しを金魚が食べている…と言うのが本当の話なのかもしれません。

     だいたい、ドジョウって、それほど空腹を訴えない魚だし、実際、エサの食いつきもそんなにいい方ではありません。もしかすると、そんなにお腹がすかないタイプなのかもしれません。ですから、ドジョウがタニシをハンティングすると言っても、そんなに頻繁に行うわけではない(ので、タニシの減り方はスローなんです)し、おそらく、タニシの最初の美味しい部分を食べられれば、ドジョウ的には、それで満足なのかもしれません。

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