フルートのレッスンに行ってきました! 今回は、みっちり練習をしたので、結構バッチリな気分でした。実際、家での練習では、もー、パーペキよ(笑)。「ふふふ…全部、サラッと吹いちゃって、先生を驚かせちゃうぞぉ~」なんて、ウキウキのルンルン気分でレッスンに向かいました。
お教室に行って、ロングトーンの練習から。…なんか、違う。あれ、前回のような、ピチッとした感じにならないよ。なんか、微妙に濁っているよぉ…。夏になって、暑くなって、頭部管を今までよりも余計に抜いているので、全体に音程が甘くなっている? でも、それなら先生だって条件的には同じはずだけど…やっぱ、そこにプロとアマの差が出てくるのかな?
さて、アルテの15課4章です。まずは最初の「Es-durのロングトーン」から……大目玉を喰らいました。「四拍も伸ばしているんだから、その間に、次の音の事ぐらい考えなさい!」 そりゃあ、そうだ。次の音の事を常に常に考えていたら、ミスブロウなんてありえないよね(涙)。いつもは、サラッと1回で済ます課題ですが、2回やりました。2回目はもちろんノーミスですが…これを最初からやっていれば怒られずに済んだわけなんだけどサ。
懸案の4番「Es-durのスケールとアルペジオ」は、またも不合格。鬼門は、ブレスとプリチアルディキーです。うっかりした気分で吹き始めるとブレスが足りなくなって叱られます。ブレスに気を取られていると、ブリチアルディキーを、外し忘れたり、入れ忘れたりして、叱られます。「まだ、身に付いていない。また来週」だそうです。
でも、5番の「Es-durのクロマティック」は合格しました。
次回までの宿題は、残った4番「Es-durのスケールとアルペジオ」はもちろん、C-mollの6番「C-mollのフレーズ」と7番「C-mollの音階練習」と8番の「C-mollのスケールとアルペジオ」です。う、やばい。4番「Es-durのスケールとアルペジオ」と8番の「C-mollのスケールとアルペジオ」の両方が入っているよ…。頭と指が混乱しそう(涙)。
さて、ミニヨン・エチュードは13番ですが、気持ちを立て直して、ウキウキのルンルン気分で吹き始めたのだけれど、最初の一小節を吹いたところで「ダメ、やり直し!」って言われました。原因? はい、吹きすぎだそうです。オーバー・ブローね。それと「7拍目のEsにアクセントを置かないこと」も注意されました。アクセントは小節の頭の拍以外には置かないようにしないとね。
いきなりの注意で、ちょっと気分はヘコんでしまい、いらぬところで数回ミスブロウをしてしまったけれど、ひとまず終わりまでたどり着きました。先生は「家でもう一回、練習してきなさいよ」と言って、合格にしてくれました。ふぅ~、家で出来ても、先生の前だと、やっぱりなかなか上手くはいかないね。
と言うわけで、次回からは14番だけれど、…ん? いわゆる短前打音って奴があるじゃん、どうすればいいの? おお~ぉっと、H先生、最後の2段のブレスの位置を変更してくれたよ。16分音符が続く5小節をオリジナルだと2箇所にブレスがあるけれど、そのブレスを全部消して、ノンブレスで一気に吹け!ってなってるよ。こりゃあ、難義じゃねーすか? 困った、困った、マジ困った。
さて、先生から、次々回のレッスンはお休みだよ~と言われました。その理由は、H先生門下の夏合宿があるから。私も合宿に誘われたけれど、行けません。去年も行けなかったのだけれど、今年も行けません。
去年は同じ日程で某研修会があって、私は研修会の講師だったので、講師仕事を優先して合宿をパスしました。今年はそれを危惧して、その時期の講師仕事はお断りしていたら、なんと吹奏楽部の夏合宿が入っちゃいました(涙)。やっぱ、顧問の先生としては、夏合宿に付き合わないと…ダメだよねえ。ああ、自分の夏合宿よりも、生徒たちの夏合宿を優先しないと~~~、大人はツラいのだ!
そこで先生に、夏合宿って、どんな事をやるんですか? って尋ねてみました。
三泊四日なんだけれど、ずっとフルート吹いているのだそうで。まあ、フルートの門下の夏合宿だから、当たり前と言っちゃあ当たり前だけどね。
なんでも、事前に楽譜(最低、ソロ1曲、アンサンブル1曲)は渡しておくので、合宿中は、ずっとその曲の練習をしてもらうんだってサ。もちろん、先生は朝から晩まで、生徒さんが入れ代わり立ち代わりする中で、ずってレッスンをするそうです。生徒さんは、自分のレッスン時間以外は、自習をするとか、仲間と一緒に練習するとか、あるいは遊びに行ったり、昼寝をしたりとか、まあ楽しく過ごすわけです。で、夜は毎晩、大宴会大会(笑)で異業種交流をします。三日目の夜に、ソロ曲の発表会をし、四日目の午前中は、アンサンブルの発表会をするのだそうです。もちろん、この発表会の様子は録音してCD化してくれるそうです。
うわっ! すごく楽しそう。
集まるのはH先生があっちこっちで教えている生徒さんたちはもちろん、すでにプロとして活躍してるお弟子さんたちも集まるし、そのお弟子さんたちが自分の生徒さんを連れてもくるので、結構な大所帯な合宿なんだそうです。
私などは、日頃からH先生に直接習っているからいいとして、本当はH先生にフルートを習いたいのだけれど、諸般の事情でH先生に習えないので、その代わりに、先生のお弟子さんのところでフルートを習っている人ってのがいるわけだけれど、そういう人にとっては、この夏合宿は“憧れの大先生”に直接習える千載一遇の大チャンスなわけで、なんか、結構、大盛況らしいです。
この夏合宿で、門下のつながりというか、絆が深められるそうなんです。ああ、やっぱり、私も夏合宿に参加したいよぉ~。「社会人さんは、なかなか合宿に参加できないんですね。仕方ないですよ」と先生はなぐさめてくれるけれど、やっぱり夏合宿に参加したかったです。
ぐすん。
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コメント
あら、コメントが今のところ、ないので、
僭越ながら、私から、、、、、
( ̄▽ ̄;)
合宿、楽しいことになりそうですね。
で、気になるのは、H先生というお方。
どなたかしら?
過去書き込みを少し見たくらいでは、
正体不明。そうとう偉い方かしら?
って、詮索しては、いけないのですね。
( ̄~ ̄;)
音楽会における派閥、ってのとは違いましょうが、
ま、ピアノ、バイオリンと似て非なる、
フルーティストの系譜・系列というのが、
あるのでしょうね。
( ̄□ ̄;)!!
メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲の、
フルート版を吹いているアドリアン氏、
確か、ランパル、ニコレの両巨頭から、
みっちり教わった、珍しいフルーティスト、
ってのが、売り、だったと記憶しています。
(うろ覚え、(/_\;)
次回、すとん様が合宿に参加できることと祈りつつ、
おしまい
(⌒∇⌒)ノ”
operazanokaijinnokaijinさん
>あら、コメントが今のところ、ないので、僭越ながら、私から、、、、、
感謝です(涙)。私がブログを書いて、一番の励みになるのは、コメントなんですよ。だから、記事にコメントが付くと、うれしくてうれして、涙チョチョ切れちゃいます。
H先生は…たぶんエラい人です(笑)。プロで活躍しているお弟子さんがたくさんいますので、ある意味、政治家の派閥の長みたいな感じです。でも、先生自身が有名なプレイヤーかと言われると、インターネットでは、ほとんどヒットしませんので、一般的な知名度という点では、まあ、そういうモンです。でも、銀座の山野で名前を出したら、店員さんたちが知っていたので、業界的には、無名というわけではなさそうです(笛先生は名前を出しても、誰も知らなかったもんなあ…)。あと、有名プレイヤーさんたちとは、お友達というか、業界仲間と言うか、同僚さんなので、思わぬ裏話を聞かせてもらえます(爆)。それと、フルーティストとしての系譜的には、まさに王道で、H先生の先生は、笛吹きなら誰もが知っている、あの方です(驚)!
>確か、ランパル、ニコレの両巨頭から、
ランパルは、先生の兄弟弟子の工藤氏の先生ですね。ニコレは…たまに先生の話に出てきますが、一体二人はどんな関係なんでしょ、チャンスがあったら聞いてみたいです。私は、先生が留学していた時に、どなたの元で勉強していたのか、まだ聞いたことないですよ。
>次回、すとん様が合宿に参加できることと祈りつつ、
いやあ、ほんと、来年こそは、合宿に参加したいものです。
私も合宿に行けないタイプです
まあ、忙しいわけではなく貧乏だから(笑)
お金が結構かかるわけですよ
でも、フルート好きの人とず~っとフルート吹いていられるわけですから楽しいわよね
ということで、すとんさん。大変ですが、顧問のお仕事がんばってください
吾妻さん
確かに夏合宿の費用は、決して安くないです。だから、私もこの一年間、お小遣いを貯めました(笑)。でも、今年は行けないので、そのお金で、オペラを見に行くことにしました。夏合宿一回分と、カップルでオペラを見に行くのと、だいたいトントンですからね…っていう比較では、オペラファン以外には分かりづらい比較ですね(爆)。ま、夏合宿も高いけれど、オペラも高いって事です。
>フルート好きの人とず~っとフルート吹いていられるわけですから楽しいわよね
そうそう、それにその人たちは同門の人で、芸事の兄弟姉妹ですからね。芸の世界じゃ、身内になるわけで、そういう人たちの交流は、ぜひ深めたいと思うタイプの人なんです、私は。だから、すっごく夏合宿に行きたいんです。
来年は、合宿に行けるといいなあって思ってます。今年は合宿に行けないので、私は私で、吹奏楽部の合宿で、顧問の仕事を横において、一人でフルート三昧してやろうかと、今から企んでいます、ケッケッケッ。