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また今年も夏がやってきた…みたいです[2012年5月の落ち穂拾い]

 今月は、ラ・フォル・ジュルネがあったり、デセイのオペラ映画を見たり、アクセス数や訪問者数の自己最高記録を打ち立てたりと、個人的には、心がワクワクした一カ月でした。その分、仕事も忙しく、公私ともに充実していたなあって思います。そして来月も、同じ様な調子で、公私ともに忙しくなる予定です。

 カラダ…もつかな(笑)。今年の夏は…やっぱり暑いのかな?
 
 
高級な楽器なんていらない、ちゃんとした楽器が必要

 春先、楽器店でよく見かける風景です。

 全く楽器の知識の無い母親と、この春、吹奏楽部に入部したばかりの中学生がいました。子どもが「学校のボロ楽器じゃイヤだ。友達もマイ楽器を持っているし、私もマイ楽器が欲しい」とねだるので、ある日、親子で連れ立って、近所の楽器店に楽器を見に行くことにしました。

 店に入ると、さっそく店員さんが、その親子のそばにピタっとへばりついて、次のように言います。

 「○○中学の吹奏楽部に、ご入部ですよね。昨年、先輩の△△さんは、こちらをご購入されましたよ。同じ学校で吹かれるなら、やはりこのクラスの楽器でないと…」とか言って、高級楽器を薦めるとか…。

 あるいは「先日、訪れた××さんと同じ学校ですか。××さんは、こちらの楽器をお買い求めになりましたよ」とか言って、高級楽器を薦めるとか…。

 どうやら、横並びが好きな日本人の心情をついて、身近な先輩とか同級生とかが購入した楽器をちらつかせて、高い楽器を買わせようとするのも、店員さんの営業能力って奴でしょ。もっとも、先に高級楽器を買わされた子も、巧みに別人を例に出されて、横並び精神を発揮しちゃったんだろうなあ…って思います。

 その他にも、最初から良い楽器を使った方が、お子さんのために良いとか…、上達が早いとか…、良い楽器は長く使えますよとか…。あの手この手を使って、楽器店の店員さんは、親子に高級楽器を購入してもらおうと頑張るわけです。

 ああ、春の風物詩だなあ…。

 ちなみに、吹奏楽部の部員に高級な楽器なんて、要りません。合奏なんだから、どんなに立派な音色の楽器も、他の安物楽器(失礼)と音色が混ざっちゃうわけだし(笑)。それよりも、大切なのは、きちんと調整された楽器を使っている事。狂った楽器を使っていると、上達も遅いし、何よりも変な癖が着いちゃうから、そこはなんとしても避けたいのです。学校の楽器って、予算不足もあって、調整が狂っているものが多いので、自己責任で調整ができるマイ楽器を所有するというのは、大切な事かもしれません。

 そういう意味でお財布が許すならば、お子さんがマイ楽器を所有する事は良いことだと思います。それにマイ楽器だと、楽器を大切にするだろうして、練習にも身が入るだろうし…だからと言って、楽器店の店員さんのお薦めを購入するかどうかは、それぞれのご家庭の方針次第です(笑)。
 
 
風邪をひいたら

 風邪をひいたら…練習を休む…なるべく(笑)。でも、フルートって、そこそこの風邪だと練習できちゃうし、レッスンにも行けちゃうので始末悪いです。

 風邪をひいた場合、声楽では、練習は御法度であり禁忌事項なので、さすがの私も練習もレッスンもお休みしちゃいますが、声楽の練習を休んでも、フルートの練習はできちゃったりするので、風邪の治りが遅くなったりします。やっぱり、フルートでも風邪をひいたら練習を休んだ方がいいと思います。

 ちなみに、風邪っぽくなった時に、風邪撃退として私がやっている事。

 1)眠くなったら無理せず寝る(笑)。
 2)夜はなるべく早く寝る。
 3)少したくさん歌う(軽い風邪は歌うと治ります:笑)
 4)首を暖める(マフラーやネックウォーマーなどを使用)
 5)水分補給

 んなところかな。
 
 
サドマゾ?

 音楽って、一部の天才を除いて、真面目でコツコツと気長にできる人じゃないと、それが専門であれ趣味であれ、モノにならないって思います。忙しすぎる人、飽きっぽい人、気が多い人などは、音楽に対する情熱があふれるほど無いと、厳しいよね。

 人間をサドとマゾで分けるなら、マゾっぽい人の方が音楽向きだったりするんじゃないかな?
 
 
今月のお気に入り ゼピール サーキュレーター ブラック DKS-20

 サーキュレーターです。ま、送風機というか、首を振らない卓上扇風機と言うか、そういう奴。お値段は、アマゾンで1980円。安いねえ…。購入したのは、昨年なんだけれど、大活躍しました。だって、去年から、我が国日本は省エネが国是になったわけだからね。もう、今年も順調に廻り始めてます(笑)。

 とにかく、サーキュレーターって奴はすごいです。扇風機と言っても、部屋の空気が動いているだけの能無し野郎かと思っていましたが、こいつが廻っているだけで、なぜか、部屋が涼しくなったように感じられます。扇風機なので室温を下げる機能は全くありません。なのに、こいつが廻っているだけ、結構快適に過ごせます。不思議だね。おそらく室温的には変わらなくても、風が動いているというだけで、涼しく感じるんだろうと思います。

 今年もこの子には大活躍してもらう予定です。これと、冷たい烏龍茶と、冷却剤をタオルでくるんで首に巻けば…かなり夏を涼しく過ごせそうです。
 
 
今月の金魚

 みんな元気です。とても良いことです。
 
 
今月のひとこと

 どうもここんとこ、左腕が痛みます。感覚的には『血管に何かが詰まっているような感じ』なんです。とは言え、実際には、血管に何かが詰まっているハズはないので、あくまでも感覚的なモノなんですが、その詰まっているモノが、すんなりと取り出せたら、いいのですが…。妻からは「とりあえず、水晶でも握っていれば…」と言われてますが、普通に活動しているのに、ずっと左手で水晶握っているわけにもいかず、さあ、どうしましょう。(2012年4月29日~5月2日)

 朝起きたら、腰が固まっていた。う、動けない…。ひとまず、コルセット着用して、日常生活に飛び込んだけれど、なんかいつもピリピリと腰に痛みが走る。GW真っ最中なのに、このイヤな予感はなんだろう…。(2012年5月2~5日)

 腰痛はトルマリンの数珠で解消しました。詳しい話は、いずれ書きます(笑)。(2012年5月5~6日)

 そう言えば、昨夜はスーパームーンって奴でしたね。確かに、夜、月見上げたら、月が結構大きかったような…。体調を崩したり、逆に体調が良くなったりした人、いるかな? 私はカラダがあっちこっち痛かったのですが、これは月のせいではなく、階段で転んでぶつけたからです(涙)。(2012年5月6~8日)

 階段でぶつけたヒザはトルマリンシートを貼って治しました。私の場合、シップを貼ったり、チールを塗るよりも、トルマリンシートを貼った方が、打ち身や筋肉痛の治りが早いみたいです。ま、そのあたりは個人差があるようですから、他人には薦められないと思ってます。しかし、自分に合った治療法を知るのは、なんかうれしいです。…その前に、怪我をしないような生活を心掛けないといけませんがね。(2012年5月8~11日)

 昨日、小一時間ばかり、揮発した灯油がそこそこ充満している部屋(危ないよなあ…)にいたせいか、すっかり、鼻とノドの粘膜がアウト…。仕事とは言え…つらい(涙)。それにしても、ラ・フォル・ジュルネの記事って、人気ないなあ(呆)。(2012年5月11~13日)

 今の時期、楽器店に行くと、どこも吹奏楽/管楽器フェアですね。対象は吹奏楽部員の親子ってわけで、どこのお店も親子連れが目立ち、スクールモデルの楽器がたくさん陳列されています。フルート、アルトサックス、トランペット…どれも安い楽器は本当に安いねえ。子どもの頃からマイ楽器を買い与えられる子がこんなにたくさんいるなんて、やっぱり日本は不景気不景気と言いながらも、豊かな国なんだよね。(2012年5月13~16日)

 『貞子3D』を見た。うむ、これは私の知っている貞子ではない。私の理解では、貞子と言うのは、幽霊とか怨念とか、その手の存在だったはず。でも今回は、クモのモンスターでした。貞子はスパイダーガールか! ホラー映画かと思って見ていたら、パニック映画でした。新世代貞子って事なんだろうけれど、21世紀版の貞子って、20世紀の貞子とは、まるで別人でした。(2012年5月16~19日)

 2012年5月18日、ミュンヘン郊外の自宅で、フィッシャー=ディースカウ氏が亡くなったそうな。86歳だったそうで、死因の報道は特にありませんが、いわゆる大往生って奴と考えて良いのでしょうね。1992年に引退ですから、すでに引退して20年たっているわけで、それでも今だ現役歌手のように、あちらこちらで、フィッシャー=ディースカウの名前を耳にしていたわけで、やはりすごい歌手だったのだなあと、改めて思ってます。この方、2002年に、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞されていると言う事は、日本の勲章もお持ちなんですね。それほど、日本および日本国にも愛されていたという事です。ご冥福をお祈りいたします。(2012年5月19~21日)

 2012年5月21日の湘南地方は雨でした。なので、分厚い雨雲が天然の日蝕フィルターとなって、肉眼で(笑)金環日蝕がキレイに見えました。たまに雲が切れると、まぶしい太陽が顔を出すので、その時だけは日蝕グラスを使って見たのですが…日蝕グラスで見るよりも、肉眼で太陽を直視して見た方が感慨深いや。雨が降っていて、むしろラッキーでした。(2012年5月21~23日)

 もうなんだかんだ言って、一週間ほど続いているので、マグレじゃないって事で書きますと、実は、この老犬ブログですが、日本ブログ村の『フルートランキング』で第1位を継続しています。『声楽ランキング』は、今年の1月下旬あたりから、ずっと第一位(って、事はすでに4カ月連続第一位?)なので、ここ一週間ばかりは、日本ブログ村で“二冠王”って事になってます。なんか、自分事ながら、凄い…。もちろん、皆様方のご愛顧と“バナークリック”に支えられた二冠王です。本当に感謝感謝でございます。ありがとうございます。ちなみに、日本ブログ村は同時に三つのランキングに登録できるので、理屈の上では三冠王までは可能なのですが…残りの『社交ダンスブログ』は第一位どころか、TOP10を維持するのがやっとです(笑)。まあ、ダンスの記事はあまり書いてないしね…。ちなみに、声楽ランキングの第二位は、モナビーナスさんでした。ううむ、キング門下で、声楽ランキングのワンツー・フィニッシュってのは、気持ちいいね。(2012年5月23~25日)

 久しぶりの新記録です。1年10カ月ぶりに、最大訪問者数を更新しました。今度の記録は、2012年5月24日(木)のモノで、608人です。ちなみに、この日のアクセス数は1464ページで、こちらは今年3月24日にたてた1636ページには及びませんでした(残念)。しかし、フルート記事はアクセスが増えますね。驚きました。(2012年5月25~27日)

 ノドがただれていて、痛いよォ~。ツバを飲み込むにも、支障あり。ああ、かなりヒドイ状態だあ…。こうなった理由は、おおよそ検討がつくので、その問題をサッサと解決しない限り、私に健康な日々は戻ってこないわけです。そのためにも、前に進まないと…。(2012年5月27~29日)

 感謝です、ありがとうございました。自分でも信じられない記録が出ちゃいました。2012年5月28日(月)のアクセス数も訪問者数も両方とも過去最高となりました。アクセス数が1891ページ、訪問者数が1081名です。今までのアクセス数の最高記録が2012年3月24日の1636ページで、訪問者数の最高記録が2012年5月24日の608名でした。訪問者数が、わずか4日で倍増! この事実に、私もビックリしております。ううむ、フルート記事は、本当に需要があるんですねえ…。(2012年5月29~30日)
 
 
 今月は以上です。よろしくお願いします。

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コメント

  1. operazanokaijinnokaijin より:

    高級楽器の定義、などという難しい話は避けたいと思いつつ、
    誠に僭越ながら、私の思いを書かせていただきます。
    昔、私なぞのフルート演奏に、少し(だけ?)感銘を
    受けてくださった方が、ご自分もフルートを始めたい、
    で、いくらするの?と実に現実的なご質問をくださり、
    最初から、総銀のよい楽器を購入することをお勧めします、
    50万円くらい、
    もちろん、もっと安い、銀ではない普及品もありますが。
    と申し上げて、その後、フルートをご購入されたか否か、
    知りません。
    ( ̄▽ ̄;)

    銀のフルートというのは、ピアノなどなどを含む、
    楽器全般の価格からすれば、驚異的に高い、
    というものではありませんが、しかし、
    70センチの銀色の横笛が50万円と聞いて、
    ま、普通のご家庭では、びっくり価格でありましょう。
    ( ̄~ ̄;)

    しかし、全くのアマチュアながらも、真剣にフルートに
    取り組んだ私としては、新たなフルートを始めようという、
    あなた、あなた、には、最初から良い物を使って欲しい、と、
    真剣に思うのです。
    ( ̄□ ̄;)!!

    ああ、すとん様。私は間違っているのでしょうか?

  2. すとん より:

    operazanokaijinnokaijinさん

     operazanokaijinnokaijinさんの気持ちは分かるし、それが間違いとは言えないと思うけれど…。

     もしも私がズブの素人で、友人のフルート演奏に感動して、自分もフルートを始めたいと思って、相談した時に「50万円の楽器を買って始めるといいよ」と言われたら、私なら、即座にフルートを断念します。50万円が5万円でも、あきらめるかな? やはり万単位のお金を、気軽に続けられるかどうか分からない楽器に投入する勇気は、少なくとも私は持ち合わせていません。

     だって、フルートを買ったはいいけれど、どうにも出来なくて、三日で触らなくなってしまう可能性だってあるわけだし、その可能性はかなりの高確率だったりするわけです。

     もし、フルートを買っても全然吹けなかったなら、そのフルート購入費は無駄になってしまうわけで、いわば、その購入費はドブに捨てたも同然になってしまいます。人がドブに捨ててもいいと思える金額の上限って、人それぞれだろうけれど、そんなに高くないと思います。

     私の最初のフルートは、中国製の1万円フルートです。それでも買う時は「すごい高額商品(笑)を衝動買いしてしまった…」と身震いしたものです。

     なので、私なら、最初は自分の使わなくなった1万円フルートを貸してあげて、その人がフルートの適性があるかどうかを確かめてもらって、ある程度吹けるという事が分かったら、その人の予算を尋ねて、予算に応じたフルートを一緒に買いに行ってあげるかな。

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