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高い音は…やっぱり筋肉つけないと、安定的に出せないんでしょうね

 声楽のレッスンを受けました。

 まずは恒例の打ち合わせから(笑)。ガラコンサートのチラシの打ち合わせと、ピアノ合わせの申込み用紙の打ち合わせと、歌劇団の「赤ずきんちゃん」の公演場所についての打ち合わせ等々を、ざっとしました。

 で、レッスンです。発声練習は軽くやって、コンコーネは省略して、今回は通し練習で、ガラコンサートで歌う4曲を本番の要領で歌ってみて、実際、時間がどれくらいかかるかを計測してみました。歌った結果、現状では15分をややオーバーしていますが、全体的にテンポが遅すぎた曲もありましたので、テンポを調整すれば、最終的にはなんとか15分に納めるというか、納めたいというか、まあ、何とか時間内に終えられるように、ちょっと色々と考えてみます、って感じになりました。

 ちなみに、一番長いのは、私のソロ曲である「The music of the night」でして、これだけで、5分半もあります。歌っている時は全然長さを感じませんが、時間を計測してみると…本当に長い曲だね。私は結構テンポアップしてサクサクと歌っていますので、5分半で収まってますが、実際の舞台などでは、たっぷり歌うので、6分オーバーのバージョンもあります。いやあ、曲自体が長いんだねえ…。

 まあ、歌の方は(テーマ曲である「The phantom of the opera」をバッサリとカットした事もあって)なんとか時間的にメドがたちました。そこで、次の懸念は衣裳です。

 私は二役歌うので、当然、途中で衣裳替えをしないといけません。クリスティーヌが「Think of me」を歌っている4分間の間に(陰歌を歌いながら)着替えられる範囲での衣裳替えをしないといけませんので、先生と色々と相談してみました。具体的な衣裳の内容は…本番の舞台をお楽しみに。ガラコンサート全体の兼ね合いもありますので、ミュージカルをやる私たちは、多少はラフな方向の衣裳で考えてます。あとは演技だな。

 演技の方は…「演奏会形式」であるので、その点を踏まえた演技をしたいと思ってます。

 で「The phantom of the opera」なんですが、この曲は元々、転調に転調をしていく曲なのですが、カットしてしまった事もあって、カットした箇所以降の調性がちょっと分かりづらくなってしまいました。妻と先生とで、色々と確認していました。ミュージカル曲って、結局、現代音楽なんで、調性も複雑だし、リズムも細かくて変則的だし、クラシック音楽的に言えば“反則技”や“禁則破り”もたくさんしているので、クラシック音楽に慣れた人には、一種独特な、イヤな難しさがあるんです。実はこういう曲って、見た目よりも厄介だったりします。…たぶん、クラシック一辺倒の人だと、ミュージカルの曲って、難しくて歌えないかもしれませんよぉ(いや、マジで)。

 レッスン帰りに「The phantom of the opera」の狂乱の場の歌唱について、妻と話しました。あの箇所はとても難しいので、妻は毎日のように練習しているのですが、練習の成果もあってか、難しい箇所が、段々、歌える気がしてきたそうです。もちろん、原曲よりも半音下げて、最高音をEsからDにした事も大きいのですが、それよりも何よりも、妻自身のカラダが高音に対応してきたそうです。ほんの一年前まではアルトを歌っていた人(だって去年の発表会じゃ“カルメン”を歌っていたのよ)で、最近になってから、ソプラノ修行を真面目に始めたところなんですが、きちんと練習していけばいくほど、高音を出しやすいカラダになってきたそうです。

 やっぱり、声って、筋肉で出すんですよね。だから、毎日歌っていると、カラダが出来上がってきて、高い声も出しやすくなってくるんだろうと思います。

 私も毎日毎日、Asを出して、本番でコケないようにしますよ、もちろん。

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