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H先生にフルートを習うには…

 フルートのレッスンに行ってきました。

 いやあ、今月の私は、マジ、忙しいです。今回のレッスンも休まないといけないかなあ…などと、心理的なタイトロープを渡っておりましたが、なんとかレッスンに行くことができました。それも“いつもの時間”に(笑)。だから、いつものように、姉様とロングトーン練習をしてきましたよ。そう言えば、最近のロングトーン練習は、いつも姉様と二人きりでやってます。…ってか、姉様に稽古をつけていただいているような感じです。お怪我をされて以来、私たちがロングトーン練習をしている間、先生はティータイムのようです(笑)。まあ、先生のお怪我の回復は順調ですかまだまだです。姉弟子に任せられる部分はドンドン任せちゃった方が良いと思います。

 さて、今回は懸案のミニヨンエチュードの9番ですが…ようやく合格をいただきました。だって、忙しい中、懸命に時間を作って練習したもん、私。

 まあ、合格はしたものの、「曲の表情の変化が分かりづらいなあ」…申し訳ありません。「タンギングが強すぎるんだよね」…うっかりジャズフルートを吹いていた時の癖が出てしまいました。「フレーズの出だしが強すぎるんだよねえ」…上品さのカケラも無くてすいません。…って感じで、色々と課題を残したままの合格となりました(汗)。

 合格をいただいたところで、先生と重奏(ってか、一緒に9番を吹く)をしました。ぴったり重ねて吹くので、ちょっとミスでもアウトだし、自分のペースでは吹けないし、結構、ビクビクのヒヤヒヤだったりします。

 とりあえず、次回からは10番です。さっそく先生が模範演奏をしてくださいました。先生の調子もだいぶ良くなってきたみたいで、見事な演奏でした。しかし、短調の曲って、なんか心に沁みますねえ…。「ゆっくりでいいから、たっぷりしっかり吹いてきてください」と言われました。ラジャーです。「ウラから曲が始まるからね、強拍の位置をしっかり把握しておいてね」はい、了解です。
 
 
 さて、今回は雑談と言うか、相談をしてきました。

 実は先日、このブログを読んで、H先生に関心を持たれた方が、私宛にメールをくださいました。H先生の事を知りたい。できれば習ってみたい…という主旨のメールでした。今まで、キング先生に声楽を習いたいとか、笛先生にジャズを習いたいというメールは、たまに来ていましたが『H先生にフルートを…』と言うのは、今回始めてだったので、まずはH先生に相談してみました。

 先生のお返事は「今、私にフルートを習いたいという生徒さんは、たくさんいて、みんな順番を待っているんだよ」との事です。なんか、それって分かる気がします。そういう人は、レッスンに空きが出来るまで、グループレッスンやフルートアンサンブルをしながら待っていたり、アシスタントの先生に習っていたりして待っているのだそうです。

 レッスンの空き順番を持っているとは言え、レストランの注文ではありませんから、待っている順番で習えるようになると言う訳ではなく、レッスンする地域とか時間とかその他モロモロの事情で、後の者が先になったり、先の者が後になったりするわけです。

 私にメールをくださった方は、ちょっと遠方の方でしたので、場所的な問題もあって、先生も即答しかねたようです。もちろん、先生のご自宅までその方がいらっしゃれるなら、なんとかなるようでしたけれど、先生のご自宅は、その方のお住まいからは遠方ですから、そういうわけにはいかないでしょ。

 「少なくとも生徒が2~3人集まるなら、どこかに場所を用意して、そこでレッスンをする事は可能ですよ」とおっしゃってました。そうそう、そういう手がありますね。

 私の知り合いのアマチュア歌手の方の話ですが、あるプロの歌手に憧れて、ぜひその人に直接歌の指導をしてもらいたいと考えました。でも、自分一人のレッスンのために、その歌手の方を呼びつけるわけにもいかず、かと言って、自分がその歌手の方の教室に定期的に通うのは諸般の事情で無理…と悩んでいたところ、ある時名案が、ふとひらめきました。それは、自分で合唱団を立ち上げて、その合唱団のヴォイストレーナーとして、憧れの歌手の方をお招きして、その前後に、自分も含めて、有志の方の個人的な歌唱指導もお願いしちゃうってやり方です。上手いですね~、そういう方もいるわけです。ちょっと、そんなのを思い出しました。

 どうにもH先生に師事するのって、難しいみたいですね。

 しかし、私は本当にタイミングよく、すっとH先生に師事出来たものだと、我ながら感心してしまいました。「あなたの場合は、たまたま私の時間が空いていた事と、あなたがフルートに熱心だった事と、あなたの演奏に変な癖がついていなかった事、この三つが、たまたま重なったから、すんなり決まったんですよ」とおっしゃってました。

 おそらくは、神の見えざる手が働いていたのだと思います。それで、笛先生の門下から、スムーズにH先生の門下に移動できたのだと思います。今は、クラシックフルートをしっかりと学びなさいと、フルートの神様がおっしゃっているのだと思います。恵まれているなあ…私。フルートの神様に感謝です。

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コメント

  1. spa より:

    こんにちは。ミクシイでお世話になっています。ミクシイでは 温泉 と名乗っています。spa は温泉ですので。

    私は、何であれ、一対一で教わるのが苦手です。一つには先生の希望するように、その場では絶対にできないからです。そのプレッシャーを全身で感じてしまうのです。それが短時間なら良いのですが、二十分も三十分も続くと耐えられないような気がします。

    今、フルート教室に行っていますが、一同に何人も集まって個人で練習をしています。順番があり、数分間だけ一対一で教わります。それくらいの時間なら耐えられます。

    良い先生に恵まれてよかったですね。クラシックフルートは良いですね。でも将来はジャズフルートもやってみたいです。

    すとんさんの場合は、かなり力がおありなので、そういうプレッシャーはないのではないかとおもいます。うらやましいです。

  2. すとん より:

    spaさん(温泉さん)、いらっしゃいませ。

     一対一で教わるのが苦手とおっしゃるのは分かります。特に慣れないうちは、心臓バクバクですよね。

     確かに、個人レッスンだと、グループレッスンとは違って、先生と一対一の真剣勝負的な部分はあります。一人で吹くのですから、欠点丸見えです。特に練習不足のまま、先生の前で演奏する時は、公衆の面前で、丸裸でタコ踊りを踊るような滅々とした気分になる時もあります。グループレッスンよりも、ずっと緊張します。

     私は声楽ですが、最初はグループレッスンで、二年ほどしてから、個人レッスンに切り換えました経験がありますから、グループレッスンと個人レッスンの両方を知っています。学習効果という点で言えば、それは個人レッスンの方がずっと効率的だし、上達も早いと思います。やはり、かいた汗の分だけ上達するような気がします。

     とは言え、人によって向き不向きはあると思います。いくら個人レッスンの方が上達が早いとは言え、それが苦手な人には薦められません。

    >すとんさんの場合は、かなり力がおありなので、そういうプレッシャーはないのではないかとおもいます。うらやましいです。

     力はありません。プレッシャーだって感じますよ。でも、クソ度胸はあります。あと、緊張を楽しめるタイプです。何といっても、目立ちたがり屋です。

     音楽をやるうえで“目立ちたがり屋”という性格は、結構得をしますね。

    >クラシックフルートは良いですね。でも将来はジャズフルートもやってみたいです。

     ジャズフルートはいいですよ。クラシックフルートとは全然違います。使用する楽器は同じでも、何と言うか、まるで違う音楽なんですよ。ああ、今はクラシックに専念しようと思ってますが、私もいずれはまた、ジャズに戻りたいなあって思います。

     いや、ジャズよりも、ボサノヴァがやりたいかな(笑)。

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