昼食を済ませた我々は、再び歩き始めました。で、次は最後の7番目の滝“大滝”なのですが、そこ行く途中にKawaZoo(カワズー)を見つけてしまったので、そこに入りました。KawaZooとは、河津にある蛙(かわず)の博物館です。ここには、120種類以上、200匹以上のカエルがいるのだそうです。確かにたくさんのカエルがいました。
カエルの博物館は、あわしま水族館以来、2度目ですが、こちらのKawaZooの方が、施設が立派です…とは言え、所詮はカエルの博物館なので、そんなに大きな違いはありません。例によって、各種カエルが水槽の中に展示されているのですが…カエルって、なかなか見つからないんですよね。ほぼ「ケロちゃんを探せ!」状態でした。運良く見つけられればいいのですが、結局見つからない水槽もたくさんありました(残念)。それにしても、カエルって可愛いなあ…。そんなカエルを見ているだけで、小一時間も使ってしまいました。カエル見物も、結構楽しいんだよね。
で、一通りカエルを見た後は、いよいよ大滝見学ですが、いやあ、大滝見学は大変でした。“出会滝”同様“大滝”も整備された道をはずれて、下り階段の連続です。ただし、道は山道ではなく、それなりに整備されていて歩きづらいとかはなかったのですが、とにかく…遠いのです。ぐんぐん下っていかないと滝にたどり着きません。で、下って行って、ようやく滝の近くまで行くと…そこからは先は、有料ゾーンとなりました。河津七滝は、ここまですべて無料で見学できましたが、ここ“大滝”だけは有料なのです。ですから、滝の間近に行くにはお金がかかります。
と言うのも、この“大滝”は、滝であると同時に温泉施設なので、滝の近くに行くには入湯料がかかるわけです。で「お風呂に入らないよ」って人は、少し離れた無料展望台から滝を見てください…って事になってます。まあ、滝自体は大きいので、滝を見るには、離れた場所にある展望台から見学しても、それほど不便はありませんが、展望台から見ると、入浴施設…ってか、お風呂が丸見えで、中でお風呂に入っている人たちがよく見えました。
それもあってか、ここ“大滝”温泉は、水着着用の温泉になっています。お風呂だからと言って、裸体が見られるわけではありませんし、私達が行った時は、たまたまでしょうが、大勢の外国人しかいませんでした。水着姿の外国人女性の姿は…なんだかなあ。可愛い日本女性の水着姿なら、そそられるかもしれないけれど、外国人の水着姿なんて、ちっとも面白くないのものです。やっぱり、人種が違うと、そそられないんだなあ…って思いました。
で、そんな滝を見て、元の道に戻るのが、本当に辛かったです。だって、下り坂を下ってきたわけだから、ここからは逆に、ずっとずっと上り道なんです。ここまでの疲労も溜まっていこともあり、ほんと、途中の上り階段で、足が上がらなくなってしまいました。今まで、どんなキツイ坂道であっても「心拍数が上がりすぎてヤバいな」とか感じることはあっても、足が上がらない…なんて経験は無かったんですよ。それが、気持ちはあっても、足が上がらないんです。
これが老化であり、肉体の衰えなんだな…と強く感じてしまいました。ああ、こんな日がやってくるなんて、思いもしませんでした。
道の真ん中で、強制的に休憩を取らざるを得なくなりました。情けない…。
しばらく休んで、元の道に戻って、そこから“河津七滝温泉”のバス停まで行きました。実は、すぐそばには“大滝入口”というバス停もあったのですが、そこでバスを待ってしまった時、バスが満車で座れなくなるのを恐れた私は、頑張って少し離れた“河津七滝温泉”のバス停まで行ったのですが、その判断は…失敗でした。と言うのも、バスはそこまで混雑せず“大滝入口”から乗っても座れた事と“大滝入口”のバス停にはベンチがあったので、座ってバスを待てたのに対して“河津七滝温泉”のバス停にはベンチがなかったので、バスが来るまでの間、立ってバスを待たなければいけなかったのです。普段なら、それは大した問題ではなかったのですが、この時の私は、たった5分でも立っているのがつらい状態だったので、涙目になりながらバスを待ってしまったのでした。
ああ、判断ミスだよ、残念でした。
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