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2025春 鹿児島旅行 その9 最後はバーガーキング

 私は知りませんでしたが、知覧も日本有数の茶処なんだそうです。

 お茶の産地と言うと、静岡県が真っ先に浮かびますし、他にも京都の宇治、埼玉の狭山とか、数か所思い浮かびますが、鹿児島がお茶の産地としては、思い浮かびませんでしたが、でも実際のところ、鹿児島県は、お茶の生産高では、静岡県を抜いて、今や日本一なんだそうです。産地も知覧以外に、霧島や頴娃などもあり、現在は茶処としてブイブイ言わせているそうです。

 それにしても、知覧(ちらん)とか頴娃(えいわ)とか指宿(いぶすき)とか、鹿児島には読めない地名が多すぎます。薩摩弁は同じ日本語とは思えないほどに、共通語からかけ離れた言語だしなあ…文化が独特すぎるのが薩摩だね。

 で、知覧の次は、絶景その5の金山橋に行きました。ここは、橋そのものは明治時代に作られた石橋で、それ自体は(歴史的価値はあるにせよ)平凡な橋なんだけれど、その橋から川の中に降りて、川の下流から橋越しに見る坂出の滝の姿は、確かに美しいのです。

 それにしても、鹿児島県に来て、やたらと滝ばかり見てきました。まあ、水量豊富で水も美しいのは、よく分かりました。海にしても川にしても、どこもかしこも、水が水色なんです。湘南なんて、海は濃緑色だし、川は薄墨色だからなあ(笑)。透明度は限りなく低く、富栄養で、お世辞にも美しくないけれど、鹿児島の海も川も透明度が高く、水が水色していて、これが本来の美しい自然の姿なんだろうなあと、半端な都会人である私は、そこに気づきを与えられたわけです。

 美しい自然と長い歴史と豊かな文化があるのが薩摩であり鹿児島なのでした。私も血統的に薩摩の血が入っている人なので、なんか誇りに感じます。

 それにしても、食べ物と酒が美味しかったです。特に気に入ったのが“豚味噌”でした。お土産に買ってしまうほどです。調味料として肉にあえるのもありだし、白ご飯のお供にもできます。私は、この豚味噌をおにぎりの具にしてもらいたいなあと思いました。また、こんにゃくとあえて食べるのもアリでしょうね。

 金山橋の次は、いよいよ鹿児島空港です。空港そばにある、大きな西郷さんの立派な軍服姿の銅像を車窓から眺めて、空港入りです。ツアー客の中で、羽田に帰るのは我々だけで、その他の人たちはみんな大阪に帰ります。空港入りは、羽田に帰る我々に合わせて、かなり早めとなりました。

 鹿児島空港での搭乗手続きは、チェックインにせよ、荷物の検査にせよ、人間が行います。もうそれだけで嬉しいです。羽田はそれらは全部機械仕掛けだからなあ…。

 鹿児島空港にも足湯の施設があるそうですが、我々は時間の余裕がなかったので、そちらを楽しむことは出来ませんでした。

 で、行きもそうだったけれど、帰りの飛行機も順調に20分ほど遅れました(笑)。

 ただ、帰りの飛行機は、行きよりも機体が大きくて、座席に余裕があったので嬉しかったです。何しろ、行きはほぼ満席でパンパンだったけれど、帰りは並びの座席には1組ずつ座っているようで、我々も3人席を2人で座れたので、機内では楽に過ごせました。おまけに(行きは使えなかった)インターネットが使えたので、ほんとに良かったです。

 鹿児島空港に到着したのが16時前だったのに、羽田から横浜行のバスに乗る頃には20時を回っていました。もう空腹でたまらなかったので、夕食は帰宅してから食べる予定だったけれど、我慢できずに、横浜のバーガーキング(最近のお気に入りです)でワッパーを食べてしまいました。

 鹿児島旅行の最終日は、昼飯がコンビニのサンドウィッチで、夕食がバーガーキングだよ。ほんと、旅情も何もないなあ(笑)。

 そんなわけで、帰宅したのは、夜10時過ぎとなりました。いやあ、疲れた疲れた。

 ちなみに翌朝は、だるくて起き上がれませんでした。旅行に行って、こんなに体力を削られるなんて…そういう意味では、あと何年、旅行を楽しめるのだろうかと、ちょっぴり不安になりました。

 今回の旅行でも、一緒にいったツアー客の会話でも「友人たちはもう元気をなくして、旅行にもいけないんだよ」と言ってた老夫婦もいたし、旅行をしていた人たちも、結構ヨイヨイな人もいたし、介助の若者を同伴していた御夫婦もいたりして…年を取ると、若い時のような感覚では、旅行も行きづらくなるんだなあと思いました。

 元気な今のうちに、行きたいところには、ガンガン行かないとダメだなって思いました。

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